校長室から

校長室から

4月19日 新入生歓迎集会

 昨日の5・6時間目に新入生歓迎集会を行いました。私は出張と重なってしまったため、残念ながら参観することができませんでしたが、職員が写真を撮ってくれていましたので、その様子をお伝えします。

 放課後の1年生体験入部の様子です。

4月18日 今日の湖北中

 1時間目の2・3年生の教室や廊下の様子です。2年生は、林間学校のスローガンを決める話し合いを行っていました。

 3年生は、全国学力テストの真っ最中です。どの教室でも鉛筆を走らせる音しか聞こえないほど、みんな集中して問題に取り組んでいました。

4月17日 今日の湖北中

 2時間目に1年生が班対抗でオリエンテーリング大会を開催していましたので、その様子を少しだけ見学してきました。今日は朝から爽やかな陽気で気温も高かったので、汗をかきながら半袖で元気に駆け回っている生徒も大勢いました。

4月14日 今日の湖北中

 2時間目の3年生の教室です。来月に実施する修学旅行の「班別行動」の計画を立てています。

 生徒たちが手にしていた資料を見てみると、個人ごとに訪れたい場所とその理由を記載した希望票を、2年生のころにすでに作成していたようです。そして、新しい学級になり、その希望票を持ち寄って、グループとしてどこをどのように巡るのか、現在スケジュールを立てています。

 5時間目、3年生の学年レクの様子です。学級対抗で長縄跳びとドッヂボールを楽しんでいました。

 6時間目には、2年生が同じようにドッヂボールをしていました。楽しそうな歓声が絶えることなく聞こえてきました。

4月13日 今日の湖北中

 4時間目にひばり学級の各教室を覗いてきました。交流中で不在の生徒もいましたが、どの教室でも生徒たちが集中して熱心に課題に取り組んでいました。特に1年生は、入学してまだ3日目ですが、すでに担任や支援員と親しい関係を築くことができているようで、楽しそうに話をしている姿をたくさん見かけました。

 47都道府県すべての名称を順番に入力して回答する問題に、1分もかからず全問正解してしまう生徒(驚愕の技でした)。自分たちでオリジナルのカードゲームを開発している生徒たち。作文を書くにあたり、できるだけ漢字を使いたいと積極的に質問している生徒。車の絵を描くのが得意でそっと作品集を見せてくれた生徒。ひばり学級の生徒たちはみんな個性が豊かです。

 1年生のランチタイムです。昨日の「中学校で最初の給食」の様子を撮ることができませんでしたので、「中学校で2回目の給食」の様子です。

4月12日 今日の湖北中

 今朝の1年生の登校直後の様子です。いよいよ今日から、3年間の中学校生活が始まります。

 1時間目の2年生の各教室です。6月の林間学校に向けてタブレットPCで発表資料を作成しています。どの生徒もプレゼンテーションソフトを上手に使いこなしながら、自分が興味を抱いた場所や出来事について調べたことを熱心にまとめていました。

4月11日 第77回入学式

 本日、今年度の入学式を挙行し、新しい湖北中の仲間として144名の新1年生を迎えました。入学式前後の様子を紹介します。

 部活動で再登校した2・3年生と装飾係の生徒たちが、放課後に会場の後片付けを手伝ってくれました。また、今日の入学式は、すべて生徒会による運営で行われました。昨日までの事前準備から、今日の司会進行やアナウンスまで、様々な場面で大活躍してくれた生徒会の7名の生徒たちに感謝です。

 

4月10日 明日は入学式

 明日は新1年生を迎える入学式です。放課後、2・3年生の生徒たちが、会場の準備や校舎内外の清掃活動に尽力してくれました。

4月9日 野球部市内大会

 昨日と今日、市民体育館球場で野球部の市内大会が行われ、今日の試合を観戦してきました。試合開始当初から冷たい風が強く吹き荒れ、コンディションの維持が難しい状況の中、11人の選手が一丸となって全力で戦っていました。試合には惜しくも敗れてしまいましたが、随所に好プレーも見られ、また、昨日の試合も好ゲームだったと聞き、夏の葛南総体に向けて期待が膨らみました。

4月7日 入学式練習

 5時間目、体育館に2・3年生が集まり、来週の入学式の練習をしました。練習の進行から具体的な指示や説明まで、すべて生徒会の役員が担当し、教職員が口を挟むことは一切ありませんでした。また、新入生を歓迎する合唱曲の練習では、2・3年生の生徒たちの心が一つになった迫力ある歌声が館内に響き渡り、まさに「圧巻」でした。わずか40分ほどの練習時間でしたが、その間に、本校の学校目標である「主体的に判断・行動し、共によりよく生きる生徒」たちの姿を数多く見かけることができました。

4月6日 始業式・新学級発表

 1時間目、体育館で着任式を行い、私を含めて9名の新規職員が生徒たちと初めて顔を合わせました。各職員の自己紹介の言葉を、顔を上げ背中を伸ばして聞いてくれた生徒たちの素晴らしい姿にたいへん感心しました。

 始業式の様子です。3名の代表生徒がこの1年の抱負を発表しました。話の内容だけでなく、発表する姿もとても立派でした。式の後、3年生の生徒たちが、転入してきた新しい仲間を温かく迎い入れていました。

 各学年の担当職員を発表した後、3年生は体育館で、2年生は武道場で、それぞれ新しい学級が発表されました。

 武道場(天寿館)入口外の廊下に、2年生の生徒たちの上履きがきれいに並べられていました。心が整っているからこそ習慣として身についた行動だと思います。見ている我々も心が清々しくなる光景でした。

4月1日 着任のご挨拶

 こんにちは。前任の大島校長の後任として、4月1日付で校長として着任しました 速水敏之 と申します。

 市内でも指折りの長い歴史と伝統を誇る湖北中学校で勤務できることをたいへん光栄に思います。どうぞよろしくお願いいたします。

3/31 退任の挨拶

 3月31日付けで定年での退職となりました。校長として最後の2年間を湖北中で過ごすことができ、心より幸せに思います。素直で明るい生徒たち、生徒思いでパワフルな教職員、陰ながら学校を応援してくださった保護者や地域の皆様。すべての方に感謝申し上げます。

 この2年間はコロナ禍でしたが、それに負けず生徒・教職員は前向きに、たくさんの挑戦と工夫をして、学校生活や学校行事に取り組んできました。そのことを私は誇りに思います。ようやくコロナが収束しようとする今、学校を去ることは寂しさもありますが、今後の湖北中の活躍と発展を陰ながら応援させていただきます。これまで本当にお世話になり、ありがとうございました。 校長 大島 慎一

3/15(木)第76回卒業証書授与式

 137名の卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。みなさんが過ごした3年間は、想像もしなかったコロナ禍での中学校生活でした。6月の入学式、分散登校。多くの活動や行事が中止になるなど、次々とやってくる大きな荒波を、必死にオールを漕ぎ、前に進んできました。時に、そのオールにひびが入り、気持ちが折れそうになったこともあったでしょう。しかし、みなさんは仲間と支え合い乗り越えてきました。

 最上級生になってからの3年生の自覚やリーダーシップには本当に目を見張るものがありました。学校行事では「ここで頑張らないでどうする」「失敗してたまるか」といった心の底からの燃え上がるエネルギーを感じました。

 体育祭や合唱コンクールでは、全校を盛り上げ、最高学年の姿、存在感を示しました。「3年生を目標にできる学校」。それは校長として私の願いであり、それを実現した3年生を誇りに思います。

 卒業に際し、「一隅を照らす」という言葉を送ります。一隅とは、自分のいる場所を指します。この言葉には、「今、自分がいる場所で最善を尽くすこと、小さな光をともすことが、やがて大きな力になる」という意味があります。

 卒業生のみなさんが生きていくこれからの社会は、これまで以上にグローバルで多様な社会です。いろいろな考え方、価値観を持った人たちと共に学び、共に働き、共に生きていく社会です。

 新たな出会いを大切にし、そこで出会った人と信頼関係を築き、自分の幸せ、そして周りの人の幸せをために、自分を磨いていってください。そして、どんな状況におかれても、「今自分がいる場所で最善を尽くすこと」、「一隅を照らす」ことができるよう、一歩一歩自分の未来を切り拓いていってください。みなさんのこれからの活躍を願っています。

                                校長 大島 慎一

 

 

 

   

 

1/10(火) 3学期始業式

 明けましておめでとうござます。今年の干支はウサギです。ウサギは、「前足より後ろ足が長い」という特徴を生かして、上り坂をぐんぐん駆け上がります。自分の特徴を生かして、得意とするところで力を発揮できる一年にしてほしいと思います。

  3学期、心がけてほしいことが「自律」です。生活や学習を含めて、自分自身をコントロールすることが大切です。自律の第一歩は朝にあります。決めた時間に起きて、朝食をとる。余裕があれば、短い時間でも新聞やニュースを見て、世の中の動きを知る。または体を動かす。といった自分なりのルーティーンを実践していきましょう。

  3年生は入試が始まります。緊張や不安は誰にでもあります。支えになるのは仲間の存在です。声をかけ合い、勉強では教え合いを深め、全員で乗り切っていきましょう。そして新たな夢と決意を持って、3月の卒業式では最高の姿を見せてほしいと思います。

 

 

11/10(木) 車椅子寄付

  本校のJRC委員会では、1円玉募金活動を行っています。この度、集まった募金(3年分)で車椅子2台を購入し、地元の久遠苑(特別養護老人ホーム)に寄付しました。これからも、地域貢献を目指して活動を続けていきます。

 

 

9/22(木) 高校説明会

 公立、私立合わせて12校の高校の先生をお招きして、高校説明会を実施しました。3年生は進路希望を固める時期となり、真剣に話を聞き、メモを取っていました。半年後、全員の進路が無事決定することを願っています。

 

 

  

 

 

9/1 2学期始業式

 終業式ではリモートでしたが、今日は全校生徒揃って実施しました。3年生の部活動部長より、夏の大会・コンクールの結果報告とともに、仲間や後輩、顧問の先生への感謝の言葉が伝えられました。

 始業式では、周りの環境にも慣れ、仲間とともに、自らを高めていく学期にしようと話をしました。2学期は体育祭や合唱コンクールなど大きな行事が控えています。「自分たちの手で湖北中を創る」その気持ちを大切に、学習や生活に臨んでほしいと思います。

 

 

7/20 1学期終業式

 感染予防のため、オンラインで終業式を行いました。各学年や生徒会の代表者から、今学期の振り返りと2学期に向けての抱負が語られました。

 私からは、1学期の成果として、「各学年の校外学習を成功させ、たくさんの笑顔と学びがあった」「日々、授業や学習を大切にしている姿」「1年生の姿を通して、湖北中の伝統(清掃・歌声・学校向上プロジェクト)が継承されている」ことを話しました。

 夏休み、自分の立てた目標に向かって時間を有効に使い、またタブレットを積極的に学習に活用してほしいと思っています。

 

 

 

4/8 第76回入学式

  素晴らしい青空のもと、第76回入学式が行われ、115名の新入生たちを迎えました。真新しい制服、輝いたまなざしが印象的でした。担任の呼名にしっかりと返事をし、背筋を伸ばして規律する姿は大変立派でした。「新たな挑戦」と「新たな仲間」を大切に、有意義な中学校生活を送っていきましょう。

3/24 修了式、辞校式

 修了式では、1,2年生のこの1年間の成長について話をしました。特に、仲間を大切にしてきたこと、コロナ禍での学校生活の中で様々な対応力を身につけてきたことは素晴らしく思います。 

 辞校式では、8名の職員を送り出しました。これまで、本校のために力を尽くしてくれたことに感謝をするとともに、新たな赴任先での活躍を願っています。 

 

 

 

3/16 第75回卒業証書授与式

 135名の卒業生を送り出しました。常に1,2年生に目標とされる素晴らしい卒業生たちでした。これからの活躍を心より願っています。

 

1/7 始業式

 2022年 新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 前日の雪の影響で登校時間を遅らせました。自転車通学の生徒たちは長い距離を徒歩で登校、職員は朝から雪かきに追われるなど、大変でしたが気持ちの良い汗を流した1日となりました。今学期はとても短い学期ですが、3年生の入試や3年生を送る会、卒業式が予定されています。1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。

 

 

9/1 2学期始業式

 2学期が始まりました。新型コロナウイルスの感染状況がこれまで以上に厳しさを増す中ですが、感染対策を緩めず、生徒たちにとって充実した学校生活になるよう支援をしていきます。生徒には学校生活は受け身でなく、自分から楽しんだり工夫をすることを大切にしてほしいと思います。

         

7/20 1学期終業式

 1学期が終了しました。生徒たちは、コロナ対策に気をつけながらも、学習や部活動、学校生活に力を注いできました。オリ・パラの活躍から元気をもらい、有意義な夏休みを送ってほしいです。

   

6/18 生徒総会

 昨年に引き続き、オンラインでの生徒総会となりました。議長を務めた3年生が手際よく会を進行し、各委員会や部活動の代表者も立派な態度でした。議案に対する採決もその場で学級で行い、全校で臨んだ生徒総会でした。

5/27 全国学力・学習状況調査(3学年)

 3年生の全国学力・学習状況調査が行われました。国語及び数学の教科に関する調査と、学習意欲や学習環境等に関する質問紙調査です。結果は教科指導の充実や学習状況の改善等に役立てていきます。

 

5/3 吹奏楽部 スプリングコンサート

 5月3日(月)に「コホミン」で、スプリングコンサートが行われました。感染症対策をしっかりと行い、これまでの練習の成果を発揮しました。楽しそうに演奏する生徒たちの姿が印象的でした。

 

 

 

4/13(火) 新入生歓迎集会

 今回はリモートで、新入生歓迎集会を行いました。2,3年生による生徒会活動の紹介や部活動の紹介が行われ、1年生は教室でモニター越しに参加しました。本来なら、2,3年生の合唱を聞かせたかったですが、次に機会を楽しみにしたいと思います。

 

 

 

 

着任の挨拶

   4/1付けで着任しました、校長の大島慎一です。どうぞよろしくお願いします。
湖北中学校は、今年創立75周年を迎える、歴史と伝統のある学校です。これまで、数多くの卒業生を出し、実績を積み上げてきました。校長としての責任の重さを感じています。
 湖北地区の勤務は初めてですが、早く地域を知り、子どもたちを知り、教職員と力を合わせて、子どもたちの健やかな成長のために、力を尽くす所存です。どうぞよろしくお願いいたします。 
                                       

                         

湖北中とのお別れ!・転退職職員一覧

 24日(水)、修了式と学級活動に続いて30日(火)に実施予定であった辞校式の代替として、お別れの会を実施しました。
 最後の会となることから、リモートではなく体育館で感染拡大に留意しながら短い時間で行いました。卒業生についても、体育館外にたくさんの生徒が駆けつけてくれました。

 転退職職員については、本日発行した臨時学校だよりでもお知らせしましたが、下記をクリックしてご覧ください。なお、新しい勤務先学校等は報道発表があるまで公にはできませんのでご了承ください。

 残念ながら大変に多くの教職員が転退職します。校長・石井も定年により退職となりますが、新年度には、また新たな希望を胸に抱いた意欲溢れるメンバーが湖北中に勤務する予定となっています。

 どうか、これまで同様、これまで以上のご支援・連携をお願いすると同時に、学校へのここまでの温かいご理解・ご協力に感謝し、かんたんではありますが、御礼の挨拶とさせていただきます。
 本当にありがとうございました。

令和2年度末転退職職員一覧.tif

 

令和2年度終了・お世話になりました!

 本日(24日(水))をもって令和2年度の教育課程がすべて終了しました。
 ZOOMによるリモート修了式となったため、私からは生徒の表情は見えませんでしたが、1年間、学校目標である「自主」と「共生」に向けてよく頑張ってきたこと、「ペイ・フォワード」という実話を基に制作された映画から、善意の輪を広げる、誰かのために貢献することの大切さ、「共によりよく生きる」という言葉について考えさせる話、そして次年度に向けての湖北中生への期待について話しました。
 表彰、修了証書授与に続いた各学年、生徒会代表生徒の1年間を振り返っての話もとても素晴らしく、成果と課題をしっかりと分析し、次年度に大きな期待をもたせてくれる内容でした。各学級の様子をそれぞれの担任に聞いても、すべての生徒が真剣な面持ちで話を聞いていたということです。
 生徒たちは明日からの春休みでしっかりと進級に向けた助走を行い、4月6日(火)始業式には現1・2年生全員が元気、そして意欲に満ちた笑顔で、そして8日(木)には希望に胸を膨らませた新入生が顔をそろえ、新しい湖北中学校が順風満帆にスタートできることを心から願っています。
 令和2年度、保護者・地域の皆様には本当にお世話になりました。改めて御礼申し上げるとともに、新年度も湖北中学校をどうぞよろしくお願い致します。

飛翔!感動の卒業式

 16日(火)、第74回卒業証書授与式を、保護者のみなさんが見守る中、無事に挙行することができました。
 昨年度に引き続き、新型コロナウイルス対応で来賓の方々の参加は自粛、在校生の参列も見送り、式自体も時間を短縮しての実施ということで、卒業生には寂しい思いをさせてしまったと申しわけない気持ちもありましたが、約1時間30分の厳粛な中にも温かみのある式、卒業生たちの式に臨む姿勢や態度、表情は大変にすばらしく、感動の余韻がいつまでも残る素晴らしい式となりました。
 130名の卒業生たちは、証書授与のときの返事・別れの言葉・歌(遙かなる夢に・巣立ちの歌・大地讃頌)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現し、その一生懸命な姿・私が共に生活したこの2年間の成長した姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。
 卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまでに本当に保護者のみなさんはもちろん、多くの地域の方たちにも愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校、そして卒業生一人ひとりになり代わって御礼申し上げます。

 今後とも、地域の宝である巣立ちゆく子どもたちを温かく見守り、叱咤激励しながら共に育てていくことができたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

笑顔と感動溢れる温かい半日!3年生を送る会

 3月2日(火)、「3年生を送る会」を実施しました。残念ながらコロナ感染拡大防止のために保護者・地域のみなさんの参観はご遠慮いただいたのですが、学校運営協議会委員3名の方が生徒たちの頑張りを見守ってくださいました。生徒は、全校が一堂に会してとはいきませんでしたが、1・2年生の発表を3年生は体育館で、3年生の発表を1・2年生はズームを利用して教室で見ながら、笑顔と感動が溢れる温かい時間が「あっ」という間に過ぎ去っていきました。
 まず1年生の発表ですが、オリジナルの脚本で1年生らしくかわいらしい笑いあり、歌あり、ダンスありの発表でした。3年生への感謝の気持ちはもちろん、今後に向けて「未来は自分の力で切り拓こう」というメッセージがしっかりと込められており、3年生の心にも十分に伝わったのではないかと思います。
 続いて2年生、こちらもオリジナルの脚本でしたが、3年生にアンケートをとって創作した劇でした。3年生思い出の合唱曲も含め、やはり笑いあり、ダンスありの堂々とした発表で、3年生たちも懐かしさいっぱいに引き込まれ、自分たちがたどってきた数々のエピソードの中に3年間の成長を感じることができたのではないかと思います。
 そして、何よりも両学年ともに役者はもちろん、道具・背景・照明など、裏方も含め学年生徒全員で取り組んだ様子が感じられ、1年間を通して本当によく成長したと改めて思いました。そして、映像を通しての学年合唱の発表でしたが、コロナ禍で練習が例年通りにできない中、工夫しながら精一杯の歌声を披露しました。
 この送る会の目的は、お世話になった3年生に感謝の気持ちを伝えることですが、もう1つ、1・2年生はこの発表を何が何でも成功させて、新しい学年に進級するためのステップとすることです。そして1・2年生はその証を全校に向けて堂々と宣言したようにも感じる半日でした。
 最後の3年生の発表は、公立入試の真っ最中であり、やはりコロナ禍もあって、十分に練習する時間も取れない中でしたが、代表生徒の感謝の言葉や学年合唱での一人ひとりの真剣な表情には、この送る会だけではなく、ここまで15年間、お世話になった全ての人たちへの心を込めた感謝の発表であったように感じました。
 次は送る会を終え、いよいよ2週間後に迫った卒業式です。1・2年生の参列は叶いませんが、送る会以上の入念な準備で3年生の門出を祝う、そして3年生はさらなる感動と感謝の1日になるように、生徒たちのさらなる頑張りを大いに期待したいと思っています。

※ここに掲載している以外の写真は「生徒活動の様子」にアップしています。

R3年度林間学校スタート!火山の先生福島県から来校

 令和3年度6月2~4日、現1年生は進級して最大の学年行事である林間学校を、自然豊かな福島県裏磐梯を中心とした場所で実施する予定です。それに向けての第一歩、事前に行う自然学習がいよいよ2月9日(水)から始まりました。
 この自然学習を通して、自分が興味関心をもって学んだことを実際の林間学校で検証していくという取り組みですが、昨年、それまでの長野県から目的地を変更したのは、裏磐梯周辺に生徒に学ばせたい、体感させたい自然環境のすべてが素晴らしい状態で残されており、生徒の興味関心に応じて学習できるテーマがすべて設定可能だからです。
 そして、9日(水)は生徒に興味関心を強くもたせるための大切な導入の授業を行いました。この大切な授業に、湖北中は昨年度に続き、何と現地福島県から専門家の先生をお呼びしてお話をしていただくことができました。磐梯山噴火記念館の佐藤公先生という方で、かつてNHKテレビ「ブラタモリ」に出演されて案内役を務め、メディアを通して裏磐梯の雄大な自然について熱く語っていらっしゃったことが私の頭の中に鮮明な記憶として残っています。しかも、本来は1月22日(金)に実施予定であったのが臨時休校で中止になってしまったにも関わらず、子ども達のために私どもの再度の依頼を快く快諾してくださいました。
 私は実は前任校等でも何度か先生の授業を受けさせていただいています。全部は紹介できませんが、火山の噴火実験など、様々な道具を駆使して生徒と一緒に行いながら、映像を入れて大変にわかりやすく、かつ当たり前のように興味をもって惹きつけられていく授業であり、年々その内容が更新されパワーアップしている印象を受けています。導入がこんなに楽しく興味をそそられる授業ならば、生徒もスムーズに次の時間の学習に入っていけるだろうと感じているところです。
 今日のために、わざわざ福島からお出でいただいた佐藤先生に改めて感謝するとともに、このような取り組みの一つひとつが、生徒にとってより有意義な校外学習を実現することに繋がるということを再認識している次第です。

※上に掲載した以外の写真についても、「生徒活動の様子」にアップしています。

授業が変わる!1人1台タブレット端末導入

 コロナ禍のプラス面?の影響で、文部科学省が当初の計画より前倒しをして予算化した小中学校1人1台のタブレット端末所持、いわゆるGIGAスクール構想ですが、我孫子市、そして本校もその例に漏れず、現在1学年分の端末が配布されています。残り2学年分も3月中には納入され、来年度の夏までにはWi-Fiに接続するための校内環境整備が終わり、本格的に授業等で導入していく計画となっています。
現在は1学年分の端末を利用するために移動式ルーター3台を使ってWi-Fiに接続していますが、これを子どもたちのために上手に活用して学力を伸ばすと同時に、主体的に学習に取り組む意欲を育むためには、当然のことながら教職員のスキルを向上させていく必要があります。
4日(木)、本校を会場に1人1台の端末を活用した授業の実際を展開し、その後、PCソフト会社の方を講師として、教育委員会、各校のICT支援員を対象とした研修会が開かれました。今後、この研修の成果を基に市内各小中学校にもそのノウハウが伝達されていく予定です。
私も授業を参観し、まだまだ先のことだろうと思っていた授業改革が、もう目の前まで迫っていることを改めて感じた次第です。もちろん、授業の指導観や展開方法は今までと
同じく教職員の力量が問われると思いますが、子どもたちの学び方が大きく変わっていくことにはもう疑いの余地がありません。4月から国の教育の柱である学習指導要領が今までと大きく変わって新しくなることは、既に機会あるごとにお話ししている通りです。それに沿った新しい学力観、新しい学びの方法等、これまでにお配りした資料やマスコミ報道等をご覧になり、ご家庭でも関心をもってご理解いただけますよう、よろしくお願い致します。

本物に触れる!日本の伝統音楽

 2月2日(火)、3年生の音楽で特別授業を実施しました。「日本の伝統音楽を学ぶ」というテーマの学習で、今回、邦楽分野の第一人者で、薩摩琵琶のプロ奏者であり、地元我孫子市出身の久保田晶子様をお招きし、生徒の前で生の演奏を披露していただくことができました。
 実は、私は以前にも拝見させていただいていますが、3年生2クラスの授業で2時間、音楽室で、生徒たちの目の前で開かれるミニコンサートは本当に圧巻です。時間の経過を忘れる素晴らしさで、私もその圧倒的な迫力に今まで以上に言葉を失いました。生徒たちも音の美しさや語りの迫力を肌で感じとることができたのか、集中して1時間、真剣な表情で聴き入っていました。また、演奏の途中で薩摩琵琶の紹介や琵琶の演奏が何気なく使われている日頃耳にする音楽、自分が琵琶の世界に入って感じている勉強の大切さ等々の話をしてくださいました。生徒の記憶にも強く残ったのではないかと思います。また、「祇園精舎」「敦盛の最後」に続いた「杜子春」の語りでは、クラス代表1名ずつがプロの琵琶演奏とコラボするという貴重な体験もさせていただき、本当にあっという間に時が過ぎっていきました。
 まさに本物の伝統文化に触れ、本物を感じて、生徒たちの心も澄みきったのではないかと思います。音楽に限らず、このような有意義な取り組みをもっともっと学校教育に取り入れていけたら…と思った半日でした。

生徒の活動に→貴重な品を寄贈していただきました

 コロナ禍の真っ只中、部活動も思うように実施できない日が続いていますが、この度、本校の学校運営協議会委員・川口様の仲介で埼玉県にあるZ FUTSAL SPORT新三郷様より、生徒の部活動等の教育活動に役立ててほしいという主旨で組み立て式テニスネット1基、及び防球ネット4台を無償にて寄贈していただきました。
 下の写真が現物ですが、実際に購入するとなると、学校予算ではすぐには対応できない貴重な品物です。大切に使わせていただくことはもちろん、生徒のための有効活用を考えてご好意に報いたいと思います。
 ありがとうございました。

アビスタに展示!授業の成果(1年生・国語)

 最初に、緊急事態宣言によって部活動の大会や学校行事にも多くの制限がかけられ、なかなかこのホームページにも記載する記事がなく、更新が滞ってしまっていることをお詫び致します。
 さて、数ヶ月前、「コロナ禍の中、こんな授業をしています」という記事をアップしましたが、そこで紹介した1年生・国語での読書活動推進のための学校図書館を活用した授業「自分が推薦したい本のPOP作り」が我孫子市教育委員会からも優れた取り組みとして評価していただき、今回その作品を1月27日(水)~2月1日(月)の期間にアビスタにて展示されることが決定しました。
 今日(1/26)、図書委員の生徒たちが入念に準備をし、担当職員で放課後にアビスタに搬入をしています。コロナ禍でうれしいニュースが途絶えてしまった昨今ですが、本当に久し振りの朗報です。
 保護者、地域のみなさんも時間が許すようでしたら、ぜひアビスタに足を運んでご覧いただければと思います。よろしくお願い致します。

明けましておめでとうございます!令和3年もよろしくお願い致します。

 保護者・地域の皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年はコロナ禍に苦しめられた1年間であったとはいえ、皆様方からの温かいご支援を受け、湖北中生たちは様々な場面でもっている力を存分に発揮して頑張ることができました。改めて御礼申し上げます。
年が明けて学校に来ると、部活動で登校していた生徒から、明るい笑顔で「おめでとうございます」と挨拶をされました。久し振りに生徒に会えたうれしさもあったのでしょうが、この挨拶で2021年が湖北中としてはもちろん、私個人としてもコロナを吹き飛ばすよい1年となることを暗示しているように思えました。今年も職員・生徒一同、よりよい学校創り・地域創りに励んで参りたいと思いますので、保護者・地域の皆様には、昨年同様のご理解とご協力をお願い致します。

 さて、学校は今日(6日)始業式を実施し、年度を締めくくる3学期がスタートしました。3年生はいよいよ進路決定に向けての厳しい日々が始まります。130名全員が第1希望の進路を実現できればこのうえない喜びですが、そうもいかないのが世の常。すべてが順風満帆の人生を送れるわけではありません。「転んでもただでは起きないぞ!」ぐらいの強い気持ちをもっていれば、2度や3度のつまづきも、長い人生にとっては、逆によい転機ともなるはず。そんなことも考えながら目の前の壁に挑んでほしいと思っています。1・2年生には、3年生の懸命な姿から多くを学びとり、ぜひ来年、再来年に活かしてほしいものです。

 この冬休み中、元旦はニューイヤー駅伝から始まり、箱根駅伝、大学ラグビー、高校ラグビー、高校サッカーとスポーツ中継満載でテレビから目が離せない毎日でした。数々のエピソードや感動秘話が語られるこれらのイベントですが、こういった大会で活躍している選手たちの中学生時代はどうだったのだろうか?とついつい考えてしまいます。きっと大好きなスポーツを通して、大きな夢の実現に向けて毎日を精一杯努力していたのだろうと想像できます。

 年頭に当たり、湖北中の生徒たちにも夢(目標)をしっかりともち、その実現に向けた「日々の努力」を着実に積み重ねていってほしいと願い、ズームを利用したリモート始業式ではそれにまつわる話をしました。教職員一同、生徒たちのさらなる活躍と個々の成長、そして夢(目標)の実現に向けて力を尽くしてサポートしていく所存です。心配事等、何かありましたら遠慮なく学校までご連絡いただければと思います。

   

※放課後、換気、消毒、ソーシャルディスタンスなど感染対策を万全にしながら吹奏楽部が短

 い時間で全校を勇気づけるための演奏を披露してくれました。希望する生徒のみの鑑賞でし

 たが、立ち見がでるほど多くの生徒が集まって束の間の演奏に耳を傾け楽しんでいました。

                 

怒濤の2学期を終えて!地域のみなさんに感謝!

 令和2年度2学期の終業式を挙行し、併せて生徒たちの活躍・努力の成果である部活動や文化活動への表彰を行いました。体育館に全校が集うことはできず、各教室においてズームを使用した中継による式でしたが、夏・冬休みの短縮に加え、例年とは大きく異なる日々の連続、生徒たちも本当によく頑張って乗り切った、そして成果をあげることができた長い長い2学期であり、その分、より感慨深さもあったと思っています。
 長引くコロナとの戦いで、1学期から修学旅行や林間学校、2学期も体育祭を始めとした生徒にとっては2度と戻ってこない大切な1年の思い出が奪われてしまいました。でも、生徒たちはそのピンチをチャンスに変え、スポーツフェスティバルのように新しいものを創り出す、生徒総会のときのように今までになかった工夫を凝らして挑戦する、合唱コンクールのようにコロナから逃げることなく、できることを考えて実現する等々。例年通りではないことに誇りをもっていい貴重な学びをした2学期であったと思っています。
 休校中、生徒に向けてこんなメッセージをホームページに載せました。『君たちの世代
は歴史に名を残す世代となるでしょう。今年はそれほど歴史に残る特別な1年です。これ
から10年、20年後、「俺たち・私たちは2020世代。だから何があっても逆境に負けない
強さがあるのです」そう胸を張って言えるようになってほしいと思っています』逆境に負
けずに湖北中の歴史に今までにない新たな1ページを刻んだ生徒たちに拍手を送りたいと
思います。
 そして、2学期は多くの教育活動に、たくさんの地域のみなさんにご協力いただき、子どもたちを見守り、一緒に教え、育てていただき、「みんなで創る地域の学校」を掲げる湖北中にとって、そして子どもたちにとって本当に幸せな、絶大な教育効果をあげ、これを次年度以降にも繋げることができる確信をもてた学期となりました。ご協力いただいた関係各位のみなさんに心から御礼申し上げます。
 残念ながらコロナウイルスの猛威はとどまることを知らず、令和3年、そして3学期も様々な制限の中で教育活動の実施を余儀なくされることと思います。でも、この2学期で培ってきた経験を糧として、それこそ「先の見えない予測不能な時代」を考え、判断し、主体的に活動できる生徒の育成をめざして、教職員一同ますます励んでいく所存です。
 2学期、そして1年間大変お世話になりました。令和3年、そして3学期もどうぞよろしくお願い致します。

※下はリモートで挙行した終業式、表彰の様子です

1年生総合学習・自分たちで考えた地域貢献活動

 1年生の総合学習「地域の課題を知り中学生にできる地域貢献活動を考えよう!」で地域の各種団体のみなさんや地域在住の方々に11月20日(金)、生徒たちが学校を離れてインタビューしながら、いろいろな話しを伺ってきたことについて既にホームページ上でもお知らせしたところです。
 その後、到達度確認テストを挟んだ次の総合学習の時間、生徒たちは話しを聞いて学んだことを振り返り、改めて自分たちに何ができるかを考え、グループごと、学級ごとにまとめて発表し合いました。結果、公共施設の清掃、公園の清掃、通学路の清掃、地域行事への参加、地域での挨拶運動、農家の手伝い、地域の方々との会食、地域交流イベントの開催、ポスターやPR活動(地域の歴史や伝統、ボランティアの要請)などがあがりました。
 そして、これらの活動から実際にすぐに行動にうつせることを精査、必要なところには活動依頼や詳細な打ち合わせを生徒自身が行い、12月11日(金)午後、それぞれの活動グループに分かれて学校から地域に出かけていきました。下の写真はその様子ですが、どの生徒も指導してくださる方の話しを聞いてしっかりと学び、一生懸命に汗を流して活動し、一緒に活動していろいろと教えてくださったグリーンボランティアの方や農家の方に喜んでいただくことができました。たまたま通りかかった地域の人に「ご苦労様」「ありがとう」と声をかけられ、とてもうれしそうに、役に立てたという自己肯定感を高めた生徒もいたようです。
 この日は1時間半程度の短い時間しか取れませんでしたが、また来週18日(金)にも実施する予定です。そしてこの活動が、いつか学校の授業という枠を離れても持続可能なものとして根付いていくことを夢見ています。また、様々な体験活動は、必ず2年生で行う就職体験学習に繋がり、学校と地域が一体となって子どもたちを育てている仕組みが、より強固になると信じています。今回も生徒たちのために、たくさんの地域のみなさんにご協力をいただくことができました。改めて感謝申し上げる次第です。「本当にありがとうございました」

※上記以外の1年生で実施した総合学習の様子(写真)については、地域の方へのインタビュー

 や学級での振り返りの様子も含め、「生徒活動の様子」にアップしています。

地域の名人に学ぶ!書写の授業

 2学期もいよいよあと二週間と少しを残すのみとなりましたが、国語の授業・書写の一環として実施する書き初めに、昨年度に引き続き地域の書家の方をお招きし、生徒たちの豊かな学びを実現しています。既に8日(火)に2年生がお世話になり、15日(火)に3年生、  22日(火)に1年生が教えていただく予定となっています。
 実はこの方は、松尾先生と仰る今年度の学校運営協議会委員、そして湖北中の卒業生でもあり、過去にはいくつかの学校で教職も経験されていたと聞いています。そして、書家であるのですが、絵やデザインといった美術分野にも造詣が深く、そのお話しも聞いていて大変に興味深く、勉強になりました。さらに、今年度は学校運営にも大変なご協力をいただき、貴重なご意見等を頂戴したり、地域と学校を繋ぐコーディネーターとしても子どもたちのためにご尽力いただいています
 このような貴重な機会が、地域にお住まいの方のご好意で毎年のように実現し、学校と連携することによって生徒たちの成長に大きく寄与できることを本当にありがたく思います。そして、湖北・新木地区には、まだまだ多くの「その道の大家」がいらっしゃるようにも聞いています。
今後、そんな方々とも交流を深め、さらなる生徒たちの豊かな学びの実現に繋げていきたいと考えているところです。

関東駅伝、県新人卓球、福祉まつり等々、生徒大活躍の5日(土)

 12月5日(土)、この日は関東駅伝大会、県新人卓球大会を始めとした部活動の大会と湖北福祉まつりも重なって、本校の生徒たちがあちらこちらで躍動し頑張った1日となりました。
 関東駅伝大会は、茨城県ひたちなか市の笠松運動公園周回コースで、小雨まじりの寒いコンディションの中、午後1時に第1区がスタート。既にお知らせしてある通り、本校女子チームは、激戦の県大会を5位とわずか1秒差の大激戦で競り勝ち、4位で見事に大舞台への出場権を勝ち取っています。この日は居並ぶ関東の強豪校33校の中、精一杯走り抜き、20位という結果でゴールしました。走り終わった選手たちは安堵の表情とやり切ったという達成感が感じられる堂々とした姿でした。県内300近い中学校のうち、この晴れ舞台を走れるのはわずか4校です。頑張ってきた自分に誇りをもち、3年生は後輩たちに最高のプレゼントを残したことを自信に、1・2年生はそのプレゼントを胸にしまって、今回の貴重な経験を次に活かし、またそれぞれに次の目標、進路・大会で夢を実現することを願っています。
 卓球の県新人大会は成田市の中台運動公園で団体戦が行われました。これも既にお知らせしてある通り、本校の女子チームが葛南大会を優勝で飾り、晴れの舞台への出場権を手にしています。昨年度の葛南代表が県のベスト4であったことから、そのまま第3シードの位置に置かれた本校は、2回戦で酒々井中(印旛)に3-0で勝ち、3回戦は周西南中(君津)に接戦及ばす2-3で敗れベスト8目前での惜敗となりました。ただ、生徒たちはこの大会を通して、自分たちは県でも戦えるという自信を深め、悔しさとともに、次のリベンジへと決意を新たにしたようです。
 それ以外にも、県新人柔道大会(個人)が千葉市の天台スポーツセンターで行われ1名が体重別ベスト8に、葛南新人剣道大会(男女ともに団体3位)とサッカーU-13選手権が本校会場で行われ、それぞれに生徒たちは全力投球の気合いとプレーで頑張っていました。また、湖北福祉まつりがコホミンで開催され、今年度はコロナの影響から中学生ボランティアの参加は叶わなかったのですが、本校からは国語の授業で実施した俳句や書道の作品、美術の授業での作品、そして美術部の作品と展示に協力し、来場された保護者・地域の方々に見ていただきました。さらに、科学部が今年度取り組んだソーラークッキングを実演する予定でしたが、あいにくの天気で装置の展示と大会報告を行い、ここでもまた、本校の生徒たちが活躍することができました。

※上記以外の大会等の様子(写真)については、「生徒活動のページ」にアップします。

地域の達人に学ぶ!3年生俳句の授業

 3年生の国語の授業、俳句の単元で地域からお二人の講師の先生をお招きして授業をお願いしています。お二人とも湖北地区公民館で行われている市民講座を担当されているなど、社会教育にも貢献されている先生で、全体指導でのお話や個々の生徒への接し方も大変にお上手で本当に助けられています。
 26日(木)が最初の授業で、私も少しの時間参観させていただきましたが、本当に教え方が丁寧で、生徒たちも熱心に、初回とは思えないほど先生方にいろいろなことを聞きながら作品作りの第一段階を学習していました。テレビで人気のプレバトを見ている生徒も数名はいるようで、ちょっとした俳句ブームなのかもしれません。また、授業の合間には、生徒たちが提出した構想メモなどを一人ひとり細かく添削してくださっています。1クラス2時間ずつお願いしてありますが、作品の完成がとても楽しみです。
 生徒たちが創作した作品は短冊に清書し、12月5日(土)の湖北ふくしまつりに展示する予定です。時間が許すようでしたら、ぜひ中学生の作品を鑑賞に訪れてみてください。

コロナを乗り越え、学級の思いを全力で届けた合唱コンクール

 11月25日(水)、龍ケ崎市文化会館大ホールで令和2年度合唱コンクールを実施しました。コロナ禍の影響で保護者は各家庭で1人のみの学年入れ替え制、地域のみなさんにはご案内を差しあげることもできませんでしたが、生徒たちはここまでの努力の成果を遺憾なく発揮し、素晴らしい音楽会の1日とすることができました。
 コロナ禍の中、1学期の合唱コンクールは中止、歌声活動の再開もなかなかできずに練習開始は例年よりも遅れ、壁と向き合いながらのパート練習、フェイスシールドをつけながらの全体練習と苦心の連続ではありましたが、本当に、それぞれの学年・学級で、それぞれの特色を出した素晴らしい発表だったと思います。1日があっという間に過ぎていったという思いです。ステージ上でもソーシャルディスタンスを要求され、一人ひとりの間隔を空けた歌いづらい隊形に加え、マウスシールドをつけながらの発表をもろともせず、生徒たちの素晴らしい歌声がホールいっぱいに響き渡り、それに聴き入っていたら時間がとても短く感じました。
開会式で1年生には休校明けからの学級の団結を、2年生には昨年度のコンクールから大きく成長した姿を、3年生には中学校生活最後のコンクールにかける思い、数ヶ月後には一緒に卒業していく学級の仲間への思いが溢れる演奏を期待しているという話をしましたが、それぞれの学級の演奏と生徒たちの一生懸命に歌う表情から見事にそれが伝わってきました。湖北中の伝統である合唱とはいえ、どの学級にも歌声活動が嫌い、或いは苦手な生徒が何人かいるはずですが、誰1人としてそれを感じさせないステージで、入賞をした、しないはありますが、学級による差などほとんど感じさせない発表であったと思います。学級全員が心を一つにしてコンクールにかける思いを全力で表現し、そのメッセージが伝わったからこそ、歌の完成度云々に関わらず、聴く側の人たちも真剣な眼差しでステージ上の全ての学級の発表に魅せられていたのだと思います。
 また、今年度は残念ながら特設合唱団の活動ができなかったため、例年、その発表に充てていた時間は、審査員をお願いしたプロのソプラノ歌手・吉田真澄先生にステージをお引き受けいただき、生徒たちはその素晴らしい美声に心酔してか、微動だにせず目を輝かせて聴き入っている様子が微笑ましくもありました。
 次は3学期、学級を越えて3年生を送る会や卒業式での歌声、つまり学年や全校でのまとまりが問われることとなります。賞など関係ない日々の歌声活動にどう取り組めるかで湖北中生の真価が問われます。みんなのために心を合わせて人と繋がることの大切さを学んだこの合唱コンクールの経験を活かし、さらに聴く人の心に感動を与える歌声を自分たちの手でつくりあげていってほしいと願っています。
  会場を訪れて、生徒たちに温かい応援と拍手を送っていただいた全てのみなさんに改めて感謝いたします。ありがとうございました。

※上以外の合唱コンクールの様子(写真)と3年生の自由曲の動画を「生徒活動の様子」のペー

 ジにアツプしていますので、ご覧いただければと思います。

地域のみなさんから学び、中学生のできる地域貢献を考える1年生総合学習

 地域の中核を為す公立学校、そして本校の使命でもある「地域の未来を担う人材の育成」に向け、今年度から1年生の総合学習で「地域の課題を知り、自分たちにできる地域貢献活動を考えて行動しよう!」というテーマに取り組み始めました。
 13日(金)に事前のオリエンテーションを行い、学習の目的、概要と今後の流れについて理解を深め、20日(金)は生徒自身が地域に足を運び、地域の各種団体で活動されている方や地域にお住まいの方に直接お目にかかり、インタビューをしながらいろいろな話(それぞれの方がここまで地域にどんな貢献活動をしてきたか等)を伺ったり地域の課題を探求してくる学習を実施しました。
 地域の課題を知ることはもちろん、教員や自分の親以外の大人とコミュニケーションをとること自体が社会性を身につけるための大切な学習だと考えていますが、生徒はお会いする時間や場所を決めるための事前電話からかなりの緊張感をもって取り組んでいました。そして、何よりもこの学習の趣旨を理解し、ご協力いただけた方が25名もいることに感謝しています。
 いつも話していますが、「地域の宝である地域の子どもたちを学校・家庭・地域の3者が総ぐるみとなって育てていく」ことが子どもたちの健全な成長を促し、地域の未来にも繋がっていきます。昨年度の授業支援や過日の就職体験面接官に続き、今回ご協力いただいた25名のみなさんとともに、今後とも地域の子どもたち・地域の未来のために、保護者・地域のみなさんのさらなる本校教育活動への参画をよろしくお願いしたいと思っています。
 25名の地域のみなさん、本当にありがとうございました。

女子駅伝・接戦を制し夢の関東大会出場!

 7日(土)、柏の葉公園特設コースで県駅伝大会が開催されました。県内各地の予選を勝ち抜いた40校余りの学校が参加し、過日お知らせしたように、本校の女子駅伝部も葛南大会を2位で通過し、この日に向けて、日々厳しい練習を続けてきています。
 やや肌寒さも感じた10時45分、いよいよ女子の部かスタートしました。県内の実力者がそろう1区を見事に上位で襷を繋ぎ、2区で順位をあげながら、3区、4区と素晴らしい走りでこれを維持、終始安定した順位でアンカーに襷を繋ぎました。最終5区はスタートからゴールまで2位~5位が抜きつ抜かれつの大接戦。最後の最後で5位の学校を振り切り、見事に第4位でゴール。上位4校のみに与えられる関東大会の出場権を手にしました。
 ゴール後、選手たちは大粒の涙を流して抱き合い、心からの喜びを爆発させていました。きっとコロナ禍で練習できなかったあせりやここまでの厳しい練習に耐えて頑張ってきた、そんな日々が脳裏をよぎったのだと思います。
 関東大会は12月6日(日)、茨城県ひたちなか市での開催となります。夢の大舞台で思い切り疾走する生徒たちの姿が今から楽しみです。
 保護者・地域のみなさまも応援をよろしくお願いします。ガンバレ駅伝部!

有意義な1日!次に繋がる2年生校外学習

 5日(木)、中止となった2年生林間学校の代替行事として、筑波山への登山と観光農園での果物(柿)狩りを実施しました。朝からよく晴れて穏やかな小春日和の1日で、校外学習には最高の天候となりました。
 朝、集会では実行委員長から、「コロナ禍によって何もできずに落ち込んでいた私たちに、このような機会をくださったすべての人に感謝し、1日を楽しく、率先垂範の目標を達成して次に繋がる校外学習にしましょう」という話があり、意欲満々で出発しました。
 感染拡大防止のため、バスは1クラスで2台ということで、1台当たりの生徒数は少なかったのですが、どのクラスもレク担当が頑張り、あっという間に筑波山の麓に到着。学級写真を撮って、御幸ヶ原コースの登山道に向かいました。林間で予定していた磐梯山ほどではないとはいえ、全員が弱音を吐くことなく、むしろ想定していた時間よりも早くゴールまでたどりついたのは立派です。それを褒め称えるかのように、晴天の御幸ヶ原から眺める関東平野は壮大で、遠くにスカイツリーも確認することができました。
 筑波山を後にし、午後は柿狩りです。「柿では子どもたちはあまり好んで食べないのではないか?」という我々の心配をよそに、市場に出回っている物より大きく、シャキシャキして甘い柿は子どもたちに大好評で、夢中で食べている姿が印象的でした。農園のご主人からも「とても素直でいい生徒さんですね」とお褒めの言葉をいただきました。
 こうして瞬く間に1日が過ぎていったわけですが、1度だけ実行委員や先生方から注意を受けることがありました。それは昼食後に買い物をし、全体が集合する時間が10分近くも遅れてしまったことです。買い物客が大勢で列に並んでいて…というのが大半の生徒だったようですが、買い物の時間にはかなりの余裕があったはずなので、自分がどう行動し何を優先して判断するのかというという考えが不足していたようです。通常ですと林間学校で同じように何らかの失敗をして、それを活かして3年生の修学旅行では…と系統的に生徒たちが集団として成長していくことを考えると、今回、この校外学習を実施できたことには大きな意味があったと改めて思った瞬間でした。ただ、2年生は宿泊が伴う行事を経験しないまま修学旅行に臨むことになりますので、やはり未知の場面でも主体的に考え、判断して行動できる人材を育てていかなくてはいけないということも強く感じた有意義な1日となりました。

※上の3枚以外の写真は「生徒活動の様子」のページにアップします。

大成功!全力競技と笑顔のスポーツフェスティバル

 23日(金)と26日(月)(23日に降雨のため中断してしまった競技のみ)、体育祭の代替行事としてスポーツフェスティバルと題した新しい行事を実施としました。感染症対策もあり、保護者・地域のみなさんには公開できなかったことをお詫び致します。
 ほとんどの学校は密を避けた無難な種目で短縮形の体育祭を実施したようですが、本校は3年生の気持ちを優先、彼らにアンケートをとり、代表者の考えを聞いたうえで体育祭を実施しないことを決定しました。コロナ禍で世の中に多くの制限がかけられている今、学校だけではなく世の中全体が前例踏襲というわけにはいかず、新しいものを考え、工夫し、実行していく力が求められる。来年度もどうなるかわからない今の状況で、新しいものを創造した意義はとても大きく、次年度にも必ず繫がっていくという話を開閉会式でしました。
 競技の方は、最初に学級対抗の長縄跳びを行いましたが、一週間前から各学級で必死に練習していたこともあり、大いに盛り上がりました。生徒たちの必死な表情、制限時間を1秒たりとも無駄にしない真剣さが印象的でした。続いてのシスター対抗選抜リレーは、走っている選手が懸命なのはもちろんですが、応援している生徒たちの熱狂もすごく、学級対抗や体育祭での紅白のように2色対抗もいいけれど、本校のようにすべての学年の学級数が同じならシスター対抗もOKだということがよくわかりました。その後、学年ごとに生徒たちが選択した球技で学級対抗の戦いを繰り広げていましたが、どの生徒も楽しそうに、降雨による水入りこそ残念でしたが、思い出に残る2日間を過ごせたように想います。
 次はいよいよ湖北中の売りでもある伝統の合唱コンクールです。これもコロナの影響ですべてが例年通りというわけにはいきませんが、スポーツフェスティバルでの元気と笑顔そのままに、むしろ例年よりも素晴らしい音楽会、発表会となるよう生徒たちを支援していきたいと想います。
 保護者・地域のみなさんにも生徒たちへの応援と励ましをよろしくお願い致します。

※上記以外のスポーツフェスティバルの様子(写真)は「生徒活動の様子」にアップします。