学校の様子

学校の様子

【生徒会選挙に向けて】リハーサルの様子

 明後日に控えた生徒会選挙に向けて、本日リハーサルを行いました。立候補した生徒たちは、朝から昇降口前に立ち、たすきをかけて挨拶運動を行いながら登校する仲間たちを迎えていました。さわやかな笑顔と力強い声が響き、「一日を気持ちよく始めてもらいたい」という候補者の思いが伝わってきました。日ごろの生活の中での小さな努力が、生徒会役員としての責任感やリーダーシップの表れとなっているように感じます。

 リハーサルでは、選挙管理委員は進行や会場準備、投票の流れを確認し、円滑な運営に向けて真剣に役割を果たしていました。候補者たちは、本番と同じ流れで演説を行い、発表の仕方や声の大きさ、目線の送り方などを確認しました。内容を覚えるだけでなく、「どうすれば自分の考えがしっかりと相手に届くか」を意識して練習に取り組んでいました。緊張している様子も感じましたが、自分で考えたり、仲間からアドバイスを受けたりして、改善しようと懸命に工夫を重ねていました。自分の思いや考えを整理し、限られた時間の中で的確に表現することは容易なことではありません。しかし、それを一生懸命に挑戦する姿は、明後日の本番で、聞く人の心に真摯に響くと思います。

 また、演説練習だけでなく、立ち居振る舞いや声量、堂々とした態度など、役員としての姿をどう示すかについても試行錯誤する姿が見られました。仲間からの励ましや意見を素直に受け止め、より良い形を目指して努力する過程は、選挙活動そのものを通じた学びの場になっていると感じます。

 明後日の本番では、候補者一人ひとりがこれまでの活動やリハーサルで得た学びを存分に発揮し、自分の考えを全校生徒の前で堂々と伝えてくれることと思います。真剣に取り組む姿勢は、聞く側の生徒たちにとっても大切な刺激となり、学校をより良くしていくための大きな一歩となると思います。

 全校生徒の皆さんが候補者の思いを受け止め、主体的に投票へ臨むことで、より良いおおぐろの森中学校になっていくと期待しています。

「私の思い」~中学生の主張~千葉県大会

「自分の気持ちを言葉にして、誰かに届けたことはありますか?」

「今、あなたが大切にしている思いを、伝える勇気はありますか?」

 

 9月15日(月・祝)、蘇我コミュニティーセンターにて「第47回『私の思い』~中学生の主張~千葉県大会」が開催されました。千葉県内の中学校から応募された925点の中から選ばれた12名の生徒が、自分の思いを一人ひとりの言葉で力強く発表しました。

 おおぐろの森中学校からは、3年生の松尾さんが出場し、堂々とした姿で会場に大きな感動を届けてくれました。

 

 「平和」や「人と人とのつながり」、「一人ひとりが尊重される社会」など、多様なテーマに基づいた発表は、どれも心を打つものでした。審査委員長からも「書類審査で読んだ文章以上の力を感じた。」との講評があり、発表者の皆さんが言葉に込めた強い思いが会場全体に響き渡っていました。

 自分の思いを他者に伝えることは決して簡単ではありません。伝える勇気と言葉にする力、そして自分の思いを言葉に乗せて表現する力が必要です。発表者の皆さんは、そのすべてを備えた、心に残る素晴らしい発表をしてくれました。

 松尾さんをはじめ、出場者の皆さんの挑戦と努力に大きな拍手を送りたいと思います。

千葉県HP

報道資料

株式会社 桃屋様の特別授業そして、特別給食

 

今年も、『ごはんですよ!』で有名な株式会社桃屋にお越しいただき特別授業を実施していただきました。

 

日本の食卓を豊かにし続ける桃屋様の企業としての姿勢について、取締役 兼 企画本部長 笠原様に、ご講演いただきました。

桃屋様が大切にされていること
大きく2つの柱を学びました。

①良品質主義

製造工程の動画を通して、厳選された原料と手間を惜しまない製法で商品を作り続けていることを知りました。
特に「メンマ」は台湾の標高400m以上の深山に育つ竹を使用し、蒸し煮 → 乳酸発酵 → 洗浄 → カット → 塩漬け → 熱湯処理 → 調味 → 製造、といった多くの工程を経て丁寧に作られています。

 

まさにCMのフレーズどおり、

♪桃屋がテマヒマかけたからたったひとさじ味キマる!♪ を実感できました。

 

また、一度販売した商品は味を変えずに作り続ける姿勢も学びました。

創業105年の歴史の中で製造の機械化が進んでも、同じ味を守り続けていることに驚きました。

 

②広告宣伝主義

「おいしい商品をどう消費者に届けるか」という視点から、CMの変遷を紹介していただきました。
「ごはんですよ」でおなじみのキャラクター「のり平」にモデルが存在したこと、同じキャラクターで360本以上のCMを制作していることはギネス級とのことでした。
近年では料理シーンを通じて利用イメージを伝えたり、SNSや世代に合ったタレントを起用するなど、多様な手法で商品の魅力を届けていることを知りました。

 

笠原取締役は、生徒に積極的に声をかけながら熱意あふれる楽しい授業をしてくださいました。

生徒の質問にも丁寧に答えてくださいました。

生徒の質問に対して、主任の栗山様、シニアディレクターの岡野様にも丁寧にお答えいただきました。

特別授業のあとは待ちに待った桃屋給食です!!

メニューは

〇しょうがチャーハン

キムチから揚げ、

〇冷しゃぶサラダかんたんうま辛ドレッシング

〇鶏肉のザーサイスープ

「きざみしょうが」、「キムチの素」、「味付搾菜」を使用しています!!

 

笠原様には3年5組で生徒と一緒に給食を召し上がっていただき、青春の思い出など楽しい会話を交わしてくださいました。

 

 

給食は大人気で多くの生徒がおかわりをしました!!

 

 

 

そしてほとんどのクラスで完食しました!!

また、今回は試食会で保護者の方8名にもお越しいただきました!!

ご家庭でも
給食のレシピは桃屋様のレシピ本「簡単レシピ」や公式HPに掲載されています。ぜひご家庭でもチャレンジしてみてください。

https://www.momoya.co.jp/recipe/

 

なお「簡単レシピ」の本は1年生全員に贈呈していただきました。(2・3年生は昨年度に配付済み)心より御礼申し上げます。

さらに今週末には、おおたかの森周辺のスーパーで特別販売会も予定されているとのことです。ぜひ3連休に桃屋商品を手に取り、ご家庭でお子さまと一緒に料理を楽しんでみてください。

桃屋様、貴重な特別授業とおいしい給食を誠にありがとうございました!!

これからも本校の「プロフェッショナルに学ぶ」にぜひご期待ください。

朝日新聞掲載記事(9月13日(土)朝刊)

English Speech Contest!

祝第3位!!

 本校の生徒が、9月11日に流山市生涯学習センターにて開催された英語スピーチコンテストに出場しました。このコンテストは、流山市・野田市から22名の中学生が集まり、自らの経験などから学んだことや考えたことを発表する大きな舞台です。本校の代表となった生徒は、「外国人との交流体験を通して、文化や言語に違いはあっても皆人間であり平等だと考えた。日本で生活する外国人労働者の努力や親切さに触れ、日本社会で共に生きるためには偏見を持たず協力し合う姿勢が大切だ。」と訴えました。出場が決まってから当日までの間、英語科教員やALTと一緒に夏休みも学校に登校し繰り返し練習を重ねました。発音や抑揚、聞き手に伝わる表現方法など、一つ一つに真剣に取り組み、着実に力を伸ばしていきました。何よりも素晴らしいのは、自分で考えたことを練習で存分に発揮してくれたことです。生徒自身が「こう話した方が聞き手に伝わるかもしれない」というところを進んで工夫して、自分だけのスピーチを着実に完成させていきました。まさに『自律』の姿だと思います。

 発表会が始まると、会場には緊張感のある空気が立ち込めました。そんな中、本校生徒は落ち着いた姿勢で堂々と発表に臨みました。練習を積み重ねてきた努力がしっかりと表れ、はきはきと話し、自信に溢れた姿が壇上で輝いていました。会場に響いたスピーチは、聞く人の心に届く内容となり、まさにこれまでの努力の結晶といえる素晴らしい発表でした。

 その結果、冒頭でお伝えした通り、数多くの参加者の中で見事に第3位に入賞することができました。発表後に生徒に話を聞くと、「スピーチの前半は脚が震えました」と言っていましたが、そんなことを感じさせないすばらしいパフォーマンスを大きな舞台で発揮し成果を残せたことは、生徒本人にとって大きな自信となり、今後の学習意欲や学校生活にも必ずつながっていくことでしょう。英語力の向上だけでなく、人前で自分の考えをしっかりと伝える力、最後まで諦めずに努力を続ける姿勢など、多くの学びを得る機会となりました。

 今後は本校で行われるけやき祭で今回のスピーチを披露させていただく予定です!ぜひ本校代表生徒の雄姿をご覧ください!

 今回の経験を通して培った力を、これからの学習や様々な活動に生かし、さらに成長していってくれることを期待しています。

「Yes To Life . No To Drugs 」前向きに生きる大切さ

 2年生を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。

 本校では、保健体育の授業に加えて、薬物に関する正しい知識を身につけ、自分の命や健康を守る力を育てる学習に取り組んでいます。今回は、本校の学校薬剤師でもある、石黒先生をお招きし、薬物の種類やその危険性、また、私たちの生活に潜む薬物の誘惑について、実例や資料を交えながら分かりやすくご講演いただきました。

 〇薬物と法律・刑罰
 薬物の使用や所持は、法律によって禁止されています。しかし、それが違法薬物だとは知らずに使用してしまう事例があるなど、見た目だけではわからない違法な薬物がいくつもあることを知りました。大麻を「誘われて」初めて使用する若者が多いという現実も紹介され、他人事ではないということを生徒たちは実感しました。

 

〇薬物の身体への影響
 シンナーによって損傷した脳の写真や、OD(オーバードーズ)による身体の異常など、薬物が健康に及ぼす深刻な影響について具体的に学びました。身近にある、コーヒーやエナジードリンクは「カフェイン」という成分が入っています。身近なカフェインでも、大人の1日の摂取上限は400ミリグラム、子どもはその5分の1~10分の1であることが紹介され、日常に潜むリスクについても考えさせられました。

〇あなたはこのりんごを受け取りますか?

 白雪姫の物語に、おばあさんに扮した魔女が白雪姫にりんごを勧めるシーンがあります。「知っている人からの誘い」の心理的なハードルの低さや、雰囲気や空気に流されて判断を誤ってしまう危険性について話がありました。
 「きっぱり断る勇気」を持つこと、そして「はっきり・きっぱり・断る」ための具体的な言葉や態度についても教えていただきました。

〇「Yes To Life . No To Drugs 」前向きに生きる大切さ
 「人生にYESと言おう。薬物にはNOと言おう。」というメッセージが込められています。自分の人生を肯定し、前向きに生きる気持ちを持つことが何よりも大切だと。生徒たちは今回の学びを通じて、薬物の危険性だけでなく、「なぜ使ってはいけないのか」「どう断るのか」そして「自分の人生を大切にするとはどういうことか」を考える貴重な機会となりました。

 

 今後も本校では、命を大切にする心と、社会の一員として正しい判断ができる力を育てる教育を大切にしてまいります。