視聴覚センター

2021年9月の記事一覧

聴覚障がい者対象PC入門講座

9月25日(土)に「聴覚障がい者対象PC入門講座」を実施しました。春日部市社会福祉協議会より手話通訳の方にもご参加いただき、講座前半はパワーポイントを使ったプレゼンテーションを作成する方法を、後半はエクセルを使った表計算のやり方を学んでいただきました。

 

パワーポイントではワードアートやアニメーションなどの機能に触れながら、自己紹介のプレゼンテーションスライドの作成に取り組みました。

 

エクセルでは、会計簿の練習となるよう、計算式の入力方法などを学んでいただきました。

 

今回実施したエクセルの講座内容は、参加される方からのニーズに応じて取り入れたものです。

講座途中には、今までわからなくて困っていたことが解決できたと、表情を輝かせる参加者の姿を見られて、とてもうれしく思いました。

視聴覚センターとして、参加される方のニーズに少しでも応えられるような講座内容にしていきたいと考えております。

講座終了後には、「視聴覚センターで教わるとわかりやすい」「またよろしくお願いします」とありがたいお言葉をいただきました。

受講された方々、そして手話通訳をしてくださった春日部市社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。

市民映像セミナー ビデオ編集入門講座

9月17日(金)、視聴覚センターのメディア研修室において、「市民映像セミナー ビデオ編集入門講座」を開催しました。

普段、ビデオカメラやスマートフォンで撮りためている動画を、ビデオ編集ソフトを使って編集を行い、見映えがするビデオ作品に仕上げることを目標に講座を進めていきました。また、本講座の実施にあたり、視聴覚センターのビデオ編集の各講座でも大変お世話になっているビデオ特派員の皆様に協力をいただきました。

講座の前半は、より優れたビデオ作品に仕上げるための知識として、カメラ操作やカメラワークなどのビデオ撮影の基礎や、カット編集やエフェクト機能、タイトル・BGMの編集などのビデオ編集の基礎を学びました。

そして後半は、学んだ知識を活かしながら、パソコンを使った演習を行いました。今回は、はじめての方でも容易に動画編集が行えるサイバーリンク社の「PowerDirector」というビデオ編集ソフトを使用しました。

受講者の中にはビデオ編集が初めての方もいましたが、時間の経過とともに、立派なビデオ作品に仕上がっていきました。下の写真は、受講者の作品の上映会の様子です。エフェクトやテロップを効果的に取り入れた完成度の高い作品ばかりで驚かされました。

講座の最後に制作した作品をDVDにしてお持ち帰りいただきました。

今回本講座に参加された皆様、今後もビデオ作品づくりを楽しんでいただけると幸いです。

最後に、ビデオ特派員の皆様、ご協力ありがとうございました。

 

親子で体験 プログラミング入門講座

9月4日(土)、春日部市視聴覚センターのメディア研修室にて、小学校3年生から6年生を対象にした『親子で体験 プログラミング入門講座』を開催しました。

市民講師の吉田理子さんをお招きし、親子で一緒に楽しく学べるプログラミング講座を実施していただきました。

 まずは、アンプラグド型のプログラミングを体験しました。

「フルスケと名付けられたマスコットを所定の場所まで運ぶ」という動作をロボットに行わせるにはどのような命令を与えれば良いか考えていきました。お父さんお母さんをロボットに見立て、お子さんがミッションをクリアするための命令を考えていくのですが、ロボットはなかなか思い通りに動いてくれません。何度も動作を確認していくうちに、「腕を45度上げる」、「つかむ」、「体を90度回転させる」などの動作を細かく指示し、また、その指示の順番に気を付けながら与えていく必要があることに気がついていきました。

プログラミングの考え方がわかったところで、「Scratch2.0」というソフトを使ったプログラミングを行いました。「キャラクターに面白い動作をさせよう!」というテーマをもとに作品をつくっていきました。プログラミングがはじめてというお子さまも、親子で話し合いながら、一つ一つの命令を順序よくつなぎ合わせて素敵な作品をつくることができました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今回講座のなかで扱った「Scratch」は、ご家庭のPCでも無料でご利用いただけます。ぜひ、今後も触れていただき、プログラミングについての興味を深めていただければ幸いです。

 

16ミリ映写機簡易技術講習会

8月28日(土)、視聴覚センターの視聴覚研修室にて『16ミリ映写機簡易技術講習会』を開催しました。

映写機は、映画やビデオ映像をスクリーンなどに投影するために用いられる装置ですが、映写機本体やフィルムは高価であり、また扱いが難しいと言われています。そのため、誤った使い方をすると、上映中にフィルムを切ってしまう、フィルムに傷をつけてしまう、また、映写機を壊してしまうといったトラブルが起こりえます。
こうしたトラブルが起きないように、きちんとした知識や操作技術を身に付けていただくための講習会です。

講習会では、まず、実機を見ながら各部の名称や場所の確認をしていきました。次に、映写機やスクリーン、スピーカーを設置後、映写機を操作して、映写を行う前に必ず行う作業である空転試験を行いました。問題なく動作することを確認できたら、フィルムを装着して映写を行い、映写終了後の巻き返しや片付け方等の確認を行いました。

閉講式では、本講習会を受講され、映写機を取り扱う際に必要な知識と技能を習得された方に修了証が交付されました。おめでとうございます。

修了証が発行された方は、春日部市視聴覚センター所管の16ミリ映写機及び周辺機器、所蔵の16ミリフィルムを利用することができます。ぜひ、皆さんの所属するサークルや職場等で、映画会等を開催していただき、成果を発揮していただきたいと思います。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。