2022年5月の記事一覧
食育の日の献立(徳島県の郷土料理)
春日部市の学校給食は、日本に昔から伝わる行事食など食文化の継承も大切にしています。毎月「食育の日献立」として各地の郷土料理を取り入れています。
今月は、徳島県の郷土料料理です。
<いり飯、かつおのごま揚げ、ほうれん草のおひたし、そうめんのふしめん汁、牛乳>
「入り飯」は、徳島県佐那河内(さなごうち)村の郷土料理で、田植えや稲刈り、水路の手入れなど共同の農作業を行った後、みんなで食べた料理です。はじめは酢飯に『いりこ(かえり煮干し)』を入れただけのものだったそうですが、しだいに油揚げや竹輪、野菜などが使われるようになりました。
「ふし(節)めん汁」は、美馬(みま)郡つるぎ町の特産物であるそうめんの節を使った料理です。節の部分は商品にならないため、みそ汁や吸い物の具として使われています。
給食ではちりめんじゃこを使っています。やさしい味の酢飯とそうめんの入ったお吸い物はよく合い、おいしくいただきました。