学校の様子
校長室より【10月8日】 林間学園 創作焼き板づくり!
美味しいお昼をいただいた後は、焼き板作りに挑戦です!まあまあ雨も落ち着いていて、傘なしでもに移動できるぐらいの霧雨が降っています。子どもたちは斜面を下って、焼き板作り会場の屋根のある第3炊事場まで森の中を進みました。係児童は荷物を持っての斜面移動ですが、慎重に慎重に滑らないように降りていきます。
ここからは、火を使うことになりますので、焼き板指導のお兄さんが丁寧に説明してくれます!まずは竈門に火を起こすことから始めます。新聞紙を丸めて、三角屋根を作るように細い板を組んでいって・・・焚き火の基本ですね!基本を学んだら、実践あるのみ!いくら知識があっても、経験には敵わないことがこういう作業にはあるのですよね!
安全のため、着火の瞬間だけは大人が行います。細い薄い板は燃えやすく、やってもやってもつかないということはありません。しかし、簡単にまあまあ大きな火がおこったように見えても、最近雨がちということもあり、油断するとふっと火が消えてしまうようです。扇いだり、細い板と厚い板を様子を見ながら調整したりと、子どもたちも少しづつ炎との付き合い方を学んでいったようです。
ある程度炎が大きくなったら、板を焼いていきます。やりすぎないように、しかし板の表面を炭化させるようにと、この加減が難しいのと、薪を燃やせばたいそう煙が出ますので、風向きによって目がしみたり、むせてしまったり、子どもたちには試練の時でした!
ある程度焼き上がった板は、炭になっている部分を削り、タワシで擦り、新聞紙で磨くとあら不思議!いい具合の艶がのった趣のある焼き板の出来上がりです!思い思いの絵や文字を描いて、世界にひとつの林間学園思い出の品が出来上がりました!
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校長室より【10月8日】 林間学園 最初のランチ!
インドアビンゴを終えた後も、ちょっと時間があったので、ミニレクをすることになりました!まず、伝言ゲームが始まりました!6,7人の縦のチームをつくって、先頭から文章を回します!お題として出されたのは、なんと林間学園のめあてでした!ということは、通常の伝言ゲームと違い、それを全員が覚えてさえいれば、簡単に後ろまで正確に伝わるはず・・・ですが、まあ結果はご想像通りでありまして・・・がんばれ5年生!
ゲームの途中ですが、先に配膳係は下の食堂に降りて、昼食の準備が始まりました!これでここに林間学園に来るのは3回目ですが、初めて見るようなものすごいスピードでお盆が並べられ、そこに次々とおかずプレートが置かれ、ご飯をテキパキとよそい、それを配り・・・素晴らしい働きの5年生でした!そのおかげで、みんなしっかりにこにこ林間学園初めての食事であるランチをいただくことができました!ここの唐揚げ美味しいですよね!
食べた後の後片付けも、それはそれは見事でした!本当によく動きよく働く5年生です!
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校長室より【10月8日】 林間学園インドアビンゴ!
館内の説明や布団のたたみ方など丁寧な説明を受けた後は、インドアビンゴの始まりです!小雨なので山ビンゴも行けるかなと思いましたが、斜面ばかりのコースなので、施設の方からストップがかかりました!(当たり前!安全最優先!)ビンゴ係がしっかりと説明の会を進めます!司会のI崎さんは、堂々と立派な司会ぶりプラス、施設の人の話が終わりそうだという気配を察して立ち上がって、スムーズに進行するようしっかり気を配りながらの仕事ぶりが光りました!
インドアビンゴは、25枚の写真をヒントに、館内のある場所を特定し、その場所の近くに貼られた虫か野菜のシールを探していくというものです。写真以外に手がかりがなく、想像するよりもかなり難しいのですが、子どもたちは、体育館に向いている矢印と、館内案内図を結びつけて考えることで、「この辺にあるんじゃないか?」と推理したり、床に這いつくばり、見る視点を変えて探してみようと工夫したりと、ここでもさすがおおぐろの森小学校という頭の使いようでインドアビンゴを進めていました。
校長室より【10月8日】 林間学園出発進行!
さて、5年生の林間学園がスタートしました!あいにくの天気ですが、こんな時こそ成長著しい5年生の勢いを見せる時!校長の挨拶も、「雨だけど楽しく」から「雨だから楽しい!」を目指して頑張りましょう!でした。体育館で行われた出発の会では、リーダーの司会ぶりも立派で、それに応える5年生全員の目力と聴く姿勢の未だかつてない立派さに痺れました!
バスに乗り込む際は、荷物の積み込みをたくさん先生に手伝ってもらい、雨の中ですが6年生や先生方の温かな見送りにバスは出発しました。2組のバスはまず歌から。校歌やCOSMOSいい声です!さすが5年生!その後は「◯ん◯ん」の言葉を考えるという高尚なレクでたいそう盛り上がり、おおぐろ小の知性の高さを発揮したり、「さ」で始まり「い」で終わる七文字の言葉は?というクイズにみんなが悩んだ後、「さとうせんせい」という答えで、担任愛を感じたりしているうちに、あっという間に茨城中央青年の家に到着です!
Iさんの立派な入所挨拶の後、校歌の歌声をを披露し、所員さんの丁寧な始まりました!こういうところの布団の決まりはとても独特ですよね!皆さんも思い出すのではないですか?
校長室より【10月6日】 敬老会で大活躍!
本日、おおぐろの森地区社会福祉協議会主催の敬老会が、本校体育館を会場に開催されました!おおぐろの森小学校の学区は、若い世代が多く住んでいるイメージですが、多くの人生のベテランの方々もお住まいになっています。その中から70名ほどの方々がおおぐろの森小学校での敬老会に参加してくださいました。
井崎市長さんも駆けつけてくださり、流山市の100歳以上の方の情報を交えながら、みんなで元気に長生きしましょう!特に男性は頑張りましょう!(100歳以上の人は圧倒的に女性だからです)というメッセージをいただきました。
社会福祉協議会の石幡会長さんのご挨拶もあり、いよいよ小中学生の舞台の始まりです。最初はおおぐろの森中学校吹奏楽部の演奏です!迫力ある演奏に、会場の皆さんも惹きつけられています。本校の音楽部の児童も、真剣な眼差しで聴いています。次に、本校2年生のバイオリン演奏!1年生、4年生、5年生のピアノソロ演奏!フラダンスの披露がありました!練習の成果がたくさんの人に聴いてもらったり観てもらえてよかったですね!
最後を飾るのは、本校の音楽部です!6年生の2人の堂々たる司会ぶりが素敵です!音楽部は、楽器の演奏だけでなく、ポップスをボーカルつきで軽快に楽しく演奏します!ボーカルの6年生の表現力豊かな歌い上げっぷりや、5年生のにこやかな表情から響く澄んだ歌声には、新しい時代を感じました!最後には本校自慢の校歌も6年生のツインボーカルで披露しました。たくさんの方々に喜んでもらい、学校が地域の人と人を繋ぐお手伝いができて良かったです!
校長室より【10月3日】 HEART GROBAL ミュージックアウトリーチ!
流山市にスタジオを構える「自分未来クラブ」様の多大なご厚意により、昨日、5・6年生を対象にHEART GROBALによるミュージックアウトリーチというプログラムが行われました。
ミュージック・アウトリーチは、30名ほどのキャストたちが学校やコミュニティを訪れ、小・中・高校生たちと一緒に、わずか3日間(地域によっては2日間)で歌やダンスのショーを作り上げるプログラムです!キャストたちは、さまざまな芸術分野で専門教育を受けてきています。パフォーマンスだけではなく、教育にも情熱を持っており、多様な年齢、文化的背景をもつ子どもたちを教えてきた経験も持っています。世界共通言語である音楽を通して数百人の子どもたちが共に学び、お互いの強みを尊重し、自分の可能性を発掘します。このプログラムは、ビル・ブローリーによって1992年に開発され、2001年からヨーロッパに広がり、日本での活動は、2006年から続いているそうです!
朝10時、子どもたちとキャストさんたちの出会いです!直前まで、真剣な顔で打ち合わせを行なっていたキャストさんたちは、さあ行くぞ!となると、いきなりテンション高く子どもたちを出迎えてくれました!
入場する子どもたちを元気いっぱいハイタッチで迎えたあと、あっという間にキャストさんを中心とする全身を使ったダンスのような遊びのような輪が出来上がり、子どもたちの感情を高めていきます!子どもたちも、あっという間にキャストさんのペースに追いついて、声量が爆上がり!心拍数も爆上がり!です!
さて、一旦集合!キャストさんの説明はもちろん英語です!(通訳してくれながら進みます 笑)学年学級関係なく、お誕生月でまずは3チームに分かれました。チームになった後は、あれこれ説明する時間はほとんどなく、キャストさんが歌う歌、掛け声、身振り手振り、ダンスなど、全てのことを子どもたちはどんどん真似て吸収していきます!大人はどうしても理解してから動きたいので、「え?これどの部分?」「え?振りがわからない」とかドギマギしちゃうのですが、 子どもたちは、「なんだかわからないけど体動かしちゃえ!」「声出しちゃえ!」と進んでいきます!学校だよりにも書きましたが、この年齢でしかできない経験というものがあるのですよね。子どもたちが、大人になる頃はもっともっとグローバルな世の中になっていると思います。その時に、「ちゃんと理解しなければ動けない」のと、「なんだかわからないけどとりあえずやってみる!」の間には、その先に待っている世界が大きく違うのではないかと思います。本当に貴重なありがたい体験をさせていただいています。
午前中、それはそれは濃い2時間のレッスンをこなし、給食を挟んで午後1時より再びレッスン開始!もうこの先は保護者の方を入れての本番のステージのための通し練習です!キャストさんたちのレッスンは、あれこれ指示するというよりも、とにかく「子どもがやる気になるような全力の手本をみせる」に尽きます! 子どもたちも、そのエネルギーを受け取って、未だかつてない集中力で頑張っています!そして本番!たくさんの人が観にきてくれていますよ!
短い時間でしたが、子どもたちは他では決して味わえない、貴重な時間を過ごしたことと思います。自分の心を広く開いて、コミュニケーションの中から、様々な課題の解決をしていくような大人になる基礎のかけらを、手にしたのではないでしょうか。世界から集まっていただいたHeart Globalの皆様、自分未来クラブの皆様、!キャストさんが2泊お世話になったホストファミリーの皆様、本校まで足を運んでいただき子どもたちに声援を送っていただいた皆様、この場を借りて深く感謝申し上げます!
校長室より【10月2日】 1年生 芋掘り日和!
なんだか久しぶりの青空でした!1年生はこの時を逃すなとばかりに、サツマイモ掘りを行いました!幼稚園や保育園でしたら、青々とした芋のツルは取り去られていて、あとは掘るだけみたいな畑に連れて行かれると思うのですが、1年生の子どもたちは、芋の苗を植えた後、春から何度も、9月に入っても複数回しっかり草取りを行いました。掘る直前のつるの生い茂る畑をしっかりと観察しての芋掘りなので、植物の成長の様子をしっかり学んでいます!
昨年は雑草に負けるサツマイモたちも多く、収穫量が少なかったのですが、今年は子どもたちが頑張って、畑主任のK谷先生が先頭に立って職員も夏休みに何度も早朝集まって草取りをして、大収穫間違いなしの素敵なツルがこれでもかと生い茂っています!のびています!
いよいよ芋掘り!お手伝いの先生方に、スコップで土をほぐしてもらって、小さな手で頑張って掘ります!出てくる出てくる大きなおいもがザックザク!「おっきいよーっ!」「せんせいみてー!」「おもーい!」あっちでもこっちでも大歓声が上がります!土の中から出てくるのは、お芋だけではありません!幼虫や、ツルを刈られて行き場を失ったバッタたちがいっぱい出てきました!収穫した芋は、お家に持って帰ったり、給食で全校の子どもたちに食べてもらったり、くろもり会頒布会を開いたりする予定です!お楽しみに!
校長室より【10月1日】 にこにこ活動3年5年
今日は、厳しい残暑で外へ出られない為に延期となっていた異学年の交流活動である「にこにこ活動」が行われました!今日の交流学年は3年生5年生です!小学生は、2年の違いが大きな体格の違いとなってはいますが、体の違いほどの気持ちの違いというものはないのです。5年生は3年生相手でも結構ムキになってドッジボールとかします!ボールが来ると思ってない3年生を後ろから強い球で当てに行く5年生は、最高学年になる前にもうちょっと成長してほしいなあと思うんだけど・・・。ジェンカとかでもね、まずは3年生を誘ってじゃんけんする心の余裕が欲しいよねえ。でも、ドッジボールでは、3年生も、「今度は負けない!」「次は見てろよ!」などと対等に闘志を燃やしていたりしているので、案外大人が思うよりもバランスが取れているのかもしれません。
後半の方の写真に、周りで鬼ごっこをしているのに、両手を上に上げて立っている子たちの写真があります。何をしているのかわからなかったので聞いてみると「バナナおに」だそうです。鬼に捕まったら、両手を上に上げてバナナになる、味方のお助け一人で半分皮が剥ける(片手を下ろせる)もう一人助けに来たら、鬼ごっこに復活できるというものだそうです。初めて見ました!
そうそう、もちろん遊びのリーダーとなっているのは5年生です!3年生の声が反響する体育館で、自分たちの指示を出すのは大変!でも、粘り強く協力しながら並ばせたり、説明をしたりと頑張っています。ジェンカの見本を見せる4人組素敵です!にこにこ活動の最後に、「先生、何かお話がありますか?」と大人っぽい口調で司会をしていたKくんかっこいい!3年生のにこにこ笑顔を生み出していた多くの5年生の皆さん、素晴らしかったです!
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校長室より【9月26日】 ぶくぶく絵の具のシャボン液!
本日、2年目教員のM斗先生による図工の公開授業が行われました!小学校の教員は採用試験を受けて本務者となったあと、千葉県による3年間の研修を受けることになります。初任の1年目は校外の研修もたくさんあり、授業の進め方や生徒指導、音楽や体育の実技教科の研修、他校の見学などを通して、教員として必要な基礎的なスキルを学びをます。2年目3年目になると、様々な研修会に自主的に参加したり、今日のように授業を公開して先輩教員に指導を受けたりしながら、主体的に自分を高めていく研修プログラムとなっていきます。
本日の授業は、「いろいろもよう」です!水彩絵の具をせっけん液で溶いたものを用意し、それをストローで吹くとぶくぶくと泡が立ちます。その泡を紙に写し取ってあげることで、思いがけない綺麗な模様ができるので、色々な色でぶくぶくと楽しんで、カラフルな模様を楽しもう!という題材です。もちろん、今日の見守る職員の視点は、図工の授業を進めるM斗先生の子ども達への的確な指示ができているか、子ども達の意見を大切にしながら子ども達同士の意見の交換を支援できているか、子ども達にたくさんの褒め言葉や自己肯定感の上がる声かけをしているか、などとなっています。
さてさて、M斗先生の今日の題材の説明が始まりましたよ!念入りに準備してきたので、先生がぶくぶくし始めると、「うあわーっ!」と、子ども達の大歓声があがりました!子ども達の心をガッチリと掴んだようです!これは楽しそうだ!早くやってみたいよね!あれあれ?先生は「くふう」を強調していますが、子ども達はきれいなものをつくる工夫より、ぶくぶくの魅力に取り憑かれすぎているような・・・。でも、自分でやってみないことには、どんなことだってわからないよね。いろいろ試しながら、自分で自分なりの正解をつかんでいくのが図工だね!
校長室より【9月25日】 林間学園楽しみです!
本日の5時間目、体育館を覗いてみると、なぜか5年生が跳び箱を中心に輪になり、楽しいことをやっているようです!ははーん、林間学園が近いので、キャンプファイヤーの練習が始まるようです!跳び箱はキャンプファイヤーの炎だったのですね!
キャンプファイヤーといえば、まずは火の神の登場ですね!通常、年寄りである校長が火の神となって登場するのが林間学園のお決まりとなっていると思いますが、おおぐろ小学校の林間学園はここ2年、サプライズ火の神が登場する流れとなっています。昨年は3年生の時の担任M鍋先生、一昨年は4年生の時の担任M本先生が夜の闇に紛れて林間学園に駆け付け、火の神として登場してくれました!さて、今年は誰かのサプライズはあるのでしょうか?それとも、満を辞して長老の登場なのか?長老といえば、2年生の時の担任N江先生なんてどうでしょうか?
まだ、全体でのキャンプファイヤー練習は2回目だという事ですが、司会のキリッとした進行ぶりがとても素敵です!遠き山に陽は落ちて を歌う中、仮の火の神I山先生を先頭に、3人の火の子どもが入場です!〇〇の火を授けよう!という言葉に応える火の子の、大きく凛々しい声が体育館に響きます!燃えろよ燃えろの歌声も良い響き!
さてさて、ゲームの練習ですよ!まずは「猛獣狩り!」猛獣狩りに行こうよ!の掛け声の後、猛獣の名前が提示され、名前の音数の人数で集まるアレです。最初の猛獣はアフリカゾウ!子どもたちは真剣そのもの!あとひとり誰か来てー!という悲鳴が体育館に響きます。次の猛獣は「コ・ウ・チョ・ウ・セ・ン・セ・イ」ん?・・・。
その後は、ジェンカ、マイムマイム、ジンギスカンと全身で汗だくで踊りまくる5年生でした!まとまりも出てきたし、この半年の成長著しいですなあ!弾ける笑顔いっぱい!いやー楽しそう!こりゃあ本番が楽しみですぞ!
校長室より【9月24日】 にこにこ活動1年6年!
本日1年生と6年生が一緒に遊ぶにこにこ活動がありました。大きな学校ですので、普段はなかなか異学年の子供たちが一緒に活動することはありませんが、「6年生と1年生で遊ぼうよ!」と大きな枠組みと日程をとってあげることで、上の学年の子どもたちが、小さな年齢の子どもたちにどうやって喜んでもらおうかと考えて、遊びを企画・運営するのがにこにこ活動です!
本日は1年生と6年生の日です!暑さ寒さも彼岸までの言葉通りに、やっと涼しくなった校庭で(体育館で)元気いっぱい一緒に遊び、気持ちの良い汗を流す姿が見られました。校庭では給食を今日ばかりは急いで食べた6年生が昼休み前からコーンを並べたり白線を引いたりしています!体育館では、王様ドッチボールやしっぽとり、進化ゲームなど、ルールを理解しないと成立しない遊びが始まりました!6年生は一年生にもわかるように身振り手振りを加えて、わかりやすく、丁寧に説明をしていました。さすがです!
校庭では、三すくみやドッチボールなど、使える場所を目いっぱい使って遊んでいました。前で説明する人、ラインカーで線を引く人、暑くなってきたから水分補給を促す人、困っている1年生にそっと手を差し伸べる人、6年生がそれぞれの役割を十分に発揮している姿に「さすがおおぐろの森の6年生!」と感じました。
初めは鬼ごっこでも「1年生だから少し手を抜いてあげて、優しくしてあげないと」と言っていた6年生も、最後には真剣な表情で逃げ回っていて、子どもらしい一面も見られて微笑ましたかったです。
1年生は、おおぐろの森小学校にも、6年生にも少しずつ慣れ、時間いっぱい汗を流しました。1年生が6年生の説明をしっかりと聞き、ルールを守って遊ぶ姿に成長を感じました!
校長室より【9月20日】 深いぞ3年生!考える道徳授業
本校には今年度、千葉県の「長期研修生」として國學院大学を中心に、全国を飛び回って道徳の授業を研究しているH教諭が在籍しています。教員の研究は、より良い実践のための研究です。H教諭も、研究してきたことを実践し、さらにそれを研究に繋げるために、本校の様々な学級で担任に代わり道徳の授業を行なっています!
本日は3年生の3学級で、学校生活における「きまり」について、考えを深める授業を行いました。自分の考えを可視化するために、今日はピンクとブルーの紙を2つ折りにしたカードをそれぞれが持って、何度も子どもたちは自分の考えをわかりやすく表現します。
今日の題材となる文章は、雨上がり、ぬかるんだ校庭に「今日は遊べません」を示す赤いボードが出ているが、友達は「いいじゃないか」と遊びに出てしまう。主人公は友達につられることなく「きまりじゃないか」とつぶやく。校内放送がかかり、「今日は遊べません」と注意され、友達は戻ってくる・・・というようなお話です。
H教諭は、「今日は◯◯について考えましょう」とは言いません。文章を読んだ後、「不思議だな?や話し合いたいことはありますか?」と子ども達に投げかけます。すると子どもたちは、自分たちで今日の課題について出し合っていくので、教諭は子どもの意見を丁寧に認めながら、子どもたちと意見を交換しながら今日の課題について焦点化していきます。授業の初めから驚かされたのは、子どもたちが、文章の状況をよく捉え、自分なりの「はて?」をしっかりと言語化しているところです。「赤いボードもダメのサインで、放送もダメと言っている。同じダメなのに、放送だと決まりを守っちゃうのはどうして?」のような、それを考えたら大人でも面白いだろうなあと思うような意見が、子どもたちの間からすぐに出てくるところです!子どもの意見全ては取り上げられないので、H教諭は、「不思議だなと思えることを、自分で作れる人は、とても素晴らしい!」と意見を言った子どもたちをしっかり誉め、認めた後、今日の課題に進んでいきます。
道徳は、「主人公の行動」という、自分ではない自分から切り離した事象について考えるので、子どもたちはリラックスして自分の考えを言ったり友だちと対話したりできるのですね。
授業は進行して、教諭は「きまりを守らなくても先生が怒らなかったらどうかな?」「きまりがなかったらどうかな?」と子どもたちに問うていきます。
授業も終末になり、教諭が「きまりはあった方がいい? ない方がいい?」という問いをしました。子どもたちは自分の意見を、カードの色を使いながら、絶対あった方がいい!あり寄りのないも少し!と意思表示をしました。あった方がいいという意見がかなり優勢です!しかし、その中で、キッパリとカードで「ない方がよい」と表示をした子がいました。意思を持った表情がとてもすてきだったので、意見が聞きたくなり、教諭に指名してもらいました。すると、その子が「自分の経験ですが、バレエの合宿があった時、先生から言われたきまりがたったひとつ、『バレエに集中する』でした。それさえわかっていれば、人には、自分できまりを作り、自分で守る力があると、その時私は思いました。そして、他人に決められたきまりのない合宿は、とても快適でした。」と発表したのです!いやあ、おおぐろの森小学校の子ども、すごい!!そして、そういう発言を引き出す本校教諭すごい!!
校長室より【9月19日】 充実の校外学習4年生!
本日、4年生の校外学習がありました!9月中旬とは思えない猛暑が続いている中ではありましたが、今日の行程は千葉市科学館のプラネタリウムで月や星の学習をした後、館内で昼食をとり、さまざまな体験型展示で科学技術を学び千葉港に移動、湾内を40分かけて一周する船に乗り、港湾に面した巨大な倉庫やクレーンなどの設備を見学するという充実した校外学習になります!
移動はバス!コロナの時期は、黙ってビデオを観ながらのバス移動となっていましたが、ようやく子どもらしく元気にいろいろなゲームをしたり歌を歌ったりしながらの楽しい校外学習のバス旅です!私は4年1組の児童と一緒のバスでした。1組のゲームは、誰が長く声を出していられるか?とか、全員に質問をしてたった一人が当てはまるものを質問した人が優勝!とか、子どもらしい色々なアイデアで、渋滞なんか全く気にならずわいわいとバスは進みました。面白いのは音楽を流してみんなで歌を歌うことを子どもたちが「ライブ」と呼んでいたことです!きけば子どもの考えたオリジナルのネーミングだということ!「みんなで歌を歌いましょう」とか「カラオケをします」ではなく、「ライブをやります!」という言葉の響きの強さと、センスに脱帽です!
科学館では、言葉強めの館員さんの諸注意に、どうかと思うところもありましたが、子どもたちはまず、プラネタリウムで4年生用の学習プログラムで太陽や月の動き、今見える星座や北極星の見つけ方など天文の基礎知識を学びました。背もたれが大きく倒れるゆったりとした椅子に、一番喜んでいたのは引率の先生方かな?(気絶してませんよね?)その後は昼食です。螺旋状に小さなフロアがあるタワー型のユニークな食事スペースで、お家の人に感謝のお弁当タイム!まだまだ、お家の人の作ってくれたおかずやキャラ弁、デザートを自慢したいお年頃!子どもらしくていいなあ!
お弁当の後は、最新の科学技術や歴史を、実際に手や体を動かしながら楽しく学んでいきます。様々な科学の法則や自然科学についても、展示だけでなくほとんどが参加体験型になっているので、子どもたちは頭と手、全身を動かしてチャレンジしたり、協力して課題を解いたりしながら元気いっぱい活動していました。写真をたくさん載せていますので、ご覧ください!
千葉港での乗船体験は、これぞ小型船!といった軽快な走りで、子どもたちから餌をもらえると勘違いしているカモメたちを引き連れながらの楽しい時間でした!ロール状に巻かれた鉄板がゴロゴロ積んである工場、コンテナが山のようにつまれた中国船、とてつもなく大きなキリンみたいなクレーン、船に積まれるのを待っている車たち・・・たくさんの見所がありましたが、子どもたちの目は並んで飛んでくれているカモメさんに釘付けだったかな・・・。気温が高く、風にも吹かれ、波を切って走る船に揺られながらデッキに踏ん張って立っていた子どもが多く、子どもたちは自分が思った以上に体力を使ってしまいました。帰りのバスは往きのバスから一転「シーン!」という大音量の静寂が・・・。
最後まで見てくれた方は、グッドボタンお願いします!
校長室より【9月18日】 私のスタンプペッタン!
9月11日の記事では、1年6組の班に分かれてチームでのスタンプペッタンの様子や「造形遊び」についてお伝えしましたが、今日1年生のフロアを見に行くと、1年5組が個人のスタンプペッタンの真っ最中でした!直前の時間にチームに分かれてのスタンプペッタンを行って、続けて個人の造形遊びが始まったとのこと!大きな紙に向かう時には、体の動きも大きく、友達とわいわいやりながら、なんか自分の想定しない意外な方向に白い紙が染まってゆく面白さを味わっていた子ども達ですが、いざ個人で取り組むとなると、今度は自分の「こうしたい!」「こういうのが好き!」という思いがしっかりと表れて、ひとりひとりの個性が全面に出たスタンプ遊びになっています!同じ色でさまざまな形を組み合わせる子、思い切り赤い絵の具をたっぷりつけて、力強くグイグイ紙にこすりつける子、昨日のお月見の記憶でしょうか、青に丸い黄色で鮮やかな組み合わせを楽しむ子、整然とおはじきを並べるように同じ形を繰り返して整列させる子・・・ 本当に幅広くひとりひとり違う感性が見られて校長は大喜びです!このひとりひとり違う幅広い造形活動が行えるのは、1年生教員チームの周到な準備があるからです!あの色もこの色も好きな時に使えたり、あの形もそんな形も、声をかけ合えば手に入るところにある!豊かな材料や道具から、豊かな造形活動が生まれますよね!
校長室より【9月17日】 いきる 愛を伝えよう!
今日は1年生のしほさんが夏休みに書いた読書感想文を紹介します。しほさんが読んだのは谷川俊太郎さんの「いきる」という詩です。初めに発表されたのは1971年ですので、私が小学校の低学年の時です!それから50年経ってもその時代その時代の人々の心をとらえ、絵本にもなって今の子どもたちに読まれている「いきる」はそれだけのエネルギーを持っているすてきな詩なのですよね。「いきる」はさまざまな書籍や絵本、インターネットでもすぐに見つかると思います。
しほさんは、「いきる」を家族の読み聞かせにより繰り返し聴き、自分で繰り返し読みました。そして、家族との対話から、自分自身の心への問いかけから、いきるってなんだろうね?今っていう時間ってとても不思議だね・・・私の「いきる」はなんだろう・・・と1年生のまっすぐな感性を十分に発揮しながら、深く深く考えてゆきます。1年生の読書感想文ですので、全てひらがなで書かれています。簡単な言葉しか出てきません。しかし、大人の心は1年生の小さな手にきゅっと掴まれるような、とても魅力的な文章が紡がれています。ぜひ、最後のリンクをクリックして、うちの猫ラジオで流れたねこさんの朗読でしほさんの文章を味わってください。
しほさんが、この豊かな言語世界を紡ぎ出せるようになった秘密が、冒頭に書かれています。
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「いきるってなんだろうね」もうなんじゅっかいもよんでいるのに、よみおえると、いつもおかあさんがいいます。そのたびにわたしはかんがえます。いきるってなんだろう、ごはんをたべることかな、いきをすることかな。わたしはねるまえにおふとんのなかで、いきることやいのちについて、かぞくでおはなしをするじかんがだいすきです。・・・
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お子さんとの「今」は今しかありません。今なら当たり前にできる親子のふれあいも、結構タイムリミットが迫っていうものもあるはずです。例えば、ぎゅう〜ってしてあげられる時間は、あとほんのわずかですよね。子どもの時に満たさなければならない愛情や、しなければならない経験をしないで過ごしてしまうと、後で取り戻すのがとっても大変な場合があります。家庭の愛情は、お子さんが小さければ小さいほど、シンプルに直接的な表現で伝えられると思います。言葉で、態度で、お子さんに愛情を伝えていきたいですね!
※ 9月18日の審査で、市内1年生の最優秀賞に選ばれました!
ねこラジオ2の08 & 09 表彰・2年生の夏休み
校長室より【9月13日】プログラミング1年生!
小学校のプログラミング教育は、2020年から始まりました!文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引き」には、以下のように書かれています!
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今日、コンピュータは人々の生活の様々な場面で活用されています。家電や自動車をはじめ身近なものの多くにもコンピュータが内蔵され、人々の生活を便利で豊かなものにしています。
コンピュータをより適切、効果的に活用していくためには、その仕組みを知ることが重要です。コンピュータは人が命令を与えることによって動作します。端的に言えば、この命令が「プログラム」であり、命令を与えること が「プログラミング」です。プログラミングによって、コンピュータに自分が求める動作をさせることができるとともに、コンピュータの仕組みの一端をうかがい知ることができるので、コンピュータが「魔法の箱」ではなくな り、より主体的に活用することにつながります。
プログラミング教育は子供たちの可能性を広げることにもつながります。 プログラミングの能力を開花させ、創造力を発揮して、起業する若者や特許を取得する子供も現れています。子供が秘めている可能性を発掘し、将来の 社会で活躍できるきっかけとなることも期待できるのです。・・・・・・
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今日は1年2組の子どもたちが、初めてTOIOというプログラミングを学ぶ教材を使って行う授業の日です!1年生の子どもたちにとっては、プログラミングの機器が置いてある専用室に初めて入れる日でもあります!たくさんの新しい教材のパーツに触れるので、応援の職員もたくさん入っています!子どもたちの前に置かれているのは、ゲーム機に似た形状のTOIOと呼ばれる電子機器です。子どもたちはワクワクが止まらない様子!
1年2組の先生は今年2年目の教員です!おそらく昨年の学級では、導入の際、理科大学の学生の支援があったのでしょう。今回は自分が説明しなければなりませんので、かなり緊張の様子で、ひとつひとつ手順を子どもたちに確認していきます!電源を繋いで、たくさんあるスイッチを間違えないように順番に操作しながら、子どもたちも準備をしていきます。子どものプログラミンングを受け付けるのは、ミニミニのボットのキューブちゃん!「命令を始める」「1歩前に進む」「命令を終わる」というようなカードの上をキューブちゃんにトレースさせることでキューブちゃんに動きを命令していきます。自分の命令がしっかりキューブちゃんに伝わると、キューブちゃんはちゃんとその通りに動いて、「よくできたでしょう!」というようにプルプルかわいく震えて喜びます!これには子どもたちもにっこにこで大喜び!
校長室より【9月12日】3年目 これまでの成果を見せる時!
本日、3年生の学級で、教員になって3年目のK先生による公開授業が行われました!これは千葉県の教職員の研修計画による基づく公式な研修です!人は誰もがそうですが、自分の姿は自分では直接見ることができませんので、他者から見た自分の姿を教えてもらうことで、さまざまな気づきや成長があるのです。教職員も授業を他の教職員に公開し、見ていただき指導を受けることで、自分では気づかないさまざまな改善点や成長のきっかけがつかめるというわけです。また、小学校教員となった初任者は、まず「担任をする」ことが求められており、子どもたちにどう声かけし、どのように居心地の良いあたたかな教室を作っているか?ということも他の教職員に見てもらうポイントになります。
さて、K先生はどうでしょう?みんなに見てもらうのに選んだ教科は算数です!本校は今の図工になる前に3年間算数の研究をしてきており、K先生もしっかり学んでいましたから、その成果が出せるかな?教室に入ってみるとちょっと先生緊張しているみたい。初任の時の指導教員だったS先生も駆けつけて、心配そうに見守っています!そして、子どもたちは大好きな先生をアシストしようとちょっと力んでしまっているのか、先生の緊張が伝わってしまったか、なんかいつもと違うかも?!
いえいえ、ご心配には及びません!子どもたちの考える力、ノートに自分の考えを表現する力、友だちに自分の意見を発信する力、いいところがたくさん出せていました!子どもたちも、先生も、頑張りました!
ねこラジオ2の06 & 07 おたより
校長室より【9月11日】スタンプペッタン!造形遊びとは?
1年生が班ごとに大きな模造紙を広げ、教室いっぱいに散らばって、全身を使った動きで元気よくプラカップの縁を利用したスタンプ遊びをしています!何をしているのでしょうか?これは「スタンプペッタン」という図画工作の授業を行なっているのです!
これを読んでいるみなさんも私も、小学生の時に図画工作を学びました。図画工作とは以前はその名の通り図画と工作の制作を通して、造形的な資質能力を身につけるものでした。図画や工作では、あらかじめどんなものを作るかが決まっています。ゴールが決まっているといってもいいでしょう。一方、造形遊びはその名の通り遊びを通して資質能力を身に付けようとしています。作品を作り上げるというゴールではなく、そのプロセスをとても大事にしています!遊びながら働く資質や能力が重要です。例えば、子どもたちは、大きな模造紙に向かい、思い思いのプラカップでお気に入りの色のスタンプを押したり、カップを転がしたりと使い方をも工夫しながら「きれい」や「いい感じ」を見つけています。そして、もっとそれを「きれい」に「いい感じ」にしようと挑戦します。それは大人的に言うと「補色の組み合わせ」「バランスの追求」などの試みです。また、子どもたちは、自分の手の動きや変化する様そのものが大事で、それ自体を飽きもせず繰り返します。それは「行為そのものへの没入」で、そこから「発見」が生まれたりするのです。色や形に向き合って「夢中になる時間そのものが学び」ですので、作品として成り立たなかったり、形に残らないことは問題となりません!