日誌

2016年9月の記事一覧

9月4日(日)その2 団長の目から海外派遣10

<団長の目から町中学生海外派遣を振り返る10> 今日は、行程5日目のOISCA(オイスカ)での活動について書きます。

〇シンガトカ町のOISCA FIJIの活動に協力する・・・・・・シンガトカ町は、宿泊地のNADI市からは車で1時間ぐらい南下した海沿いで、美しい「コーラル・コースト」がある人口約2万3000人ぐらいの町です。
●OISCA FIJIの研修施設・・・シンガトカ町の山の中に、施設と農場、田んぼ、畑が広がっていました。 ここで、Fijiの青年たちは約3ヶ月から6ヶ月間、農業研修をしながら指導技術と経営を学びます。研修を修了した青年たちは、地元にもどり「農業指導者」として、地域の農業の振興に貢献することになっています。 研修生徒の中には、日本の四国にあるOISCAに研修に来たり、筑波大学等の大学農学部に留学する青年もいます。
       

●公益財団法人OISCA JAPANとは・・・・・・すべての人々が、さまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り、育てようとする世界を目指して1961年に設立される。本部は日本に置き、現在34の国や地域に組織する国際NPO法人です。
農業開発や人材育成、海外開発協力、環境保全、子供の森作りなどを行っています。

●OISCA FIJI(シンガトカ町)での研修内容・・・・・・最初に、研修農場内の見学をしました。 日本の豚より2倍大きい豚の飼育のようすを見たり、牛を使って畑の開墾をしているようすなどを見ることができました。
その後、研修室に入り、研修所長代理のジュジュさんから講義(レクチャー)を受けました。「OISCA」の概要や活動内容(海の環境保全、公害への取り組み)などの話がありました。
その後、村の訪問や村民との昼食会にもOISCA職員も同行してくださいました。
昼食後、「コーラルコースト」に移動し、珊瑚の砂浜に「マングローブ」の移植の準備をしてくださいました。
今回、移植する「マングローブ」の苗木をOISCAは、「800本」用意してくださいました。約2時間かけて、スコップで砂浜に穴を掘る人、マングローブを移植する人、苗木を海辺まで運ぶ人、苗木の育苗ポットを集めて片付ける人など、役割を決めて、団員生徒とともに、OISCA職員、村人たち、添乗員や現地ガイドさんまで全員が参加して800本の苗木を移植することができました。
***移植した800本の「マングローブ」は5年後には2mぐらい成長し、10年(15年)先には、5mぐらいの成木になるということです。「OISCA」の研修所長代理のジュジュさんは、「是非、10年後に、このコーラルコーストを訪れ、マングローブの成長の姿をみてください。」と言っておられました。
         
***Mz Jocelyn L.Matunhay.(お世話いただいたジュジュさんへ)  
     Chief Representative OISCA Fiji.
Bula. Good evening.
It had been very kind by a visit of  Takanezawa-machi delegation.
I'll be thankful for attention of OISCA  and correspondence.
I'd like to ask coral Coast again about 10 or 15 years later to see growth of a transplanted mangrove.
Thank you very much. Vinaka.  Sincerly Mz JUJU San
       Head of Delegate in Takanezawa-machi   Toshio Gomibuchi