南っ子の日々
校内授業研究会(5年生)
今日は、5年生の教室で校内授業研究会を実施しました。
南小の研究教科は「算数」です。授業の仕方を、先生たちで勉強し合い、よりよい授業作りを行うのが校内授業研究会です。
今回の授業は、小数の割り算の学習でした。「1.2mで240円のテープと0.8mで240円のテープの1mあたりの値段を求める」ために「数直線を使う」ことが、本日の学習の内容です。一言でいうと簡単なように思えますが、実際に数直線を用いて、数値を当てはめて、立式して、答えを求めて、、。と、思考しなければならないことがたくさんあります。
授業の中で、子どもたちにとって難しいことでもわかりやすく学べるように、「既に習ったことを示す」「既習事項と今日学ぶことの違いを明確にする」「1時間で何をすればよいかを明確にする」「友だち同士で話し合う場を確保する」「話し合いの論点を明確にする」「個に応じたヒントを示す」「みんなの考えを共有してまとめる時間を確保する」等、たくさんの手立てを、我々教員は、1時間の授業の中だけではなく単元の学習全体の計画の中で講じていきます。そのような授業の工夫は、1人では学べません。それは、子どもたちも先生たちも同じです。
子どもたちは、色々な考え方を出し合って生き生きと学んでいました。わからないことも、友だちの考えを聞くとわかるようになりますね!
授業実施後には、我孫子市教育委員会から指導主事をお招きして、授業の成果と課題についてご指導いただき、今後の展望について助言をいただきました。
先生たちも、このような、授業研究会を定期的に開催して、授業の工夫の仕方について学んでいます。