南っ子の日々

南っ子の日々

ありがとう集会

3月1日(木)ありがとう集会

あと11日で卒業する(学校へ来る回数)6年生に、日頃の感謝を伝える「ありがとう集会」が開かれました

例年と同じように、全校でレクをしましたが、今年は6年生から是非レクを提案したいということで、フラフープリレーをしました
   
レク全体を通して思ったのは、6年生の存在感でした

「1・3・6年生は外側に輪を作り、2・4・5年生は内側に輪をつくる」
こんな指示が児童会から出ます
また、せっかくのありがとう集会です
学年分け隔てなく、みんなで交流するのがよいと思います

しかし、教師の指示があれば、スムーズに動ける低学年の児童も、事前に決まっていない隊列を自分たちで考えて作る
というのは難しいものです

そんな、あたふたしたり、迷っていたりする低学年に、そっと寄り添い声をかける姿
きれいな円が作れないところがあると、だれに言われるわけでもなく、指示を出して並べる姿
そして、そんな頼りになる6年生に一目散に駆け寄り、一緒に手をつなぐ低学年

見ていて、とても心温まる光景でした

レクのあとは、各学年を代表する児童から、お礼の言葉がありました
例年はここで終わりなのですが、今年は先生方からも歌のプレゼントをしました
曲は、スピッツの「チェリー」

しかも、ただ歌うのではなく、バンドを作っての発表でした
ギター・ベース・キーボード・ピアノ・ドラム
まるで体育館が、ライブハウスになったかのようでした

曲の間奏では、6年生と関わりのある先生方からメッセージが送られ、それに応えるかのように6年生からもメッセージが送られました

お世話になった先生や、6年生・在校生との別れを惜しんで、涙を流す児童もおり、とても心に残る集会になりました

全校集会

2月28日(水)全校集会

明日から、いよいよ3月
今日は、最後の全校集会がありました


まずは、校長先生の話

先日閉会式を迎えた平昌オリンピックの話から
史上最多のメダルを獲得した日本の選手達を、多くの児童も興味を持って見ていたようです

続いて、ゴールデンエイジ(※1)の話
校長先生は、以前高校で野球部を教えていた経験があり、その時の体験を交えて分かりやすく話してくださいました


体育館には、すでに卒業式に向けて、装飾が施されていたり、ひな壇が完成していたりしています
全校集会が終わった後、6年生が卒業式の席順を確認していました
明日は ありがとう集会です


※1
ゴールデンエイジ
とは簡単に言うと「センス(応用力)を磨くことのできる時期」です。 運動神経が良くなる・スポーツが上手くなるための大切な時期として良く使われています。 しかしスポーツだけでなく楽器等繊細な指遣いを必要とするものなども当てはまり、何かを上達するのにとても重要な時期のことです

芸術鑑賞会

2月21日(水)芸術鑑賞会

ピアニストの中村文美さんを、お招きして芸術鑑賞会が行われました

中村さんですが、東京音楽大学音楽学部ピアノ科卒業
その後、ドイツにて研鑚を積みます
ブルガリアのオペラスターのアナ・ヴェレヴァ来日コンサートの伴奏を務めたこともあるそうです

そんなプロのピアニストの中村さんが、なぜ南小に来てくださったかというと、酒井校長先生の教え子だったからです

鑑賞会では、7曲の演奏を聴くことができました

まずは、ショパンの「革命のエチュード」
ショパン独特の、
激しい情熱が主体の旋律と速いパッセージが特徴です
会場の耳を、一気に引きつけます

その後、ショパンの「子犬のワルツ」「幻想即興曲」「バラード第1番」
ドビュッシーの「月の光」、ベートーヴェンの「月光」

途中で、タイトル当てのクイズを入れたり、平昌オリンピックで活躍中のフィギュアスケートの羽生選手や、坂本選手が使用している曲を演奏してくれたり、小学生でも楽しめる内容でした

最後は、リストの
「ラ・カンパネッラ」
カンパネッラは、イタリア語で「鐘」という意味、途中で何度も鐘が鳴っている様子が伝わってきました
超絶技巧練習曲として名高く、非常に複雑で特殊な技術を要することでも有名な曲だそうです
  
幸せな1時間でした
中村文美さんありがとうございました

学習参観

2月15日(木)学習参観(1年~3年・かがやき)
2月16日(金)学習参観(4~6年生)

南小では、最後の学習参観を二日間に分けて行っています

そして、今回が今年度最後の学習参観です
1年間のまとめということで、児童主体で発表するのも目標の1つとしています

各学年とも、がんばって発表している姿が見られました

              

留学生が先生

2月9日(金)留学生が先生

 

今日は、6年生で「留学生が先生!」の授業が行われました

このプログラムは、外国人留学生を小学校に招待し、交流活動を行うことによって異文化に対する理解を深め、国際的感覚を育むことを狙いとしているものです

 

昨年度は、韓国からの留学生が先生でしたが、今年度は、シンガポールから留学しているン・シェリルさんが先生として、南小に来てくれました

 

児童は、この日のためにシンガポールについて調べ学習をしたり、質問することを考えたりと、色々と準備をしてきました

 

突然ですが、ここでクイズ!!「シンガポール」という国名には、ある動物が関係しています
その動物とは一体なんでしょう?(答えは後ほど・・・)

 

いよいよ授業開始!シェリル先生から、シンガポールは東京23区とほぼ同じであることや、街並みや食べ物、民族衣装などについて、写真をもとに説明してもらいました
  
パソコンで調べても出てこない内容の連続に、6年生はくぎ付け!

シンガポールでは、手を出してユラユラ振り続けないとバスが停車してくれないそうです
また、車1台の平均価格は約1000万円ということに、とても驚いていました

 

さらに、シェリル先生は、自分のことについても話してくださいました
「広い世界を見てみたい!」という思いから、中学校1年生から日本語の勉強を始め、現在は5ヶ国語を話せるそうです
将来は語学力を生かし、国際交流ができる仕事に就きたい、とも話してくださいました

 

最後に、シェリル先生から、「これだけは覚えてください。」と、1つの言葉を教えてもらいました
それは「マジュラ=進め」という言葉です
どんなに辛くても、この言葉に励まされてきたそうです
6年生も、この先困難な道が待ち受けていても、力強く進んでもらいたいと思います

 

たくさんのことを学べた「留学生が先生!」でした

 

※クイズの答えは「ライオン」でした
シンガポールは、サンスクリット語で「ライオンの都」を意味するそうです。