学校の様子

校長室より【10月8日】 林間学園 創作焼き板づくり!

 美味しいお昼をいただいた後は、焼き板作りに挑戦です!まあまあ雨も落ち着いていて、傘なしでもに移動できるぐらいの霧雨が降っています。子どもたちは斜面を下って、焼き板作り会場の屋根のある第3炊事場まで森の中を進みました。係児童は荷物を持っての斜面移動ですが、慎重に慎重に滑らないように降りていきます。

 ここからは、火を使うことになりますので、焼き板指導のお兄さんが丁寧に説明してくれます!まずは竈門に火を起こすことから始めます。新聞紙を丸めて、三角屋根を作るように細い板を組んでいって・・・焚き火の基本ですね!基本を学んだら、実践あるのみ!いくら知識があっても、経験には敵わないことがこういう作業にはあるのですよね!

 安全のため、着火の瞬間だけは大人が行います。細い薄い板は燃えやすく、やってもやってもつかないということはありません。しかし、簡単にまあまあ大きな火がおこったように見えても、最近雨がちということもあり、油断するとふっと火が消えてしまうようです。扇いだり、細い板と厚い板を様子を見ながら調整したりと、子どもたちも少しづつ炎との付き合い方を学んでいったようです。

 ある程度炎が大きくなったら、板を焼いていきます。やりすぎないように、しかし板の表面を炭化させるようにと、この加減が難しいのと、薪を燃やせばたいそう煙が出ますので、風向きによって目がしみたり、むせてしまったり、子どもたちには試練の時でした!

 ある程度焼き上がった板は、炭になっている部分を削り、タワシで擦り、新聞紙で磨くとあら不思議!いい具合の艶がのった趣のある焼き板の出来上がりです!思い思いの絵や文字を描いて、世界にひとつの林間学園思い出の品が出来上がりました!

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