視聴覚センターブログ
市民パソコンセミナー『基本操作・パソコン入門』
5月8日(木)、9日(金)の2日間(いずれも午前中)、視聴覚センター3階にあるメディア研修室にて『市民パソコンセミナー 基本操作・パソコン入門』を実施しました。
今回の講座は、パソコンに初めて触れる方を対象とした基本的な内容の講座でした。講座の前半では、パソコン本体の各部の名称、マウスの基本操作やウィンドウズ10の基本、また、キーボードのキーの配列や主要なキー操作を学びました。講座の後半には文書作成ソフト「Microsoft Word2019」を使って、本講座の修了証を作成・印刷をするという内容でした。
まず、パソコンやキーボードの各名称やマウスの持ち方を確認し、その後、基本的なマウス操作について学びました。「左クリック」「右クリック」「ダブルクリック」「ドラッグ&ドロップ」について、解説と操作を繰り返して実際に使っていただけるように工夫しました。右クリックすると、何もない場所に突如として新しい画面が出てくるので、不思議に思った方もいらしたようです。
その後、ウェブ上のマウス操作練習ソフトで、楽しみながらマウス操作の練習を行いました。もぐらたたきゲームでは「クリック」の練習を、ジグソーパズルゲームでは脳トレを兼ねて「ドラッグ&ドロップ」の練習を行いました。受講者の方も、実際に操作する方が楽しいようで、笑顔で画面に向かってマウスクリックを繰り返していました。
講座の後半では、windows10の基本や、ディスクトップ、アイコン、フォルダー等の解説を行ったあと、実際に「Word2019」を立ち上げて、修了証づくりを体験していただきました。
事前に用意しておいた「ひながた」を利用して、文字の書体や大きさ、配置などを変更する操作を行いながら、パソコン操作の練習をしていただきました。画像の挿入や拡大縮小、移動等も、最初は苦戦していたようでしたが、慣れてくると自在に操っている方が多くみられました。
その後、修了証が完成した方から印刷をしていただきました。自分で作った修了証を手にとると、皆さん、笑顔になっていました。
「ゆっくりしたペースで、ていねいに教えていただき楽しく学べました」「印刷された修了証は、記念になります」「楽しかったので、他の講座も申し込もうと思います」というご感想をいただきました。
視聴覚センターでは、今後も、パソコン初心者を対象とした入門講座を多数計画しております。講座の内容や日程等につきましては、視聴覚センターホームページの「講座・イベント情報」や「ブログTOPにあるお知らせ欄」、「広報かすかべ」等でご案内しております。ご覧いただき、ご興味のある講座がございましたら、どんどん申し込んでください。お待ちしております。
R6生涯学習市民塾 2月の様子をご紹介!
みなさんこんにちは生涯学習推進担当です!
春の訪れを感じる、ぽかぽかした日が多くなってきましたね
今回は2月分の市民塾を一部ピックアップしてお届けします。
自動走行ロボットをScratchで自由に走らせよう!
「Scratch(スクラッチ)」という誰でも使えるサイトで、プログラミングを一から学びます。
初めてプログラミングに触れる方ばかりでしたが、新田講師の指導により、後半は夢中で取り組んでおりました。
ふわふわねんど教室
市民塾でおなじみ、香山講師によるねんど教室です。親子で、兄弟で、大人も一緒にカラフルでやさしい手触りのねんどを楽しみました!
キャラクターを作ったら、一緒に飾れる花や傘などの小物にも挑戦癒しの時間となりました。
カーレット(卓上カーリング)を楽しもう
越谷発祥の軽スポーツで、老若男女問わず楽しめるのがカーレット。指導者の遠藤講師はカーレット春日部の代表です。
実際に石を投げた時の手触りや音に癒されたり、最後まで結果が読めないゲームにワクワクしたり、みんなで盛り上がりました。
自分と向き合い子供に向き合える自分に「子向力(しこうりょく)UPセミナー」
様々な観点から自身を見つめ直すことで、自然と子や周囲に良い影響を及ぼす、というのが松坂講師が築いた「子向力」とのことです。
新鮮な考え方に、参加者からは「もっと早く知りたかった・子育て中に聞きたかった!」という声があがりました。
R6市民塾(後期)は3月実施分で終了となりますが…
次は令和7年度 生涯学習市民塾(前期)として6月より実施いたします!
詳細は4月下旬~5月に市公式HP・パンフレット(市内公共施設にて配架予定)等で公開予定です。お楽しみに
市民塾が、人と人とのつながりや、新しい趣味・知識との出会いのきっかけとなりますように。
今後ともよろしくお願いいたします。
市民パソコンセミナー「表計算入門」
2月6日(木)、7日(金)の2日間(9:30~、13:30~の1日に2回)にわたり市民パソコンセミナー「表計算入門」を開催しました。今年度も定員いっぱいとなる盛況ぶりで表計算ソフトに対する市民の皆様の関心の高さがうかがえました。
本セミナーは表計算入門なので、起動や終了の手順、ファイルの保存の仕方、画面の各部分の名称や働き等々、表計算ソフトの基本的なところから始めました。
ワークシート内にある1つ1つの枠(=セル)に言葉や数字を入力し、さらに計算式を入力することもやりました。その後、元の数字を変えて「エンター」キーを押すと、瞬時に計算結果が変わったのを見て感嘆の声をあげる方もいました。
表計算ソフトでは、たくさんの空白のページを印刷することになる可能性もあるので、印刷するときに範囲指定をすることの重要性も説明させていただきました。
後半は、用意されたサンプルファイルを使い、表を完成させる作業を行いました。セルに日本語や数字、数式、関数を入力したり、文字の色や太さを変えたり、セルに色を付けたりしながら表を完成させていきました。
数式をコピーしたり、関数を使うことが、作業を簡略化する体験をすることで、表計算ソフトの便利さを体感することができたようでした。
講座の最後に、金銭出納帳や会計報告書、月間家計簿、持ち物整理簿等のサンプルを提供させていただきました。
講座後のアンケートにも、「今まで自己流でPCを使ってきたが、今回学んだことは、大変役に立つと思う」「表計算の機能は『スゴイナ!』と思った」「今回の講座のステップアップした講座があるといい」「Excelをもっと勉強したいので、レベルアップしたやり方も知りたい」等、プラスの感想を多くいただきました。
本講座で、令和6年度の市民パソコンセミナーが終了となりました。1年間、多くの市民の皆様にご参加いただき、大変ありがとうございました。令和7年度も、さらに充実した講座を提供できるよう全力を尽くしてまいりますので、よろしくお願いします。
R6生涯学習市民塾 1月の様子をご紹介!
みなさんこんにちは生涯学習推進担当です!
暖冬かと思ったら大寒波で大雪予報など、せわしない冬ですね
そんな冬をも吹き飛ばす勢いで、元気に市民塾を実施中!今回は1月分をピックアップしてご報告いたします。
特殊災害対策(化学・生物・放射線・核・爆炎物・放火・群衆災害対策)
今回が初開催です講師は陸上自衛隊化学学校長等さまざまな経歴を持つ井上先生。
専門性の高い知識やイザという時の心構えなど、大変わかりやすく有意義な講義だったと大絶賛でした。
街道寄席
毎回人気の、生一本(きいっぽん)先生の街道寄席!巧みな語りに大人から子どもまで初笑い
今度は3月15日(土)開催です!ぜひお気軽にお越しください
親子で作ろうポンポンマスコット
今回が初開催!先生の見本を見て作りたいコのイメージを膨らませ、毛糸やパーツを選ぶ姿は真剣そのもの。
難しいところは大人や講師の長谷部先生に手伝ってもらいながら、自分だけのマスコットを作りました
気功入門
講師の池上先生の丁寧な指導に沿って、気や身体のツボを意識しながら行います。
ゆっくりとした動きと深い呼吸に、心身ともにリラックスできた!と大変好評でした
2~3月もドンドン実施してまいります!3月開始分は2/7~より受付を開始しております。
講座の詳細は生涯学習市民塾の市公式HP、または市内公共施設にある黄色いパンフレットをチェック!
もし「気になる講座はあるけど、日にちが合わなかった…」という場合には、事務局を通した講師の紹介制度や、「かすかべし出前講座」として講義いただける場合がございますので、詳しくは市公式HPをご覧ください。
引き続き、よろしくお願いいたします
令和6年度 春日部市ビデオフェスティバル
1月25日(土)9:30から令和6年度『春日部市ビデオフェスティバル 第1部 作品発表会の部』を開催しました。
市内で活動するビデオ愛好家の皆さまが、日ごろ撮りためている映像を編集し、1本の作品に仕上げた作品が集まりました。本フェスティバルは、その作品を発表するいい機会となったようです。
作品の上映前には、作者から一言ずつ話をしていただきました。
作品への思いや制作中の苦労話、エピソード等を聞いたあとに作品を鑑賞したので、作品をより身近に感じながら鑑賞することができたようです。
令和6年度の遊学1日体験教室も大盛況でした!
少し遅くなってしまいましたが……
あけましておめでとうございます!
今年も視聴覚センターおよび生涯学習推進担当をよろしくおねがいいたします
今回お送りするのは、11~12月に実施した遊学1日体験教室の様子です
全19講座より、一部ピックアップして報告させていただきます!
新たな学び!「朗読講座~「読む」ことは脳の老化予防~」
朗読の基本がわかると楽しく、今後も活用できる!と満足度の高い講座となりました。
身体を動かす!「楽しいラテンエクササイズ!」
ラテンのステップでテンションUPとっても楽しかった!と好評でした
子どもも参加!「貼るだけ簡単ロゼットキーホルダーづくり体験」
かわいくできた!世界に一つだけの作品ができた!と喜んでいただけました
作品作り!「楽しくいけましょう!花のある生活を」
個々に丁寧に教えていただき、心安らぐひと時を過ごせたようです
総勢19名の講師(生涯学習人材情報登録者)のみなさま&アシスタントの方々、そして企画・運営担当の生涯学習市民推進員によりどの講座も大好評にて終了いたしました。そして、ご参加いただいた市民のみなさまには、厚くお礼申し上げますまた来年、11~12月の開催をお楽しみに
そして!これからの1~3月は生涯学習市民塾(後期)を開催中!
早速、先日1講座目がスタートしました。
「季節のお花を飾り、彩りましょう(フラワーアレンジメント)」より、参加者さまの作品でした
まだ空きがある講座もありますので、気になる講座がありましたらぜひお気軽にお問合せください
詳しくは、生涯学習市民塾の市公式ホームページをチェック!
公民館等には、黄色い表紙のパンフレットとして配架もしてあります。
お申込み&ご参加お待ちしております
市民パソコンセミナー『オンラインミーティング体験(主催者編)』
11月29日(金)、視聴覚センター3階メディア研修室において『市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験(主催者編)』を開催しました。この日は、午前の部を9時30分~、午後の部を13時30分から実施し、オンライン会議を主催する側に焦点をあてて講座を進めました。
今回の講座は、中小企業のICTサポートや、ネットアドバイザーとして県内の小中学校でネットリテラシーの授業等を行っていらっしゃる吉田理子様を講師としてお招きして開催しました。
まず、オンラインミーティングツールのZoomについて、利用にあたっての基礎、実施する際に必要なものについてお話しいただきました。様々なオンラインミーティングツールがある中で、Zoomが多くの人に使われている理由の話などは興味深いものがありました。
Zoomを立ち上げてからは、実際に操作しながら話を聞きました。
まず初めに行ったのは、主催者として、会議前に設定しておくべきこと。実際に詳細設定をネット上で行いました。各参加者がご自身のアカウントでログインしたので、この設定が、ご家庭に帰ってからZoomを使用しても有効になるので、受講者も質問しながら真剣に設定を行っていました。
会議開催後の主催者としての操作等については、共同ホストを設定しておくことや、マイクの設定を確認しておくこと、参加者の名前を会議に合わせた形で変更させておくこと等、主催者としてスムーズな進行を行うためのポイントについてもお話いただきました。
また、Zoomの利用にあたって、よくあるトラブルや、その対処法等についてもお話いただき、実際に主催者として会議を開催した際に役立てられる有益な情報を数多く提供していただきました。スマホで参加してくる方は、名前が機種名になっていることや電話回線ではなくインターネット回線を使うよう促すことなど役立つ情報がたくさんありました。
終盤には、3人1組で順番に主催者体験をしていただきました。画面を見ながらヘッドセットごしの会話でしたが、受講者の個性が垣間見られ、楽しいひと時を過ごせたようです。
主催者役以外の受講者は、Zoomの参加者としての体験ができたので、同じことを何度か繰り返し体験できたので、Zoomの操作がより確かなものになっていったようです。
受講者からは、「楽しく学べました。ホスト側を、ぜひ、やってみたくなりました。活用したいです。」「オンラインミーティングは、参加する立場しか経験していませんでした。でも今回受講して、自分がホストになっても対応できるようになれました。さっそく、家でもやってみます」「ゆっくりと分かりやすく説明していただけたので良かった」等々、前向きの声を直接聞くことができました。
講師の吉田様には、ご自身の体験をもとに失敗談やエピソード、オンラインミーティングを主催する際の細かな留意点までお話いただき、参加者からも大変参考になったとの声を多く聞くことができました。ご多用の中、ご教授いただきありがとうございました。
市民パソコンセミナー「はがき作成入門」
11月14日(木)、15日(金)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において『市民パソコンセミナー はがき作成入門』を実施しました。
本講座は『Word2019』を使用して、午前中に、はがき表面用の「住所録」作成を行い、表面を印刷。午後に裏面の文面を作成し、印刷するまでを行う1日がかりの入門講座です。今回は、年賀状の作成を行いました。
まず、講座前半は、宛名面の作成です。1枚1枚に住所や宛名、差出人情報を入力するのは大変な作業となります。そこで、Wordに付属している『はがき宛名印刷ウィザード』を使って、差出人情報や宛名を入力して住所録を作成しました。1度つくっておけば次回からは、そのまま使えるところがパソコンの利点です。
後半は、文面の作成を行いました。まず最初に、インターネット上にある著作権フリーのイラストを検索して画面に挿入する方法をお伝えしました。その後、文章を入力するためのテキストボックスの作成、文字の大きさや色、フォントの変更方法、ワードアートの使い方等を体験し、文面を整えました。
ひと通りの機能説明が終わると、Wordの起動から1人で行い、年賀状の文面づくりに挑戦していただきました。受講生の皆さんは、画面に集中して取り組まれていました。1時間ほどでオリジナルの素敵な年賀状が完成しました。
参加された皆さんの作品を視聴覚センター3階のエレベーター前に展示しておりますので、ご来館の際には、ぜひ、ご覧いただければと思います。
【今年度予定されているセミナー(あと1つとなりました)】
・表計算入門(Excel2019入門講座)・・・2/6と2/7の午前9:30~、午後13:30~
※同じ内容で4セット予定。詳細は、1月の広報かすかべに掲載されますので、募集開始日時等をご確認ください。
市民パソコンセミナー「プレゼンテーション作成入門」
11月7日(木)・8日(金)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において「市民パソコンセミナー『プレゼンテーション作成入門』」を実施しました。2日間4回の講座に34名の受講者がありました。
本講座は、プレゼンテーションソフト『PowerPoint2019』を使い、基本操作を学んで2~3枚程度のプレゼンを作ることを目標とし、昨年度の講座後のアンケートに応えるために新設された講座です。
まず、講師が見本として自己紹介のプレゼンをお見せし、その画面で使用したソフトの機能を紹介しながら進め、プレゼンテーションの基本をお伝えしました。
パワーポイントの画面構成がWordに似ているので、Wordを使っている方からは、「どのタブのどのアイコンをクリックすれば、どんなことができるのか大体の予想がつくので操作が簡単」との声もありました。
講座の前半は、起動と終了の手順確認⇒背景の設定⇒タイトルの入力⇒スライド(ページ)の追加方法⇒ワードアートの挿入⇒アニメーションの付け方⇒テキストボックスや画像の挿入⇒画面切り替えの設定等の順にお伝えしました。
講座の後半は、前半で習った基本操作を使って『自己紹介』というテーマで3枚程度のスライドを作ることを目標に、起動から1人でプレゼンづくりに挑戦しました。
受講者全員が2~3枚のスライドを作り終えたところで、順番に発表していただきました。どの受講者もプレゼンテーションをしながら思い思いの発表をしていました。受講後のアンケートに「他の人の作品を見ることは、大変勉強になる」とも書かれていました。
↑ 自作のプレゼンを発表中 ↓
「時間があっという間に過ぎてしまったが、とても楽しかった」「自己流で使っていたパワーポイントにアニメーションをつけたり、ネットからの画像の挿入方法を教えていただいたりと、パワーポイントの楽しさを再発見できた」「今回、初めて使った。多くを語らないのがプレゼンテーションなのだということを学んだ。自分でスライドを作ることができてうれしかった」等の感想があり、本講座を新設して良かったと感じています。今後は、初級だけでなく中級も企画していこうと考えています。
市民パソコンセミナー『文書処理入門』
10月24日(木)・25日(金)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において、「市民パソコンセミナー『文書処理入門』」を実施しました。2日間4講座に30名の方が参加し、大変人気のある講座となっています。
本講座は、文書ソフト『Word2019』を使い、文字入力はもちろん、図や画像、表を入れて簡単なチラシを作成し、印刷する内容でした。
講座の前半では『Word』でできる事の紹介や画面上のアイコンの説明等を聞きながら、起動・終了の仕方、ファイルの読み込み方・保存の仕方を体験しました。
講座の後半では、図やイラスト、表の挿入を体験し、文書全体を整えました。WordにExcelのような表が簡単につくれる機能があることを知り、「これは使えそう!」と喜んでいる受講者もいました。
「Word」ソフトの「基本的な説明を聞く→実際に操作する」を繰り返しながら、スモールステップで講座を進めました。
すべての説明が終わった後に、講座で習ったことを使って自由に操作する時間を設定しました。この段階で一人でできれば、家に帰ってからもWordを使うことができます。
最後に、出来上がったチラシを印刷しました。できあがったチラシをうれしそうに手にとる受講者を見て、こちらもうれしくなりました。
受講者から「初心者でしたが、丁寧に教えていただき学習しやすかった」「分からないときは、すぐに手を挙げられる環境で学習しやすかった」「図を挿入したりテキストボックスで『切り取り』の文字を入れたりすることができるようになり、今日も勉強になった」などの声が聞かれ、講座を企画して良かったと感じました。
市民映像セミナー「ビデオ作品づくり体験講座」
10月12日(土)、13日(日)の2日間、春日部市視聴覚センター3階メディア研修室にて市民映像セミナー「ビデオ作品づくり体験講座」を開催しました。今回の講座を開催するにあたり、日ごろ映像セミナーでお世話になっているビデオ特派員の方にもご協力いただきました。
1日目は、ビデオカメラを使った「撮影の基礎」に関する講義やビデオ撮影の演習をメディア研修室で行い、その後、粕壁宿の風景や建造物の撮影をしに外へ出ました。
講義の中で、撮影に行くときに持参するといいものということで、日ごろ様々な所へ撮影にいかれている特派員さんから貴重な情報をいただきました。
特派員さんのカメラバックから出てきたものは・・・
カメラの取扱説明書、ビニール袋、輪ゴム、2メートルほどのひも2本、マジックテープ、予備バッテリー等々。急な雨には、カメラを守るビニール袋、カメラを横に動かす時に便利なひも・・・等。参加者からも「役に立つ情報でありがたい」との声が聞かれました。
外へ出てからの撮影で最初に訪れたのは、今年もご協力くださった匠大塚さんの屋上でした。屋上からの素晴らしい景色に、参加者一同、感動するとともに、撮影にも熱が入りました。
その後、文化会館、東八幡神社、午後は、碇神社のイヌグス、道しるべ、古利根公園橋、春日部駅東口と歩き、その後、自由撮影時間を設けました。
視聴覚センターに戻り、撮影データーをパソコンに取り込んで、第1日目が終了しました。
2日目は、前日に撮影した動画の編集、ビデオ作品の発表会を行いました。
はじめに、ビデオ編集の目的やパソコンへの保存の仕方、トリミングやエフェクトなど、基本的なことについて学びました。
その後、ビデオ編集ソフト(PowerDirector)を使って、ビデオ編集体験をしていただきました。前日に保存した撮影素材を編集ソフト上に取り込み、ひと通りの編集過程を説明を聞きながら練習しました。
その後、自分が作りたいテーマに沿ってビデオ編集を行いました。
動画の配置やテロップの挿入、トランジション(つなぎ目の効果)の追加など、魅力ある作品に仕上げるために、編集作業を進めていきました。ここでも、ビデオ特派員の方が親身になって一人一人の疑問に答え、効果的な編集方法についても細かなところまでアドバイスしてくださいました。
最後に、受講者の方の作品を発表していただきました。限られた時間での撮影・編集でしたが、どの作品も粕壁宿の魅力が伝わる素晴らしい作品に仕上がっていました。
作品発表後、特派員の方から講評をいただきました。良かったところや改善点を具体的にお話しいただき、参加者の皆様も、さらにいい作品をつくろうという意欲がわいてきたようでした。
受講者の方から「講師の先生方が親切に熱心に指導してくださり、とても楽しい時間を過ごすことができました。」「撮影時に持参するツールや小物情報が役立ちます。」「参加者の皆様の編集された作品の鑑賞、作品ついての講評も、とても参考になりました。」と言っていただき、大変うれしく感じております。これもビデオ特派員の皆様のおかげです。今回の講座開催にあたり、様々なサポートをしていただきましたビデオ特派員の皆様、2日間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
R6生涯学習市民塾 8月~9月の様子をご紹介!
みなさんこんにちは!10月になり、すっかり秋の涼しさですね
厳しい酷暑から残暑にかけて開催した講座を、いくつかピックアップしてご報告いたします!
☆生涯学習市民塾とは「生涯学習人材情報登録者」が講師となった様々な学習会や体験会です。
前回の様子はこちらのブログ記事へ→ R6生涯学習市民塾(前期)7月の様子♪
7/27(土)~8月 「~ビニールを彫刻刀で彫るアート~ シャインカービング」
こどもから大人までできる、近年誕生したアート「シャインカービング」。
参加者はみな初心者でしたが、こんなに素敵な作品が完成しました!10月には毎年飾れるハロウィンドームを作ります→生涯学習市民塾の市公式HP
8/3(土)~「琵琶の歴史と語り」
なかなか聴く機会のない琵琶(びわ)の音色と、語りにあっという間に引き込まれます。
「心が洗われた」「また聴きたい」と大絶賛のひとときでした。
8/20(火)~「キーボード入力の基本」
アルファベットを言いながらひたすら練習!最初は皆さん苦手意識を持っていましたが、講師と繰り返すうちにどんどん慣れていき「打つのが楽しくなってきた」との感想も。市民塾(後期)でも実施予定です!
9/7(土)「楽しくナツメロを歌いましょう(ちょっぴりレッスン付き)元気になりますヨ」
歌詞ひとつひとつのニュアンスや、特に強調したいところなどを意識して歌うと更に深く、ナツメロを楽しめます。
最初は小さかった参加者の声も、どんどん感情が乗ってのびやかに帰る頃にはスッキリ笑顔な皆さんでした。
9/28(土)「玄関などに飾る生け花」
基本の生け方や、使う花や葉の選び方など、丁寧な指導に皆さん満足の出来栄えでした
玄関に花を飾ると運気が上がるんだとか……!
9/29(日)「みー先生のおかしな世界」
県内の様々な施設で腹話術・マジックの公演をされている、みー先生によるおかしな世界を楽しみました!
参加者がお持ち帰りできるマジックも伝授してくださいました
講座はまだまだありますが、今回はこの6講座をご紹介しました。
また、11月からは遊学1日体験教室として講座を開講します。申込みは10/9(水)の朝9:00~です!
詳しくは遊学1日体験教室(市公式ホームページ)をご覧ください。
文化の秋を楽しむ一助となれば、幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
市民パソコンセミナー「オンラインミーティング(参加者編)」
10月1日(火)・2日(水)の2日間、春日部市視聴覚センター3階メディア研修室において『市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験講座』を開催しました。
今回の講座では、Zoomを用いたオンラインミーティングを『参加者側』として体験していただき、会議への入り方や会議中の基本操作を学んでいただきました。
講座のはじめにオンラインミーティングやZoomについて基本的なことを学んでいただきました。ミーティングの入り方として、Zoomのダウンロードや、主催者が作成した会議室のミーティングID・ミーティングパスコードの入力方法などを体験しながら学んでいただきました。
ディスクトップパソコンにウェブカメラを接続して実施したので、画面が明るく大きく、左側のモニターには先生の画面が投影されていたので、とても分かりやすく楽しく学べたとの声を多くお聞きすることができました。
会議に参加した後は、実際にオンラインミーティング機能を利用しながら講座を進めました。スペースキーを長押ししてマイクのON・OFFの切り替えが行えることをお伝えしたり、Zoomに用意されているチャットやリアクションなどの機能に触れていただいたりしながら、会議中に必要となる基本操作を学んでいただきました。
オンライン会議を体験している際に、チャットで文字を入力して参加者に伝えたり、発表を聞いた後にリアクションのスタンプを表示させたりと、体験しながら基本操作をマスターしていただきました。
ひととおりの講義が終わった後、講師の力を借りずに会議に参加できるか挑戦していただきました。Zoomの立ち上げから始めてもらいましたが、無事、全員の方が会議に参加することができました。参加した後は、参加者の方とオンラインミーティング上で「ご自身のマイブーム」についてお話をしていただきました。
「いつも分かりやすい説明で、理解することができます。楽しんで参加しています。」「初めて自分一人でZoomに参加でき、とても楽しい体験でした。」「11月の主催者として体験する講座を受講します」と、オンラインミーティングの楽しさや便利さを実感するとともに、さらなる学習意欲をかきたててくれたようです。
↓ 画面の見え方をかえることができます。↑
今回は、参加者としての体験講座でしたが、11月には講師を招いて主催者向けの講座を実施する予定です。詳しい内容や申込受付開始日等は、広報かすかべ11月号に掲載されますので、ご確認のうえご参加ください。
市民パソコンセミナー『親子で楽しむプログラミング』
9月29日(日)9:30~、および13:30~視聴覚センター3階メディア研修室において、市民パソコンセミナー『親子で楽しむプログラミング』を開催しました。今年も市民講師の吉田理子さんをお招きし、プログラミングを親子で楽しく学ぶことができました。
はじめに、生成AIを使った写真を提示し、「どちらが本物か?」「どこがおかしいか?」と参加者に考えてもらいました。
参加した子どもたちからは、人物写真については、「影がない」「手の合わさり方がおかしい」「頭が体に対して大きい」などの意見がでました。
風景写真については、「1つの田んぼが細長すぎておかしい」「稲がこんなに大きいのに桜が咲いている」など、活発に意見が出ました。
その後、「読書の秋のイメージ」「秋の運動会のイメージ」というテーマで、生成AIに絵を描いてもらいました。すると、子どもたちが思っていた絵とは違う絵が出てきました。そこで、少しずつ条件を加えていきながら何度も絵を描いてもらいました。
↓
この2つの体験から、コンピュータに命令するときは、あやふやな言葉ではだめ。より具体的で誤解のないような言葉で命令しないと、コンピュータは思ったとおりに動いてくれない。このことは、友達関係にも言える。正しい言葉で正確に相手に伝えるよう心がけましょうと、講師からお話がありました。
【 ↑ 運動会のイメージで描かれた生成AIによる絵 】
その後、コンピュータを使わないプログラミング体験を行いました。保護者の方にロボット役になっていただき、命令カードを組み合わせて「モフモフマスコットを机の左端から右端に移動させる」ことを課題として取り組んでいただきました。
人間であれば、「マスコットを机の右端まで運んで!」と言えば、やってくれそうな動作ですが、ロボットは忖度してくれないので、一つ一つの動きを正確に伝えないと思い通りに動いてくれません。「1歩前へ」「右腕を10度上げる」「手のひらを90度左に回転」「手のひらをひらく」「つかむ」など、細かな指示を出さないと、きちんと動いてくれないのです。
子どもたちは、自分でマスコットを掴んだり運んだりする動作を細かく確認し、与えられた命令カードを順番に並べていきました。そして、ある程度のプログラムができたら、実際にロボットに動いてもらい、足りない命令があったり命令を与える順番が違っていたりすると修正し、より良いプログラムを作り上げていきました。
参加者全員がマスコットを無事に運ばせることができたところで、考えたプログラムの発表を行いました。お題は同じはずなのに、それぞれのプログラムが少しずつ違っていました。
ここで、子どもたちは他の参加者の考えと自分のプログラムを比べながら「あのやり方のほうが簡単だ!」、「こっちの方が正確にマスコットをつかめるかも!」などと考えることができ、自分のプログラムに修正を加えている子もいました。
次は、パソコンを使ったプログラミング体験です。「Blockly Games」と「Scratch3」というプログラミングツールを使って、ブロック型プログラミングを体験しました。
「Blockly Games」では、ブロックの組み立て方に慣れるゲームや命令ブロックを組み合わせて、スタートからゴールまでたどり着くためのプログラムをスモールステップで作りながら、プログラミングの基本を体験するゲームに挑戦しました。
「Scratch3」では、「キャラクターに面白い動きをさせよう!」というテーマで、簡単なプログラムをつくっていきました。
「回転しながら移動する」、「色が変化しながら動く」、「壁にぶつかったら跳ね返る」といったプログラムを考えていました。親子で話し合いながら、納得のいく動作になるまで何度もプログラムを修正する姿が見られました。
講師の吉田さんから、小学校で学ぶプログラミング教育の目的や、家庭でもできるプログラミングなどのお話もいただきました。参加者の感想をみると、「大人でも楽しめる講座で、時間があっという間に過ぎました。」「子どもがプログラミングに興味を示しているので、家でもScratch3をやらせてみたいと思います。」「前までプログラミングは、そんなに好きではなかったけれど、今日のおかげで好きになれました。家でもプログラミングをやりたいと思いました。」などの記述もあり、とても充実したプログラミング講座だったことが感じられました。
【 ↓ 講座当日作った作品から(音が出ます)】
今回扱った「Blockly Games」や「Scratch3」は、ご家庭のPCでもインターネット環境があれば、無料でご利用いただけます。ぜひ、今後も触れていただき、プログラミングについての興味を深めていただければ幸いです。
※『Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.edu から自由に入手できます。』
市民映像セミナー「デジカメ・スマホ写真加工入門」
9月11日(水)、視聴覚センター3階メディア研修室において『市民映像セミナー デジカメ・スマホ写真加工入門』を実施しました。
本講座は、デジカメやスマホで撮った写真をパソコンに取り込んで、加工編集し印刷するという内容で、5月にも同様の講座を開催しました。
デジカメやスマホで撮られた写真は、画像編集ソフトを使うことで、明るさや色味を調整して雰囲気を変えたり、画質や画像の大きさを変えたり、トリミングして不要な部分をカットしたりすることができます。さらに、写真に文字やイラストを挿入してチラシやポストカードを作成したり、複数枚の写真を1枚に収めて印刷したりすることも可能となります。今回の講座も、Windows10付属ソフトの「フォト」や「ペイント」「ペイント3D」を用いて、簡単な写真加工体験していただきました。
まず、パソコンのディスクトップに写真を保存する新たなフォルダをつくる作業から始めました。その後、スマホとパソコンをUSBケーブルでつなぎ、スマホ内にある写真をコンピュータへ取り込む作業を行いました。スマホは様々な機種があり、画面の見え方や操作の仕方が異なるので戸惑う場面もありましたが、無事に全員がパソコンへ写真を取り込むことができました。
次に取り込んだ写真を使って画像編集を体験していただきました。
「フォト」では、写真のトリミングや回転、補正を体験。「全体にもやがかかったように白っぽかった写真がフィルター機能で色が明確になった」「暗かった写真が明るくなった」と喜びの声が聞こえてきました。
「ペイント」では画像サイズの変更を体験。「今まで、画像サイズの変更なんて考えもしなかった」と驚かれている参加者の方もいらっしゃいました。
「ペイント3D」では、写真に文字や吹き出しを入れる体験をしていただきました。旅行先で撮影した写真に日付や撮影場所を入力したり、写っている人物の心情を短い言葉で表現して表示したりと、思い思いの写真加工を楽しんでいました。
最後に、加工した写真を印刷しました。印刷された吹き出し入りの写真を見て、ニッコリ笑顔の参加者の皆さんでした。
次回の講座は「オンラインミーティング(参加者編)10/1、10/2」です。すでにキャンセル待ちとなっております。
市民パソコンセミナー「聴覚障がい者対象PC入門講座」
9月7日(土)、視聴覚センター3階メディア研修室において「聴覚障がい者対象PC入門講座」を実施しました。
春日部市社会福祉協議会から手話通訳の方にもご協力いただき、パワーポイントを使ったプレゼンテーション作成やテレビ会議システムを使った手話交流を体験していただきました。
講座の前半では、パワーポイントの基礎を学んでいただき、実際に自己紹介のプレゼンテーションを作っていただきました。
文字を打ったり大きくしたり、写真を貼ったり、画面切り替えやアニメーション効果を入れながら、3枚前後のスライドを作成し、実際にスライドショーを体験していただきました。画面がクリック1つでかわっていくのを興味深そうにご覧になっていました。
さらに参加者同士で互いに作った作品を交流するために、テレビ会議システムを使って発表会を行いました。「共有」機能を使って、プレゼンの横に発表者が映る画面が配置されるようにしました。発表者は、クリックしながら手話で解説を行い、見ている参加者は、画面の手話を見ながらプレゼンテーションを見ることができ、それぞれの思いが伝わったようでした。
後半は、パワーポイントを使ったチラシ作りに挑戦しました。1から作るのではなく、サンプルを利用して作る方法をお伝えしました。
さらに要望のあったカレンダーについても、作り方を紹介させていただきました。
最後に、講座で作ったスライドを印刷していただきました。うれしそうにかばんに入れてくれたので、講座を実施してよかったと思いました。参加者から「今日は、楽しかった」「もっとたくさんの人が参加すればいいのに」「今日の講座内容は、とても参考になった。これからどんどん使っていきます」などの感想をいただきました。
また、手話通訳をやってくださった春日部市社会福祉協議会の方にもお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
市民パソコンセミナー『プログラミング入門』
8月27日(火)、28日(水)、視聴覚センター3Fメディア研修室において市民パソコンセミナー『プログラミング入門』を実施しました。本講座は、現在、小中学校の学校教育で実施されているプログラミング教育を体験していただく目的で新設された講座です。新設とあってか、2回とも複数のキャンセル待ちの方が出る人気の講座となりました。
当日は、「ソサエティ5.0」という政府広報としてつくられた30年後の未来を描いた動画を視聴し、学校教育にプログラミング教育が導入された経緯や意図をお伝えしました。
学校教育におけるプログラミングで重視されているのは「プログラミング的思考を養う」ことで、パソコンでプログラムを作ることが目的ではないこともお伝えしました。また、主に低学年で実施されているパソコンを使わないプログラミング学習例も紹介させていただきました。
続いて、信号機キットを使って、実際のプログラミングを体験していただきました。
初めは、講師と一緒に命令ブロックを左から右へ移動させ、それを組み合わせて、簡単なプログラムを作りました。
プログラムをつくったら、その通りに信号機が動作するか確認しました。緑色のLEDが灯ると、参加者の皆さんが笑顔になりました。
少しずつ難易度を上げ、少しずつ1人で考える量を増やしていきながら講座を進めました。
「赤色LEDが5回点滅とは?」→ → → 「赤ON→赤OFFが5回繰り返すこと」と言い換え、さらに、今回のプログラミングソフトでプログラムしやすいように、「『赤ON→1秒待つ→赤OFF→1秒待つ』を5回繰り返すこと」を確認してからプログラミングに挑戦していただきました。「1秒待つ」を入れないと一瞬でONとOFFが動作するので消えているようにしか見えないのです。
プログラミングに慣れてくると、参加者の皆さんからの質問の回数が減り、黙々とパソコンに向かっていました。何度も試行錯誤してプログラムに修正を加え、思い通りに信号機が動作すると笑顔になるのが印象的でした。
最後には、手押し式信号機のプログラムに挑戦し、参加者全員がプログラムを完成させることができました。
以下の動画は、「赤点灯→スイッチを押す→5秒後赤消灯→緑点灯(5秒間)→緑点滅5回→緑消灯→赤点灯」のプログラムを実行したところです。
参加者からは、「プログラミングというので文字を入力すると思いましたが、ブロックの組み合わせで体験できたので楽しめました。」「動作を考えながら、次の動作や繰り返し等をやっていくのが面白かった。」「『プログラミング』とは言葉だけの世界であったが、具体的にセミナーを受けて、いかなるものか一端を知れてうれしい。」「プログラミングと言えば、難しいアルファベットや暗号を入力して終わりかと思ったら、ゲーム感覚で楽しめ、良い頭の体操になった。」「今までは何も考えず信号を渡っていましたが、これからは、渡るたびに今日の講座を思い出しそうです。」等の感想をいただき、講座を新設して良かったなと感じました。
R6生涯学習市民塾(前期)7月の様子♪
みなさんこんにちは!毎日暑くて大変ですね
暑さに負けず、7月後半にかけての市民塾の様子をピックアップしてご報告したいと思います!
生涯学習市民塾とは「生涯学習人材情報登録者」が講師となった様々な学習会や体験会です。
前回の様子はこちらのブログ記事へ→ R6生涯学習市民塾(前期)が始まりました♪
6/22(土)~「和の文化体験」
1回目は華道を行いました。夏らしいヒマワリを使った作品が素敵です
ちなみに9月には「玄関などに飾る生け花」を実施しますので、気になる人は中期の市民塾をチェック!
2回目は茶道。和室&正座ではなくイスに座ってできるのが新鮮だと評判でした
6/22(土)~「はじめての障害年金」
今回が初の市民塾!社会保険労務士による初心者向け・基礎知識からの説明に、「受講してよかった」との声があがりました。
9月の市民塾でも初心者向けに講座を開催しますので、今回行けなかった方はぜひご参加を
6/23(日)~「必ず役に立つ「自彊術(じきょうじゅつ)もみ療法」を学ぼう」
1月の地震と被災地の様子から、「災害時に少しでも身体を楽にできるものが必要だ」という講師の判断で今回は「もみ療法」をメインに実施。自分や家族を癒す様々なもみ方を、講師&スタッフが丁寧に指導してくださいました
7/20(土)「古利根川周辺の「野鳥の生態」を見て語ろう」
毎回満員御礼の人気講座!講師が自ら撮影した野鳥や風景、様々な自然の写真(+動画)数は数百点にも及びます
環境アドバイザーの知識を生かした解説とユーモラスな語りに、あっという間の2時間でした。
7/24(水)「お花と炎の癒しで心と体をリフレッシュ」
今回が初市民塾でした!ハーバリウムやキャンドルライトなど、楽しく癒されリピーター続出
夏休みということもあり、小学生から大人まで思い思いの作品を作れました。とても綺麗!
まだまだ紹介し足りないくらいですが、今回はこのへんで…。
現在は生涯学習市民塾(中期)9月開始の講座まで受付募集中です(※講座により定員に達しているものがございます)。
また、10月から開始の講座は9/6(金)の朝9:00から受付開始!詳しくは、生涯学習市民塾のホームページをご覧ください。
おうちではクーラーで暑さ対策をしつつ、たまには公共施設で涼んだりしながら、無理なく夏を乗り切りましょう!
今後ともよろしくお願いいたします。
走らせよう!プログラミングミニカー講座(高学年の部)
8月17日(土)、春日部市視聴覚センターメディア研修室において、小学校4年生~6年生を対象に「走らせよう!プログラミングミニカー講座」を実施しました。
7月に実施した小学校1年生~3年生を対象とした講座内容よりも難易度を高め、パソコンを使ってのプログラミングに挑戦しました。
本講座では、「オゾブロックリー」というソフトを使用しました。命令が記されたブロックを組み合わせてプログラムをつくり、ミニカーを自分の思い通りに動かすという課題に取り組みました。
講座のはじめに、プログラミングとは何か、身の回りにはプログラムが使われているものがたくさんあるということを知ってもらいました。
そして、いよいよロボットが配られました。子どもたちからは「かわいい~」の声。ゴルフボールくらいの大きさの「オゾボット」です。
このロボットは、線を読み取って動くこと、そのため、そこの部分にセンサーが5つあること、などの説明を受け、実際に電源を入れました。
まず最初に行ったのは、キャリブレーション。準備運動のようなものです。テキストに描かれた黒い丸の上に電源を入れたオゾボットを置き、緑色に光れば成功です。
次に、テキストに描かれた黒い線上に置いてみました。すると、描かれた線に沿って、はみ出さずに動く姿に驚きの声があがりました。
さらに、カラーの線上に置くと、再び歓声が起こりました。赤い線の上を走ると赤色に光り、緑の線の上を走ると緑色に光るのです。子どもたちは、すぐに気づきました。
次に行ったのは、「T」の字に描かれた線の上を走らせることでした。左に曲がったり右に曲がったり、決まりはないようです。
そこで、左に曲がると宝が描かれた「T」の字が登場。常に左に曲がらせるというプログラムが必要になりました。その命令を赤、青、緑の丸シールの組み合わせで行う活動をしました。この組み合わせを「オゾコード」といいます。
子どもたちは、オゾコード一覧表を見ながら、「左へ」「Uターン」「はやく」「ターボ」などの命令を、丸シールの色の組み合わせでロボットに伝えていました。
講座の後半は、この命令をパソコンで行いました。子どもたちが学校で使っているタブレットパソコンと同じChromebookを使用しました。
子どもたちは、慣れた手つきで画面をタッチしながら「線の進み方」「繰り返し」「音」の命令ブロックをつなぎ合わせてプログラムを作っていきました。
親子で参加していたご家庭は、保護者の方が隣で見守りながらも、我が子が困っていると、そっとアドバイスをおくっていました。
プログラムができあがると、オゾボットを画面の上に置き、できたプログラムをオゾボットに転送。その後、実際に紙の上の地図上を走らせました。
思い通りに動かないこともありましたが、トライ&エラーを何度も繰り返して、ゴールを目指して粘り強く取り組んでいました。
受講後のアンケートでは、「オゾボットを動かすのが楽しかった。もっと色々なプログラミングをやってみたい」「うまくできない時は、モヤモヤするけど、ゴールに着くと達成感があって、すごくうれしかった。」
また、一緒に受講した保護者の皆様からも、「何度か直しながら、工夫してゴールを目指してがんばっていました。大変そうでしたが、楽しく参加できました。」「子どもが自分で考えるように促してくださり勉強になりました。このような素晴らしい機会を、どうもありがとうございました。」「自分でつくりだすことに興味が出たようでうれしいです。」などという感想もいただきました。
自分がつくったプログラムによって、オゾボットが意図する動きをしてくれることを体験し、プログラミングの楽しさを味わってくれたようです。
8月31日(土)には、Scratchを使った「親子で体験プログラミング入門講座」を開催します。興味がある方は、ぜひ参加してみてください。
※台風10号の影響により、9月29日(日)に延期しました。まだまだ、参加者を募集しています。
教職員対象研修会「オクリンクプラス入門」
7月26日(金)、粕壁小学校を会場に、教職員対象研修会「オクリンクプラス入門」を実施しました。
本講座は、市内小中学校の先生が授業で使用する「オクリンクプラス」の入門講座で、その特長や使い方、教材作成までを演習しました。
まず、講師から、「オクリンクプラス」についての説明を行いました。従来使用していた「オクリンク」と「ムーブノート」の長所を統合して誕生した授業支援ソフトであることや動作が軽くなったこと、日々バージョンアップしていることなどの説明を参加した先生方に解説していただきました。
その後、先生方に児童・生徒役になってもらい、オクリンクプラスを体験していただきました。特に好評だったのが、グループで共同編集ができることでした。複数人でアクセスしていても動作が軽くサクサクと動いていたので、2学期の授業で使えそうな手ごたえを感じてくれたようでした。
後半は、実際に授業で使う教材づくりを行いました。それぞれの先生が作りたいものをすでに考えてきていたようで、教科書や指導書を片手に画面に向かっていました。
講座の最後には、それぞれの先生がつくった教材を発表していただき、研修の成果を共有しました。キャストという受信装置で、それぞれのパソコンの画面を中央前面にあるモニター画面に投影しながら説明を聞きました。
参加した先生方からは、「色々な機能があることが知れて良かった。話し合い活動などで、たくさん使える場面がありそうなので、どんどん使っていきたい」「様々な小技を教えていただき感謝。カードのサイズ感を変更して答えを隠すやり方は、とても面白い発想だなと思う」「このように、たっぷり時間をとって個別対応していただける機会は、とても助かる」などの感想をいただきました。