学校行事

学校行事

めあてを持って楽しく

 6年生の体育を指導している先生が,体育の学習の様子を他の先生に見せてくれました。今日の内容は「跳び箱運動」。
軽快な音楽にのって,身体をほぐした後は,ひとり一人が自分のめあてを持って「開脚跳び」や「台上前転」に挑戦します。
   
跳び箱やマット,踏み切り板など必要な用具を協力して準備します。跳び箱は,自分に合った高さを選びます。
 
準備が整ったら,早速練習開始です。最初は「開脚跳び」友達の跳び方をみて,参考にします。
  
一度集合して,次の準備の確認をします。ステージまで使って,部分練習の場所を用意します。
   
今度は「閉脚跳び」や「台上前転」の練習です。踏み切りの練習や回転の部分練習は,マットを使います。
    
動画で跳び方の確認をして,アドバイスします。最後に今日の成果を発表して,学習を振り返ります。
   

日本の伝統文化を

 並木小学校では,毎年,PTA文化部の主催で「文化鑑賞会」を行っています。今年は「狂言」を鑑賞しました。
3名の狂言師の方をPTA文化委員長が紹介してくださいました。3人のうち1人は,中学3年生のお兄さんです。
 
 演じてくださる内容を分かりやすく説明し,特徴的な動作をやって見せてくださいました。
最初の演目は「盆さん」盆栽を盗みに入った男が知り合いだったので,イヌやサルのまねをさせて困らせます。
最後には,「魚のタイのまねをしろ」とユーモアで追い払うという,面白い内容です。子ども達もおかしくて大笑い。
   
 狂言師の方が演じたイヌやサルの泣き方や木を切る動作を教えてもらい,みんなでやってみました。
最初は,少し恥ずかしそうでしたが,だんだんと大きな声でノリノリの子ども達でした。
 
 次の演目は,有名な「ぶす」6年生の国語の教科書にも載っています。留守番をしている間に大切な「ぶす」
(風に当たっても命を落とす猛毒)・・・実は「砂糖」を全部食べてしまった言い訳をする面白い話です。
       
3人の熱演に子ども達は,狂言の面白さを堪能することができました。代表がお礼の言葉と花束を渡しました。

不審者の侵入に備えて

 平成13年6月8日,大阪の小学校に刃物を持った不審者が侵入し,尊い児童の命が奪われる事件が発生しました。
すでに17年以上の月日が経ちましたが,いつ何時,同じような事件が発生するか分かりません。
 並木小学校では,不審者侵入に備えて,警察の方をお招きして,対応の仕方や避難の仕方を訓練しました。警察官が
不審者役となり,並木門から侵入しようとしています。先ずは,安全管理員さんが対応しますが,不審者は敷地の中へ・・・
 
危険を感じた安全管理員さんは,笛を鳴らして知らせます。異常事態の発生に気付いた先生方が,応援に駆けつけます。
   
 先生方の協力で,なんとか不審者を取り押さえましたが,子ども達は,体育館へ避難し,鍵をかけて,身を守ります。
避難の指示が出て,体育館に移動し人数確認完了まで「8分」。静かに素早く避難することができました。
 
 先生方は,今日の訓練を振り返って反省会を行いました。不審者は,「いつ,どこから」侵入するか分かりません。
指示を聞いて,冷静に行動することが,大切な命を守ることになります。そのためのよりよい方法を確かめました。
   

創立38周年をお祝いして

 「音楽集会」を開催しました。生憎の雨模様でしたが,体育館には大勢のお家の方が,
子ども達の歌や演奏を聴きに来てくださいました。全校で「歌よありがとう」を歌います。
  
次に,吹奏楽部が素敵な演奏を聴かせてくれました。
 
トップバッターは,元気な4年生。期待通り,綺麗な音色のリコーダーと元気な歌声を聴かせてくれました。
 
2年生の発表は,急に電気が消えて真っ暗に・・・ペンライトの光による素敵な演出でした。手話も上手にできました。
 
5年生は,全員の気持ちをひとつに,リズムをきざみます。「けんか」「ことば」の歌詞はみんなの心に響きます。
  
1年生は,元気な歌声と可愛い動きで「お誕生日」の喜びや美味しい「ミックスジュース」を表現しました。
 
3年生もリコーダーを上手に演奏できました。テーマは「よろこび」「ハッピー」笑顔いっぱいの3年生の発表でした。
 
いよいよ先生方の発表です。今日の集会で一番緊張していたのは先生方,なんとか最後まで演奏できて,ホッと一息・・・
 
最後の発表は6年生。迫力ある太鼓の演奏はカッコよくて,最高です。
    
黒から白に衣装を替えて,「平和と絆」の大切さを心を込めて表現しました。さすが,最高学年6年生の発表でした。
  
今日の音楽集会を陰で支えてくれた音楽委員会の皆さん「お疲れ様でした!」
  

「食」は,人を良くする働きが

 5年生が,食育として「出汁のうま味」を学習しました。九十九里の大網白里町から教えに来てくださいました。
出汁は,「昆布」「かつお節」「煮干し」「干し椎茸」など,様々な「乾物」からとることができます。
始めに「出汁の入ってない味噌汁A」「出汁入りの味噌汁B」を飲み比べ,味の違いを確かめました。
   
 美味しい出汁のもとになる「煮干し」「かつお節」などの作り方を実物を見せながら説明してくださいました。
さらに,美味しく出汁を取るコツを実演してくださいました。
     
昆布やかつお節,煮干しの出汁の味や出汁を合わせた「あわせ出汁」も味わいました。
   
また,煮干しの頭やはらわたのとり方を実際にやって,煮干しを味わって「出汁の学習」はお仕舞いです。
   
 「食」という文字は,「人」を「良」くすると書きます。
人間にとって,生きていくため,健康を維持するためには,食事は欠くことができません。ただ食べるだけでなく,
五感使って味わうことが大切です。そのためには,出汁は,うま味のもととして大切な役割を担っているのです。