校長室

新たなスタート!葛南新人駅伝大会

 24日()、冷たい風が吹きすさぶ中、葛南新人駅伝大会が柏の葉周回コースで実施されました。13()の銚子駅伝大会を経験した本校の生徒たちは、インフルエンザの流行等でベストなチーム状態とは言えませんでしたが、新チームとして自分たちが設定した目標の達成をめざしてこの日を迎えました。

 駅伝大会は陸上・駅伝部だけではなく、学校をあげて学校の代表として選手たちは走りますので、バスケ部やバレー部など、他部活の生徒たちも加わっているのですが、怪我の生徒もいて、女子の部は駅伝部以外のメンバーで走らざるを得ないという状況で、小規模校の現実は如何ともしがたく、本当にぎりぎりのメンバーで戦いました。

 ロードレースが終わり、まずは女子と男子1年生の部がスタート、最後に男子の部のスタートという日程でした。一生懸命に疾走する生徒の姿に自然と応援にも熱が入り、寒さもいつの間にか吹き飛んでいました。結果は男子Aチームが13位、Bチームは5区で選手の体調不良のアクシデントがあって順位はつかず、1年生の部は9位、女子の部も9位でした。昨年のこの大会からは順位を落としましたが、とにかくロードレースを含め、出場した全員が最後まであきらめることなく、今できる自分の力を出し切ることができたレースであったと思っています。

 閉会式後のミーティングでは、今の時点では昨年のチームに力が及ばなくても、一歩ずつ階段を上がっていきながら最終的に右肩上がりのチームにすることが大事、70点のテストを90点に伸ばすことも評価できるが、元々が30点の(力しかない)テストを60点に伸ばした方がより価値があるという例え話とともに、今後の努力と躍進を確認し合いました。

 生徒たちの表情からは、「まだまだできる」「満足していない」という気持ちが心のどこかにあることが感じられました。規模の小さい生徒数の少ない布佐中が、いわば「小国が大国に挑む」ようなものですが、昨年のチームに負けない成長を期待したいと思います。厳しい練習に耐えて頑張ってきた生徒たちをこれからも応援していくとともに、生徒たちを伸ばしてくれている先生方に改めて感謝です。

 

※大会の様子は「生徒の活動」のページにアップしましたのでご覧く 
 ださい。