2021年2月の記事一覧
バルーンリリース
2月25日(木)に、生徒会企画の「祝 卒業 バルーンリリース」を行いました。
これは、前生徒会長が全校生の思い出作りのために企画していたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大状況から、その時には実施できませんでした。しかし、状況が変わった今、高校3年生の卒業祝いとして実現することができました。在校生は教室の窓を開けて、先輩方が飛ばす色とりどりの風船に、盛大な拍手を送りました。
私たち教員も、この生徒たちが入学してから今日までの6年間または3年間を思い出しながら、遠くへ飛んでいく風船を見守りました。
今年度、全校生が集まる行事は一度もできませんでしたが、今日は全員で同じ風船を見つめ、同じ時間を過ごすことができました。穏やかな青空のもと、温かい雰囲気で卒業生を送ることができ、良い思い出となりました。
桃の節句
もうすぐひな祭りです。
今年は生徒会役員とボランティアの生徒がお雛様を飾りました。
毎年この季節になると、ホーリーコーナーはマリア様とお雛様が並んで、一層華やかな雰囲気になります。また、今年は本校筝曲部が演奏した「ひなまつり」も流しています。
中高生になると、家庭でひな祭りを祝う人が少なくなっていますが、一日の長い時間を過ごす学校でお祝いするのもいいものです。ボランティアの生徒たちが丁寧に飾った雛飾りで、年に一度の女の子のお祝いを楽しみましょう。
栃木県理科研究中央展覧会
2月10日(水)に第74回栃木県理科研究中央展覧会が行われ、地区大会で特賞を受賞した中学3年生の黒﨑茜璃さんの作品が出品されました。黒﨑さんはインスタントコーヒーを作るときのスプーンとマグカップの接触音の変化に疑問を持ち、その原因を探るために計測機器を用いて科学的に探究し、最優秀賞(第1位)に輝きました。おめでとうございます。
雨上がりの虹
雨上がりの夕刻、ふと外を見るときれいな虹がでていました! 何かいいことがありそうですね。
ケヤキ・トチノキ・カツラの木
正門を入って左側、ヒマラヤスギの奥にケヤキ・トチノキ・カツラの木々が大きな木陰をつくります。春には淡い緑の芽を吹いて、秋にはサラサラ落葉のリズムを奏で、悠々と枝葉を伸ばしながら海星の生徒やマリア幼稚園の園児を見守ってきました。
それらの木々は、いつの間にか海星の敷地をこえて電線にまで触れるようになり、1月中旬から少しずつ剪定・伐採をして校内がすっきりとしました。
そこにあって当たり前だったものが、いざ姿を変えるとやはり寂しい気持ちになるものですね。
第34回東洋大学「現代学生百人一首」入選
第34回東洋大学「現代学生百人一首」に、中学1年のデンプシーニコール春香さんの短歌が入選し、賞状と副賞をいただきました。
入選した作品と、その短歌を詠んだときの心情は以下の通りです。
「とちおとめ氷の山を染める赤頭にキーンと打ち上げ花火」
夏休みにちょっと贅沢をして、大好きなとちおとめをきざんで入れたいちごシロップをかき氷にかけて食べていました。食べるのを急ぎすぎて頭がキーンと痛くなったのが、まるで頭の中で花火が上がったみたいだなと思いました。夏といえば花火とかき氷が特に好きなので、この作品を詠みました。