学校の様子
なんでもない時間
おおぐろの森中学校の生徒の皆さん、学校生活で楽しいことといえば何ですか?
保護者や地域の皆様、中学生の時の楽しかった思い出といえば何ですか?
掃除の時間ですか?
私も中学時代の掃除の時間がなんとなく記憶に残っています。
学校の廊下の黒ずんだタイルを全力で磨いて、他のタイルよりも輝いて見えた光景は今でも忘れません。
あれ?掃除中だよね?
授業の時間ですか?
学校といえば授業ですよね。楽しく学ぶことを大切にしています。
それぞれが個別で考えたり、グループで考えたり・・・一人一台のタブレットを活用して、様々な隊形で授業をしています。
ちなみにこの背中は・・・分かりますよね?
朝の会や帰りの会、ホームルームの時間?
議長の生徒が責任をもって会を進め、役割のある生徒が連絡をし、合唱を行ったり、1分スピーチをしたり・・・
私も高校のホームルームですが、友人が行った1分スピーチを今でも覚えています。
久しぶりに会ったときは今でもその話をしています。
合唱練習になかなか身が入らず、合唱コンクールの時に賞が取れなくて、苦い経験をしたこともありました。
休み時間ですか?
私はこの時間が好きでした。なんとなく集まった級友と、何でもない話をする。
昨日のテレビの話、さっきの授業の話、部活の話、他の友人との話・・・
でも、その一つひとつが本当に楽しくて、「学校に行こう」と思える原動力の1つになっていました。
皆さんは共感できる時間はありましか?
他にもたくさんの時間があります。
部活の時間や給食の時間、何かしてしまって先生に叱られてしまった時間・・・。
そのどれもとても大切な時間で、将来に活かされるものだと思います。
保護者の皆さんはいかがでしたか?
生徒たちは学校で多くの活動を得て経験しています。
授業でも学ぶこと多くありますが、授業以外のところでもさらに多くのことを学んでいます。
授業や部活動以外で生徒たちがどのようなことを感じ、どのように自身に落とし込み、成長しているのか。
是非、そのことをご家庭で話してみて下さい。
素敵なピアノの贈り物
今年3月に放送された「じゅん散歩」をご覧になった横浜にお住まいの視聴者の方から、本校に素敵なピアノを寄贈していただきました。寄贈者の方は、放送を視聴した際に本校の多目的ホールの雰囲気に合うと思い、ピアノを寄贈してくださったとのことです。このご厚意に深く御礼申し上げます。寄贈されたピアノは、音楽の授業や学校行事等で活用させていただきます。美しい音色が学校生活を一層豊かにし、生徒の皆さんの音楽への興味と創造力を育む一助となることを期待しています。
寄贈していただいたピアノは大切に使わせていただきます。
本当にありがとうございました。
プール清掃完了~いよいよ水泳の授業開始~
先日、本校ではプール清掃を行いました。数日間にわたる清掃の結果、プールは見違えるほど美しくなりました。今年も清潔で安全なプール環境が整い、生徒の皆さんに安心して使用してもらえる準備が整いました。
本校のプールは新しい設備が整った、とても綺麗な施設です。明るく広々としたプールは、3階にあり太陽光が差し込む設計で、開放感があります。また、フィルターシステムにより水質管理が常に行われており、透明度の高い水が保たれています。さらに、更衣室やシャワー室も清潔に保たれており、快適な環境で水泳の授業を楽しむことができます。
清掃の際には、以下の点に特に力を入れました。
・プールの底や壁面の磨き上げ
・ゴミや落ち葉の徹底的な除去
・衛生管理の徹底と消毒作業の実施
これにより、衛生的で安全なプール環境を確保することができています。丁寧に手入れを行ったプールは、生徒の皆さんが心地よく使用できる空間となっています。
そして、まもなく水泳の授業が始まります。水泳は健康促進だけでなく、水の中での運動を通じて心身のバランスを養う大切な授業です。今年も授業の中で多くの楽しい活動を取り入れ、生徒の皆さんが安全に、そして楽しみながら水泳技術を向上できるよう、サポートしていきたいと思います。
また、水泳の授業を通じて、生徒の皆さんが水に親しむ中で、安全や健康に配慮する能力を身につけられるよう支援していきます。具体的には、水中での安全対策や応急処置の方法、体調管理の重要性についても学んでいきます。
これからの水泳授業を楽しみにしている生徒の皆さんは、安全に授業を受けるための注意事項も改めて確認し、怪我のないよう心がけましょう。
最後に、保護者の皆様におかれましても、お子様の健康状態に十分ご留意いただき、体調不良や異変がございましたら、速やかに学校までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
これからの水泳の授業が、生徒の皆さんにとって充実した時間となっていくように支援していきたいと思います。
ダイジェスト版 千葉ジェッツ!
昨日に引き続き、千葉ジェッツの小川麻斗選手による「プロフェッショナルに学ぶ」の様子をダイジェスト版でお届けします。
小川選手による講演、生徒や教員が参加したデモンストレーション、バスケットボール部へのコーチング、3本立てで行われました。
おおぐろの森中学校の特色ある教育活動である「プロフェッショナルに学ぶ」は様々な著名人をお招きし、講演や体験学習等を行っていただいています。一流が一流を育む。そして、学校教育目標の「自律」を目指して、生徒の「人間力の向上」「キャリア教育」の一助となる事をねらいとしています。
悔しい思いや経験を、糧にする
プロフェッショナルに学ぶ ~ 千葉ジェッツ 小川麻斗選手 ~
本日の5時間目に、プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」から小川麻斗選手をお招きして、講演会を行いました。
福岡県出身で、お兄さんの影響で7歳からバスケットボールを始めた小川選手。
ミニバスのチームに入りたいと思い、「やるならば強いチームに入りたい!」と、全国大会優勝を目指している強豪チームに入ったそうです。小学生の時から、高いレベルの場所で学びたい、頑張りたいという気持ちを持ち、行動する姿勢が本当に素敵だと思いました。
その後も中学・高校と強豪校に入学し、高いレベルの中で仲間と切磋琢磨し、インターハイ優勝を達成しました。
大学進学後、コロナ禍の影響で思うように活動ができず、悩んだ末にプロに転向することにした小川選手。学生とは違い、試合の勝ち負けではなく、ファンの方々、地域の方々、スポンサー様との関係なども踏まえながらプレイしなければならないことが大きな違いだと言います。社会に貢献していく職業として、これからもプロとしても、個人としても力を発揮していきたいとお話していただきました。
小川選手が生き方として大切にしていること
●ライバル
●努力
●自信
●これまでたくさんの恩師や仲間との出会いに感謝していて、特に仲間(ライバル)と互いに競い合うことで、技能の向上やメンタル強化に繋がっていると感じている。
●同級生が試合に出場する中、小川選手はベンチからのスタートが続き、プレイを見て凄いなと思う反面、悔しいし負けたくないという思いもあり、「1秒でも早く体育館に行こう」「1本でも多くシュートを打とう」と努力し続けることで成長できている。
●これまで努力してきたことや経験があるからこそ、不安なことはない。これまでやってきたことを信じて自信をもって生きてほしい。
そんな思いが込められているお話でした。
学生時代に限らず、自分の身をどんな環境に置くのか、その環境の中でどんな仲間と過ごすかなど、自分で選択し、行動していくことで、将来の自分の姿に繋がっていくのではないかと考えさせられました。
講演会の中で、生徒自身も共感できる経験やこれから実践できるアドバイスなど、多くの貴重なお話をいただくことができました。
質疑応答では、多くの生徒がもっと話を聞きたいと積極的に挙手し、小川選手にたくさんの質問をしていました。興味関心の高い内容であり、いきいきとした生徒の様子が見られました。
今度は是非、千葉ジェッツの試合を生で観戦したいと思います!
小川選手、本日はお忙しい中、ありがとうございました。これからも応援しています。