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市民映像セミナー「16mm映写機簡易技術講習会」

7月13日(土)、視聴覚センター2F視聴覚研修室において、市民映像セミナー『16ミリ映写機簡易技術講習会』を実施しました。本講習会は、16mmフィルムを映写するために必要な知識と簡易的な技術について習得していただくことを目的とした講習会です。

最初に、30cmほどに切った16mmフィルムを手にとっていただき、16mmフィルムと呼ばれる理由やフィルムの構造について説明がありました。

次に、「16mmフィルムと映写機」という作品を視聴し、映写機の全般的な取り扱い方について学びました。

その後、実際に映写機を使った演習を行いました。

まず、講師から映写機の各部分の名称と場所の説明を行い、さらに、空転試験(映写会開始前に必ず行っておくこと)の手順を演示しました。その後、1人ずつ順番に、一つ一つの手順を確認しながら、演習を行いました。

空転試験を終えると、実際にフィルム(3分で終わる演習用フィルム)を装着し、ランプをつけて投影。上映が終わったら、フィルムを巻き戻すまでの操作を講師が演示し、その後、受講者が1人ずつ演習を行いました。

受講者は、何度も繰り返して練習し、最後はテキストを見ないで、ひと通りの作業ができるようになっていました。

途中、フィルムが切れるハプニングがあり、講師の手による「切れたフィルムのつなぎ方」の演示も見ることができました。

終了間際には、「春日部市誕生」という20分ほどの16mmフィルムを視聴しました。このフィルムは、昭和29年に、春日部町と豊春村、武里村、幸松村、豊野村が合併して春日部市が誕生した際につくられた貴重な映像資料でした。

 

講義・演習が終わり、閉講式では、新規に本研修会を受講された皆様に、修了証を交付させていただきました。

個人でのご利用はできませんが、団体登録をすることで皆さんが所属するサークルや職場等で、春日部市視聴覚センター所管の16mm映写機及び周辺機器、所蔵の16mmフィルムを利用することができます。

ぜひ、映画会等を開催していただき、講習会の成果を発揮していただきたいと思います。利用に関する詳しい内容につきましては視聴覚センターホームページご覧ください。

市民パソコンセミナー「タブレットPC入門」

 7月9日(火)・10日(水)、春日部市視聴覚センターメディア研修室において「市民PCセミナー タブレットPC入門」が開催されました。

 本講座では、WindowsタブレットPCの基礎的な使い方や生活に生かせるような活用法を、タブレットPCを操作しながら学んでいただくことを目的としています。

 講座のはじめに、タブレットPCとスマホやノートパソコンの違いを知り、それぞれの良さがあること、タブレットPCは大きく分けて3種類のOSがあり、特性が異なることなどを確認しました。その後、視聴覚センターにあるWindowsタブレットPCを使って、実際に操作の体験をしていただきました。

 タブレットPCの電源の起動・終了の仕方から始まり、タッチキーボードの操作、文書編集ソフト「ワードパット」を使った文字の入力、カメラアプリでの写真や動画の撮影を体験していただきました。

 休憩をはさんで、インターネットを使った目的地までのルート検索の仕方、Youtubeアプリを使った動画視聴の方法などを体験していただきました。

 講座の終盤には、今話題のAIチャットについて紹介した後、実際に「ChatGPT」を使って、それぞれ聞きたいことを入力し、どんな回答が示されるのかを体験していただきました。

 「ChatGPT」をはじめとするAIチャットは、インターネット上にある膨大な情報の中から質問に対するもっともらしい回答を考え出すので、未来の事柄については弱いこと、個人情報は入力しないことなど、弱点や留意点についても確認しました。また、「出力された回答(情報)は、必ずしも正しいとは限らない」ので、最終的な判断は自分であることなども確認しました。

 タブレットPCなどの情報端末は、気軽にインターネットにアクセスできて便利な反面、危険と隣り合わせであり、インターネット利用上のルールやマナーを身に付ける必要性があります。ルールやマナーを守り、正しく情報端末を活用していただき、生活をより豊かにしていただければ幸いです。

 受講生の皆様、ご参加いただきありがとうございました。

子どもTV番組制作体験

 7月6日(土)9:00~「子どもTV番組制作体験」が実施されました。このイベントは、テレビ番組がどのように制作されているのかを、本格的な機材がそろった本センターのスタジオで実際に体験しようというもので、当日は、市内の小学3年生から5年生までの10人が参加しました。

 参加した児童は、異なる小学校から集まったので、まずは自己紹介を行いました。その後、講師からTV番組制作に必要な役割とその仕事の内容について説明を受けました。

 その後、ジャムボードを使って希望の役割に立候補しました。大型モニターにタブレットPCの画面がリアルタイムで表示されているので、その様子を見ながら希望する役割をチェンジする子もいたようです。平和的に話し合い、無事、個々の役割が決まりスタジオへ移動しました。

 講師から個々の機器の説明を受けた後、それぞれのポジションについてみました。スタジオでは、自分の立ち位置でテキストを見ながら台詞を練習する子もいました。機械を担当する子は、モニター画面を見ながらスイッチを動かすことやスタジオの様子を見ながら作業することなどの説明を受けました。

 ひと通りの流れを確認したあと、別室に移動して台詞の練習や講師との打ち合わせを行いました。

 いよいよ、スタジオでの練習が始まりました。緊張しながらの練習でしたが、みんなで声を掛け合い最後までたどりつきました。すると、子どもたちから「もう1回練習したい!」との声。再度、最初から最後まで流して練習を行いました。

 休憩をはさんで、リハーサルを行いました。

 プログラムディレクターから良かったところ、直してほしい所などの助言が伝えられ、いよいよ本番。最後は、笑顔でフィナーレのカットを撮ることができました。

 撮影が終わるとメディア研修室に移動して「メディア・リテラシー講座」を受講しました。この講座で、TV 番組ができるまでの過程やニュース番組の裏側について知りました。ニュース番組編集体験では、「相手に分かりやすく伝える」「事実と私見を分けて考える」等、記事を作る上で大切なことを学びました。

 最後に感想発表を行いました。子どもたちは、テレビ番組づくりには、たくさんの人がかかわっていることを体感してくれたようでした。仲間と協力しながら楽しくTV番組制作体験に取り組み、どの子も満足そうな表情でした。

R6生涯学習市民塾(前期)が始まりました♪

みなさんこんにちは!社会教育課の生涯学習推進担当ですにっこり

6月より生涯学習市民塾の前期が始まりましたので、講座の様子をピックアップしてご報告いたします♪

 

ちなみに、生涯学習市民塾とは「生涯学習人材情報登録者」が講師となった様々な学習会や体験会です。

初心者大歓迎な講座は、ジャンルもテイストも講師次第!あなたにピッタリな講座・講師との出会いのきっかけになれたら幸いですハート

 

1ツ星6/1(土)「やさしいチェアヨガ講座~ヨガ初心者の方、運動不足の方、シニアの方も大歓迎~

 

座ったままできるヨガは楽しく、簡単なのに「すっきり感がある」「気持ちよかった」と大好評でした♪

講師が親しみやすいとの声もキラキラ

 

1ツ星6/2(日)~「自筆証書遺言書の書き方講座

 

「終活」といえば遺言書を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

講師による豊富な知識と資料で、ゼロから始める遺言書作成も安心です。

 

1ツ星6/2(日)「街道寄席

 

今回は津軽三味線&落語の2本立て!前半は軽快な三味線と唄による民謡、後半は軽妙な語りの落語で拍手喝采な公演となりました。

リピーター続出グループ 次回は8/25(日)に開催予定(観覧者は引き続き受付中!)です。

 

1ツ星6/12(水)~「健口(けんこう)朗読de認知症予防!!

 

朗読は口(くち)からできる認知症予防です。みんなで揃えて読むだけではなく、

リレーのように言葉をつなげたり、ハーモニーを楽しんだり…様々な声出しで脳が活性化ひらめき

 

1ツ星6/13(木)~「英語のやさしい表現を覚えて英会話を楽しむ

 

「とにかく間違いを恐れず話してみよう」というのが上達の近道だそうですキラキラ

 ホームステイのシチュエーションを辿りながら、日常で使える表現を学びました。

 

他にも講座はよりどりみどり!現在は7月開始の講座まで受付募集中です(※講座により定員に達しているものがございます)。

また、8月から開始の講座は7/5(金)の朝9:00から受付開始!

詳しくは、生涯学習市民塾のホームページをご覧ください音楽

 

また、今回講師となっている生涯学習人材情報登録者は希望により紹介することも可能です。

なかには、市民向けの「かすかべし出前講座」として講師謝礼無料で講座を開催できる講師もいらっしゃいますので、お気軽に社会教育課生涯学習推進担当までお問い合わせください。

 

今後とも生涯学習市民塾および視聴覚センターをよろしくお願いいたします。お辞儀

市民映像セミナー「ビデオ編集入門」

 6月22日(土)、視聴覚センター3階メディア研修室において『市民映像セミナー ビデオ編集入門』を実施しました。

 本講座は、ビデオカメラやスマートフォンで撮影した動画をコンピュータを使って編集し、映像作品に仕上げることを目的としています。この日は、3名のビデオ特派員さんにもご協力いただきました。

 まずは、ご持参いただいた映像データのコンピュータへの取り込みを行いました。スマホやSDカード、USB、DVD等のメディアに入れてご持参いただきましたが、中には、うまく動画素材を取り込めず、センターで用意した動画素材を使って動画編集作業を行っていただいた方もいらっしゃいました。

 データの取り込みが済んだら、動画編集ソフトを使い、余分なシーンの削除、カットのつなぎと並び替え、特殊効果の追加、タイトルやテロップの追加、BGMの追加等、受講者の皆さんと一緒にやり方を確認しながら編集作業を進めていきました。

 ひととおりの編集が済んだところで、編集データを1つの動画として出力し、DVDに記録する作業を行いました。初めて編集ソフトを使う方もいらっしゃいましたが、受講者の方全員が1つの映像作品に仕上げることができました。

 最後に、完成した作品を1人1人発表し、どのような作品ができたか鑑賞会を行いました。その後、この日参加してくださったビデオ特派員お一人お一人からご講評をいただきました。作品の良い所、改善点をお話しいただき、受講者も今後の作品づくりの参考になったようでした。

 動画編集と聞くと、ハードルが高く感じますが、今では、Web上で作業できるものや、直感的に操作できるソフトもたくさんあります。受講者の中には、普段、スマホで簡単に編集してYoutubeへアップされている方もいらっしゃいました。

 秋(10/12,13)には、ビデオの撮影から編集までを2日間連続で行う講座が予定されております。ご興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

 最後に、講座を進めるにあたり、ご協力いただきました視聴覚センタービデオ特派員の皆様、ありがとうございました。