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2016年11月の記事一覧

11月24日(木)その2 子育て・親育ちの眼「不登校増加」

<子育て・親育ちの眼「県内昨年度の不登校児童生徒は2,288人に」> 一昨日、昨日の天気予報で、「24日は雪が降ると報道されたことで、県内のガソリンスタンドやディーラー、自動車整備工場、タイヤ店などが「タイヤ交換」の列で大渋滞だったようです。 本校職員の一人は「4時間並んで交換しました」と言っていました。
  
 下野新聞(不登校記事).pdf  (「pdf」をクリックすると新聞記事がご覧いただけます)

〇県内平成25年度の不登校児童生徒は2,288人に・・・・・・県教委で昨年度の不登校数についてのまとめの発表がありました。
●年間30日以上、小中学校で欠席した人数は、「2,288人」(前年度より111人増)。3年連続増加しています。 県立高校の不登校生徒は「664人」(昨年度から5人減)

●中学校の不登校数は「1,814人」(前年度から50人増)。生徒100人当たりの出現率は「3,53%」。 1クラスに1名の不登校生徒がいるという厳しい現状です。 主な要因としては、「無気力傾向」が「664人」で約4割です。

●小学校の不登校数は「474人」(前年度から61人増)。 出現率は「0,46%」。200人に1人の不登校児童がいるという現状です。 小学校の不登校の主な要因は、「不安傾向」が「174人」で、これも全体の約4割に当たります。 

●県教委の結果分析では、子どもの欠席を容認するなど、保護者の意識に変化がある。児童生徒の意思を尊重し、時間をかけて復帰を目指す指導が定着している。 継続した対応や未然防止の重要性を強調しています。
******今から26年前の平成2年の県教委の調査で、不登校児童生徒が「1,000人」になりました。 この当時、県教委は不登校生が1000人越えたということで大きな施策を講じます。 これが県内3カ所に不登校児童生徒が通級する教室(施設)を設置することでした。この時、県北の不登校適応指導教室の担当になったのが私でした。 それ以来、多くの不登校や不適応の児童生徒たちとの関わってきています。   参考文献 下野新聞(H28,11,24) 1面から