林間学校自然学習への導入、佐藤公先生来たる!
5ヵ月後の2019年度6月、現1年生は進級して最大の学年行事である林間学校を実施します。それに向けての第一歩、事前に行う自然学習(総合学習)がスタートしました。
この自然学習を通して、自分が興味関心をもって学んだことを実際の林間学校で検証してくるという取り組みですが、布佐中学校は市内で唯一、東日本大震災の直後からその安全性に細心の注意を払い、福島県裏磐梯方面への林間学校を継続しています。これは、裏磐梯周辺に生徒に学ばせたい自然環境のすべてが素晴らしい状態で残されているからであり、生徒の興味関心に応じたテーマがすべて設定できるからです。
そして、18日(金)は生徒に興味関心を強くもたせるための大切な導入の授業でした。この大切な授業に、布佐中は毎年、何と現地福島から専門家の先生をお呼びしてお話をしていただいています。磐梯山噴火記念館の佐藤公先生という方で、かってNHKテレビ「ブラタモリ」に出演されて案内役を務め、メディアを通して裏磐梯の雄大な自然について熱く語っておられました。布佐中には子ども達のために、今年でなんと9年連続で足を運んでくださっている先生です。
私も昨年まで4年連続で授業を受けさせていただいています。全部は紹介できませんが、火山の噴火実験など、様々な道具を駆使して生徒と一緒に行いながら、映像も入れて大変にわかりやすく、当たり前のように興味をもって惹きつけられていく授業であり、例年よりもまた一段と素晴らしい2時間の学習だったように思いました。導入がこんなに楽しい授業ならば、生徒もスムーズに次からの学習に入っていけるだろうと感じています。
今日のために、わざわざ福島からお出でいただいた佐藤先生に改めて感謝するとともに、このような取り組みの一つひとつが、生徒にとってより有意義な校外学習を実現するということを再認識した次第です。