人と人の関わり方
「自分は遊びで、そんなつもりはなかった...」
「ただのいじりだよ。ノリ悪いな。」
「自分のしてきたことだから自業自得だね。」
「正当防衛だ!やられたからやり返しただけだ。」
「やられたらやり返す。倍返しだ!!」
みなさんは、このように感じたこと、考えたことはありますか?これらは「いじめ」でしょうか?
本日、1年生を対象とした、流山市のスクールロイヤーからいじめ防止講演会がありました。7月のスタンドバイの方々のいじめ防止授業に続き、本日も大変貴重な経験をすることができました。
はたして、いじめとはどのようなものでしょうか?何がいじめに該当するのか?どのように判断すればよいのでしょうか?
本日の講演会では、いじめの事例をもとに、クイズ形式で中学1年生にもわかりやすく教えていただきました。
いじめは、いじめ防止対策推進法で「された人が心身の苦痛をかんじているものがいじめである」と定義されています。
つまり...
自分は「遊びのつもりだった...」「いじりのつもりだった...」「相手が〇〇だから...」「相手にされたから...」ではなく、
されたほうが「つらい」と感じたものがいじめになります。
いじめは、学校生活だけでなく、SNSでも起こることが予想されます。相手を見ていないから行き違いが生じ、誤解が生まれやすいです。また、SNS上の発言はすぐに拡散され、永遠に残ります。本日の講演を通し、いじめについて考えるきっかけになればと思います。ぜひ、ご家庭でも本日の講演について話題にしていただければ幸いです。
いじめをされたり、見た場合は誰かに相談しましょう。いつでも相談お待ちしています。また、周りに困っている人がいたとき、ぜひ助けてあげてください。