学校の様子
答えのない教室!!
本日、9月17日(火)おおぐろの森中学校に4名のお客様がいらっしゃいました!!
今日をスタートとし、今後もおおぐろの森中学校とコラボレーションしていただける方々です。
株式会社 新評論
代表取締役 武市 一幸 様
Denmark株式会社
代表取締役 Denmark Inc CEO 有澤 和歌子 様
株式会社内田洋行
ICTリサーチ&デベロップメント ディビジョン
学びのコンテンツ&プロダクト企画部 部長 青木 栄太 様
NPO未来をつかむスタディーズ「みらスタ」真っ直ぐな遠回り道を生きている
理事長 河内 智之 様
参観いただいた授業は、1学年担当の池田教諭が実施している数学の授業、「答えのない教室」です!!池田教諭が、おおぐろの森中学校のみなさんに、「考えながら、楽しく数学を学んでほしい!!」という熱い想いから実践している授業です。
この授業の基になっているのが、本日、授業を参観していただいた、有澤 和歌子 様が執筆されたこの本!!「『答えのない教室』3人で「考える」算数・数学の授業」です。
場所はアクティブラーニングルームを使用し、毎授業、出された課題に対して、3人1組で取り組みます。
みなさん、突然ですが、「答えを見つけること」=「数学の楽しさ」というイメージがありませんか??
もちろん、それも1つの数学の楽しさではありますが、池田先生を始め、おおぐろの森中学校の数学科の先生方は数学の楽しさを次のように定義しています。
「考えること」=「数学の楽しさ」です!!!
この「答えのない教室」では、答えを出すことを授業のゴールとしていません。どのように考えたのか、なぜ、そのような答えになったのか、「考えること」、「考え続けること」を大切にしています。
全員が50分の授業を、設置されているホワイトボードを活用しながら、3人1組のグループで、話し合いを行い、トライ&エラーを繰り返しながら、課題に取り組んでいきます。
じ・つ・は、みなさんがアクティブラーニングルームで活用しているホワイトボードは、本日の授業を参観いただいた、株式会社内田洋行 様のものです!!!
生徒たちは、「何か規則性があるのではないか」、「もっと簡単に解決できる方法はないのか」、「これまで学習してきた内容を活用することができるのではないか」と、
50分間、必死に考えている様子がありました。
その表情は毎授業とても真剣で、
考えることを楽しんでいる生徒の様子があります!!
また、「答えのない教室」だけでなく、通常の教科書の内容を取り扱う授業でも、ホワイトボードや、グループ学習を積極的に取り組み、「考える」を大切に授業を実践しています。
「答えだけでなく、根拠が大切!!」がキーワードです!!
ご紹介させていただいた、真剣に考えることを楽しむ生徒の表情や、課題を解決しようと試行錯誤しながら取り組む姿勢をたくさん引き出せる授業を、おおぐろの森中学校では全ての授業で実践していけるよう、日々、授業改善に取り組んでいます。
おおぐろの森中学校で学ぶ全ての生徒が、
「学ぶことが楽しい!!」と思えるようになる日を目指して、これからも生徒たちと一緒に授業を作り上げていきたいと思います。
本日はたくさんの保護者の方にご来校いただきました!ありがとうございました!
今日は2学期最初のオープンスクールと部活動見学が行われました。
本日は、301名の方に御来校いただきました。ありがとうございました。
お家の人に授業と部活を見てもらうことに、生徒の皆さんはドキドキしたりソワソワしたり……。
「来なくてもいいのに~」なんて言いながらも嬉しそうな表情もありました。
部活動においても暑い中、たくさんの保護者の方にご参観いただきました。
ありがとうございました。
来週末には、多くの部活動で新人戦が始まります。引き続き熱い声援、よろしくお願いいたします
桃屋さん、貴重なご講演と給食をありがとうございました!
本日は、私たちの食卓を豊かにしてくれる、あの「ごはんですよ!」で有名な桃屋さんが来校されました。
貴重なお時間を本当にありがとうございました。
4時間目に行われた講演会では、創業104年の株式会社 桃屋の取締役 笠原勝彦様が商品へのこだわりやお客様への思いを熱くお話ししてくださいました。
「良品質主義」 「広告宣伝主義」
の2つが桃屋さんで重要視している考え方で、
「良品質主義」とは、材料から現地に伺ってこだわっており、製造過程でも人の繊細な手で処理していくなど消費者の手に届くまで努力を惜しまないという考え方です。
「広告宣伝主義」とは、こだわった商品をあらゆる方法を駆使して、消費者に商品の情報を伝えるという考え方です。例えば、SNSやCMで消費者の年齢層や時間帯などを考慮しながら情報を発信しているそうです。
また、桃屋さんは「かんたんレシピ」をホームページや本で紹介しており、誰でも簡単に美味しく作ることができるレシピ情報を手に入れることができます。本日は、生徒全員に「桃屋のかんたんレシピ」本をいただきました。
桃屋の商品を消費者に使い切っていただくための戦略であり、SDGsにも繋がります。
そして、この日は桃屋の
「ごはんですよ!」「キムチの素」「きざみしょうが」「味付ザーサイ」
を使用した給食でした!
メニューの詳細は、ホームページ上の「R6年度 献立紹介」をご覧ください!
大変、美味しい給食で、私がお気に入りだった献立は「しょうがとおかかのご飯」でした!
きざみしょうがの存在が十分に感じられ、おかかとの相性が抜群でした!
生徒も美味しそうに食べており、完食したクラスがほとんどでした!
講演後、桃屋取締役 笠原様の強い希望により、3年5組で生徒と一緒に給食を召し上がっていただきました。談笑しながら笠原様も生徒達も楽しそうでした!
また、保護者の方々にも桃屋給食の試食会を開かせていただきました!
17名の保護者の方々がお越し下さり、「美味しかったです!家庭でも作ろうと思います!」というお言葉を頂きました!
桃屋さんから全生徒に「かんたんレシピ」を頂きましたので、保護者の皆様、お子様と是非一緒に作ってみてください!
さらにこの日は、ニッポン放送のラジオで前川校長先生が出演をしました!
おおぐろの森中学校の特色と桃屋給食についてお話をされました!
聞き逃された方は、radikoで確認ください!
この日の一日は生徒にとって、社会に目を向けることができた貴重な時間になったと思います。
職業観や、仕事に対する熱い思いなどたくさん学ぶことができました。
これからもおおぐろの森中学校「プロフェッショナルに学ぶ」にご期待ください。
人と人の関わり方
「自分は遊びで、そんなつもりはなかった...」
「ただのいじりだよ。ノリ悪いな。」
「自分のしてきたことだから自業自得だね。」
「正当防衛だ!やられたからやり返しただけだ。」
「やられたらやり返す。倍返しだ!!」
みなさんは、このように感じたこと、考えたことはありますか?これらは「いじめ」でしょうか?
本日、1年生を対象とした、流山市のスクールロイヤーからいじめ防止講演会がありました。7月のスタンドバイの方々のいじめ防止授業に続き、本日も大変貴重な経験をすることができました。
はたして、いじめとはどのようなものでしょうか?何がいじめに該当するのか?どのように判断すればよいのでしょうか?
本日の講演会では、いじめの事例をもとに、クイズ形式で中学1年生にもわかりやすく教えていただきました。
いじめは、いじめ防止対策推進法で「された人が心身の苦痛をかんじているものがいじめである」と定義されています。
つまり...
自分は「遊びのつもりだった...」「いじりのつもりだった...」「相手が〇〇だから...」「相手にされたから...」ではなく、
されたほうが「つらい」と感じたものがいじめになります。
いじめは、学校生活だけでなく、SNSでも起こることが予想されます。相手を見ていないから行き違いが生じ、誤解が生まれやすいです。また、SNS上の発言はすぐに拡散され、永遠に残ります。本日の講演を通し、いじめについて考えるきっかけになればと思います。ぜひ、ご家庭でも本日の講演について話題にしていただければ幸いです。
いじめをされたり、見た場合は誰かに相談しましょう。いつでも相談お待ちしています。また、周りに困っている人がいたとき、ぜひ助けてあげてください。
いじめ防止研修(教職員)
本日、流山市教育委員会 小園スクールロイヤー、高梨指導主事を招聘し、教職員対象にいじめ防止研修を実施しました。
先日、文部科学省はいじめの重大事態の調査に関するガイドラインの改定を公表しました。その改訂のポイントや事例研修等、グループワークを交えながら御指導いただきました。
小園先生、高梨先生、ありがとうございました。
良い製品を作り上げるには・・・
もう夏休みも終わりましたね・・・。
皆さんはこの夏購入した電子製品はありますか?
私はドライヤーがなかなか髪を乾かしてくれなくなったので、新しく買い換えました。
かれこれ7年以上使用していたので、よく頑張ったと思います。
後はスマートフォンも新しくしました。
皆さんも新しい電子製品を購入した時はワクワクしますよね!?
私も購入初日はずっと設定を行い、新しい機能を堪能しました!
そこでふと思いました、最近の製品は機能も増えて、スペックも上がっているのに、故障なんてめったにないなと。
そもそも、初期不良なんてであったことないな・・・と。
多くの工場ではどのようにして初期不良を防いでいるのか・・・
今回の技術科の授業研修では「D 情報の技術」の単元を行いました。
プログラミングの学習を通して、完全な製品を製作しました!
生徒たちは「コロックル」という教材を用いて、「自作した音源を決められた時刻に再生させる。」プログラムの製作を行いました。
いわゆる「アラーム」の製作です。
いつも何気なく使用していたり、スマートフォンにも機能として備わっています。
アラーム機能を製作して、実際に作動させたときに「あれ、なんか違う!」「思った通りに動かない!」という気持ちが出てきたと思います。今回はその気持ちを大切にしてほしいと思います。
そのときの気持ちから、今回の学習課題である「そのようにすれば不具合のない製品を製作することができるのか」を解決できればと考えています。
他の学級がまだ行っていないので、答えは控えておきます。
皆さんは何が大切だと思います?
研究授業ダイジェスト
本日5校時、6教科(国語、数学、英語、社会、保健体育、技術)一斉に授業研究を実施しました。
研究主題は「ICTを活用した教育の探求 〜1人1台端末の活用で楽しく学び、まなびをさらに豊かに〜」です。
取り急ぎ、授業の様子を全教科ダイジェスト版でお届けします。
後ほど、教科ごとに詳しく掲載します。お楽しみに!
陸上部 葛北新人大会結果
9月7日(土)に野田市総合公園陸上競技場で陸上葛北新人大会が行われました。
女子共通800m 小森さん 優勝
女子共通1500m 小森さん 優勝
女子共通走り高跳び 髙橋さん 第2位
女子共通走り幅跳び 櫻田さん 第4位
女子共通4×100mリレー 第7位
男子共通200m 中谷さん 第8位
男子共通800m 染谷さん 第7位
男子共通走り幅跳び 鈴木さん 第8位
女子総合 第5位
入賞できなかった生徒も多くの選手が自己ベストを更新し、夏休みの練習の成果を発揮することができました。
小森さん、髙橋さん、染谷さんは10月5、6日(土、日)に行われる県新人大会に出場することが決まっています。
また、葛北駅伝大会、東葛駅伝大会がそれぞれ9月25日(水)、10月19日(土)に行われます。
応援よろしくお願いします!
祝2024年全国あんざんコンクール 流山市1位受賞☆☆
過日、日本珠算連盟流山支部主催の全国あんざんコンクールが行われ、
中学3年生の部で金森さんが流山市で1位を受賞しました!!
なんと今回の結果で
金森さんは小学5年生~中学3年間の5連覇達成です!!
あんざんコンクールの問題は以下になります。
制限時間5分だと、電卓を使用しても難しそうです。
これを暗算で正解するなんて小さい頃からの日々の鍛錬の証です!!
素晴らしい!!
金森さんに話を聞いたところ、
中学3年生の一学期は行事などでも忙しく、その合間をぬっての練習はいつもよりとることができませんでしたが限られた時間の中で精一杯頑張りました。
以前、将棋の羽生善治さんが
「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。」
という言葉を本の中で綴っていました。
そろばんの世界も同じで必ずしも報われるばかりではありませんが、重ねてきた努力は自分の土台の一つとして様々な場面で活かせる様にしていきたいです。
とのことでした。
努力は必ずしも全て報われるものではありませんが、なにかで成果を出している人は必ず努力していますね。
ぜひみなさんも努力を重ねて自分の夢や目標に向かって頑張ってください☆
最後に改めて金森さんおめでとうございます!!
東京スカイツリーを学ぶ
2学期が始まって1週間が経過しました。私たち教職員も生徒の皆さんと会うことができて嬉しく思います。また、夏休みに経験したこと、聞いたこと、見たことを授業や休み時間の時に共有することができて嬉しく思います。
しかし、2024年8月8日には、宮崎県日向灘で震度6の地震があり、9月のはじめには台風10号が日本列島を縦断し各地で様々な被害がもたらしました。
そこで、1学年では昨日と本日の2日間で、「人の心の痛み」を学習する授業で、「プロジェクトX 東京スカイツリー~天空の大仕事 世界一の電波塔建設に挑む~」を体育館にて視聴しました。
動画の中では、東京タワーが周辺の高層ビルによって電波障害を受けるようになったため、新しい電波塔が必要とされスカイツリーが建設されたこと、東京スカイツリーを設計、建設することがいかに難しいミッションであったのかという東京スカイツリー建設の歴史について多くのことを学びました。
カリスマ鳶の大きな責任による重圧や、自分のチームの仕事が他に比べて遅れていることに対する大きなプレッシャーがあったことがわかり、彼らたちプロフェッショナル達による覚悟、責任、誇り、痛み、葛藤について多くのことを、学びました。
さらに、おおぐろの森中学校のマネジメントポリシーの一つである「人の心の痛み」の観点では、2011年3月11日に東日本大震災により甚大な被害があった中、自分たちの危険を顧みず、このスカイツリーを完成させたいという覚悟。さらに、大きな余震が継続する中、自分たちがスカイツリーを完成させるんだ、という決意を感じました。
生徒達は、引き込まれているかのように集中して視聴していました。
動画を見た後、生徒に感想を聞いてみると
「私たちが、何気なくいつも観ているテレビ番組の電波が東京スカイツリーから送られていると知り、驚いた。」
「何かに本気で取り組むことがかっこいい。」
「自分の仕事に責任と誇りを持っているのがすごい。」
「プロフェッショナルでも悩むことがあることがわかった。」
「東日本大震災ではすごい被害があったことを知った。また、そのような危険な状況でも作業を続けて感動した。」
「余震がある中、危険を顧みず自分の仕事をまっとうし続けたことに感動した。」
などの声が上がりました。
これからの授業を通して、1学年目標である、「そうぞう 想像×創造=∞」を掲げながら、人の心の痛みを知り、そうぞう力豊かで多様性が尊重できる人になってほしいと思います。