学校の様子

【生徒会選挙に向けて】リハーサルの様子

 明後日に控えた生徒会選挙に向けて、本日リハーサルを行いました。立候補した生徒たちは、朝から昇降口前に立ち、たすきをかけて挨拶運動を行いながら登校する仲間たちを迎えていました。さわやかな笑顔と力強い声が響き、「一日を気持ちよく始めてもらいたい」という候補者の思いが伝わってきました。日ごろの生活の中での小さな努力が、生徒会役員としての責任感やリーダーシップの表れとなっているように感じます。

 リハーサルでは、選挙管理委員は進行や会場準備、投票の流れを確認し、円滑な運営に向けて真剣に役割を果たしていました。候補者たちは、本番と同じ流れで演説を行い、発表の仕方や声の大きさ、目線の送り方などを確認しました。内容を覚えるだけでなく、「どうすれば自分の考えがしっかりと相手に届くか」を意識して練習に取り組んでいました。緊張している様子も感じましたが、自分で考えたり、仲間からアドバイスを受けたりして、改善しようと懸命に工夫を重ねていました。自分の思いや考えを整理し、限られた時間の中で的確に表現することは容易なことではありません。しかし、それを一生懸命に挑戦する姿は、明後日の本番で、聞く人の心に真摯に響くと思います。

 また、演説練習だけでなく、立ち居振る舞いや声量、堂々とした態度など、役員としての姿をどう示すかについても試行錯誤する姿が見られました。仲間からの励ましや意見を素直に受け止め、より良い形を目指して努力する過程は、選挙活動そのものを通じた学びの場になっていると感じます。

 明後日の本番では、候補者一人ひとりがこれまでの活動やリハーサルで得た学びを存分に発揮し、自分の考えを全校生徒の前で堂々と伝えてくれることと思います。真剣に取り組む姿勢は、聞く側の生徒たちにとっても大切な刺激となり、学校をより良くしていくための大きな一歩となると思います。

 全校生徒の皆さんが候補者の思いを受け止め、主体的に投票へ臨むことで、より良いおおぐろの森中学校になっていくと期待しています。