学校の様子

学校の様子

自分の好きなことが見つけられる夏に!!

夏休みも8月を迎え、みなさんも毎日楽しい計画でいっぱいなのではないでしょうか。そして、約1週間後にはお盆を迎えますね。すでに、夏休みを利用して多くの人が普段は出向くことのできない場所へ遠出しているかと思いますが、このお盆を利用して旅行などを計画している人も多いと思います。

私(笠川)は、夏休みを利用して、自家用車にて愛媛県へ行くことを計画しました。

目的は2つです。

車を運転することが好きなのでドライブ気分で愛媛まで行ってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛媛県で行われる全国大会を観に行ってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という2つの目的です。

流山から愛媛県までの距離と時間を調べてみたところ、片道が約900km、時間にすると10時間以上の道のりでした。往復すると約1800㎞なので、日本列島の全長約3000㎞の半分を超える距離になります。

色々な先生方に愛媛県へ車で行くことを話したところ、「よく車で行きますね」「大変ですね」と驚きや心配の声が多くありました。しかしながら、私にとって、ドライブをしたり、車のことを考えたりすることは趣味であり、“自分の好きなこと”なのです。みなさんもきっと、自分の好きなことには“夢中”になってしまう瞬間というのを経験したことがあるのではないでしょうか。“自分の好きなこと”に打ち込むと色々なことを忘れられ、“気分転換”になります。もちろん、中には自分の好きなこと、夢中になれるものが見つからない、発見できないという人もいると思います。そんな人は、夏休みという時間を活用して、ぜひ“自分だけの夢中になれるもの、熱中できるもの”を探してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、愛媛県で行われる全国大会を観戦し、全国トップレベルの選手の“熱意”“頑張り”を肌で感じ、これからの自分自身のモチベーションにつなげていきたいと思っています。その他、全国では高校のインターハイ、甲子園など様々なスポーツの大会が開催されます。何か1つでも気になるスポーツを見たり、やってみたりすることで“新たな可能性”が見出せるかもしれません。同年代の人たちが1つのことを必死にやり遂げようする姿、一生懸命に努力する姿は何ものにも代え難い“感動”が得られるはずです。

夏休みという限られた時間の中でしかできない体験や経験をみなさんも存分に味わってみてください。みなさんのお土産話を楽しみにしています。

おおぐろの森中学校のむかしをめぐる

みなさんの中には、この掲示物を見たことがある人がいると思います。

これは東棟2Fにある遺跡コーナーで、おおぐろの森中学校の敷地にどのような遺跡があった場所なのか、よくわかるものになっています。

この地域には、かつて石器時代(20000年前)~縄文、弥生、古墳~中世~近世~明治にいたるまで、多くの人々が息づいていた土地のようです。

掲示物を見ながら、遺跡が出てきた場所は、おおぐろの森中学校の校舎のどんな場所になってるのか少し気になりました。

すべてとはいきませんが、その遺跡があった場所をめぐり、みなさんが生活する校舎のどこか見ていきたいと思います。

 

まず東棟です。左が多目的ホールです。この入口から見て右奥には、縄文時代の竪穴住居がありました。

またこの棟の廊下で、美術室前あたりには、弥生時代の住居があったようです。

それぞれ、縄文時代(4500~6000年前)では、狩猟採集で石器や貝塚があり、温暖化の時期で大畔の大地のそばにまで海が広がっていました。

弥生時代(1800年前)は稲作が始まり、鉄器が使われた時代でした。小さい”ムラ”ができ、それが戦い大きい”クニ”となっていきます。

次に左上の東棟から体育館に出た入口脇には、古墳時代の住居あとがあったようです。

古墳時代は、その名の通り古墳という大きな大王の墓が作られ始めました。

鉄器や土器も質が高まり、また大和政権という全国をまとめるような大きい勢力が安定しました。

戦いが少なくなったことにより、多くの人数を「大きいお墓作り」にさくことができるようになったそうです。

 

真ん中の中庭のバスケットコートの中央には、石器時代の跡がありました。

石器時代は今から20000年前ですね。小さいグループができ、石器を使い、獣を狩って食べたり、木の実を食べたりしていた時代です。

何万年前のここの空気、同じように吸っていた人がいる。とてもドキドキします。

 

右上は、職員室前の廊下です。古墳時代の住居跡がありました。

おおぐろの森小中学校の付近では、22棟の古墳時代の遺跡が見つかっています。

 

外に出ました。2年生の昇降口の角には、貝塚がありました。

テニスコートの真ん中の校舎側には縄文住居です。右のグラウンド奥には古墳時代住居が3つあったようです。

今からこの場所を定点観測のように切り取って巻き戻したら、そこに誰かが写って暮らしている様子が見られます。

どんな話をしていたのでしょうか。

 

校舎の裏側です。左の写真の西棟校舎の角あたりには明治時代の納屋があったそうです。

また真ん中の生物室裏から駐輪場に向かっては、石器時代の石器が出土したり、裏庭の入りには古墳住居がありました。右の写真の奥の角には縄文住居です。

 

ここまでめぐってきて、この大畔の地域で、20000年前から人が様々なムラで生活することができたのはなぜなのでしょう。そこで目に写ったのが下の写真の景色です。

 

みなさんにとって、当たり前に隣にあるものかもしれませんが、ここを支えたのは、この「大畔の森」があることだと思いました。

森には豊かな水、生き物がいること(7月27日の内容でもあります)、そして、ここには道具を作るための木や砂鉄などの資源が豊富にあると思います。

さらに、この地域には、その森が形成するのに十分な雨が降り、気候が穏やかということなんだと思います。

そこに人々が住み着いてきた、その延長上に自分たちがここで学び過ごしています。

だからこそ、「大畔の森」を大切にしていきたいですね。

そして100年~20000年前にこの空間に、自分たちではない人々が生活し、呼吸をしていたというのは確かです。

その人たちは、どんな会話をして、どんなことをしていたのか、どんな歩き方で、どんな場所に行き来していたのか。

少し大げさですが、その人たちにとって幸せってどんなことだったのか、みんなで生きていく上で必要なことは何だったのか。そんなことを考えながら、夏休みのうちに身近な場所からみなさんが訪れる場所まで、自分たちのルーツとなった人々とのつながり対話してみてください。

普段何気なく見ている場所が、また新しく見え、学びとなるかもしれませんね。

夏休みの「挑戦」~高さ100mからの大ジャンプ~

夏休みが始まってあっという間に2週間が経とうとしていますが、おおぐろの森中学校の皆さんはどんな夏休みを過ごしていますか?
毎日充実した日々を送っている人もいれば、気づいたら1日が終わってしまっていて、「明日からは!」と思っている人もいるのではないでしょうか。
様々なことに「挑戦」して多くの経験をすることができるのが夏休みの魅力の1つです。
とういうことで本日は、ある「挑戦」をした2人の職員(誰だか当ててみてください:ヒント1学年)の話です。

 

「挑戦」の内容は・・・その名も! "関東一高いバンジージャンプ"
関東で1番の高さを誇る100mの大つり橋からの大ジャンプです。しかもなんと行くと決めたのは前日!
本当に明日行くのかな・・・。実感が全くないまま当日を迎えます。

 

迎えた当日。
2人で車に乗り込み、「楽しみですね!」なんて言いながら意気揚々と向かいました。
しかし・・・

高速を下りてから見えてくる高い山々。現地に向かうにつれてどんどん多くなる急こう配の坂道。

こんなに上に行くってどれだけ高いの。。。と内心思い始めたころ、少しずつ車内にも緊張感が生まれ始めます。

 

 

 

(写真では伝わりにくいですが、実際は高すぎて笑えます。ビル約25~30階の高さです。)

 

 

 

 

 

 

現地に到着し、下を見た時は足がすくみ、一気に不安と恐怖を覚えました。

安全装置の確認などを済ませ、いよいよその時が来ました。

「5,4,3,2,1 バンジー!!」


 

 

 

 

全く怖さはなく終始笑顔でとびました!!といいたいところですが、、
体が宙に浮き、下の水面に向かって一直線に落下していく感覚は忘れられません。

 

とび終えた時にはただただ「やってよかったな・・」という気持ちでいっぱいでした。

 

今回の大ジャンプをやって本当に良かったと思います。
様々な葛藤を超え、決断した今回の「挑戦」。この「挑戦」は難しい壁に当たった時であっても、あの時の恐怖に比べれば乗り越えられるという自信につながりました。
「今からでも間に合うかな」や「また今度にしようかな」ではなく、この夏休みを色々な事に「挑戦」してたくさんの経験をする夏休みにしてほしいと思います。

夏休み明けにぜひみなさんの色々な挑戦や経験したお話を聞かせてください!
笑いながら一緒に話せることを楽しみに待っています!

元横綱白鵬が親方を務める、宮城野部屋専属トレーナーに来ていただきました!

本日はなんと、元横綱白鵬が親方を務める、宮城野部屋専属トレーナー、會田祐喜先生に来校していただき、野球部と陸上部を対象に特別指導をしていただきました。

おおたかの森南にある結笑治療院の院長も務める會田先生は、南部中の卒業で、前川校長先生と所縁があることから、今回来校していただくことになりました。

お話の中では、肩甲骨と股関節の強さ・柔らかさがとても大切であることや、疲労は蓄積せずにその日のうちに取り除くことなど、中学生にもわかりやすくポイントを絞ったお話しと実演をしていただきました。

生徒たちはみな食い入る様に話を聞き、教えていただいたストレッチやトレーニングを熱心に行っていました。

後半では、ケガに悩む生徒にも個別で相談にのっていただき、貴重な機会となりました。

 

今回は陸上部と野球部のみでしたが、教えていただいたことは様々なスポーツに共通することです。

そして体の仕組みを知ることや、疲労を蓄積させないためのストレッチなどは、スポーツをする人だけでなく、普段の生活にもいかせるものです。今回だけでなく、今後も他の部活動や保護者の皆様にもお話を聞ける機会を設けられればと考えています。

また、夏休みの間に限り、小中学生を対象にした夏休み限定姿勢チェックを結笑治療院にて行っているそうです。

参加は無料となっているので、この機会にぜひ、相談をされてみてはいかがでしょうか。

會田先生、本日はありがとうございました!

夏休み限定!姿勢チェック

心を込めて花束を

みなさんは大切な人へ花束を贈ったことはありますか?

花束は、贈る側も、贈られる側も心が満たされるものだと思います。

そしてそこにあるだけで華やかに場を彩ります。

私の好きな曲で、

サザンオールスターズの「心を込めて花束を」という曲があります。

大人になった今、とても心に刺さる曲です。

言葉にできない想いを花束に込める・・・とても素敵なことだと思います。

 

思っていても、素直に愛や感謝を言葉にして伝えることはとても難しいことです。

何も言わないならまだしも、真逆の態度をとってみたり、声を荒げてみたり・・・

過去を振り返り、自分自身反省すべきことが多々あります。

あの時、花束の一つでも渡せていれば・・・そういう場面がいくつもありました。

そんな思いを繰り返し、人は生きていくのかもしれません。

言葉は添えられなくとも、心を込めて花束を渡せるような人でありたいですね。

本校の職員トイレには、きれいな折り紙製の花束が飾られております。