2025年12月の記事一覧

移行に向けてうさぎ組さんも、幼児クラスの

お兄さん・お姉さんとの交流が少しずつ

始まりだした矢先に、感染症が流行したことで

感染拡大防止の為に、一時中断していました

感染症も徐々に落ち着いてきたので、交流を再開しようと思っていますが…

「お兄さん・お姉さんたちのお部屋に遊びに行ってみる？」と聞いても

「ぱんだぐみに　いきたーい♪」という子もいれば

「いきたくない」という子が、まだ半数以上です。

子どもたちの中では、幼児クラスは未知の世界

この廊下を通って

ここからが幼児クラスが過ごす場所です

遊ぶ玩具や制作よってコーナーで別れているお部屋

皆でお集りや給食を食べるお部屋

同じ保育園の中でもうさぎ組のお部屋とは別世界

大人で例えるなら…転勤部署移動

これから、この環境の中で過ごしていく子どもたちにとっては

ドキドキ・楽しみ・不安・行きたくない

色んな気持ちが出て来ると思います。

環境が変わる生活ということは、

子どもたちにとっても勇気のいること

そんな気持ちを共感し受け止めながら

お兄さん・お姉さんが過ごす環境の中で

優しさに触れあったり

たくさんの刺激や発見・興味・やってみたいなが

生まれ始めるのが移行時期。

進級することへの期待や楽しみを

時間をかけて丁寧に見守っていきたいと思います。

今回は3歳児Ｍちゃんのエピソードをお届けします。

午睡の時間が終わり、次はおやつの時間・・・でもお当番さんが現れずに一足先に保育者が準備を行っていると・・

Ｍちゃんが近くに寄ってきました。そして「先生、○○お当番さんやりたい」と声を掛けてきてくれました。

「じゃあお願い！」と保育者が言うと、「じゃあテーブル拭く？」と自身で気が付いて質問をし、保育者が頷くと早速テーブルを拭き始めたＭちゃん。

その後は、おやつを持ってくるのをお手伝いしてくれました

これでお手伝い終わりかなーと思っていた保育者はびっくり！その後はなんとお茶の配膳もお手伝いしてくれました！

Ｍちゃんがお手伝いをしてくれている姿を見ると、「私もお手伝いしたい！」と自然に加わる子たちもいました。

配膳してくれたお茶たちがこちら！小さい体に対すると重いお茶の容器を持ち上げて一生懸命に入れてくれました

まだ均等に分けることが難しい・・・そんな姿もとてもかわいらしいです

普段からお兄さん・お姉さんの姿をみていて「自分もやってみたい！」と感じたり、姿を真似て自然に誰かのお手伝いが出来る。そんな異年齢保育ならではの良さを感じたエピソードでした

今後の成長も楽しみです

　【金のがちょう】に決まり、大道具や小道具を作る物を皆で話し合い、決めました。

「金のがちょうが入ってる木があったほうがいいよ！」「金のがちょうも！！」「あと、太郎が持つ斧！」「草も作る？」「パンとそれを入れるカゴ！」など、次から次と出てきました。

　決まったら作り始めると皆意欲的に取りかかる事が出来ました。

　まずは、木　は何で色付ける？と聞くと画用紙でちぎって貼るのはどう？とK君。皆は、いいね～！(^^♪

　　　途中経過！！木の部分が完成！！！

　　次は上の葉っぱです！！

　　次は、ガチョウの製作！！風船に紙をボンドで何枚も重ねて貼り付けます。

　　　皆一生懸命に作り完成しました！！実際に道具を使っての練習はいつもより力が入っています。

　　　　　　　　　　　心のこもった道具で毎日の練習を楽しんでいます(^_-)-☆

　　　　　　　　　　　　　完成した道具は当日のお楽しみに(#^.^#)

ダンスチームです。本番がいよいよ近づいてきました。

今回はダンスチームの様々な子どもたちの葛藤について伝えていきたいと思います。

第一の葛藤・・・それは、踊る曲決めです。

「この曲を踊ってみたい！」という自分の意思があるものの、「実際踊ってみたら違う」と感じたり、逆に「この曲の踊りは難しいけどどうしてもこの曲がいい」と感じたり・・・頭の中の考えと実際やってみてのズレは大人でも起こりえることです

今回のチーム決めはそんな子ども達自身の葛藤や意思を第一に優先し、行いました。上手に踊れることが全てではなく、子どもたち自身が「この曲で踊りたい」と感じている気持ちを大切にし、本番まで温かく見守っていきたいと思います。

第二の葛藤・・・それは衣装決めです。

好みが違うのは当たり前のこと。何個かの選択肢の中から多数決でデザインのイメージを決める際にも「こっちがいい」「やだ、こっちがいい」と意見がぶつかりました。そんな中でも子どもたちは多数決の選択を受け入れ、衣装が決まったらもう文句を言わずに受け入れる・・・そんなチームの成長も見られました。

その後、かわいいチームはメンバーカラーを決めようというお話になったものの、みんな好きな色が被り、同じメンバーカラーの子が何人もいる状態に！（笑）みんな仲良しだなーとほっこりする場面でもありました

★衣装を作っている様子　　　ぱんだぐみもはさみに挑戦☆難しいところは異年齢で協力しあい♡

 練習を重ねて最後まで変化をしていった衣装。当日をぜひお楽しみに

練習を重ねるにつれて、ぞうぐみのお兄さん・お姉さんが年下の子の立ち位置を教えてあげる、衣装のお着替えを手伝ってあげるなど自然に助け合う姿が見られ、チーム内の絆も少しずつ深まっていることを感じます

練習の中で様々な葛藤があった子どもたち。「この曲を踊りたい！」と自身で感じる、、そして自身で選択をする。

その気持ちの芽生えも成長の一つです。

当日は大きな舞台にたくさんのお客さんがいることで緊張してしまい、いつものように踊れない子も中にはいると思います。

そんな時は保護者の皆様の温かい応援と拍手が何よりも子ども達の励みになると思いますので当日ぜひよろしくお願いいたします

連日、練習に励んでいる運動チーム。

意欲的に取り組む姿が多く見られます。

その中で、部屋の隅の方で様子を見ている子数名…。。。

友だちや保育者が誘ってみますが、あまり反応がない様子。

無理はさせずに様子を見守っていました。

その後、室内での練習が一通り終わり、外にみんなが出始めました。

すると、今まで部屋の隅の方で様子を見ていた子たちが練習をはじめました！

繰り返し何度も挑戦していました

跳び箱に対し興味もやる気もありましたが、友だちみんなが見ている前だと恥ずかしかったんでしょうか

人知れず練習を頑張る子どもたちに胸が熱くなりました！

今回、少人数の中で思い切り練習できたことにより、その後、みんなの前でも練習に取り組む姿が多く見られるようになりました

運動が得意な子だけでなく、友だちの様子を見て、興味を持ち、できるようになりたくて頑張っているお友だちもいます

いろんな頑張る気持ちがたくさん見られた運動チームです！

一人ひとりの成長を感じていただきながら見守っていただけると嬉しいです

あとは当日を待つのみ！

発表会では温かい声援と拍手をお願いいたします