本物に触れる!薩摩琵琶鑑賞授業
昨年に続いて3年生の特別授業・音楽鑑賞教室を2月18日(月)に実施しました。今年も邦楽分野の第一人者で、薩摩琵琶のプロ奏者であり、地元出身(布佐中出身でもあります)の久保田晶子様をお招きし、生徒の前で生の演奏を披露していただきました。
私も毎年拝見させていただいていますが、3年生2クラスの授業で2時間、音楽室で、生徒たちの目の前で開かれるミニコンサートは本当に圧巻です。時間の経過を忘れる素晴らしさで、私もその圧倒的な迫力に昨年以上に言葉を失いました。生徒たちも音の美しさや朗読の迫力を肌で感じとることができたのか、集中して1時間、真剣な表情で聴き入っていました。また、演奏の途中で薩摩琵琶の紹介や自分が琵琶の世界に足を踏み入れたきっかけ、何事にも失敗を恐れず本気になって取り組むことの大切さ等々の話をしてくださいました。生徒の記憶にも強く残ったのではないかと思います。また、杜子春の朗読では、クラス2名ずつの代表が琵琶の演奏とコラボするという貴重な体験もさせていただき、本当にあっという間に時が過ぎっていきました。
まさに本物の伝統文化に触れ、本物を感じて、生徒たちの心も澄みきったのではないかと思います。音楽に限らず、このような有意義な取り組みをもっともっと学校教育に取り入れていけたら…と思った1日でした。