学校給食ブログ

1月16日(木)給食センターの献立

 

・ごはん

・牛乳

・ハンバーグ照り焼きソース

・切り干しだいこんとみずなの和え物

・みそけんちん汁

 

 みずなは冬が旬の野菜です。京都原産の野菜で「京菜」とも呼ばれています。鍋物や煮物のほか、シャキシャキとした歯ざわりからサラダや和え物に使用してもおいしく食べられます。

 みずなはカリウムやカルシウム、鉄のほか、βカロテン、ビタミンCが豊富に含まれています。そのため、免疫力を高めたり貧血を予防したり、皮膚を健康に保ったりするなどの働きがあります。また、食物繊維も多いため、便秘の改善などに役立ちます。

 

 

1月15日(水)給食センターの献立

 

・ごはん

・かれいのケチャップソースがけ

・ごぼうサラダ(ボトルマヨネーズ)

・コンソメスープ

 

かれいのケチャップソースがけは、かれいの切り身にでん粉を付けて揚げ、ケチャップと中濃ソースを混ぜ合わせたタレをかけた料理です。カラッと揚がったかれいとソースの相性がよく、おいしく食べられます。

給食雑学 その2【食材はどうやって買っているの?】

3学期が始まり、始業式の翌日から学校給食も再開しました。

給食雑学第2弾では、給食センターの食材がどのように購入されているかご紹介します。

給食センターの食材は、あらかじめ登録手続きをした納入業者から購入しています。登録の際には、食材の保管や配送方法が衛生的に適切に維持管理できているか、保健所の検査結果を確認して判断しています。また、指定する時刻に必要な量を納品できる能力があるか、食材が不足していたり傷んでいたりしてもすぐに対応できる体制がとれているか、なども確認し、現在は19者の納入業者が登録されています。

食材は、学期ごとに単価を決めて購入するもの、月ごとに決めて購入するもの、生鮮野菜の3つに分けて選んでいます。
学期ごとに決めるものは、みそやしょうゆなどの調味料、ごまや切り干し大根などの乾物など、比較的価格の変動が少なく様々な献立に使用する食材です。価格だけでなく、産地、味や形、色彩などをみて、安全で品質のよいものを、栄養教諭や栄養士が選んでいます。また、選定する際には「調理する時に異物混入につながらないような包装形態であること」も考慮しています。具体的には、割れる恐れのあるビンや、細かい破片になりやすい発泡スチロールでの納品は不可ですし、乾物であれば、乾燥剤が入っていて食材と一緒に袋から出てしまうものは避けたりしています。

月ごとに選ぶものは、献立に合わせて使用する魚の切り身やデザートなどを、給食物資納入業者等選定委員会で味見をしていただき、ご意見を伺いながら選んでいます。給食物資納入業者等選定委員会は、学校長、教諭の各代表の方々にお集まりいただき、8月を除く毎月開催しています。

 ▽会議の様子

 

▽一口サイズに切り分けて味見をします

▽切り分ける前の見た目も確認します。

基本的に多数決で決めていますが、1つの食材に4社以上のメーカーの見本が提出され、多数決で票が割れてなかなか決まらない、ということもあります。写真の日は、ぶり、白身魚フライ、チーズオムレツの見本が4個ずつあったので、選ぶのが難しかったです。苦笑い

学期ごとと月ごとに選ぶ食材は全部で170品目以上ありますが、すべての食材について、原材料、産地、アレルゲンの確認をしています。

生鮮野菜も月ごとに選定しています。市内産や県内産の野菜を優先的に、価格や品質を考慮して選んでいます。また、令和5年度から市内の農業経営者の方から農産物のを購入できるよう登録制度を始めました。納入していただける農産物の種類や量、納入時期などを打合せしながら、地元でとれる新鮮な農産物を給食に取り入れています。

3学期は感染症が流行しやすく、例年、学校から学級閉鎖のご連絡をいただくことが多くなります。栄養職員が使用予定の食材の数量変更を業者へお願いすることになりますが、日によって、連絡する納入業者が10者近くなることもあります。こどもたちには、栄養バランスの了解とれた給食を残さず食べて、元気にっこりに寒さを乗り切ってもらいたいと思います。