視聴覚センター

市民パソコンセミナー「インターネット活用」

 6月20日(木)視聴覚センターメディア研修室において、『市民パソコンセミナー インターネット活用』を行いました。

 インターネットは、わからないことを検索して調べるだけでなく、様々な活用ができます。インターネットを利用したコンテンツを上手に活用することで、暮らしを豊かなものにしてくれたり、生活をサポートしてくれたりします。本講座では、手軽に活用できるコンテンツを知っていただき、インターネットの活用の幅を広げていただくことを目的に実施しました。

  講座の最初に、検索だけでなく、ニュース、路線案内やレシピ情報など、様々なコンテンツがまとめられているポータルサイトの活用方法を確認していきました。

  まず、Microsoft Edgeを使っての体験をしていただきました。Edgeを立ち上げ、ポータルサイトの1つ「yahoo」を検索し、Yahoo! japanのトップページを開きました。そして、このトップページの登録方法や、文字の拡大表示の方法を確認した後、自由に閲覧する時間を設けました。参加された皆さんは、思い思いのページを検索し、インターネットを楽しんでいました。

 

 次に、Google Chromeを使って、同じような体験をしていただきました。少しやり方が違いますが、参加された皆さんは、テキストを見ながら、ニュースを見たり、気になる事柄を検索してホームページを開いて閲覧していました。その後、Googleアプリの中から「翻訳」を選んで、日本語を外国語に翻訳する方法なども確認していきました。翻訳された外国語の音声を繰り返し再生して、聞こえてきたとおりに発音して外国語会話の練習をしている方もいらっしゃいました。

 

 休憩をはさんで、インターネットで利用できる様々なサービスの体験として、動画や音楽、読書を楽しめるサイトの体験をしていただきました。

 料理の動画やレシピが掲載されている「クラシル」にアクセスしたときは、気になる料理名や食材名で検索すると多くの料理が画面に出てきたうえ、動画で食材の切り方やつくる手順まで見ることができ、驚きと感嘆の声が聞こえてきました。

 Youtube体験では、音楽を聴く方、かわいい動物の動画を見る方、クイズやパズルに挑戦する方、植木の手入れの仕方の動画を視聴する方・・・思い思いのページに飛んで、インターネットを楽しまれていました。

 青空文庫にアクセスして本を読む体験もしました。文字の大きさを調節して読みやすい大きさで読めるので、電子書籍の利点にも気が付かれたようでした。

 yahoo!Japanのサイドバーにある「路線情報」の使い方もお伝えしました。夏に行く旅行先を到着地にして調べていた方は、画面に出てきた駅名をクリックすると周辺の地図が出現したので、地図を拡大したり縮小したりドラッグしたりして旅行先の様子も調べていました。

 次に、今話題のAIチャットサービスの紹介をさせていただきました。

「親戚が2月に怪我をして入院。2か月前に退院。親戚を気遣う文面」「自分が引っ越したという近況を入れる」という条件を入力してチャットGPTに暑中見舞いのあいさつ文を作ってもらいました。

すると・・・以下の文面が作成されました。

 参加者の皆さんは、講師の画面を見るだけでしたが、瞬時に文面ができると驚きの声をあげていました。使い方によっては私たちの生活を豊かにしてくれる道具の1つになりそうです。

 最後に、インターネットの負の側面についてお伝えしました。ネットの情報は不特定多数の人が発信しているので「信用しすぎない」「個人情報は、原則入力しない」などの留意点について確認させていただきました。

 参加者の皆様、セミナーで習ったことを色々と試していただきながら、ご自宅でもインターネットを楽しんでいただければと思います。セミナーにご参加いただきありがとうございました。