校長室から

校長室から

笑顔がはじけた1、2年生学年レク

 登校再開から1ヶ月、仕方がないこととはいえ、来る日も来る日も授業三昧、それも1日7時間、楽しみにしていた行事ものきなみ中止…なんてことを私がぼやいてはいけないのかもしれませんが、にも関わらず生徒たちの日々の活動への一生懸命さには本当に頭が下がる思いです。加えて、2年生は学級編成があり、1年生は当然新しい仲間たちで学級・学年を編成していますから、例年であれば仲間作りを目的として、みんなが仲良くなるための校外学習などを実施しているところです。
 そんな状況を鑑みて、昨日(7/3(金))、1、2年生が学年レクを実施しました。コロナ対策に万全を期すため、短い時間で密を避けて、そして事前事後の手洗い・消毒をしっかり行うということで、2年生はドッヂボールを、1年生は工夫を凝らし、学校の敷地と外周を使ったウオークラリーを行いました。
 残念ながら、私は出張のためにその様子を見ることはできなかったのですが、帰校してからそれぞれの学年職員に話を聞くと、ここまでたまっていた思い?をぶつけて全力で汗を流して笑顔で楽しんでいた、ウオークラリーでは仲間同士の協力が随所に見られ、こちらも笑顔で大盛り上がりであったなど、とても良い雰囲気で実施できたということです。
 また来週から生徒たちにとってはある意味窮屈な日々が始まりますが、昨日の様子はもちろん、3年生も含めて葛南大会がなくなったにも関わらず、全力で部活動にも打ち込めている生徒たちを見ていると、コロナウイルスで失った日々の大きさは計り知れませんが、湖北中はそれを十分に乗り越えて、さらに前に進んでいくことを実感できる気がする昨今です。

※学年レクの様子(写真)については下以外にも「生徒活動の様子」のページにアップしていま 

 すので、ご覧いただければと思います。

新生部活動スタート!1年生正式入部

 昨日(7/1(水))、部活動集会が行われ、1年生が正式入部となりました。どの部活動も部長・副部長が中心となって会を進行し、輪になって自己紹介を1分間スピーチで行っていた吹奏楽部など、大変に和やかな雰囲気で3学年そろった初めてのミーティングが行われていました。
 柔道部と現2年生の活動終了をもって部活動がなくなる科学部は、残念ながら1年生の入部はありませんでしたが、両部ともに2、3年生でしっかりと会を運営している様子が見られ安堵しています。(各部の部員数については下記をご覧ください)
 部活動集会が終わってから1時間程度しか時間が残されていませんでしたが、それぞれの部活動で練習に汗を流し、1年生の面倒を丁寧に見ている2、3年生の姿も印象的でした。3年生は基本的に残り1ヶ月、1年生は例年より2ヶ月以上遅くなった入部ということで、一緒に活動できる期間はわずかしかありませんが、3年生には1年生の記憶に残るような全力で活動に取り組んでいる先輩としての姿を、1年生には先輩の一生懸命な姿に学ぶ姿勢を期待したいと思います。
 そして、そのことが3年生の次の目標である進路選択・実現に、1、2年生の8月からの新チームでの充実した活動に、必ず繋がっていくと信じています。

※令和2年度 部活動部員数一覧(令和2年7月1日)

部活動名  男子            女子           総合計

     3年  2年  1年  合計  3年  2年  1年  合計
陸  上        6          5        12        23         4           6         7        17          40
サッカー        9        10          7        26                                                         26
野  球        2          4          7        13                                                         13
男バスケ        8          9          7        24                                                         24
女バスケ                                                       7            5         4        16         16
男テニス        8        14          6        28                                                         28
女テニス                                                       4          14         6        24         24
男子卓球      10        13        12        35                                                         35
女子卓球                                                       8            9         6        23         23
バ レ ー                                                         5            2       10        17         17
ソ フ ト                                                         6            4       10        20         20
剣  道        6          0        13        19          3           3         1        7         26
柔  道        2          4          0          6                                                           6
吹 奏 楽          2          0          6          8        10           4         8        22         30
美  術        0           0         4          4          9            6         6        21         25
科  学        5           7         0        12          0            1         0          1         13

修学旅行・林間学校の中止決定について(生徒への話)

 本日(6/30(火))、我孫子市教育委員会からの修学旅行・林間学校中止についての文書を生徒を通して配付しました。大変に残念なことであり、生徒、特に3年生の気持ちを考えると胸が張り裂ける思いもします。

 市や校長会としても何とか実施したい思いで、ぎりぎりまで検討を重ねてきましたが、準備期間を考えると、出発が早い学校は結論を出さなくてはならないタイムリミットでもあり、現状を鑑みて中止の判断に至ったことをご理解いただくと同時に、下記に今日、生徒たちに話した内容を原文のまま記載しましたので、配付した文書と一緒にお読みいただければと思います。

※帰りの会で生徒に向けて話した全文

 全校のみなさんにとても大切なお知らせがあり、帰りの会の時間をもらって私から話をすることとしましたのでよく聞いてください。
 内容は生徒のみなさんはもちろん、先生方にとっても大変に残念な、悔しい思いもある報告です。
 昨日、夕方、我孫子市教育委員会より通知があり(このプリントは私の話が終わった後に担任の先生から配られます)、今年度の修学旅行・林間学校の中止が決定しました。これはこの2つの行事に限らず、長距離の移動はもちろん、宿泊を伴う校外学習の中止という解釈をしていますので、1年生にも関わってくることがあるかもしれませんので1年生もみなさんも耳を傾けていてください。
 本校の先生方はもちろんですが、市内の全ての先生方、全小中学校の校長先生、教育委員会の先生方全員が、3年生の最後となる修学旅行、そして林間学校を実施させてあげたいという思いで、周辺の市・学校が早々と中止を決定する中、何とか実施できないかとぎりぎりまで検討を進めてきました。ここでいうぎりぎりというのは、市内で1番最初に出発する予定の学校の準備に要する時間等を考えた場合のぎりぎりということです。
 検討の結果、例え実施にこぎつけることができても多くの行動制限を伴うこと、万が一の場合は命にも関わる案件でもある以上、安全を最優先としてクリアしなくてはならないハードルがいくつもあり、それをすべて乗り越えることは不可能という判断に至りました。
 具体的には、感染が再び拡大してきた東京への公共交通機関を使った移動、新幹線車内やバス内での行動制限(マスク着用、対面座席の禁止、レク等の制限、会話の制限等々)、見学地での行動制限(混雑回避等)、今回、実際に林間学校で農業体験学習の受け入れが不可となってしまいましたが、予定されている体験学習などの実施に厳しい面(密になる場面等)もあること、宿舎での行動制限(食事の方法、集会の禁止等)や部屋・風呂で密になる状況と考えるときりがなくなってしまいます。
 また、例年、林間学校・修学旅行とも体調不良者・発熱者が必ず数名は出てしまうという現状があり、今年度の場合、万が一を考えて、そういった人たちを集団から離さなくてはいけない、その場合、その生徒を待機させる場所が、特に複数の生徒に発熱等の症状があった場合に一人ひとりを分けておく場所が確保できるのか?一人ひとりに付き添っていられる大人は確保できるのか?検査も含めた医療機関の対応は本当に大丈夫なのか?といった不安も次から次へと出てきます。そして、8月から9月に実施する予定であった学校には熱中症への心配と対応、具合が悪くなる生徒が倍増してしまう懸念もあり、そのような状況が発生したら、通常の修学旅行・林間学校はとても継続できる状況ではなくなってしまいます。
 また、本校でも数件ありましたが、特に実施予定日が近づいてくるにつれ、保護者の方からによる不安と問い合わせが増えてきているようです。保護者としての心配は当然のことだと思いますが、それによってクラスで、学年で何名かの仲間が参加を断念するという状況になったとき、行けない仲間を無視して実施できるのかという問題も出てきます。
 以上のような現実を直視し、本当に残念で生徒のみなさんには申し訳ない気持ちもありますが、本年度の修学旅行・林間学校・及び年内の宿泊を伴う校外学習については中止という結論に至りました。
 もう既に学年で集会を開いたり、少しずつ準備を進めようとしているみなさん、2年生は2月には林間学校の学習のスタートとして磐梯からブラタモリの先生をお招きしたりもしましたが、今の私からの話を受け止め、今はがっかりした気持ちや不満を隠す必要はないけれど、最後は冷静に、中学生として自分の気持ちに分別をつけた判断・対応をお願いしたいと思っています。
 人生で1番難しいこと、それは諦めることと赦すことだと言います。大人でも大変に苦しんでいるこのコロナウイルスという難題に、まだ中学生のみなさんが直面しなければならないことは先生としても心が痛むし、運命のいたずらというにはあまりにも残酷であると思います。
 ただ、私はみなさんが憧れている野球のイチロー選手やサッカーの三浦知良選手、それ以外でも一流のパフォーマーが泣き言を言っているのは見たことがありません。一流選手でもスランプに陥ったり試合に出られなかったり、三浦選手はワールドカップの代表メンバーから突然外されたこともありましたが…。けがをしてプレーできないことがあっても、それでも彼らは黙々と準備をして明日という日に備えています。常に前向き、それが一流の条件だと思います。もちろん、みなさんにそこまでは要求できません。だから今日は悔しがればいいし、不満をもてばいい。でも明日はぜひ別の日にして気持ちを切り換えてほしいのです。
 みなさんの世代はきっと後世に何らかの名前が残る世代になると思います。今年はそれほど歴史に残る1年なのです。10年後、20年後に胸を張って、「俺たちは(仮称)コロナ世代(言い方は?ですが…)だ、だから逆境に負けない強さがあるんだ」そんな風に言えるようになってくれるとうれしいです。
 天を恨まず、人をとがめず。とても大変なことで先生なんかはとてもその境地にはありません。でも、そんな大人になれたらとても素敵だとは思っています。
 終わりになります、この後配付されるプリントにも書いてありますが、もし世の中の状況が落ち着いてコロナウイルスが収束にむかえば、修学旅行・林間学校の代わりとはいかないまでも、年が明けて3学期、3年生はもちろん受験が終了してからになりますが、代替の行事を企画する余地があることを付け加えると同時に、体育祭については、今、何の競技ができて何ができないのか、それを見極めながら検討している最中であり、先生も3年生の考えを聞くために生徒会の人たちと話をさせてもらっているところだということを伝えて話を終わります。
 なお、この話の内容はホームページにもアップしますので、配付されたプリントだけでは詳細がわからないというお家の方がいたら、ホームページの方も見るようにみなさんから伝えてください。

溢れる笑顔!一斉登校開始

 昨日(22日(月))から一斉登校が始まり、先週までに増して校内に活気が戻ってきました。生徒たちも分散登校では顔を合わすことのできなかった仲間との久し振りの再開に笑顔が溢れています。
 ただ、休み時間など、どうしても今までよりも密な状況になることもあり、私たちも「ソーシャルディスタンス」を生徒との合言葉に、声をかけながら注意喚起をしています。また、ここでの油断が今後の学校生活に暗い影を落としかねないことを担任から改めて指導し、危機意識を高めるようにしています。
 授業中や給食中など、まだまだ制限が多く不自由な生活ですが、生徒たちはしっかりとマナーを守り、我慢すべきところは我慢して、今年度、初めて全校生徒がそろった学校生活の1日目を過ごしました。もう二度と後戻りすることがないよう、私たちも気を引き締めて、生徒とともに頑張っていこうと思います。
 また、今日(24日(火))から3ヶ月遅れで1年生の部活動見学・体験もスタートします。短い時間ではありますが、この期間にたくさんの部活動を見学・体験し、自分の興味関心が高い、自分の適性にあった部を選択・決定できるよう、1学年職員も個々にアドバイスをしていきたいと考えていますので、保護者のみなさんもお子様の話に耳を傾け、相談に乗っていただければと思います。
 部活動保護者会については、7月に入ってから各部活動ごとに開催をする予定でいます。後日、顧問を通して連絡を差し上げますので、よろしくお願い致します。それ以前でも、質問やご不明な点がありましたら、遠慮なく学校までお問い合わせください。

生徒への応援メッセージ!保護者と協働した除草作業

 13日(土)に雨のため延期となっていたPTA有志による除草作業を本日(21日(日))に実施しました。本校の川口学校支援コーディネーター、竹内PTA会長の呼びかけに応じ、突然の日程変更にも関わらず、しかも日曜日ということもあり翌日に仕事を控えている方もいらっしゃると思うのですが、休日返上で教職員も含めて何と50名に迫ろうかというみなさんにご協力いただくことができました(生徒や小さいお子さんにも手伝ってもらいました)。
 前日よりは多少涼しかったとはいえ、炎天下の中、2時間にもわたる作業でしたが、参加者全員が本当に一生懸命に、時間いっぱい汗を流して活動してくださいました。昨年度はこういった試みはできませんでしたが、たくさんの保護者の方に支えられている湖北中であることを改めて実感しています。
 先週から部活動が分散で再開され、明日からは一斉の活動となります。久し振りの部活動で子どもたちは活き活きと活動していたとはいえ、特に3年生は葛南・県大会やコンクールといった目標がなくなり、気落ちしている面も多かれ少なかれあると思います。そんな中、今回の保護者のみなさんのご協力は、「学校に関係している大人がみんな君たちのことを応援しているよ!」というメッセージを子どもたちに届けられるような気がしています。これを心の糧として、勇気をもらった生徒たちが、また明日から部活動を始めとした諸活動に全力で頑張ってくれることを願っています。
 ご協力いただいた保護者のみなさんに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

部活動が再開して…

 主に高校など県立学校の学校再開に向けての動向が新聞等のマスコミで報道されていますが、本校(我孫子市)もそれに沿って学校の通常化を目指していますので、一昨日(15日)から部活動も再開しました。
 とは言っても、約3ヶ月半のブランクがあり、まだ完全にコロナウイルスの収束とはいかない状況ですので、感染防止に十分な注意を払いながら、分散登校中ということもあり人数を減らして午後組のみの活動、時間も短縮して、まずは今週と来週で体力回復を図るメニューというように段階的に計画を立てて取り組んでいます。
 というように、少ない時間で少人数ではありますが、多くの生徒たちが待ちに待った部活動再開。どの生徒も笑顔で元気よく、思い切り動いて汗を流している姿に、なぜかホッとして感動している自分でした。

地域の教育支援、今年もスタート!

 13日(土)に予定されていた保護者の方有志による除草作業は、残念ながら降雨のために延期となってしまいました。参加を考えていただいていた保護者のみなさんには感謝申し上げると同時に、後日、川口学校支援コーディネーターから延期となった期日の連絡が入ると思いますので、お時間が許すようでしたら、引き続きご協力をお願いしたいと思います。
 さて、上記のように保護者による学校支援は延期となってしまいましたが、昨年度に引き続き、地域の方々による教育支援を、学校再開に伴って少しずつ実施できるようお願いしています。もちろんコロナウイルスの状況を考え、生徒にもボランティアの方にも感染防止の措置をとっていただきながら手探り状態でのスタートとなりましたが、「学校・保護者・地域が3者総ぐるみとなって地域の宝である子どもたちを育てていく」ための今年度の第一歩がようやく始まったという想いです。
 現在、本校を最後に退職された元教員の中野先生が昨年度に続き、数学を中心とした生徒の支援に加え、経験の浅い先生たちの補助を行ってくれている他、今年度からは地域で「おはよう農園」を開設、平飼いによる養鶏にも取り組まれる恒川先生がひばり学級の自立活動の支援をしてくださっています。12日(金)は初めての顔合わせで自己紹介をした後、学校内の畑で野菜を上手に育てるためのいろいろな知識を学ぶことができました。今後、先生所有の畑で作業をさせていただいたり、収穫、販売の実体験もしていく予定です。まさに、新しい学習指導要領の目玉の1つでもある「活きて働く知識・技能」を身につけ、生徒の成長にも繋がる絶好の機会と捉えています。
 このような地域の方との触れ合いを通し、生徒たちは社会性を身につけコミュニケーション力も高めていきます。コロナウイルスが収束したら、昨年度同様に家庭科での授業支援を始め、生徒たちの「学力向上」に資するための様々な取り組みも考えていきたい所存です。
 今後ともよろしくお願い致します。

安心してください!授業に集中する生徒たち

 学校再開から2週間が経とうとしていますが、子どもの安全はもちろん、多くの保護者のみなさんの心配は休校で遅れに遅れてしまった学習、授業の進度ではないかと思います。今、分散登校で午前・午後とも1単位時間を短縮して4時間ずつ実施し、22日(月)の通常登校からは同様に1日7時間で行う予定です。
 ただし、進度を気にするあまり生徒不在の授業、生徒の理解度を顧みず教員が一方的に話し続けるだけの授業や生徒を勉強嫌いにしてしまう授業は御法度です。密を避けるため、本来、本校がめざしているグループでの「学び合い」や仲間と協働する学習は控えざるを得ませんが、最低限、生徒の興味関心を惹きつけるために、各先生方が工夫を凝らしながら実践しているところです。
 そして、1クラス当たりの人数が少ないことや1単位時間が短いことが幸いしてか、生徒は大変に集中して授業に取り組んでいます。例えば、理科の実験などは一人で1実験という状況ですので、他を頼ることができずに自ずから緊張感をもって取り組む。数学は基本的に二人態勢で授業をしていますので、一人ひとりに目が行き届くといった感じです。
 生徒の学力向上を考えると、少人数で授業を行うのがいかに効果的かということを改めて考えさせられたこの2週間でした。近い将来、それが可能になるような1クラス当たりの標準人数の削減や教職員数の増加、実現してほしいとつくづく思っています。

給食も再開!少しずつスモールステップで

 まだ分散登校が2週間続く予定ですが、昨日(8日)から給食が再開され、朝に清掃の時間を設け、授業も午前4時間・午後4時間と少しずつステップを踏んで通常の学校生活に戻しつつあります。
 ただし、当分は新しい生活様式に則って、給食は手洗いを徹底して全員が前を向いての食事、体育の授業は熱中症予防の観点からマスクを外してはいるものの隣との距離を常に意識しながらの行動、音楽の授業では合唱やリコーダー演奏はできないので各自が好きなジヤンルの音楽を題材にして作製した新聞の鑑賞会、美術は屋外に出てスケッチ、教室ではエアコンをつけながら窓を開けて換気等々、挙げるときりがないほどの制約があります。
 それでも、久し振りの給食に笑顔で舌鼓を打つ生徒の表情や先週よりも一段と活気のある声を聞くにつれ、「やっと学校が学校らしくなった」と感慨深いものがあります。入学式の式辞でも話しましたが、「ようやく長かったトンネルに光が差し始め、暗く寂しい夜にも朝日が昇り始めました」。今は、二度と元の状態に戻らないことだけを信じ、生徒とともに令和2年度の教育活動を充実させていきたいと願うばかりです。

主体性と社会参画意識を高めるキャリア学習(地域のご協力をいただいて…)

 学校は未だに休校が続いており、生徒の登校は週に1度の「確認日」だけという現状です。そして、みなさんご承知のように新型コロナウイルスの影響は学校のみならず、地域の各事業所や商店等にも暗い影を落とし、それぞれに大変なご苦労をされていることと拝察致します。
 そんな厳しい状況にあって、たくさんの地域の事業所が、今年度から2年生が新たに挑戦する「就職体験学習」に賛同し、協力をしてくださっています。
 これは、昨年度まで実施していた「職場体験学習」を見直し、生徒にとってより有意義なキャリア教育を行うことを目的に方法を刷新したものです。具体的には、これまで(多少の希望は聞きながらも)生徒は機械的に割り振られた事業所に行って体験させていただいたものを改め、以下のような手順を踏んでの体験実施となるように工夫しました。 

   ①学校からの依頼をお引き受けいただいた事業所に「求人票(どんな生徒に体験に来てほしい 

   か、勤務条件等)を作成していただく。
 ②「求人票」を学年フロアに貼り出す。
 ③生徒は「求人票」を確認し、自分が希望する事業所への「エントリーシート」を作成す

        る。
 ④「エントリーシート」を基に「校内ハローワーク」において就職面接を実施する。
 ⑤面接に合格した生徒から「内定」をもらって事業所に連絡、挨拶と事前の訪問日を決定す

        る。
 ⑥訪問日に事業所に行き、体験当日の詳細を打ち合わせる。
 ⑦就職体験実施→振り返り
 

    新学習指導要領の大切な理念は「社会(地域)に開かれた教育課程」です。この一連の取
り組みを通し、地域と協働して子どもたちを育てることはもちろん、「社会参画」への意
識を高めるとともに、これも新学習指導要領の目玉である「主体性」を養い、意欲的に
それぞれの職場で活動する姿が期待できると考えています。
 この状況下で、実際にどこまでできるのか?実際の体験自体は無理になるかもしれない
という懸念は当然ありますが、例え上記④までの取り組みで終わっても、生徒たちには意
義のある体験であると考えており、大変な中、地域の子どもたちのためにご協力いただい
た各事業所様には感謝の思い出いっぱいです。本当にありがとうございました。

    ☆ご協力いただいた事業所様より届いた「求人票」

入学式挙行!素晴らしい1年生でした

 2ヶ月も遅れてしまい、しかも様々なところに制約を加えながら…ということで新入生、及び保護者のみなさんには本当にご心配をおかけしましたが、晴天に恵まれた(暑い)6月2日(火)、本校第74回入学式を挙行することができました。2クラスずつの2部制、そして残念ながら在校生の参加は叶わず、例年のように生徒会による式の進行や歓迎の言葉・セレモニーはできなかったのですが、その分、2・3年生は歓迎の気持ちを込めて、時間の限られる中で会場設営に全力で頑張ってくれました。
 2部形式で内容も簡略化され、短い時間の式ではありましたが、135名の新入生たちは、緊張感の中で終始立派な姿勢と態度で式に参加することができました。背筋を伸ばして堂々と歩く入場の姿、マスク越しとはいえ、担任の呼名に応えるしっかりとした返事に、これからの湖北中のさらなる発展を確信した次第です。
 もうしばらくは午前・午後の分散登校が続きますが、22日(月)から、全生徒がそろっての令和2年度新生湖北中学校がスタートすることを目標としています。新入生にも、初心を忘れることなく、新しい環境で、新しい先生・新しい仲間とともに充実した学校生活を送れるよう、まだまだ不便な状況は続きますが、前向きな気持ちで頑張ってほしいと願っています。
 保護者のみなさまにも、これから湖北中PTAの1人として学校と手を携え、お子様の成長のために「共育」(学校と共に育てる)、そして「協育」(学校と協力して育てる)というスタンスでよろしくお願い致します。

※その他にも入学式関係の写真多数を「生徒活動の様子」のページにアップしています。

6/1(月)からの学校再開に向けて!

 これまでは臨時休校中ということもあり、学級を4分割しての分散「確認日」としていましたが、昨日(5/29)は6月からの学校再開に向け、午前・午後と学級を2分割にした分散「登校」に慣れるための練習日としました。
 まだ学級の半数だけとはいえ、4分割の少人数で寂しかった教室に(密を避けるための配慮をしながらですが)少しずつ活気が戻ってきたような気がします。やっと学校が始まる、友だちと会えるという安堵感からか、(マスク越しではありますが)生徒たちの笑顔がいつにも増して印象的でした。
 この後、6/1・2は入学式を含めた特別日課となり、その後、様々な制約の基ではありますが、授業が開始され、6/8からは給食、6/15からは部活動も体慣らしから再開されます。今まで当たり前にできていたこと、やっていたことは当分の間できない状況が続くとはいえ、生徒の健康に留意しつつ、着実にステップを踏みながら本来の学校生活を取り戻していくために全力を尽くしていきたいと考えています。
 保護者、地域のみなさんには、ご心配をおかけする日々が続くと思いますが、学校とともに生徒を温かく見守っていただければ幸いです。

 よろしくお願い致します。

1ヶ月ぶり(初めて)の学校で…

 5月7日(木)に2・3年生、8日(金)に1年生と(各学級8~9人ずつの分散登校ですが)本当に久し振りに生徒が登校し、その元気そうな声を耳にして「やっぱり学校は子どもたちあってのものだな」ということを実感しました。
 生徒たちも学級にいるときはもちろん、証明写真を撮影にいくときもマスクをしながら、そして密にならないように注意しながらのあっという間の時間ではありましたが、2・3年生は1ヶ月ぶりの学校、そして先生方、仲間との再会を心から喜んでいる様子、1年生は初めて出会う担任の先生、そして学年・学級の仲間を前にして緊張感の中にも「ほっ」としているような様子さえ感じることができました。そんなこともあってか、たくさんのプリント(課題)を前にして、いつもならば愚痴のひとつも出そうなところですが、そんな言葉は誰からも聞こえてきませんでした。
 残念ながら、次の確認日までまた登校できない日が続いてしまいますが、生徒たちには体調に十分留意しつつ、学校からの課題や授業動画で学習を進めると同時に、1日の日にアップした校長メッセージにあるような主体的に取り組める「何か」を見つけ、少しでも充実感をもてる日々を送ってほしい、それが自身の成長に必ず繋がっていくと信じて期待しています。 

全校生徒のみなさんに(校長メッセージ)

 湖北中学校、全校生徒のみなさん、お元気ですか?
 4月の休校中は、GW明けには学校でみなさんと顔を合わせて、通常の学校生活が再開できると信じて仕事をしてきたので、今回の休校延長については先生たちも大変にショックを受けています。
1年生のみなさんは、入学式はおろか、中学生になってから学校に来たことがない、担任の先生とも会ったことがないという状況で大変に不安を思いで日々を過ごしているのではないでしょうか?また、2年生のみなさんも、学級編成があって新しい仲間との出会い、新しい先生との出会いを果たしてからすぐの休校、「新しい気持ちで頑張るぞ!」というせっかくの意欲をくじかれてしまったところもあると思います。そして、3年生のみなさんは、中学校最終学年として進路に向かう大事な年であることはもちろん、一つひとつが最後となる行事やここまで頑張ってきた部活動、「いったいどうなっちゃうの?」とあきらめの気持ちやもしかしたら絶望感に襲われている人もいるかもしれません。
 ただ、今回のコロナウイルスは、近年多発している大地震、異常気象と同じで「どうにかしよう」としても、感染者や死者を1人でも減らす努力をする以外は「どうにもならないこと」です。そして、どんなに長くて暗いトンネルにも必ず明るい出口はある、どんなに暗くて寂しい夜でも必ず朝日は昇ってきます。だから、ここで立ち止まっていては、この後に待っているみなさんの大切な未来、大切な人生にまで暗い影を落としかねません。ぜひ、「このピンチをチャンスに変える」という前向きな考えをもってほしいと思っています。
    先日、ある新聞に「おもしろきこともなき世をおもしろく住みなすものは心なりけり」という幕末の志士、高杉晋作の言葉を発見しました。これは、「心のありようで世界は面白くなるし、つまらなくもなる」という意味です。この休校期間中、学校から出された課題に取り組んだり、授業動画を見てほしいのはもちろんですが、これまで「時間ができたら」と後回しにしていた読書や興味をもっているテーマの追求、密を避けながらできるトレーニング、時間のかかる趣味などに挑戦してみてはどうでしょうか?休校や外出自粛を嘆くばかりでなく、今、何に取り組めるのか?こんな時に自分は何ができるか?を考える貴重な経験をしているとも言えるような気がします。現代社会は先の見えない予測不能な時代であると言われています。そのようなこれからの社会を生きていくには、今回のように想定外のことが起きた時、いかに自分を成長させられるかが重要になってくるのです。
 厳しいことを言うと、今、みなさんは「生きる力」を試されています。学校教育はもとより、これからの人生は、テストでいい点を取ることよりも「学ぶ意欲」「学びに向かう力」「生涯にわたって学び続けて自分を高める力」がとても大切になってきます。学校に登校できないから、学校から課題が出ないから、授業や部活動がないからといって何も学ぼうとしない、学ぶことができない人間は社会から必要とされなくなってしまう時代は、もうすぐそこまで来ているのです。2・3年生は学校目標がしっかりと頭の中に入っていますか?昨年度、みなさんには何度も話をした「主体性」、これを意識しながら1年間頑張ってきた自分たちに誇りを持ち、自分たちの力を信じ、ぜひ「このピンチをチヤンスに変える」という気持ちを持って、この後の日々、「主体的に学べる自分」をめざして最善を尽くしてください。期待しています。
 もちろん、それぞれの学年や教科の課題にもしっかりと取り組んでくださいね。みなさんと元気な顔で会える日を、今度こそ楽しみに待っていたと思います。

 ※このメッセージは動画でもアップする予定ですので、時間があるときに見てくださいね。

厳しい状況ですが…「令和2年度・順風満帆なスタート!」

 6日(月)、令和2年度がスタートしました。新型コロナウイルスへの対応、部活動等の自粛でつらい思いをさせてしまっていますが、朝、登校してくる生徒たち一人ひとりの表情は、新年度への期待と意欲に満ち溢れ、活き活きとしているようにも感じました。新2年生は学級編成があり、新しい先生・仲間と新しい環境で頑張ろうという気持ち、新3年生はいよいよ進路実現の年となって気を引き締めなくてはいけないという気持ちがそれぞれの心の中で渦巻いていたのではないかと思います。
 始業式は放送による実施としましたが、新年度のスタートに当たって、私からは3つの話をしました。1つ目は「人生における成功の反対は失敗ではなく何も挑戦しないこと」「うまくいかなかったことでもそれを活かして修正すれば、それは経験」という話から、進級に当たって勇気を出して一歩を踏み出して行動する1年にしようという話、2つ目は元メジャーリーガー・イチロー選手の言葉を引用し、自分の好きなことや興味のあること、そして好きな人間関係や自分を甘やかしてくれる人間関係ばかり求めていたら人は成長しない。だから自分の志や目標、生き方をはっきりとさせ、その実現に向けて好き嫌いのわがままなく努力を惜しまずに頑張ることが必要という話。そして3つ目は学校目標「主体性」と「共生」に込められた願いとその必要性についてです。また、それに加えて新入生を迎えるに当たり「先輩ぶるな、先輩らしく」という話を最後にしました。他の先生から聞くと、どの生徒も教室で真剣な面持ちで聞いており、世の中は最悪の状況で、明日、明後日にでも休校の措置がとられるかもしれませんが、湖北中では、まずは新年度のスタートが素晴らしい形で切れたということを報告させていただきます。
 今年度、湖北中学校は保護者・地域のみなさまと「みんなで創る地域の学校」の実現をめざして教育活動に取り組んでまいります。昨年度以上のご支援とご協力、そして我々教職員との協働で、手を携えて子どもを育てていただけますようお願い申し上げます。
 どんなに長く暗いトンネルにも出口はあります、そしてどんなに暗く寂しい夜でも必ず夜は明けて太陽が昇ります。我々職員一同、生徒とともに顔を上げ、上を向いて頑張っていく所存です。

令和元年度終了~1年間ありがとうございました~

 本日(24日(火))をもって令和元年度が終了しました。新型コロナウイルスへの対応で休校が続き補講をしなくてはならない教科もありますので、すべての教育課程が修了というわけにはいきませんが、ひとつの区切りとなる節目の日です。
 放送による修了式となったため、私からは生徒の表情は見えませんでしたが、1年間、学校目標である「自主」と「共生」に向けてよく頑張ってきたこと、ラグビーのワールドカップを題材にして「共によりよく生きる」という言葉について考えさせる話(目標を共有して様々な国、考え方をもった人たちがひとつになったことの素晴らしさ)、そして次年度に向けての湖北中生への期待について話しました。
 登校した直後に久しぶりの級友との再会にやや浮かれ気味であったかな?と感じた生徒たちも、後から様子を聞くと真剣な面持ちで話をしっかりと聞いていたようです。
 別途、ウイルスへの対応を含めた4月以降の留意事項はホームページでお知らせをしますが、4月6日(月)始業式には現1・2年生全員が元気、そして意欲に満ちた笑顔で、そして8日(水)には希望に胸を膨らませた新入生が顔をそろえ、新しい湖北中学校が順風満帆にスタートできることを心から願っています。
 令和元年度、保護者・地域の皆様には本当にお世話になりました。改めて御礼申し上げるとともに、新年度もどうぞよろしくお願い致します。

手創り感と温かさ満載!感動の第73回卒業式

 12日(木)、第73回卒業証書授与式が、保護者のみなさんが見守る中、無事に挙行することができました。
 ご承知のように、新型コロナウイルスへの対応で来賓の方々の参加は自粛、式自体の練習もできずに時間を短縮しての実施ということで、卒業生には寂しい思いをさせてしまったと申しわけない気持ちもありましたが、約1時間15分の厳粛な中にも温かみのある式、卒業生たちの式に臨む姿勢や態度、表情は大変にすばらしく、感動の余韻がいつまでも残る素晴らしい式となりました。
 139名の卒業生たちは、証書授与のときの返事・別れの言葉・歌(遙かなる夢に・巣立ちの歌・大地讃頌)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現し、その一生懸命な姿・私が共に生活したこの1年間の成長した姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。
 卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまでに本当に保護者のみなさんはもちろん、多くの地域の方たちにも愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校、そして卒業生一人ひとりになり代わって御礼申し上げます。また、式が終わり卒対総会が終わった後、会場の後片づけをたくさんの保護者のみなさんが積極的にお手伝いくださったという報告を受けました。まさに教職員・保護者・生徒で創る卒業式を行うことができたと実感しています。「本当にありがとうございました」

     

   

※入場後の式の様子を撮影した写真は、後日、「生徒活動の様子」にアップします。

 また、最後の数日間を一緒に過ごすことが叶わなかった生徒たちに、3年生職員の発案で、卒業式当日のサプライズとして黒板アートのプレゼントがありました。登校して黒板を見た生徒たちの驚いた様子と喜んでいる顔と式自体の様子は、今日、12日(木)の夕方以降、下記の予定で報道される予定です。どうぞご覧ください。
 ・テレビ朝日 12日(木)16:50~19:00のスーパーJチャンネルで17:00時台
 ・J-COM 13日(金)17:00~のニュースで一週間放送
  加入していない方は、スマートフォン等でアプリ(ど・ろーかる)をインストールのうえ、「TV」→「J-COM東関東」をクリックすると同じ時間で見ることができます。
 ・東京新聞  13日(金)朝刊を予定
 ・千葉日報  13日(金)朝刊を予定
 ・毎日新聞  13日(金)朝刊を予定
※上記はあくまで予定であり、他に大きなニュースや話題がある場合には後日となります。

 

命の尊さを体感!応急手当講習

 13日(木)、我孫子消防署湖北分署から3名の署員の方にご来校いただき、保健体育の授業の一環として応急手当講習会を行いました。これは、2年生の保健分野に「応急手当の意義とその方法」という単元があるのですが、教科書を使った座学よりも、体験を通してより実践的な学習をした方が、命の尊さを考えるとともに、いざという時に必ず役に立つと考えたからです。
 授業の冒頭では、実際に心臓突然死で若くして命を失った方々の写真と説明が映像で流れ、生徒たちは神妙な面持ちで見ていたのと同時に、交通事故の死亡者が年間4000人ほどであるのに対し、心臓突然死では7万人もの人が亡くなっているという事実に驚いていました。その後は署員の方たちの指示に従い、胸骨圧迫の方法やAEDの使い方を学んで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
 私も同じような講習を受けたことはあるのですが、年月が経つと忘れてしまっていることも多く、実際にこのような現場に遭遇しても自信をもって対応できるか不安でしたので、一緒に受講していてとても有意義でした。この後、いつどこで大規模災害に襲われて瀕死の状態になった人が近くにいたり、自分の側にいる人が突然倒れてしまうような場面に出くわさないとも限りません。そんな時、今回の学んだことを忘れずに、1人でも多くの命を救うために役立てることができれば…と願っています。
 湖北分署のみなさん、ありがとうございました。

 

捲土重来を期す!次へのステップに・県新人駅伝大会

 8日(土)、柏の葉公園周回コースで千葉県新人駅伝大会が行われました。好天に恵まれ気温はやや高めで、我々にとっては応援しやすい状況でしたが、選手にとってはもう少し気温が低い方がコンディションとしてはよかったかもしれません。
会場には県内各支部を勝ち抜いてきた80チームもの選手が集まり、朝から入念にアップを繰り返していました。本校は既にお知らせしているとおり、女子チームがこの晴れの舞台への出場です。9:00からの開会式の後、10:15分に女子の部がスタートし、5区間の選手たちは全力で襷をつないで走り抜きました。
 結果、80チーム中12位という成績を収めました。80チーム、それも県内各支部の予選を勝ち抜いてきた学校ばかりの中での12位とは、実は素晴らしい成績で十分に胸を張っていい結果なのですが、自分たちの設定した目標、タイム、そして先輩たちの業績に及ばなかった選手たちは悔しさいっぱいの表情で目に涙を浮かべていました。
私からは、県の12位は堂々と胸を張ってよい結果であること、今日が全然だめだったと思ったら、これを次に活かせれば、それは失敗ではなく次に繋がる経験となること、そして残された道は前を向くことしかなく、総体で持っている力を出し切れれば、十分に関東大会出場をねらえることなどを話して激励しました。
この大会で選手たちが味わった悔しさが、彼女らをまた次のステップに向けて大きく成長させてくれると信じています。また、駅伝部に限らず、冬季トレーニングで膨らませたそれぞれの部活動の蕾が、令和2年度の各大会で大きな花を咲かせることを期待したいと思います。今後とも応援、よろしくお願いします。

中学校進学を前に!小中連携活動の半日

 小学校6年生が中学校への入学を前に、その不安や緊張を少しでも和らげ、スムーズな中学校生活のスタートを切れるように小中連携活動の日を設けています。6年生が中学校に登校して授業や部活動を体験する半日を29日(水)に実施しました。給食等の関係もあり、当面は半日単位でしか実施できませんが、小中一貫教育の1つとして、少しずつ回数を増やし、将来は月に1日、毎月第○○曜日は6年生は中学校へ登校する日というようになる構想も描いています。
 口で言うのは簡単ですが、これを実現するとなるとやはり大変な準備と労力が必要です。それにも関わらず、ぜひ実現したいと願っているのは…
 ①湖北小と新木小の児童の交流の場を増やして仲良くなって中学校に入学してほしい
 ②中学生との交流や施設・設備に慣れることで中学校生活への不安を少しでも解消して小か

  ら中への接続を滑らかにしたい
という目的とともに、数年後には次のような効果が得られることを期待しているからです。
 ①6年生が中学校に登校して専門性をもった中学校教員の授業を受けることで学力の向上に

  資するとともに、新学習指導要領の英語の教科化にも対応できる。
 ②英語に限らず、いろいろな教科で小中の教職員の協働ができ、6年生での教科担任制も実

  現できる。
 ③教職員の専門性を活かしたり小中教職員が協働することによって、児童生徒のためはもち

  ろん、教職員にも大きなメリットがある。
 軌道に乗せるまでは苦労も多く問題点もたくさん出てくると思いますが、既に同様の取
り組みを行っている学校での6年生の感想やインタビューでは、「楽しかった」「他の小学校
の子と初めて話せてよかった」「また中学校に来たい」といった答えがほぼ全員の児童から
聞かれる、もしくは感想用紙に記入されているということです。
 将来、これを2回、3回…と継続し、さらに終日できるようにするためには、朝、登校してくる小学校の児童、特に距離が長くなる新木小の児童の安全確保のための地域の見守りをお願いしたり、前述した給食の問題を解決したり、部活動まで参加する場合の帰宅時間等々、しっかりと考えて解決していかなくてはならないことが山積みです。
 しかしながら、「学校・保護者・地域が協働し、総ぐるみで子どもを育てることを目指す湖北中学校区」では、これらの課題を解決して子ども達の健やかな成長に向けて協力して取り組んでいくことができると信じています。
 保護者・地域のみなさまには6年生の中学校登校という、この取り組みへのご理解とご協力、今後のご支援をよろしくお願い致します。

力作の宝庫!「花と太陽と希望の作品展」

 25日(土)から29日(水)にかけて柏・我孫子地区特別支援学級合同作品展「第39回花と太陽と希望の作品展」が、昨年から会場が変更となりましたが、あびこショッピングプラザ内我孫子市民プラザにて開催されています。ちなみに、子ども達が大変に熱心に取り組み、出展作品数が多くて会場が手狭になったため、柏地区と我孫子地区が別々の開催となったという経緯があるようです。
 本当に、会場いっぱいを埋め尽くす絵画、工芸工作、習字の展示、すべての作品が本当に素晴らしく、完成度の良し悪しは様々ですが、それぞれの作品の裏側には、子ども達が心を込めて一生懸命に制作に取り組んだ様子が垣間見えます。私も本校生徒はもちろん、前任校で関わってきた子ども達、2・3年生については知っているのですが、その子たちが自分なりに頑張って作品を仕上げたことを想像すると感慨深いものがあります。
 本校の生徒たちも、様々な学校行事等で忙しい合間をぬって、頑張って作品を仕上げて展示しました。たくさん褒めてあげたいと思います。また来年、1年間年齢を重ねた子ども達が、1年分成長して作った作品を見に行くのがとても楽しみです。
  
※作品の写真を掲載したいところですが、SNS等への投稿を禁止する旨のお知らせが掲示さ 

 れていましたので、残念ですが割愛いたします。ぜひ、会場に行ってご覧いただければ幸い

 です。

全力疾走!葛南新人駅伝・女子の部準優勝で県大会へ

 23日(木)、冷たい風吹きすさぶ雨の中、葛南新人駅伝大会が柏の葉周回コースで実施されました。12(日)の銚子駅伝大会を経験した本校の生徒たちは、新チームとして自分たちが設定した目標の達成をめざしてこの日を迎えました。
 駅伝大会は陸上・駅伝部だけではなく、学校をあげて学校の代表として選手たちは走るということもありますが、特に男子は短距離専門の選手を始め、サッカー部やバスケ部など、他部活の生徒たちの応援を得てチームを編成しているという状況で、本当にぎりぎりのメンバーで戦いました。
 最初のロードレースでは女子の部で1・2年生が1人ずつ入賞と結果を出し、続いて女子選手権と男子1年生の部がスタート、最後に男子選手権の部がスタートしました。私も一生懸命に疾走する生徒たちの姿に自然と応援に熱が入り、寒さもいつの間にか吹き飛んでいました。結果は男子Aチームが8位、Bチームは16位、1年生の部はエントリーしておらず、女子の部は2位という成績を収めました。男子は残念ながら県大会出場を果たせませんでしたが、出場した全員が最後まであきらめることなく、今できる自分の力を出し切ることができたレースだったと思っています。女子は途中までトップを維持しており、走った5人中3人が区間賞までアト数秒ということで、見事に県大会への出場権は得ましたが、ちょっぴり悔しさの残る準優勝であったかもしれません。
 閉会式後のミーティングで、私からは、銚子駅伝も含めてここからがスタート、9月の葛南総体、11月の県総体、その先の関東で自分たちがどんな姿になっていたいかを思い描き、今後の練習、大会で一歩ずつ階段を上がっていきながら、最終的に右肩上がりのチームにして目標を達成していこうという話をし、顧問の励ましとともに今後の努力と躍進を確認し合いました。
 生徒たちの表情からは、「まだまだできる」「満足していない」という気持ちが心のどこかにあることが感じられました。男女ともにこれまでのチームに負けない成長を期待したい、期待できると思っています。厳しい練習に耐えて頑張っている生徒たちをこれからも応援していくとともに、生徒たちを伸ばしてくれている先生方に改めて感謝しています。

林間学校に向けて!ブラタモリ案内人の先生から学ぶ

 令和2年度6月2~4日、現1年生は進級して最大の学年行事である林間学校を、今年度までの長野県から新たに自然豊かな福島県裏磐梯を中心とした場所に変更して実施します。それに向けての第一歩、事前に行う自然学習がいよいよ始まりました。
 この自然学習を通して、自分が興味関心をもって学んだことを実際の林間学校で検証していくという取り組みですが、今回、目的地を変更したのは、裏磐梯周辺に生徒に学ばせたい自然環境のすべてが素晴らしい状態で残されており、生徒の興味関心に応じて学習できるテーマがすべて設定可能だからです。
 そして、17日(金)は生徒に興味関心を強くもたせるための大切な導入の授業を行いました。この大切な授業に、湖北中は何と現地福島県から専門家の先生をお呼びしてお話をしていただくことができました。磐梯山噴火記念館の佐藤公先生という方で、かつてNHKテレビ「ブラタモリ」に出演されて案内役を務め、メディアを通して裏磐梯の雄大な自然について熱く語っていらっしゃったことが私の頭の中に鮮明な記憶として残っています。湖北中には今年初めてですが、子ども達のために私どもの依頼を快く快諾してくださいました。
 私は実は前任校等で何度か先生の授業を受けさせていただいています。全部は紹介できませんが、火山の噴火実験など、様々な道具を駆使して生徒と一緒に行いながら、映像を入れて大変にわかりやすく、かつ当たり前のように興味をもって惹きつけられていく授業であり、年々その内容がパワーアップしている印象を受けています。導入がこんなに楽しい授業ならば、生徒もスムーズに次の時間の学習に入っていけるだろうと感じているところです。
 今日のために、わざわざ福島からお出でいただいた佐藤先生に改めて感謝するとともに、このような取り組みの一つひとつが、生徒にとってより有意義な校外学習を実現することに繋がるということを再認識している次第です。

葛南大会へのステップに・激走!銚子駅伝

 12日(日)、銚子半島一周駅伝大会が行われました。一昨年からのコース変更で、8区間が6区間に短縮されたこともあって以前より参加校が減ってはいますが、それでも県内各地から強豪校が参加し、一般道に通行規制を行って実施する大きな大会です。当日は学校外で参加しているクラブの試合がある生徒がいるなど、男女ともに6名ぎりぎりの選手、しかも男子は3名が短距離専門、女子も1名が他部活から初めて駅伝を走る選手でのエントリーとなりましたが、参加できた選手たちは前日より現地に入り、コースの下見・練習・打ち合せと万全の準備をして本番に臨みました。
 午前11時30分、銚子漁港のシンボルロードをスタートし、1区は3.8㎞という長丁場、2・3区は箱根駅伝さながらの山登りと山下り、他にも海沿いの風の強いコースなど、東葛駅伝とはまた一味違った6区間のコースを選手は走りぬきました。
 結果、男子は35チーム中・22位、女子は20チーム中・4位と、3年生が何人か走っている他の強豪校を相手によく健闘して頑張りました。全選手が全力疾走で襷をつなぎ、今、もっている力を遺憾なく発揮した走りであったと思います。
私も何区間かにわたって応援をすることができましたが、寒い中、選手たちはレース前には各自の立てた計画に沿ってしっかりと準備をし、ストレッチやアップ走など、完璧にこなしている姿に感心しました。スタート後は、すべての区間の選手が自分の役割を自覚し、必死の形相でそれぞれのベストに近い走りを見せてくれたように思います。 
 「チーム湖北中駅伝」は、この新年最初の大きな大会を、チームワークよく見事に戦いました。しかし、彼らがこの結果に満足しきっていないことは一人ひとりの表情や会話からも強く感じられています。この後、今月23日(木)には葛南新人駅伝大会、大切な大会が控えています。この銚子駅伝を新年最初の踏み台として「チーム湖北」の健闘とさらなる躍進を信じ、できる限りの支援をしていきたいと思います。保護者・地域のみなさまにも、引き続きの応援をよろしくお願い致します。

令和2年順調なスタート!3学期始業式

 保護者・地域の皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年は皆様方からの温かいご支援を受け、湖北中生たちは様々な場面で力を存分に発揮して活躍することができました。改めて御礼申し上げます。
 年が明けて学校に来ると、部活動で登校していた生徒から、明るい笑顔で「おめでとうございます」と挨拶をされました。久し振りに生徒に会えたうれしさもあったのでしょうが、この挨拶で2020年が湖北中としてはもちろん、私個人としてもよい1年となることを暗示しているように思えました。今年も職員・生徒一同、よりよい学校創り・地域創りに励んで参りたいと思いますので、保護者・地域の皆様には、昨年に増してのご理解とご協力をお願い致します。
 さて、学校は今日(7日)始業式を実施し、年度を締めくくる3学期がスタートしました。3年生はいよいよ進路決定に向けての厳しい日々が始まります。139名全員が第1希望の進路を実現できればこの上ない喜びですが、そうもいかないのが世の常。すべてが順風満帆の人生を送れるわけではありません。「転んでもただでは起きないぞ!」ぐらいの強い気持ちをもっていれば、2度や3度のつまづきも、長い人生にとっては、逆によい転機ともなるはず。そんなことも考えながら目の前の壁に挑んでほしいと思っています。1・2年生には、3年生の懸命な姿から多くを学びとり、ぜひ来年、再来年に活かしてほしいものです。
 今年も正月以降、ニューイヤー駅伝から始まり、箱根駅伝、大学ラグビー、高校ラグビー、高校サッカーとスポーツ中継満載でテレビから目が離せない毎日でした。数々のエピソードや感動秘話が語られるこれらのイベントですが、こういった大会で活躍している選手たちの中学生時代はどうだったのだろうか?とついつい考えてしまいます。きっと大好きなスポーツを通して、大きな夢の実現に向けて毎日を精一杯努力していたのだろうと想像できます。 年頭に当たり、湖北中の生徒たちにも夢(目標)をしっかりともち、その実現に向けた「日々の努力」を着実に積み重ねていってほしいと願っています。

                     

令和元年、そして充実の2学期終了!2学期終業式

 先日、12月23日(月)をもって令和元年度2学期の授業はすべて終了しました。肌寒い体育館ではありましたが、ここまでの表彰、終業式と生徒たちはよく集中して有終の美を飾ることができました。
さて、2学期を振り返ってみると、途中から生徒会役員を始めとした学校の柱が2年生へとバトンタッチされましたが、体育祭を皮切りとし、文化祭や歌声コンクールと続いた生徒会・学校行事の数々、各学年の取り組み、学習を中心とした日常の活動、そして部活動と生徒たちは本当によく頑張り、たくさんの成果をあげることができました。これらの活動を通して生徒一人ひとりが得た成功体験や成就感によって、また一回り大きく成長できたのではないかと思っています。そして、そんな生徒たちの頑張りによって、地域の中核である湖北中学校も大きく飛躍し、地域・保護者のみなさんの信頼と協力を得ることができました。家庭科や書道の授業への地域からの学習支援、そして福祉まつり等への生徒たちの地域貢献はその証であるとも思っています。改めて生徒たちにも感謝しなくてはいけないと思った2学期でした。
 終業式ではそんな生徒たちの頑張りを讃えるとともに、「ビリギャル」という映画化された小説の話をしながら、来年に向けて少しでも自分を変えていきたいと思っている人に必要なこと、そして、新年に向けてより具体的な行動目標を立て、初詣で神様に誓いを立ててこよう!感謝と希望の年末年始になるようにという話をしました。
長いようであっという間に終わってしまった2学期。私たち職員もじっくり振り返るとともに、3学期以降、また3学期は新年度の0学期という話をよく生徒たちにしますが、来年度に向けた湖北中学校のますますの躍進に向けてじっくりと構想を練りながら準備を進める冬休みにしたいと思います。そして、これからも本校のめざす学校像の一つである「希望の登校・満足の下校」、そして「みんなで創る地域の小中一貫校」の実現のために、職員一同力を尽くしていきますので、引き続き学校へのご支援とご協力をよろしくお願い致します。
 令和元年、本当にありがとうございました。新年もどうぞよろしくお願い致します。

家庭科に続き書道で「生徒たちの豊かな学び」実現!地域の力で

 2学期もいよいよあと一週間を残すのみとなりましたが、国語の授業・書写の一環として実施する書き初めに地域の書家の方をお招きし、家庭科の授業と同じように生徒たちの豊かな学びを実現しています。既に11日(水)に1年生、17日(火)に3年生がお世話になり、19日(木)に2年生が教えていただく予定となっています。
 実はこの方は、松尾先生と仰る湖北中の卒業生でもあり、過去にはいくつかの学校で教職も経験されています。そして、書家でもあるのですが、絵やデザインといった美術分野にも造詣が深く、そのお話しも聞いていて大変に興味深く、勉強にもなります。
 3年生の体育館の授業でも、書道はもちろんですが、学校での様々な学習が社会に出ていろいろなところで役に立っていくという主旨の話をしてくださり、生徒たちも真剣に聞いていました。
 このような貴重な機会が地域にお住まいの方のご好意で実現し、学校と連携することによって生徒たちの成長に大きく寄与できることを本当にありがたく思います。そして、湖北・新木地区には、まだまだ多くの「その道の大家」がいらっしゃるようにも聞いています。
今後、そんな方々とも交流を深め、さらなる生徒たちの豊かな学びの実現に繋げていきたいと考えているところです。

心をかよわせた我孫子特別支援学校との交流会

 12日(木)、本年度2回目となる我孫子特別支援学校との交流会を実施しました。本校からは前回と同じ3年生の前生徒会役員を含む28名の生徒が参加して我孫子特支の生徒と触れ合いました。支援学校に到着後、昇降口で出迎えてくれた生徒に案内されて体育館に。前回は緊張気味で戸惑っている表情も見られた本校生徒でしたが、今回は心持ちリラックスした明るい表情で笑顔も見られ、一緒に交流するのもとても楽しみにしている様子でした。
体育館では、両校の代表が進行を務め、最初に簡単なセレモニーを行った後、学年ごとに両校の生徒が入り交じったチームを3つ作りTボールの対抗戦を楽しく行いました。両校の生徒がお互いに自分のチームの生徒を応援したり、ボールを投げ終わった生徒がハイタッチし合ったり、会話をしたりと、見ていてとても微笑ましい光景があちらこちらに見られました。その後、本校の生徒から合唱曲のプレゼントがあり、我孫子特支の生徒たちも集中して聞いてくれていました。さらに両校の生徒で「心の瞳」という合唱曲を歌ったのですが、我孫子特支の生徒たちも全力で、体を動かしながら表現してくれたのが印象的でした。
 私も我孫子特支には、前任校の吹奏楽部が「あび特フェスタ」で演奏させていただいていることもあり何度も訪れていますが、その度に子どもたちの素直で嘘偽りのない表情・喜怒哀楽や何事にも一生懸命に頑張る姿に感動しています。本校の生徒たちも、そんな我孫子特支の生徒たちの様子を見て、何か心に感じるものがあったり、勇気をもらったり、自分たちの次の活動への意欲に繫がればこんなにうれしいことはありません。
 最後には両校の生徒からの感想の発表があり、その内容に充実した時間が過ごせたという思いを感じとることができました。帰校時に玄関先で手を振って見送ってくれた我孫子特支の生徒たちの笑顔が心に残っています。来年度も、できればもっと多くの生徒に体験させたい意味のある時間を過ごせたと思っています。
 我孫子特別支援学校の先生方・生徒のみなさん、ありがとうございました。

※他校の生徒で顔が特定できる写真は掲載できませんので、枚数が少ないことをご容赦くださ

 い。

中学生の地域貢献!福祉まつりで大活躍

 7日(土)、雨の降りしきる寒い休日となりましたが、終日、湖北地区公民館(コホミン)にて我孫子市福祉まつりが盛大に開催されました。私が会場に駆けつけたときは、既にコホミンの駐車場はいっぱいとなっており、第2駐車場へ。その後、第2駐車場もいっぱいとなって急遽湖北小学校の駐車場を借りたという話も聞きました。
雨のため、外での催し物は中止となってしまいましたが、その分、館内には来場者が溢れ、私も4月以降に顔見知りとなった地域のみなさんを始め、以前にお世話になっていた学校関係者やその周辺の地域の方にも偶然お目にかかり、なつかしいと同時に大変にうれしい時を過ごすことができました。
この福祉まつりに、本校からはJRC委員を始めとして60名を超える生徒がボランティアとして自主的に手を挙げて参加しました。館内に入ると、すぐにプラカードを持ってまつりのコマーシャルをしている生徒、受付をしている生徒、販売用のわたあめを作っている生徒、バザー会場で、健康コーナーで、休憩所で等々、それぞれの場所でそれぞれの役割に本当に一生懸命に取り組んでいました。また、ホールのステージでは中学生有志のコントや本校吹奏楽部の演奏が行われ、たくさんのお客様に楽しんでいただけました。
私も関係者のみなさんから「中学生が手伝ってくれて本当に助かりました」「中学生がいなかったら成り立ちませんでした」と口々にお礼を言われ、うれしいと同時に、生徒に任せて何もしていない身としては、かえって申しわけないというか照れくさい気持ちでした。
何はともあれ、地域のみなさんにこんなにも喜んでいただいたイベントに貢献できた中学生を誇りに思うとともに、現在、進行中の家庭科授業への地域支援と併せ、少しずつ、学校と地域がWin-Winの関係となって、みんなで子ども達を育てていただいていると強く感じ、感謝申し上げる次第です。
今後とも、せっかくのこの素晴らしい流れを途切れさせることのないよう、様々な方策を工夫し、考えていきたいと思います。関係者のみなさん、本当にありがとうございました。

※上記以外の福祉まつりの様子(写真)は、別途「生徒活動の様子」にアップします。

平和への祈りを込めて!長崎平和祈念式典参加報告会

 2日(日)、長崎平和祈念式典派遣中学生報告会がけやきプラザのふれあいホールで開催されました。学校だより等でもお知らせしていますが、本校から2年生の生徒会総務である佐藤君、岡島さんの2人が参加し、長崎で学んだ3日間の様子と平和への思いについて堂々と発表しました。過日の文化祭で1度発表していることもあり、また、湖北中の生徒は何人かの候補者の中から選ばれただけあって、自分の意見をたくさんの聴衆の前でしっかりと話せていることにとても感心しました。
 また、2人はこの貴重な体験を活かして小学校で実施している平和学習「リレー講座」にも参加して頑張っています。今後も校内はもとより、市内での平和活動推進のリーダーとして活躍してほしいと願っています。

 ☆照明が暗く、映像がはっきり映っていないことをお詫びいたします。

仲間を信じた学級の団結!2学期合唱コンクール

 11月29日(金)、柏市民文化会館大ホールで令和元年度合唱コンクールがたくさんの保護者・地域のみなさんにご来場いただき盛大に開催されました。

 それぞれの学年・学級で、それぞれの特色を出した素晴らしい合唱の発表でした。本当に1日があっという間に過ぎていったという思いです。生徒たちの素晴らしい歌声がホールいっぱいに響き渡り、それに聴き入っていたら時間がとても短く感じました。
開会式で1・2年生には1学期の歌声交歓会よりも大きく成長した姿を、3年生には中学校生活最後のコンクールにかける思い、数ヶ月後には一緒に卒業していく学級の仲間への思いが溢れる演奏を期待しているという話をしましたが、それぞれの学級の演奏と生徒たちの一生懸命に歌う表情から見事にそれが伝わってきました。湖北中の伝統とはいえ、どの学級にも歌声活動が嫌い、或いは苦手な生徒が何人かいるはずですが、誰1人としてそれを感じさせないステージで、入賞をした、しないはありましたが、学級による差などほとんど感じさせない発表であったと思います。学級全員が心を一つにしてコンクールにかける思いを全力で表現し、そのメッセージが伝わったからこそ、歌の完成度云々に関わらず、聴く側の人たちも真剣な眼差しでステージ上の全ての学級の発表に魅せられていたのだと思います。
 また、閉会式では審査員をお願いしたプロのソプラノ歌手・吉田真澄先生から、サプライズで歌の披露があり、生徒たちはその素晴らしい美声に心酔してか、微動だにせず目を輝かせて聴き入っている様子が微笑ましくもありました。
 次は3学期、学級を越えて3年生を送る会や卒業式での歌声、つまり学年や全校でのまとまりが問われることとなります。賞など関係ない日々の歌声活動にどう取り組めるかで湖北中生の真価が問われます。みんなのために心を合わせて人とつながることの大切さを学んだこの合唱コンクールの経験を活かし、さらに聴く人の心に感動を与える歌声を自分たちの手でつくりあげていってほしいと願っています。
  会場を訪れて、生徒たちに温かい応援と拍手を送っていただいた全てのみなさんに改めて感謝いたします。ありがとうございました。

 ※合唱コンクールの様子については、後日、「生徒活動の様子」のページにアツプ(3年生の

  演奏の動画と各学級の写真の予定)しますのでご覧いただければと思います。

「子ども達の豊かな学びの実現!」家庭科授業への地域支援

 つい先日、「みんなで創る地域の小中一貫校」に向けて「学校・家庭・地域総ぐるみで地域の子ども達を育てよう!」をテーマとした教育ミニ集会を行ないましたが、それを実現していく最初の一歩として、19日(火)を皮切りに12月上旬にかけて1年生の家庭科被服実習に地域のみなさんのご支援をいただき、「子ども達の豊かな学び」を実現していきます。本当に、たくさんの地域のみなさんにお手伝いをいただく予定で、全部で17時間に延べ34人の方たちにご来校いただく予定です。
 このスタイルで授業を展開すると、毎回、担当教師も含めてアイロンやミシン2~3台、グループ2~3班に指導者が1人ずつ必ず配置できますので、きめの細かい指導が行き届き、短い時間の中、ほとんどの生徒が基礎基本を定着させることができると同時に、課題作品を完成することが可能となります。多くの学校でよく聞く話ですが、家庭科の苦手な生徒など、せっかく購入した教材を終わらせることができなくて結局捨ててしまうなどということも皆無となることが期待でき、また、安全面でも大変なメリットがあります。
そのような状況ですので、本来、学校からお礼を申し上げるべきところを、19日(火)は逆に温かくうれしい言葉をたくさん頂戴しました。「子ども達と接することができ、楽しい時間をもらえてうれしいです」「子ども達からたくさん元気をもらいました」「次もまたよろしくお願いします」等々。また、生徒たちの方からも「また次も来てくれるんですか?」「(個別に)今日はありがとうございました」といった声が地域の方に届けられていました。地域の教育力低下が叫ばれて久しくなりますが、湖北・新木地区はそんなことはないと改めて感じるとともに、お互いが顔の見える関係を築くことが学校の大切な役割であると、この取り組みを通して強く思います。「みんなで創る地域の小中一貫校」に向けて今後ともよろしくお願い致します。

    ※写真は授業終了後に随時、新しいものをアップしていきます。

「みんなで創る地域の小中一貫校」スタート!大成功の教育ミニ集会

 11日(月)、3校合同教育ミニ集会を実施し、地域のみなさんのご協力を得て大盛況、かつ有意義な会とすることができました。
 「みんなで創る地域の学校」を掲げ、学校・家庭・地域総ぐるみで子どもを育てていくという湖北中学校区の教育方針です。新しい学習指導要領の理念も「社会(地域)に開かれた教育課程」とあり、まさにそれを具現化するための取り組みを進める第一歩となる集会という位置づけで、三者がお互いに連携を取り合い、子ども達のためにそれぞれの立場で何ができるかを話し合いました。
 会の始めには、NPO法人スクール・アドバイス・ネットワーク理事長・生重幸恵先生より講演をいただき、地域連携の必要性や次世代の教育のあり方について、わかりやすい資料を駆使したバイタリティー溢れる話に参加者は耳を傾けて魅せられていました。
 続いて地域連携によって大きな教育効果をあげている布佐中学校区学校支援コーディネーターの山下正信氏より、その先進事例とそこにたどり着くまでの取り組みや苦労が話され、一朝一夕にできるものではないが、子ども達の豊かな育ちにとって必要不可欠なものであることを学びました。
 その後のワークショップで地域の方々からいただいた貴重なご意見を学校運営に反映させるとともに、将来のコミュニティ・スクールに向けた一歩も視野に入れながら「学校(人)創りは地域(まち)創り」という考え方のもとで、地域の中核としての学校の役割をますます果たしていきたいと考えています。
 ご参加いただいたみなさんに改めて御礼申し上げますとともに、今後とも子ども達の健やかな成長のために、学校にお力添えいただくことをお願い致します。

※教育ミニ集会の様子(写真)、参加者からの感想と講師の先生方が講演で使用した資料は「地

 域連携&小中一貫」のページにアップします。

地域との架け橋!吹奏楽部・新木ふれあい文化祭で演奏

 10日(日)、本校吹奏楽部が新木近隣センターで行なわれた「新木ふれあい文化祭」2日目のオープニングにご招待いただき、約30分にわたり演奏を披露することができました。この日はアンサンブルコンテスト当日と重なり、全員そろっての演奏はできなかったのですが、会場は満員となり、すべての方が笑顔で、楽しんで本校の演奏に聴き入ってくださいました。司会の方も絶妙のインタビュー等で会場を盛り上げてくださり、最後にアンコールの声もあがって生徒たちにとっても楽しく満足のいく時間が流れたのではないかと思っています。
 学校と地域の架け橋ともなってくれる吹奏楽部を始めとした文化部の活動です。この日の満足げなお客様の笑顔を忘れることなく、今後とも中学生ができる地域貢献で地域に元気を届けてくれることを期待しています。

 

小中一貫教育の一助・新木小音楽集会にて

 30日(水)、本校特設合唱団が新木小音楽集会に招かれて、未来の湖北中生とその保護者の前で堂々たる演奏を披露してきました。
 出演順が低学年と中学年の後ということもあってか、小学校の児童たちは体格の差はもちろん、合唱の迫力、声の響き、歌う表情等々、そのすべてに驚きを隠さず、固唾をのんで見ていました。また、知っている曲では、中学生に先がけて自席で振りをつけて口ずさんでいる低学年の児童がとても微笑ましかったです。
 今、我孫子市が進めている小中一貫教育では、「中学校卒業時の理想の生徒像」を共有し、学校・家庭・地域が一緒になって子どもたちを育てていく営みが求められています。このような機会を通して、小学校の児童たちが(漠然としてでもいいので)「中学校3年生ではこんな姿になっていたい」という目標や憧れをもつことがとても大切だと思っています。
 11月11日(月)には、そんなことも視野に入れながら、これからの学校のあり方を模索しつつ、家庭や地域との連携を考えていく教育ミニ集会を予定しています。このホームページでもお知らせしていますが、改めて、地域の子どもたちのためにたくさんのみなさんのご参加をお待ちしています。よろしくお願いします。

日常の教育活動の成果!充実した文化祭&大盛況のバザー

 26日(土)、文化祭&バザーを開催しました。文化祭では基本的には日頃の教育活動の発表を保護者・地域のみなさんにご覧いただきました。オープニングを飾る吹奏楽部の発表は小規模編成ながらそれぞれの楽器の音色が柔らかく響き、しっかりと音が聴こえてくる演奏でした。続く特設合唱団の演奏は、迫力の中にも澄んだ美しい声が響いてくる、聴衆にとって心地よい演奏だったように思います。給食委員会の発表は朝食の大切さについて、アンケート結果を基に資料を駆使してわかりやすいプレゼンを展開しました。英語暗唱とスピーチの発表は堂々としたその様子、訴えかける表情、流暢な英語と、さすが学校代表ということを感じさせてくれました。長崎平和祈念式典参加報告では、この夏、現地へ行って原爆の脅威を学ぶと同時に、平和の尊さを改めて考えたことがしっかりと伝わってくる素晴らしい発表でした。最後の科学部は夏以降、顧問教諭不在の中、自分たちだけで考え、企画し、よく頑張って当日の発表までこぎ着けたという頑張りが感じられる発表でした。また、美術部・美術科の作品展示では、作品の出来云々に関わらず一人ひとりが真剣に部活動・授業に臨んでいる様子が垣間見られる、努力して仕上げた様子が伝わってくる展示であったと思います。科学作品展の出品作品展示も同様ですが、市内作品展が体育祭と重なったため、見に行くことができなかった教員・生徒にはありがたい展示でした。
 午後からのバザーでは、前日の雨で準備が思うようにできなかったとはいえ、PTA役員、バザー委員のみなさんのご尽力により、大盛況で売り上げも順調、生徒たちも楽しそうに飲食、3年生各学級の催し物・ゲームに興じていました。この日のために4月当初より着実に準備を進めてきた関係者のみなさんに改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
 ご参観、ご参加いただいた保護者・地域のみなさんには、今後とも本校への変わらぬご協力をお願いし、この機会に学校の教育活動をさらにご参観いただくとともに、生徒たちへの教育支援(11/11の教育ミニ集会で話題にします)をお考えいただければ幸いです。よろしくお願い致します。

※文化祭・バザー当日の様子は「生徒活動の様子」のページにアップします。

魂で繋いだ襷!第73回東葛駅伝大会

 19日(土)、第73回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が悪天候の中、野田清水公園陸上競技場スタート、松戸市立中部小前ゴールの32.3㎞で10区間の選手が襷をつないで行われました。東葛地方の全公立中71校がすべて参加し、交通規制までしながら実施する全国でも例を見ない大規模で伝統のある大会です。
 本校の選手は夏の合宿を始めとした辛く厳しい練習を乗り越えて、第11位という成績を収めました。残念ながら生徒たちが設定した目標(7位以内)には及ばず、悔しさを滲ませる選手もいましたが、実は、これは本校規模(生徒数)の学校としては、とても頑張った順位だと思っています。本当に、東葛駅伝を走る選手を10人揃えるというのは大変なことであり、サポートの選手や付き添いの選手も含めた一人ひとりが全力を出し切った成果であり、十分に胸を張っていいと思っています。
 そして、今年の選手たちは、ここまでの自分たちの努力に自信をもって堂々と高い目標を設定したのです。葛南駅伝大会でも男女アベックでの県大会出場という好成績を残したこともあり、自分たちのレベルが上がっていることを実感し、目の前の壁を自ら高くしたのです。そんなことから帰校後の報告会では、結果に心から満足している選手はただの一人もいませんでした。その代わり、この悔しさをエネルギーに変え、次の県駅伝大会に向けて自分がやるべきことやその決意、応援してくれた保護者・仲間たちへの感謝の言葉が語られていました。
 私も生徒たちにはさらに次の目標に向かって前進してほしいと願っていますが、結果云々に関わらず、また、選手として走った生徒もサポートに回った生徒も、ここまで途中で挫折することなく厳しい練習をやり抜いたこと自体が、それぞれの大きな成長に結びついていると考えています。今後、いろいろな場面で失敗することやうまくいかないことがあっても、駅伝チームで頑張った生徒たちは、それを乗り越える心の強さを手に入れたとも思っています。彼らのこれからの学校生活、県大会はもちろんですが、特に3年生はそれぞれの進路に向け、ここまで走り抜いてきたことを自信にして精一杯頑張ってくれることと期待しています。
 選手の引率、並びに応援、激励に足を運んでいただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。

※大会の様子(写真)については、「生徒活動の様子」のページにアップします。

自由参観日に思う。「みんなで創る地域の学校」をめざして!!

 先月30日(月)、本校で自由参観日を設けました。1校時から放課後活動まで保護者、小学校6年生の保護者、地域のみなさんに本校の教育活動の一端をご覧いただき、ご意見等をいただくとともに、生徒たちの様子と湖北中学校の現状を理解していただき、今後の相互連携にも繋げていきたいと思ったからです。
 そんな中、民生委員、主任児童委員を中心とする地域の方々に15名前後ご来校いただきました。生徒の祖父母やピアノ教室で生徒が小学生だったときに教えたという方もいて、今までになかったこういう機会をもつことに対して、大変好意的に受け取ってくださっていました。
 校舎内、授業の様子を一緒に同行して案内させていただきましたが、生徒たちが落ち着いて授業を受けている様子と清掃が行き届いた廊下や窓を見てお褒めの言葉も頂戴しました。また、後から若年層の教員に感想を求めたところ、「突然で緊張しました」「背筋が伸びました」などの声が聞かれ、時々はこういう機会をもつことが、私たちにもいい刺激になり有効であると感じた次第です。
 そして、一番よかったことは…。家庭科の調理実週を参観していただいたとき、地域の方が自然と生徒に声をかけて調理の仕方を教えたり、何と生徒の方からも「ここ、どうやってやるんですか?」と尋ねる姿が見られたことです。全部で6つの調理台がありましたが、各調理台に1人ずつ、生徒と向き合ってくれる大人がいたら、どれほど有意義で効果がある
授業になるかは言うまでもありません。調理作業の安全や成功はもちろん、地域の方とのコミュニケーションを通して生徒たちに育まれる社会性は、学校教育だけでは育てることができないのですから…。
 さらに、地域のみなさんにもお帰りになる際、「とても楽しかったです」と仰っていただけました。地域のみなさんにとっても、中学生とはいえ、「子どもたちとの触れ合いが大きなエネルギーになる」ということを改めて認識した次第です。
 こんな風にして、学校と地域がWin-Winの関係で繫がることができる。これこそ湖北中学校がめざす「みんなで創る地域の学校」のあるべき姿であり、再来年度に本格実施の新学習指導要領がめざしている姿です。
 今後ともこれに沿った学校創りを推進していく所存ですので、保護者・地域のみなさんのさらなるご支援とご協力をお願いすると同時に、来月、11月11日(月)には3校合同教育ミニ集会「学校・家庭・地域総ぐるみで地域の子どもたちを育てるためにできることを考えよう!!」を本校会場で開催しますので、たくさんの方々のご参加を心よりお待ちしています。よろしくお願いします。

※教育ミニ集会のお知らせは、後日ホームページ、チラシ(自治会回覧・公共施設に置く等)、 

 学校だよりなどでお知らせしますので、ぜひご覧ください。

全力疾走!葛南駅伝大会

 市内音楽発表会に続いて4日(金)、柏の葉公園で葛南駅伝大会が行われました。結果は男子Aチームが4位、Bチームは最終区の前まで11位と検討していましたが、残念ながらアンカーが体調を崩して棄権、女子は4位で男女ともに県大会出場を勝ち取りました。ロードレースの部でも精一杯の走りを見せ9位入賞を果しています。私はコースの途中で生徒たちの応援をしていましたが、どの生徒も全力を尽くして必死の形相で目の前を駆け抜けていきました。
 チーム全体の団結で成し遂げた男女アベックでの県大会出場。19日(土)の東葛駅伝大会に向けても「十分に戦える」という予感を感じさせてくれる走りでもありました。閉会式では、葛南の代表チームが常に県のトップを走っている、それに恥じないレベルの高い大会であったという話もあり、この県下屈指の激戦区で4位というのは立派な成績です。ただ、夏の合宿等、一番頑張った選手は4日間で実に百数十キロを超える走り込みをしたとも聞いていますが、ここまで辛い練習に耐えて頑張った生徒たちには「まだまだできる」という気持ちもあったようです。
 2週間後、19日(土)にはいよいよ伝統の東葛駅伝大会があります。この日の反省をもとに生徒たちが悔いのない走りができるよう、10位以内という目標に届くよう、また、11月2日(土)の県大会では関東大会出場が果たせるよう、さらに支援していきたいと思います。勝負ですから勝つこともあれば負けることもあります。でも、本気で努力した者にしか味わえない「目標を達成したときの喜び、達成できなかったときの涙」が、生徒たちのさらなる成長につながると信じています。

※葛南駅伝大会の様子は「生徒活動の様子」にアップします。 

ホールに響いた素晴らしい演奏!市内音楽発表会

 10月2日(水)、市内音楽発表会が柏市民文化会館で行われ、本校からは吹奏楽部と3年生の特設合唱団が学校代表として出演しました。特設に出演した3年生は総勢83名と合唱が盛んな湖北中らしい大編成です。
 発表会ですからコンクールのような賞はありません。でも音楽を愛し、音楽を心から楽しんでいる市内19校の児童生徒たちが、他の学校の演奏から学び、自分たちの演奏をさらに向上させていこうという気持ちが伝わってくるすばらしい発表会でした。
 吹奏楽部は小規模編成ながら一人ひとりの丁寧な楽器の音がしっかりと聴こえてくる、それでいて力強さもある素晴らしい演奏、特設合唱団はソロの生徒からかなりの緊張感が感じられましたが、それも含めて大変に澄んだ声がガンガン響いてくる、これも素晴らしい演奏で、出演した学校の中でも間違いなくトップレベルであると感じました。
 この取り組みを活かし、この後も小学校では未来の湖北中生の前で、地域では湖北中を支援していただいているみなさんの前で、今よりもっと素晴らしい演奏をお聴かせすることができると思っています。どうぞ、次の機会を期待してお待ちください!!

※市内音楽発表会の様子は、「生徒活動の様子」のページにアップします。
 また、市内音楽発表会の演奏の一部を動画でアップしていますので、どうぞご覧ください。

生徒会執行部・新リーダー決定!(立会演説会・選挙)

 27日(金)、生徒会役員立会演説会・投票が行われました。いよいよ湖北中学校のリーダー学年が2年生へと引き継がれ、1年生がそれをサポートしていく新体制がスタートです。
 生徒会の新執行部には、意欲に満ちた9名の生徒が立候補しましたが、どの生徒も大変にすばらしい演説内容でした。中学校の立会演説会だと、ややもすれば立候補の意欲とやる気を前面に出しただけの話であったり、取りあえずは「こんな学校にしたい」という目標を言って終わることがほとんどです。しかし、本校の立候補者の演説は、一人ひとりがそれぞれの視点で学校を向上させていくためのビジョンをもち、そのために「こんなことに取り組んでいく」といった具体的な提言が為されていました。校長としても大いに感心しました。
 生徒の演説を聞き、湖北中学校のこれからを託す新生徒会執行部中心に、全校一丸となって「学校力」向上と生徒個々の成長をめざし、「地域に愛され、地域に貢献できる学校」にしていきたいと改めて考えさせられた次第です。
 また、1年生の会計候補については競争選挙となったため、2人の候補が落選してしまうわけですが、当選者も含め、「学校をよくしたい」と立ち上がってくれた勇気ある行動を讃えるとともに、その意欲を学年で、学級で、委員会で、それぞれに発揮して頑張ることで学校はもちろん、さらなる個々の成長も期待できると思っています。
 投票については、我孫子市選挙管理委員会より国政や自治体の選挙で使用する記載台・投票箱をお借りして、選管理委員長が選挙の仕方や選挙の大切さを指導し、国政選挙さながらの緊張感をもって実施しました。新しく決定した生徒会執行部については、生徒会活動のページでお知らせします。

PS.演説会の終了後に、本校のJRC委員会が行っている1円玉募金とアルミ缶回収によって得た収益で買った車椅子を、2台は我孫子市社会福祉協議会に寄贈、1台は学校で怪我人対応等に使用するという報告がありました。

  

 

 

地域社会の一員として!認知症講座

 20日(金)、社会福祉協議会、市(新木・湖北地区)の高齢者なんでも相談室のみなさんによる出前授業「認知症サポーター養成講座」を3年生対象で実施しました。わかりやすい資料を用意していただくとともに、簡易体験、ロールプレイングなどを交えながら、生徒たちをあきさせず、かつ理解しやすいように丁寧に授業を進めてくださり、生徒も真剣な表情で参加し、グループワークでは積極的に自分の考えを発信していました。
 我孫子市、特に新木・湖北地区も含んだ東部地域は高齢化率が非常に高くなっています。そのような地域に暮らす生徒たちに認知症について学ばせることはとても大切なことだと思っています。また、この学習を通して、例えば祖父母と一緒に暮らしている生徒たちが当事者意識をもったり、地域を歩いているときに認知症の疑いがある方と出会ったときにどんな対応をしたらよいかを考えることは、生徒たちに社会参画意識を育てるうえでもとても重要です。このこと自体が地域貢献に結びつくとも考えています。
 「みんなで創る地域の学校」を掲げる湖北中学校です。来年度以降もこの学習を継続させ、この地域で生きる生徒たちの大切な「生きる力」を育てていきたいと思います。
 社会福祉協議会、並びに高齢者なんでも相談室のみなさん、ありがとうございました。

   

 

「届け!笑顔と元気」一生懸命が溢れた感動の体育祭

 14日(土)、湖北中学校第73回体育祭が大成功のうちに幕を閉じました。生徒たちは競技に、応援に、係活動に全力で取り組み、早朝からフィナーレまで声援を送っていただいた来賓のみなさんや地域の方々、家族、そして我々職員を笑顔にし、感動とともに元気をプレゼントしてくれました。本当に充実した1日であったと思います。
練習期間がたった5日間という強行日程に加え、台風一過の月曜日から始まった2、3日は真夏を思わせる猛暑という悪条件でしたが、生徒たちは本当に精一杯、全力で頑張ることができたと思います。木曜日の予行練習ではまだまだ未完成な競技・種目もあったのですが、その後に行った本番に向けての修正練習・応援練習では驚くほどの集中力を発揮し、かつ臨機応変に、自分で考え、自分で判断しながらしっかりと動いて、本番では見事に素晴らしい感動の体育祭を創り上げることができました。
 すべての競技についてのコメントは書けませんが、とにかく生徒たちの一生懸命さが伝わった体育祭でした。全校男子が行った集団行動では、自分たちで湖北中体育祭のさらなる進化を見せるという意気込みに燃え、「何が何でも成功させる」という気持ちが前面に溢れ、気合いと大きな掛け声の中、周囲の人たちの感動を誘いました。来賓の方々からは「今年が1番素晴らしかった」というお褒めの言葉を口々にいただきました。全校女子のダンスも練習のときよりもはるかに素晴らしい出来でした。夏休みのダンス委員の練習、体育祭が2週目ということで最初の週の体育で練習できたこともあり、仕上がり状況もとても早く、ダンス自体のレベルも(来賓のみなさんは例年以上という評価でした)上がっていましたが、何よりも一人ひとりの生徒が輝くような笑顔で、全力で楽しみながら踊っている様子が伝わってきました。演技中・終了後と朝礼台の前にカメラを持って集まった人の笑顔が、ダンスの大成功を象徴していたように思います。そして各色の応援、応援団中心に、よくここまで全校生徒の心を掴んでまとめあげることができたと感心しています。閉会式の結果発表では競技優勝赤組・応援賞赤組・装飾賞白組ということで、それぞれに歓喜の声と感動の涙があり、終了後には両方の組ともに達成感一杯の満足気な表情が印象的でした。
 そして、地域の方々やPTAを始めとした保護者のみなさんのご協力があってこそ、この体育祭の大成功があるということを改めて実感しています。子どもたちのために積極的にお手伝いただいた多くのみなさんのおかげで、準備も片付けも「あっ」という間に終えることができました。本当にありがたく感謝してもしきれない思いです。また、当日を含めて6日間、マイクを通しての大きな声や大音量の音楽でご迷惑をおかけした学校近隣のみなさんにお詫びするとともに、温かいご理解とご協力に対して改めて御礼申し上げます。
 この体育祭で学んだことを糧に、生徒のさらなる成長を期して、我々教職員も今後の教育活動に精一杯取り組んでいきたいと決意を新たにしています。今後とも学校へのご協力・ご支援をお願いして体育祭の報告とさせていただきます。

 ※体育祭の様子(写真)は、「生徒活動の様子」のページに掲載しています。

2学期・順調にスタート!

 令和元年度2学期がスタートしました。朝晩は多少なりとも暑さがやわらいだとはいえ、まだまだ30℃を超えて湿度も高く、熱中症への備えも油断できない状況ですので、始業式は体操服・ハーフパンツの軽装、水筒持参で途中に給水タイムをとりながら始業式を実施しました。
 最初に3年生の部活動部長から葛南大会・コンクール報告、続いて県・関東大会や2年生を中心とした新チームが夏休み中に成果をあげた大会での表彰を行い、始業式の中では各学年代表と生徒会総務代表から2学期の決意や頑張りたいことについて立派な発表がありました。私からは、夏休み中に頑張っていた活動の評価、「努力は足し算・協力は掛け算」という話とともに体育祭へ向けた心構えについて、その後、各学年に期待している、願っていることについて話し、「収穫の秋、実り多き秋」にしていこうという言葉で締めくくりました。伝えたいことがたくさんあり、話が長くなってしまって反省していますが、生徒たちは集中してよく話を聴くことができていました。生徒個々はもちろん、学校としても順調なスタートが切れたと安心しています。
 始業式終了後は学級活動で2学期の組織作り等を行い、途中、全校で避難訓練も実施しました。訓練にも生徒たちは真剣に、無駄話1つなく取り組み、防災に関する話もしっかりと聴くことができ、とても有意義な時間になったと思います。今後5年間で首都直下型地震が
起こる可能性は70%、犠牲者は2万人に及ぶとも言われています。少しでも生徒の心に響く話になっていれば、生徒の防災意識が高まればと願っています。

 

   

     

長崎平和祈念式典派遣中学生出発!・我孫子市平和記念式典参加

 8月8日(木)、午前7時、第73回長崎平和祈念式典に参加する市内中学校の代表生徒 12名がけやきプラザ前に集合、出発の会を行って我孫子駅を後にしました。本校からは生徒会役員である2年生の佐藤君、そして同じく2年生の岡島さんが参加しました。
 参加に当たっては、それぞれに今回の長崎派遣に対する強い思いや学んできたいことについて担当者に話しがあったと聞いています。例年、生徒会の参加希望者が数名いる中、選ばれて出発の日を迎えることができた2人だということです。
 終戦から73年、記念式典に参加する他にも、戦争について語ってくれる地元の方たちと触れ合いながら平和への思いをしっかりと実感し、10月の文化祭での発表、12月の市の報告会はもちろん、帰校後の学校生活や地域での諸活動に活かしていってくれれば…と願っています。
 また、生徒たちは18日(日)に手賀沼公園で行われる我孫子市平和記念式典にも参加する予定ですので、その様子も後日アップさせていただきたいと思います。

※長崎平和祈念式典参加・出発時の様子

 

 18日(日)、暑い日差しの降り注ぐ手賀沼公園で、午前9時30分より市長・副市長・教育長など来賓の方々、長崎平和祈念式典派遣中学生を始めとした多くのみなさんの参加を得て、我孫子市平和記念式典が盛大、かつ厳粛に行われました。原爆被害者への黙祷から始まった式は、詩の朗読、平和都市宣言の読み上げ、中学生の派遣報告と続き、主催者の話や式全体を通して、参加者全員が平和への恒久的な願いを改めて確認し合えたように感じています。リレー講座を始めとした中学生の今後の活動にも大いに期待がもてそうです。

 

 

 

教育委員さんと中学生の懇談会開催

 8月6日(火)、一昨年以来2度目の教育委員さんと市内中学生代表との懇談会が我孫子中学校を会場として行われました。市内6中学校の代表12名(本校は2年生の大内君と岡島さん)と教育委員さん6名(含教育長)で熱の入った意見交換が約2時間にわたって繰り広げられました。
 (引率した教員からの話)教育長のファシリテートによって話し合いが進行しましたが、大きなテーマとして「小中一貫教育」が取り上げられました。小学校と中学校が連携・一貫した教育活動に取り組むことによってどんなメリットがあるか、各中学校区で取り組んでいる内容の紹介、そして、今後取り組んでいけることとしてはどんなことがあるか、について各学校で考え、意見を発表し合いました。いくつかの学校で共通して取り組んでいる事例もありましたが、自分の学校では行っていない他校の取り組みにうなずきながら耳を傾けている生徒の姿が印象的でした。
 時間があっという間に経ってしまい、「小中一貫教育」のことだけで終了予定時刻が過ぎてしまいましたが、最後に各学校からの行政へのお願い事等が発言されました。教育委員のみなさんからは、なかなか聴く機会のない生徒の本音を耳にすることができたこと、これを教育行政に活かしていかなくてはいけないこと、もっとこういった機会をもちたいことなどの感想や意見をいただきました。6中学校生徒たちからの貴重な意見に、湖北中としても学ぶべきことが多かった時間であったと思っています。

 

 

充実の1学期を終えて!

 本日、7月19日(金)をもって令和元年度1学期の授業はすべて終了しました。昨年はうだるような暑さの中での終業式、今年はそこまででないとはいえ、蒸し暑さを感じる中、風通しをよくしたうえで扇風機をまわすなど熱中症の予防措置をとりながら実施しました。
また、式の前に行われた吹奏楽部の素晴らしい演奏も心を落ち着かせる効果があったのかなと思っています。
さて、1学期を振り返ってみると、校外学習を始めとした各学年の取り組み、生徒総会や合唱コンクールといった生徒会・学校行事の数々、学習を中心とした日常の活動、そして部活動と生徒たちは本当によく頑張り、たくさんの成果をあげることができました。これらの活動を通して生徒一人ひとりが得た感動的体験や成就感によって、彼らはまた一回り大きく成長できたのではないかと思います。そして、そんな生徒たちの頑張りによって、地域の中核である湖北中学校も大きく飛躍し、地域・保護者のみなさんの信頼と協力を得ることに繫がったのではないかと考えています。生徒たちにも感謝…です。
 終業式ではそんな生徒たちの頑張りを讃えるとともに、イソップ童話「うさぎとカメ」を題材にして(但し油断大敵とか油断は禁物という話ではなく)、カメの生き方・考え方から、結果(他に勝つこと)ばかりを目標とするのではなく、ゴールに向かって努力を積み上げていくこと、負けそうになる自分の弱い心に打ち勝つことの大切さについて話し、今、頑張って戦っている葛南大会はもちろん、1学期の生活や学習への自分の取り組み姿勢を改めて振り返って、夏休みからの諸活動への取り組みに活かしていこうという話をしました。
長いようであっという間に終わってしまった1学期。私たち職員もじっくり振り返るとともに、2学期以降の湖北中学校のますますの躍進に向けてじっくりと構想を練りながら準備を進める夏季休業にしたいと思います。そして、これからもいじめ等一切ない、本校のめざす学校像の一つである「先生も生徒も通うことが楽しく、日々を充実した気持ちで過ごせる学校(希望の登校・満足の下校)」、そして「みんなで創る地域の学校」の実現のために、職員一同力を尽くしていきますので、引き続き学校へのご支援とご協力をよろしくお願いします。

   

心温まる学びの時間!我孫子特別支援学校との交流会

 9日(火)、我孫子特別支援学校との交流会を実施しました。本校からは生徒会役員を含む28名の生徒が参加して我孫子特支の生徒と触れ合いました。最初は緊張気味?特に1年生は初めてだったこともあって戸惑っている表情が見られましたが、交流を深め、お互いに慣れてきた頃には、すっかり明るい表情で笑顔も見られ、3年生はゴールボール、1・2年生はTボールとボーリングゲームに楽しく取り組んでいました。
 私も我孫子特支には、前任校の吹奏楽部が「あび特フェスタ」で演奏させていただいていることもあり何度も訪れていますが、その度に子どもたちの素直で嘘偽りのない表情・喜怒哀楽や何事にも一生懸命に頑張る姿に感動しています。本校の生徒たちも、そんな我孫子特支の生徒たちの様子を見て、何か心に感じるものがあったり、勇気をもらったり、自分たちの次の活動への意欲に繫がればこんなにうれしいことはありません。
 閉会式では、両校の生徒たちからの活動報告や合同でのダンスを行い、馴れてきた我孫子特支の生徒たちが積極的に話しかけてくれる場面も見られました。できればもっと多くの生徒にも体験させたい気持ちですが、また12月にも計画されていますので、次年度も含めてさらに交流が深まるように応援していきたいと思います。
 我孫子特別支援学校の先生方・生徒のみなさん、ありがとうございました。

※他校の生徒で顔が特定できる写真は掲載できませんので、枚数が少ないことをご容赦ください。

 

 

 

決意を胸に!葛南壮行会

 4日(木)、3年生にとっては部活動の最後の集大成となる大切な葛南総合体育大会・コンクールに向けた壮行会を行いました。
 先週の土日に女子テニス部とバレーボール部が前哨戦となる市内大会を終え、今週も最後の夏に向けて全ての部活動が一生懸命に練習に励んでいます。今日の壮行会に向かう表情も心なしか引き締まって「絶対に勝つ」という決意に溢れているようにも感じました。
 「努力は裏切らない」という言葉があるように、生徒たちにはその言葉とここまでの自分たちの頑張りを信じ、最後まで夢や目標を追い、葛南大会優勝→県大会出場、さらに関東・全国と勝ち抜いてほしいと願っています。ただ、目先の勝ち負けではなく、もっと長い目で見ると、ここまで精一杯努力してきた生徒たち、特に3年生はこの2年半で厳しい練習、苦しくプレッシャーのかかる試合、辛かった冬季トレーニング等々、たくさんの経験を積んだことで努力することの大切さ、我慢や忍耐力、積み上げていくことの大切さを自然と身につけ、今、取り組んでいる競技や種目の楽しさや奥深さを学ぶこともできたと思います。そして、これが大人になってからの自分の長い人生に必ずや大きな糧となっているはずです。
 生徒たちには、そういう意味で「努力は人生を裏切らない」ということを信じ、負けを恐れることなく、苦しいときこそ笑顔で、何よりも精一杯の自分の力を出し切ったプレーが見られることを期待して応援していきたいと思っています。
 フレー!フレー!湖北中部活動

  

※葛南大会壮行会の様子(写真)は、「生徒活動の様子」のページにアップしています。

 

全身全霊を込めた発表!1学期合唱コンクール

28日(金)、体育館で1学期の合唱コンクールを実施しました。多くの保護者・地域のみなさんにもご来校いただき、生徒たちの発表を聴いていただくことができました。
 1年生から3年生まで12クラスが、(1学期は)自由曲のみの発表をしたのですが、発表はもちろん、選曲にもそれぞれの学級・学年に独自のカラーがあり、お互いに学ぶべきことも多かったようです。
 そして、どの学級も一生懸命に練習してきたことに自信をもち、仲間を信頼して素晴らしい演奏ができたと思います。さらに、そんなお互いの学級のよさを認め合ってか、他学級の発表を聴く姿勢や態度も立派でした。一流の音楽会には一流の演奏家はもちろん、一流の聴衆がいることが必要条件という話をしながら、秋の合唱コンクールではさらなる進歩と努力の成果、それぞれの学級でのまとまりを期待していることを伝えました。
学級合唱は、まさに学級の今ある状況・人間関係が如実にあらわれるものであり、誤魔化しは一切ききません。保護者・地域のみなさんには、各学級の歌声から今の湖北中の状況や学校が落ち着いて何事にも一生懸命に取り組む生徒の様子を感じ取っていただけたのではないかと思っています。
 生徒たちには、現状に満足することなく他学級の演奏から学んだことを糧に、11月  29日(金)に柏市民文化会館で行う2学期合唱コンクールに向けて、学級の絆をもっともっと深めながら、さらに高いレベルでの合唱を創り上げていってほしいと願っています。

 

※コンクールの結果、当日の様子(写真)は「生徒活動の様子」のページにアップしています。