学校行事

日本の伝統文化を

 並木小学校では,毎年,PTA文化部の主催で「文化鑑賞会」を行っています。今年は「狂言」を鑑賞しました。
3名の狂言師の方をPTA文化委員長が紹介してくださいました。3人のうち1人は,中学3年生のお兄さんです。
 
 演じてくださる内容を分かりやすく説明し,特徴的な動作をやって見せてくださいました。
最初の演目は「盆さん」盆栽を盗みに入った男が知り合いだったので,イヌやサルのまねをさせて困らせます。
最後には,「魚のタイのまねをしろ」とユーモアで追い払うという,面白い内容です。子ども達もおかしくて大笑い。
   
 狂言師の方が演じたイヌやサルの泣き方や木を切る動作を教えてもらい,みんなでやってみました。
最初は,少し恥ずかしそうでしたが,だんだんと大きな声でノリノリの子ども達でした。
 
 次の演目は,有名な「ぶす」6年生の国語の教科書にも載っています。留守番をしている間に大切な「ぶす」
(風に当たっても命を落とす猛毒)・・・実は「砂糖」を全部食べてしまった言い訳をする面白い話です。
       
3人の熱演に子ども達は,狂言の面白さを堪能することができました。代表がお礼の言葉と花束を渡しました。