2021年10月の記事一覧
武里南小の研究発表会を参観しました。
本日の放課後、校長先生を始めとした全教職員で令和元・2・3年度 春日部市教育委員会委嘱の算数科の研究発表会を参観しました。
小中連携の一環としてですが、今回の参観を通して、来年度に迫った武里西小の研究発表会の会場設営等の参考にするほか、武西の授業に取り込めそうなところを見つけ、ブラッシュアップしながら今後の研修に活用していくための参観です。
研究授業では、低・中・高学年のブロックに分かれ、それぞれの授業を参観させていただきました。
日頃、定期的に授業の進め方や環境づくりなどについて協議を重ねていることもあり、共通点の確認や、タブレット端末のグーグルホーム、ジャムボード、キュビナの授業での効果的な使い方も御提案いただきつつ、たくさんのことを勉強させていだきました。
その後、開催された全体会では、御来賓の春日部市教育委員会教育長の鎌田先生による御挨拶、春日部市教育委員会学校教育部指導課指導担当主幹の平澤先生による緊急事態宣言が明けた中での教育活動、今回の算数科の取組などについての御指導を御拝聴しました。
その後の分科会では、ブロックごとに分かれ、今回の授業についてや質問等、喧々諤々。他校であっても関係なく気になったところなどを熱心に質問する武里西小の先生方でした。
正善小の窪田校長先生、春日部市教育委員会指導担当主幹の平澤先生、指導担当主事の榎本先生の御指導や回答を受け、今回の研究発表で学んだことを自校に持ち帰り、日頃の授業に活用していきたいと思います。
武里南小学校の先生方におかれましては、参観させていただき、ありがとうございました。
ハロウィーンパーティーや校内絵画展鑑賞会、たけにしタイムなどイベント様々な10月の月末でした!
28日(木)の昼休みは、たけにしタイム!
今年度は、コロナ禍によるたけにしゲームランドの中止を受けて、本来ならたけにしゲームランドの準備を行っている期間ではありますが、新たな取り組みとして、外遊びを含めた遊びの充実にあたています。
今回は、その2回目。2組の縦割り班が外遊びになります。
室内外とも6年生を中心に考えたレクリエーションを楽しみ、1年生から6年生までの仲を深めた時間となりました!
朝には、登校指導も行われました。
寒くなってきましたが、スクールガードリーダーを始めとした防犯ボランティアの皆様、旗振り当番の保護者の皆様、御見送りや登校の見守り、付き添い等を行ってくださっている保護者や地域の皆様のお蔭もあり、大きな事故や事件等なく、登校できています。ありがとうございます。
更に寒くなってくる時期を踏まえ、登校の仕方、挨拶、列の並び方等に課題が見られる部分もありましたが、子供たちが自発的に改善して実践くれることを望みます。
校内絵画展も終了となりました。今年度も多くの保護者の皆様に御覧いただき、ありがとうございました。
自分の作品や友達の作品を親子で語り合う姿は、微笑ましさを感じさせ、保護者の方から褒められた子供たちの笑顔は自信を深めさせ、技術向上や今後の意欲につながる何よりの特効薬です。
そして、各学級、各学年での校内絵画展の鑑賞会も行われました。1学年上の作品を中心に鑑賞することで、来年度行う学習の見通しを持てるほか、参考にしたくなる技術を知る機会にもなります。
何より素敵な作品をたくさん見ることで、美術眼が鍛えられます。
今回の鑑賞会でも「この作品のここが凄い!」「上手い!」と目を輝かせていました。
そして、この月末の子供たちの興味関心が最大限に高いイベントといえば、ハロウィーンパーティーでしょうか。
4年生では、ある程度の材料や計画、準備の時間、場所の提供以外は、あえて子供たちに丸投げでしたが、大したもので、それぞれに案を持ち寄り、計画を練っていきました。
今回、衣装は自分たちの手作り、決められた時間内、室内で出来るもの、無理はしない(短い期間でも無理をせずに用意できるもの)などの条件を設け、話は進んでいきました。
また、4年1組では、(保護者の許可制のもと、無理しない範囲で)がっつり仮装したい部門、(無理なくワンポイント程度の)ほどよく仮装したい部門、上級者向けアイデア勝負の細かすぎるマニアック仮装部門の3部門に分けて、自分が選んだ部門への参加を促したほか、みんなで楽しめるレクリエーションを子供たちで考えました。
イチから手作りしていくクリエイター気質の子から既製品を親子で加工するアーティスト気質の子、ワンポイントで緩やかに楽しみたい子、大胆なアイデア勝負で盛り上げる子など、子供たちのパワーを感じる会となりました。
ハロウィーンバスケット。
ハロウィーン新聞折り畳みゲーム。
ハロウィーンボーリング。
ハロウィーン宝探し。
長髪女子あるあるの貞子。
こってりソースが濃厚!シザーハウス風の焼きそばパンマン。
手作り感が可愛い雰囲気を醸し出しています。
先生たちも仮装。巨大王冠の王様やアフロ吸血鬼伯爵などの格好で子供たちは大笑い。
飾りつけも子供たちの手によって、雰囲気を盛り上げます。
ハッピーハロゥイン!校長先生にも手作りの折り紙をプレゼント。
集合写真でパシャリ!
子供たちにとって、計画から準備、運営と楽しい週末となりました。
また、保護者の皆様におかれましては、衣装やプログラム、飾り等の制作、材料の準備等で御協力いただき、ありがとうございました。
現在、道徳や専科の教科のハーフ参観も行われています。
1学期の算数科のハーフ参観(公開授業)に引き続き、開催です。
期間中、1回は公開授業を行うほか、他の先生の授業も参観に行き、感想などを述べていきます。
この日は、専科の先生による書写の授業を参観しました。
映像で書き順や気をつけるポイント、筆の運び方などを共有して、書いていきます。
注意するポイントを意識しながらも全体を俯瞰しつつ、ひたすらに文字と向き合います。
伸びが見られる児童に手取り足取り、アドバイス。
この度は、御参観させていただき、ありがとうございました。
東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火ランナートーチに触れる!
ウィングハット春日部にて、東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレートーチを28日(木)まで展示中ということで観に行ってきました!
「桜ゴールド」と「桜ピンク」の2種類が展示されていていました。
「上から見ると桜の形になっているんですよ。」と係の方から教えてもらい、パシャリ。
また、実際に手にとり、記念撮影までさせていただきました。
思ったよりも軽くて驚きましたが、これをずっと持ったまま走るのは緊張感もあって大変だろうなと感じさせてくれました。
そして、春日部市スポーツ推進課にて御活躍している前主幹教諭の先生ともバッタリ!
観に来た際に会ったという子供たちも多数いたようです。元気そうで何よりでした。
支援担当訪問(第2回 授業研究会)が行われました!
本日、令和3年度 春日部市教育委員会・東部教育事務所教育支援担当・学力向上推進担当学校訪問が行われました。
それに伴い、2・3校時に公開授業、4・5校時には、令和3年度 第2回 授業研究会を行い、指導者として、東部教育事務所より学力向上推進担当指導主事の木村先生、春日部市教育委員会より学校教育部指導課指導主事の吉野先生、城島先生の3名の先生方から御指導をいただきました。
また、今回も同学区、小中連携の一環として、武里南小学校の阿久津校長先生を始めとした先生方、春日部南中の石塚校長先生を始めとした先生方にも御参観いただき、御意見をいただきました。
一昨年度から算数科の研究を行っている武里西小では、今年度も春日部市教育委員会の委嘱を受け、昨年度までの研究を更に深めていくために、今年度の研究主題を「自らの考え、学び合う児童の育成~考えを伝え合い、思考力、判断力、表現力を高める授業~」と題して、児童の育成を図っています。
すでに4年生と6年生では、指導者として正善小の窪田先生を御招きし、授業研究会を行ったり、埼玉県学力学習調査の結果から対策を考えたりしながら、研究主題に関する仮説を踏まえつつ、子供たちの算数科の学力向上に努めています。
▶令和3年度 第1回授業研究会の様子(4年生、6年生)
▶令和2年度の支援担当訪問(緊急事態宣言中のため、各公開授業のみの御参観並びに書面での御指導をいただきました。)
2校時、3校時は、各学級において算数や専科の公開授業が行われました。
4校時、5校時は、研究授業が行われました。
4校時 2年2組「新しい計算を考えよう」
この単元では、初めてのかけ算に取り組んでいきます。乗法(たし算の繰り返し、かけ算)の意味や記号、九九(5、2、3、4の段)の構成や暗唱など、かけ算の性質や構成、計算の意味や仕方などについての基本となる単元です。
この単元では、このようなかけ算の基本的な性質や構成を理解しつつ、数学的表現を用いて、計算の仕方を表現したり、処理したりしながら、その良さに気付き、今後の生活や学習に活用していくことが目標になります。
今回の授業では、6×4の答えは、6+6+6+6の計算でも求めることができるという感じで、乗法の答えは、被乗数(6)と乗数(4)の数だけ累加して求められることを理解するのが目標になります。
算数の授業で最初に行っているパワーアップタイムでは、既習問題を通して「1つ分の数」「いくつ分」という用語の説明を確認していきました。
本時の学習課題を把握する時間では、具体物を通して、本時の学習問題を把握していきました。
特に低学年のうちは、この具体物が問題把握において有効になっていきます。
授業のデジタル化が進む昨今ですが、実際のものに近い具体物や図を使用する昔ながらの手法は、子供たちの理解度を深めるための有効な手段の一つとなっています。
「6×4です!」「同じです!」と立式を全体で共有し、学習の見通しを持てたことを確認すると、自力解決の時間へと突入しました。
自力解決の時間では、「6×4」の式の答えを図、式、言葉を使って求めていきました。
どのような求め方が分かりやすいのかを考えながら、今までの既習事項を思い出しながら考えていきました。
また、考えを求める際に、解決の見通しが難しい児童には、ヒントカードを配付したり、おはじきやブロックなどの具体物を操作させたりすることで、解決の見通しをもつことができました。
自分で考えたものをグループごとに発表しました。
それぞれで考えたものをグループで共有し、考えを深めていきます。
「その考え方もあったのか!」とハッとした顔で考えを深めたり、同じ考えで自信を深めたりする児童が多く見られました。
グループごとに発表している間、よい考えや面白い考えを見せてくれた子を代表して、ボードに書き込んでもらいました。
(いい発表をするぞ!)と意気込んでか、頭の中を巡らして丁寧な字で書きこんでいました。
担任の先生も色々なグループの発表を聞いて回りながら、アドバイスをして考えを深めさせていきました。
沢山の先生方に注目されるような発表がたくさんありました。
全体での発表、話し合いでは、6の数に注目しながら、どれも6ずつ増えている、どれもたし算で求めているなどの自分との共通点を探しながら、考えを深め、共有しました。
その後、今回の課題に対するまとめを行い、その考えを踏まえた適応問題(練習問題)を取り組み、振り返りを行いました。
5校時 3学年「数の表し方やしくみを調べよう」
3年生以上の学年では全体的に苦手意識が見えたり、効果的に学習に取り組める確率が高かったりする単元において、習熟度別に分けた少人数での学習に取り組んでいます。
3年生の今回の単元では、習熟度別のコースに分け、少人数で学習に取り組んだ方が学習の高まりが見られるだろうということで、コース別の研究授業となりました。(写真の順番は、特に関係ありません。)
この単元では、体積や長さの小数を用いて、小数第一位までの表し方や仕組みについて学習したり、小数や小数点、整数との比較、小数のたし算、ひき算など、小数の表し方や計算の仕方を考えるなどの小数の基本を学習していきます。
3年生でもパワーアップタイムで既習事項の確認していきました。
大きい瓶と小さい瓶に入っているジュースの量(かさ)をたしたものを計算していきます。
小数の表し方と仕組みに着目し、小数第一位どうしの小数の加法計算(たし算)の仕方を考え、説明することがこの授業での目標ですが、1Lにも満たないその量を小数で表していく中で、0.1をもとにするという今までの計算の仕方が使えること、一の位、小数第一位を枠組み化した位取り表、数直線、1Lマスの図を使ったり、dLに直すと計算できそうだったりと、解決するための見通しを確認しました。
見通しが持てたら、各コースとも自力解決の時間です。
1Lマス、数直線、位取り表などを使い、0.1をもとにするという考え方を思い出しながら、ノートやボードに書き込んでいきました。
自力解決のヒントとして、算数コーナーの存在があります。
既習事項などが掲示してあり、子供たちの考えを深めるための大きなヒントとなっています。
先生の声掛けに応じて、見返してみたり、日常のふとしたときに見返して定着の深まりの一助になったりするなどの効果を見せています。
3年生でも自力解決の時間のあとは、自分の考えをグループや全体で発表し、考えを共有することで、自分の考えと比較しながら、その考えを深めていきました。
その際には、コースごとにノートを使っての発表、具体物や大型テレビを使った発表など、発表の仕方にもそれぞれのコースの児童の実態に合った研究の爪痕が見られます。
全体で考えを共有したあとは、課題に対するまとめとして、それぞれの考え方の共通点として、0.1をもとにする、0.1の何個分という考え方や整数にして計算する考え方など、これまでと同じやり方で計算できるということをまとめました。
また、適応問題(練習問題)を振り返りを行うことで、考えの深まり、目標の定着を図りました。
放課後は、分科会、全体会での協議会が行われました。
分科会では、公開授業での御指導を中心にそれぞれの授業においての基本的な考え方、子供たちの学力向上に繋がるポイントや進め方について御指導いただきました。
全体会では、研究授業を中心に御指導いただきました。
春日部市教育委員会学校教育部指導課指導主事の吉野先生、城島先生からは、春日部市の教育において指針となる春日部メソッドを体現していることや先生方の教材研究や授業に対する取組の熱心さ、子供たちの頑張りについてお褒めの言葉をいただくとともに、コロナ禍での行事等の工夫の御礼、いじめや不登校、教職員による事故防止について確認が行われました。
▶優秀提案賞を受賞した武里西小の取組の動画(①働き方改革について ②算数のペア学習について)
東部教育事務所学力向上推進担当指導主事の木村先生からは、研究授業を中心に御指導いただきました。
それぞれの授業での子供たちの学力向上につながる先生たちの取組のよさや更によくしていくための課題点を御指導いただいたほか、埼玉県教育委員会、東部教育事務所で取り組んでいる算数的活動を踏まえた「主体的・対話的で深い学び」を充実させる授業づくりについて資料をもとにお話いただきました。
今回の御指導で、問題把握をしっかり行ってから次へ進むこと、適応問題の十分な確保、話し合い活動の際には明確な意図をもって、子供たちの言葉で意見を取り上げること、算数的活動において答えが出てからが勝負という授業の流れにおいての大切なことをお話いただいたほか、埼玉県学力状況調査の結果から分かった「先生に認められたと感じた意識が高い子ほど、学力が高い」という傾向からも、子供たちの良さや取柄を認めてあげる大事さ、子供たちが主役であって、先生との関係性を踏まえた安心感(心理的安全性)を大事にして欲しいという学級経営にまで及び多岐に渡る内容を短い時間の中で分かりやすく御指導いただきました。
春日部市教育委員会の吉野先生、城島先生、東部教育事務所の木村先生におかれましては、日頃の御多用の中、多岐に渡る御指導、ありがとうございました。
また、今回の研究授業にあたり、指導案作成、授業の流れについて御指導いただいた正善小の窪田校長先生におかれましては、日頃の自校での御公務の合間を縫っての御指導、ありがとうございました。
そして、御参観いただいた春日部南中、武里南中の先生方におかれましても、自校での授業や日課を切り上げての御参観、ありがとうございました。
最後に、今回、御参観させていただいた2年生の先生方、3年生の先生方、少人数指導の先生方におかれましては、様々な御指導、御参観、ありがとうございました。
公開授業、自習、研究授業を受けた子供たちもよく頑張りました。
4年生、校外学習!(ありがとうございました。)
4年生の校外学習、無事に終了しました!
初めての貸切バスでの県外への校外学習を経て、楽しめたこと、頑張ったこと、公共マナーを守り、学んだことをよく噛み締め、これからに生かしていくことでしょう。
保護者の皆様におかれましては、お弁当や持ち物の準備等、御協力いただき、ありがとうございました。
また、見学させていただいた、関宿城博物館、首都圏外郭放水路の皆様、旅行会社の皆様、引率していただいた先生方、ありがとうございました。