学校の様子

学校の様子

生涯学習!学び続けることの大切さ けやき家庭科Ver

特別支援学級「けやき」では職業・家庭の授業展開をしました。

今回の授業のテーマは「ホットケーキをつくろう!」という内容でした。

 

この授業では生徒の「自立」する力を目指して、準備→調理→片付けまでの調理実習でした。

今回は1人1つのテーブル、ホットプレートを使用して、片付けまでをすべて一人で行う、挑戦となりました。

 

 まずは先生の説明や注意点を聞き、手元には手順書を準備し、いつでも確認できるように準備してから始めます。

  

準備が終わると…いざ!ホットプレートでの調理がスタート!

円の形に流していき、焼き加減を見極めていきます。練習したフライ返しを上手に使って、ひっくり返し…

 

 

 

 

 

 

 

最後にメープルシロップをかけて… ついに完成!


 自分で作ったものはまた一段とおいしく感じます。みんなが作ったホットケーキを見て、お互いに褒め合いながら食べました。

 

ここからがラストスパートです。苦戦をしながらもホットプレート片付け、排水溝まで掃除しました。

 

自分たちの力でやりきろうと先生方の手を借りずに、最後まで取り組む事ができました。ホットケーキも上手に作ることができ、片付けまでスムーズに進められました。

ぜひ、この経験を生かしてご家庭でも「ホットケーキ」を作ってみてください。

生涯学習!学び続けることの大切さ 道徳Ver

『人間力の向上』・・・本校の学校教育目標である『自律』を達成するためにも大切な要素となります。

では、この人間力をどのようにして養い、伸ばしていくのか・・・そこで重要なのが『道徳教育』です。

 

今回、2年生は「足袋の季節」という教材で道徳科の授業を行いました。「足袋の季節」は主人公の少年が大福もちを売るお婆さんから釣り銭をごまかして足袋を買おうとするものの、正直にごまかしたことを言えず、自責の念や罪悪感を抱く話です。

 

「皆さんなら正直に釣り銭が多いことを言いますか?言いませんか?」

そんな発問が先生から投げかけられると生徒たちは、頭を悩ませながらタブレットに自分の考えを入力していました。

 

「正直に言わないと自分自身が後悔することになる」、「人のお金を騙し取ることは絶対にやってはいけないことだから正直に言うべき」など正直に言う生徒が多い中、「自分自身も貧しくて生きるために必死だから正直に言わない」という意見も出てきました。自分とは違った他者の考えや意見に触れた生徒たちは、先ほどよりも一層悩んでいるような様子がうかがえました。

 

 

 

 

 

 

 道徳には、「これ」といった正解はありません。自分とは違った価値観に出会ったとき、「じゃあ、どうすることが良いのだろうか」と葛藤していく過程がとても大切です。

そして、最終的には実生活につなげていくことが重要です。同じような場面が起きたとき、自分ならどのような選択をするか、行動するか・・・

きっと、今回の授業を通して生徒は多くのことを考えたと思います。

今回の授業でどんなことを学んだのか、是非家庭でも話題にしてみてください。

 

第3学年 3年生から1年生へ(合唱練習)

5月30日、31日のHRの時間帯に合唱委員を中心とした3年生が1年生の教室へ行き、校歌の練習を一緒に行いました。

 

校歌は、学校を象徴する歌ですから、心を込めて歌うことができるのはとても大切なことです。また、合唱練習は音楽の授業でも行いますが、今回は「学級の合唱練習」ができるようにと願って行われています。先輩たちが中学校で培ってきた、「学級でまとまる力」を1年生に伝える場になりました。

 

コロナ禍でなかなか実現できなかった、「学年を超えての活動」ができ、ここ数年間体験することのできなかった雰囲気がありました。

元気ある1年生ともうすぐ社会に旅立つ3年生、学年は違いますがそれぞれの良さがあります。互いに認め、感謝し、感謝される関係性になっていくと素敵だなと思います。

 

今後1年生の歌声が3年生のフロアにも響いてくるのかなと思うと、とても楽しみです。