カテゴリ:今日の出来事
今年度最後の生活・表彰朝会!
本日、今年度最後となる3月の生活・表彰朝会が行われました。
今回の朝会も新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策に伴い、校内放送にて行いました。
今回は、「武里西小のあいうえお」から、「挨拶」「家庭学習」「素敵な中学生」についてお話がありました。
「素敵な中学生」については、武里西小学区の進学先である春日部南中学校の朝の活動の様子が紹介されました。
春日部南中の生徒は、毎朝、無言清掃や朝読書を行っているそうです。
当たり前の日常として、生徒たちが黙々と取り組んでいる様子に、1年生のある児童は、「凄い…」とボソッと一言。
身近な将来について知ることもでき、憧れや行動意識を高めているようでした。
また、埼玉県小中学校児童生徒美術展埼葛地区展にて各賞を受賞した児童の表彰なども行われました。
なお、埼葛地区美術展において各賞を受賞した武里西小の児童たちの作品が春日部市教育委員会のホームページにて紹介されていますので、御覧ください。
先生たちの放課後~ICT活用研修会、開催!
2月12日(金)の放課後、GIGAスクール構想を踏まえたICT研修会が行われました。
大阪樟蔭女子大学学芸学部国文学科の教授で、文部科学省ICT活用教育アドバイザーとして、GIGAスクール構想での授業の在り方について研究を行っている今田晃一氏を講師に迎えて、リモートでの御講義を戴きました。
▲6年生の道徳の授業の一コマ
リモートでの講義では、「ネットで学ぶ、人生100年時代の学びの作法」と題して、日本政府が力を入れている超スマート社会(Society5.0)や、文部科学省が掲げているGIGAスクール構想に伴う、ICTを活用した主体的で対話的な学びについて、6年生での道徳の授業でも学習した情報モラルについてなど、これからの教育現場に臨む心構え等や実践などについて、短い時間の中ではありましたが、エッセンスを詰め込んだ内容の濃いお話を戴きました。
また、今回の講義では、今田先生の教え子でもある帝京平成大学現代ライフ学部児童学科講師の村山大樹先生ともリモートで御協力いただき、道徳の授業でも使用した「Mentimeter」(無料ですが、リンク先は英語表記です。)などの集計システムやICT活用の際の技術的な部分についてもお話戴きました。
▲「Mentimeter」を使った子供たちの意見を集計した様子。その場で子供たちの意見を集計し、共有できるのに便利です。
超スマート社会(Society5.0)は、人類の歴史の中で、Soclety1.0を狩猟の社会とすると、狩猟→農耕→工業→情報に次ぐ、新しい社会のかたちとされています。
(Society3.0の工業社会までは、産業革命などの世界史で聞き覚えがあるという保護者の皆様もいらっしゃるかも知れませんね。)
これまでの情報社会(Soclety4.0)では、インターネットなどで世界の様々な情報が知れるようになったものの、あふれる情報から必要な情報を見つけること、知識や情報の共有の難しさ、少子高齢化や地方の過疎化などの課題に、人間の能力の限界や制約があり、十分に対応することが困難でした。
その課題や難しさに対して、超スマート社会(Soclety5.0)では、『サイバー空間とフィジカル空間(現実社会)』が高度に融合した社会として、全ての人とモノが繋がり、社会の変革(イノベーション)を通じて、これまでの課題を解決し、希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重し合える社会、一人一人が快適で活躍できる社会になっていくとされ、96年から計画されたものが、いよいよ今年度から実現となります。
身近にもよく見聞きする人工知能(AI)、ビッグデータ、ロボットや自動車の自動走行などが日常的に駆使される社会です。
▲先日の道徳の授業でタブレットを使用しながら話し合いを行う6年生の様子。喧々諤々。デジタルネイティブなZ世代とあって、タブレットの使い方には、すんなり応用しています。
そして、超スマート社会において、教育現場では、全国的にGIGAスクール構想の実現に伴うICT教育が進んでいます。
武里西小でもここに載せきれないぐらい絶賛取組中です!!
(昭和~平成中期まで活躍したICT活用で言えば懐かしきオーバーヘッドプロジェクターとか今やもう若先生や子供たちは知らないですよね…。00~10年代にかけては、春日部市全体において、全国の学校と中継して学習を高め合った取り組みが行われるなどICTを活用した学習展開に意欲的な風土があるようです。)
その① その② その③ その④ その⑤ その⑥ その⑦ その⑧
全国的にも展開されているGIGAスクール構想→鎌倉市での取り組み
GIGAスクール構想は、タブレットなどの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現することと、これまでの我が国の教育実践と最先端のICTのベストミックスを図ることにより、教師・児童生徒の力を最大限に引き出すこととされています。
武里西小でも、先日、1人1台のタブレットが配置され、システムの確認等が行われた後、いよいよ運用が開始されます。
今までの学習形態では理解に困難だった児童も、理解できていた児童も、タブレットなどで、絵図やゲーム形式、プログラミング等で学習したり、一人一人の意見を全体で瞬時に共有したりすることで、学習理解の深度が深まったり、充実したりできるようになるというものです。
今回、更新している中の人の私見でいえば、クラスに一人はいた勉強が出来なくても遊びやゲームならお手の物、遊び名人だったあの子でも、その活用力・応用力を生かして、これからは、学習においてもヒーローになれるんだなと感じさせてくれました。
「ウチの子は、勉強もしないでゲームばっかりして…」のその力が学習に生かされる時代なのかも知れませんね。
さて、期待を籠めすぎた中の人の私見が過ぎましたが、温かい見心で御容赦ください。詳しく知りたい方は、それぞれのホームページ等を見ていただければと思います。
話を戻すと、講義では、6年生の道徳の授業でも活用したNHK for Schoolを通した情報モラルやプログラミング教育についても紹介があり、SNSでネットいじめが起きた場合のいじめにならないように流れを変える立ち振る舞いなどについてもお話をいただきました。
コミュニケーションの多様さにおいて、繊細な部分でのやり取りを感じ取る難しさも知り、子供たちの中では、その後に同じような状態が起きたときに、実際に活用した報告も挙げられました。
研修後には、今回の講義を通して気になったことなどの質問タイム。
他校から研修に来た先生方からも熱心に質問が行われ、武里西小だけではなく、春日部市全体でのICT教育の高まりを感じさせてくれます。
今田先生や村山先生に於かれましては、日々の御研究で御多用の中、武里西小のIICT活用について様々な知見から御講義戴き、ありがとうございました。
また、今回の研修に際し、日々の御公務の御多用の中で、春日部市教育委員会や他校からも御参加いただき、ありがとうございました。
放課後の先生たち~教科等部会が行われました。
2月は逃げる月ということわざもありますが、ついこないだまで正月だと思っていたのが、あっという間に2月は過ぎ去り、まとめの3月が見えてきました。
そんな日々の放課後、定期的に教科等部会が行われています。
教科等部会は、国語・算数など様々な教科や学校生活に関わる多くの分掌(担当分野)について、よりよい教育活動が成されるように計画を立て、実行していくための会議です。
今回の部会では、この一年間の活動を総括し、成果や課題、来年度に向けた改善点や方策などを話し合いました。
今年度は、学校の臨時休業に始まり、コロナ禍での緊急事態宣言下で様々な教育活動が制限されている状態で、どのように活動していくかなどを考えながらの一年となりました。
それぞれの部会では、今後の社会情勢を踏まえながら、子供たちが安心安全に教育活動ができるよう、分掌担当として、粛々と対応していくことを確認しました。
今回の話し合いを基にして、来年度の授業や学校生活に反映されていくことになります。
震度5弱以上の地震を観測した際の対応について
13日(土)の福島県沖を震源とする地震では、春日部市でも震度4の長い揺れを観測したということで、週明けの月曜日の朝には、子供たちからも話題の一つとなりました。
コロナ禍でまだまだ余震が続く状況で、被害を受けた方々、避難生活を余儀なくされた方々への心配の念を禁じ得ませんが、今回の地震は、東日本大震災の余震とされ、あと10年は続くという報道も出ています。
また、南海トラフ地震などの大きな地震の予測も高まる中、武里西小では、春日部市の地震発生時の対策に則って、学校を含むエリアにおいて震度5弱以上の地震を観測した場合、子供たちを学校に待機させ、保護者の皆様への引き取りでの下校となっています。
また、震度5強以上の地震を観測した場合は、校内を避難所として開設しますので、落ち着いた避難行動をお願い致します。
地震に対しての対応については、武里西小のホームページ「地震について」のコーナーで対応についてお知らせしているほか、メール配信にて通知を行うとともに、ホームページ上でもお知らせしますので、御確認ください。
春日部市では、避難場所の受け入れ地域を限定していません。
避難が必要になることを考え、家族で避難場所や避難経路などを確認し合うことを推奨しています。
2021年もよろしくお願い致します!!
明けましておめでとうございます。
今年も保護者の皆様、地域の皆様に於かれましては、武里西小の教育活動において、様々、あたたかい御心と目で、御支援・御協力をお願い致します。また、この御時世、御自愛下さい。
さて、閉庁期間が明けました。冬休みももう少しで終わります。
今年の干支は、丑年です。丑年の由来に、丑年は、「耐える」「これから発展する前触れ」「芽が出る」という年になると言われ、着実に物事を進めていくことが大切な年であると言われているそうです。
緊急事態宣言が出た場合の新たな生活への影響や措置についても気になる年始ですが、最後には、うっししと笑えるような楽しい一年になるといいですね。
始業式は、8日(金)です。(宿題や準備は大丈夫ですか?)
体調を整え、また8日に元気な挨拶と笑顔で会いましょう!!