校長室から

校長室から

「緩急自在」の修学旅行①

 いよいよ今日から3日間、3年生が修学旅行に出かけます。今年の3年生は、小学校6年生のときに修学旅行がコロナで中止になった学年の生徒たちです。あれから3年、待ちに待った「修学旅行」がようやく実現しました。天気予報では3日間とも好天に恵まれるようですので、楽しい思い出をたくさん作ってきてほしいと願っています。

 なお、この修学旅行の期間中に、当ページで生徒たちの様子を紹介していく予定です。引率の合間をみてアップロードしますので、それほど数多く更新できないかもしれませんが、生徒たちの活動の様子をご覧いただければ幸いです。

 昨日の下校前、学年合同の「帰りの会」の様子です。この修学旅行のために今日まで尽力してくれた実行委員や学年職員の話を、静かに耳を傾けて聞くことができていました。

 

5/23 今日の湖北中

 1時間目の授業の様子です。最初は2年生・美術の授業です。写真や実物を見ながら身近なもの(?)を題材にスケッチをしています。部活動で使うものを選択している生徒が多かったようです。

 被服室では、ひばり学級とひだまりルームの生徒が家庭科の授業を受けていました。裁縫の実習をしているところでしたが、みんなとても上手なので驚きました。ある男子生徒が「実は、ボク家庭科がいちばん好きなんです」と笑顔で教えてくれました。

 3年生の社会と英語の授業です。社会は「ロシア革命」について学習しています。英語の授業では、生徒たちの机上にはトランプのカードが置かれていますが、決して遊んでいるわけではなく学習のために使われているようです。

 2年生の理科の授業です。生徒たちが鉢で擦っているのは炭と酸化銅です。これらを混ぜたものを次の時間に熱して変化を検証する実験を行う予定だそうです。

 

5/22 あるニュース記事から

 今日は朝から終日出張のため、「今日の湖北中」はお休みします。代わりに、10代のお子様を持つ保護者の方々にとって興味深いニュース記事を見かけましたので紹介します。

 男子高校生が家族の夕食作り160日、子の巣立ちに感慨

 

 本校では、学校教育目標である「主体的に判断・行動し、共によりよく生きる生徒の育成」の実現に向けて、「基本的な生活習慣を身につけ、社会で自立できる生徒を育てる」ことを基本方針の一つとしています。したがって、中学校3年間の教育活動は、一人ひとりの生徒を自立に向かわせる「道のり」でもあると考えます。

 料理の習慣を通して子の自立を促し、その過程で多くの気づきや新たな習慣の体得にも繋げることができたこの事例は、その「道のり」が学校での学習や体験だけではなく、本人の興味や関心、能力や適正によって様々な道があることを改めて気づかせてくれたような気がします。

5/19 市内陸上大会

 昨日、柏の葉競技場にて市内中学校の陸上競技大会が行われました。代表選手として派遣した58名の生徒たちは、湖北中の名前を背負って各競技で全力で闘ってくれました。下の写真で紹介できなかった選手の中にも市内チャンピオンに輝いた生徒もいて、多くの種目でオレンジ色のユニフォームが躍動していました。

 また、昨日は5月とは思えない真夏のような暑さでしたが、各選手が熱中症予防と体調管理にしっかりと気を配りながらコンディションを整えていました。これから夏に向けて、この経験を各部の活動にも拡げてくれることを期待します。保護者の皆様には、朝早くからお弁当の準備等にご協力いただきましてありがとうございました。

5/18 部活動の練習風景

 今日は市内中学校陸上大会が開催されていて、58名の生徒たちが代表選手として出場しています。その応援・観戦のため校外に出ていますので、今日の様子の代わりに日ごろ生徒たちが部活動の練習に励んでいる様子をお伝えします。なお、本日の陸上大会の様子は明日の記事で紹介します。

5/17 今日の湖北中

 今日は真夏のような暑さで、朝から気温がぐんぐん上がっています。体育の授業や部活動時には、熱中症予防のためマスクを外して活動するように職員がくり返し呼びかけていますが、どうしても外したくない、または何らかの理由があって外せない生徒が少なからずいるようです。急激な季節の変化で暑さにまだ体が慣れていないこの時期は、熱中症のリスクが最も高まる時期でもあります。「命を守る」ためでもありますので、ご家庭でもぜひ話題にしてください。

 2時間目の2年生・体育(男子)の授業です。チームごとにリレーの練習をしています。職員の話では、バトンの渡し方やタイミングについて、一方的に教えるのではなく自分たちで自由に考えさせながら練習に取り組ませているそうです。

 昼休みのひばり学級・1年生の様子です。絵の得意な生徒がホワイトボードに黒ペン1本のみでイラストを描いていました。

 この学級の1年生男子児童たちが、教室のベランダでバケツに水を張った即席の水田で稲を育てています。まだ苗が残っていたので、担任と私にそれぞれペットボトルでミニ水田を作ってくれました。土と水を入れたミニ水田は半日程度寝かせた方が良いそうなので、「田植え」は明日の朝行うことになりました。

 土を入れに行った帰りに、テニスコートの脇で丸々と太ったアマガエルを捕獲しました。家に持って帰って大切に飼うそうです。

5/16 今日の湖北中

 2時間目の2年生・英語の授業です。周りの人とペアで対話練習をしています。どの生徒も恥ずかしがることなく、積極的に英語を使っていました。

 3年生・数学の授業です。問題用紙をそっと覗いてみると、そこには難しそうな問題が並んでいましたが、生徒たちは職員や周りの仲間に聞きながら、正解にたどり着けるように熱心に取り組んでいました。

 3年生・社会と理科の授業です。社会は「日露戦争」についての学習、理科は「物体の運動」に関する実験をしています。

 ひばり学級の教室です。ビンゴゲームを兼ねながらトランプの数字を組み合わせて計算の練習をしています。みんな楽しそうに参加していました。

 今日は3時間目にも授業の様子を見学してきましたので、追加して紹介します。最初は1年生・家庭科の授業です。「布の違いを見つけよう」という楽しそうな課題です。

 ひばり学級・国語の授業です。語句カードを正しい語順で組み合わせて文を作る課題です。みんなとても意欲的に取り組んでいました。

 体育館では、陽だまり教室の生徒たちがバスケットボールのシュート練習に励んでいました。

 2年生・社会の授業です。日本の地理について学習中です。

 2年生・英語の授業です。設定が電話での会話なので、互いの顔が見えないように背を向け合って対話を発表しています。発表も素晴らしかったですが、それ以上に感心したのは周りの生徒たちの「聞く姿勢」です。どの生徒も発表者に顔や体を向けて目と耳で話(対話)を聞いています。当たり前のことに思えますが、ふだんから意識して実行していないとなかなか身につかない習慣です。発表後にみんなで拍手を贈る温かい学級の雰囲気にも好感が持てました。

5/15 今日の湖北中

 2時間目の1年生・美術の授業です。レタリングの学習をしています。生徒たちは、自分の名前から選んだ1文字をスケッチブックの表紙に書き写しています。

 4時間目の校内の様子です。3年生の男子体育と音楽の授業です。今日は生憎雨模様でしたので、体育の授業は教室で行っていました。

 1年生の社会、英語、数学の授業です。英語の授業は、ALTの先生が1日のスケジュールについて英語で話し、それを聞いてシートにそれぞれの時間を書き込む学習活動をしています。数学の授業では、正負の数の計算問題について、生徒同士で教え合う場面も見られました。

 2年生の技術と国語の授業です。技術では、タブレットPCを使って表計算ソフトの使い方を学習しています。国語の授業では、題材に登場する猫のイメージ画を各自がノートに描いているところでした。下の写真の可愛らしい猫の絵は、3枚とも男子生徒が描いた力作です。

 

5/12 今日の湖北中

 今日は出張のため午前中から校外に出ますので、生徒たちが登校する前に教室や廊下のさまざまな掲示物等を撮ってきました。授業の様子の代わりにそれらを紹介します。

(2年生) 

(3年生)

(1年生)

5/11 今日の湖北中

 1時間目の理科室の様子です。3年生の生徒たちが台車と記録タイマーを使って、物体の速度の変化について実験をしていました。とても難しそうな実験でしたが、紙テープに正確な記録が残るまで何度も実験をくり返し、実験後は測定結果を細かく切り分けてシートに貼り、どの生徒も熱心に考察に取り組んでいました。

 同じ1時間目、ひばり学級の技術の授業です。3年生の生徒たちが回路の学習に使用する部品の仕分け作業をしていました。後半は場所を技術室に移して、コンセントの電流を計測する実験を行いました。注意事項にしっかりと耳を傾け、安全に実験を進めることができました。

 隣の教室では、2年生の生徒がプレゼンテーションソフトを駆使して自己紹介資料を作成していました。文字入力のタイピングがとても速く、ソフトの使い方にもかなり慣れているようでした。

5/10 今日の湖北中

 3時間目の1年生国語の授業です。先日も紹介した「お気に入りの一品」を紹介するスピーチの発表会をしていました。野球のグローブ、シャチのぬいぐるみ、手品用のトランプ、サッカーシューズ、百人一首の本、眼鏡など、それぞれが大切にしているものを、エピソードなどを添えて楽しく上手に発表していました。また、聴いている生徒たちの態度も良く、ただ黙って聴いているのではなく適度に反応も返していたので、話し手もやりやすかったと思います。

 3時間目の美術室、3年生の授業です。「構想画のための自己分析」という学習課題で授業が進められていました。生徒たちが記入しているシートを覗いてみると、自分に関するさまざまな情報が書かれています。それらを構想画としてどのように表現していくのか、今後の学習が楽しみです。

 今日は本校の創立記念日です。77歳の誕生日を祝して、給食でちらし寿司と紅白すまし汁が提供されました。写真は3年生の昼食の様子です。ご覧の通りたいへん行儀良く静かに食事を進めていました。

5/9 今日の湖北中

 今日は3時間目に少し時間が空きましたので、各学年の様子を駆け足で見て回ってきました。今日だけではありませんが、生徒たちが主体的に学習できるように、また、授業の中で少しでも他者との関わりがもてるように、職員たちがさまざまな工夫を凝らして授業を進めてくれています。そして、それに応えるかのように、今日もどの教室でも生徒たちが熱心に学習に励んでいる姿を見かけました。「少しでも楽しく学んでほしい」。そんな職員たちの願いを、生徒たちもしっかりと受け留めてくれているような気がしました。

 被服室では1年生が裁縫の学習をしていました。「まつり縫い」の練習ですが、最初に糸を針に通す作業に苦戦している生徒も多かったです。

 

  1年生社会科の授業です。大陸ごとに用意されたマス目に自由に国名を記入して「ビンゴゲーム」形式で地理の学習をしています。生徒たちは、マス目を埋めるために地図帳を隅々まで眺めて必死に国を探しています。

 

 1年生数学の授業です。正負の数の計算を、グループごとにトランプを使って学習しています。これなら、自分1人で計算問題を解くのとは違い、大勢で一緒に楽しく計算練習ができます。

 

 2年生の社会科の授業です。地形と気候の関係について学習しています。モニターには、地理の学習でよく見かける平均気温と降水量のグラフが映し出されています。生徒たちはそれらの資料を1つずつ確認しながら、ワークシートに学習事項を記入しています。

 2年生英語の授業です。天気予報に関する対話文を、手作りのカードを使ってゲーム形式で練習しています。めくったカードにより対話の内容が異なるため緊張感を持って練習することができます。

 3年生の英語の授業です。教科書の本文を、声に出してペアで朗読の練習をしていました。隣で聴いてくれる人がいるので、1人だけで練習しているときよりも、気持ちを込めて大きな声で読んでいる生徒が多かったように思います。

5/8 今日の湖北中

 ゴールデンウイークが終わり今日から学校が再開しました。今朝は登校時間帯にかなり雨が強く降りましたので、足下がびしょ濡れになってしまった生徒も多かったようです。

 2時間目の校内の様子を紹介します。最初は3年生・数学の授業です。「因数分解」の計算問題と格闘中です。

 3年生・体育の授業です。今日は雨のため、男子と女子それぞれが教室で保健の学習をしています。

 2年生の英語と国語の授業です。写真からも伝わると思いますが、休み明けにもかかわらず、どの教室でも生徒たちはしっかり集中して学習に取り組んでいます。

 1年生の国語の授業です。「お気に入りの一品を紹介しよう」というテーマでスピーチ原稿を書いています。次の時間に発表会を予定しているそうです。

 隣の教室からは楽しそうな歓声が聞こえてきました。英語の授業中で、グループごとにカードを使ってゲーム形式で学習しています。

 昼食の時間ですが、放送委員の生徒たちは、給食を食べながら毎日一生懸命に活動してくれています。

5/2 今日の湖北中

 タイトルは「今日の湖北中」ですが、昨日の放課後の話題から紹介します。先週の金曜日に1年生が部活動に正式加入しました。各部の練習場所には新しいメンバーが加わり、だいぶ賑やかになってきました。職員室から一番近い活動場所である武道場「天寿館」からも元気な声が聞こえてきましたので、剣道部と柔道部の様子を少し覗いてきました。どちらの部も、新しく加入した1年生部員を2・3年生の先輩たちが熱心に面倒を見ていました。

 天寿館前の廊下では、3人の剣士たちが、半分に割った丸太の上に乗って竹刀を振る練習をしていました。私も試しに乗せてもらいましたが、予想以上に足元が不安定で3秒と立っていられず、この状態で何度も竹刀を振り続けることができる剣道部員たちのバランス感覚の良さにたいへん驚きました。

 ここからは「今日の湖北中」です。2時間目の1年生の英語、国語、社会の授業です。1年生は、新しい仲間との出会いがまだまだ新鮮に感じられるようで、授業中も周りと楽しそうにコミュニケーションをとりながら学習している姿を多く見かけます。

 2年生の英語、3年生の社会、そしてひばり学級の授業の様子です。こちらは対照的に、落ち着いた雰囲気の中でじっくりと学習活動に励んでいます。ひばり学級の生徒たちは、いつ教室を訪れても、課題に集中して一生懸命学習に取り組む姿を見せてくれます。

 5時間目の3年生体育の授業です。女子生徒たちがハードル走の試走をしています。このハードルは、足を引っかけてもゴム製のバーが真ん中から左右に割れるようになっていて、ランナーが転倒したりハードルが倒れたりする心配がありません。

5/1 祝・ソフトテニス部県大会出場決定

 先週末にソフトテニスの葛南地区大会が開催され、本校の3年生男子ペアが見事優勝しました。他にも、男子の2年生ペアと女子の3年生ペアが3位に入賞し、ベスト8まで勝ち上がった他の3年生男子ペア(前大会では優勝したそうです)も含めて、計4ペア・8名の生徒たちが来月千葉市で開かれる県大会の出場権を獲得しました。(優勝ペアの1名が本日欠席のため写真は7名です)

 今日から5月です。大型連休谷間の月曜日ですが、どの教室を覗いても、生徒たちは朝から集中して学習に取り組んでいます。2時間目の3年生・国語の授業です。

  2年生の国語の授業です。作家の重松清さんの小説を題材に学習を進めています。職員の問いかけに対し、多くの生徒たちが積極的に手を挙げて応えていました。机上に置かれていた漢字テストを何気なく見ると、どの漢字もけっこう難しそうなので、半分以上も正しく書けていることに感心しました。

 同じ2時間目の1年生・美術の授業です。自分の氏名に使われている漢字の中から1字を選んでレタリングで表現する、という楽しそうな学習課題です。作品の出来上がりが今から楽しみです。

 今日の給食は、生徒たちに人気が高い献立のひとつ「コスタリカライス」です。2年生と3年生の教室で見かけた「大盛りくん」たちです。

4月29日 バレーボール部東葛飾大会

 バレーボール部の東葛飾地区大会の初戦を、応援を兼ねて観戦してきました。選手たちは終始笑顔でプレーし続け、相手に一度もリードを許すことなく見事初戦を勝ち上がりました。

4月28日 今日の湖北中

 2時間目、1年生の音楽、3年生の理科、2年生の数学の授業です。どの教室も学習課題に対して意欲的に取り組む雰囲気が感じられ、楽しそうに学習している様子が見られました。

  

 3時間目の1年生、英語と家庭科の授業です。家庭科は衣類の表示についての学習で、自分が着ているジャージや体操服の表示を熱心に書き写していました。

4月27日 興味関心の宝庫・図書室

 1時間目、1年生の生徒たちが、国語の授業で、図書室での本の探し方や借りる際の手続きについて説明を受けていました。本校では1度に2冊まで借りることができるので、早速今日借りていく本をみんな楽しそうに選んでいました。私も着任後に何度か図書室を覗いてみましたが、本校の図書室には、中学生の興味や関心を誘うような書籍が数多く置かれています。また、図書整理員やボランティアの方が分類やディスプレイに工夫を凝らしてくれているので、棚を眺めているだけでも楽しい時間を過ごすことができます。

4月26日 今日の湖北中

 5時間目の3年生の教室です。国語、数学、英語の授業中でした。昼食後でお腹がいっぱいになって眠気が襲ってくる時間帯ですが、いつものように集中力を欠かすことなく学習に取り組んでいました。

 被服室では、ひばり学級の生徒たちが家庭科の授業で「まつり縫い」を練習していました。難しそうだなと思って見ていましたが、みんな丁寧に針を動かし、縫い目もとてもきれいでした。

4月25日 今日の湖北中

 2時間目に校内の様子を見てきました。最初は1年生の英語と社会の授業です。英語の授業は、フォニックス(綴り字と発音との規則性)を練習しています。

 続いて2年生の様子です。英語と理科、そして校庭の体育の授業です。

 3年生の理科と、ひばり学級の授業の様子です。

 来月の市内陸上大会に向けて、選手に選ばれた生徒たちの結団式が、昼休みに体育館で行われました。来週からはいよいよ練習が始まります。

4/23 サッカー部・女子バスケットボール部大会

 サッカー部と女子バスケットボール部の葛南地区大会が開かれていましたので、応援を兼ねて見学をしてきました。両部の試合時間が丁度重なってしまいましたので、それぞれ半分ずつしか観戦できませんでしたが、どちらのチームも全力でボールを追いかける生徒たちの姿がとても清々しかったです。

4月22日 授業参観日

 今日は土曜日ですが、授業参観と保護者会を実施するために登校日となりました。1時間目の1年生の教室では、社会科の授業で「城を建てよう!」という面白そうなテーマで学習が進められていました。生徒たちは、家臣になったつもりで、地形図の中から主君の希望に沿った城の建設場所を理由を添えて進言する、という学習課題に楽しそうに取り組んでいました。

 2・3時間目のその他の授業の様子です。

 最後になりましたが、本日は多くの保護者の皆様にご参観いただきましてありがとうございました。また、保護者会を午後に開催しましたので、昼食を挟んで再度ご来校していただくことになり申しわけありませんでした。今後は開催時間を工夫して、このようなお手間をおかけしないように努めてまいります。

4月21日 今日の湖北中

 4時間目の理科室の様子です。2年生の生徒たちが実験結果のまとめをしています。給食前のお腹が空く時間帯でしたが、誰一人集中力を切らすことなく、職員の説明や指示にしっかりと耳を傾けていました。

 同じ4時間目の3年生の教室です。社会科の授業中です。こちらも2年生以上に学習に集中して取り組んでいました。3年生の生徒たちは、いつ教室を覗いても、どの教科の授業であっても、常にこのような姿勢で授業に臨んでいるので、いつも感心させられます。

4月20日 今日の湖北中

 1年生の授業の様子です。ドリルや副教材も配られ、いよいよ中学校での授業が本格的に始まります。

 1時間目のひばり学級各教室の様子です。どの教室でもみんな一生懸命学習に取り組んでいました。

4月19日 新入生歓迎集会

 昨日の5・6時間目に新入生歓迎集会を行いました。私は出張と重なってしまったため、残念ながら参観することができませんでしたが、職員が写真を撮ってくれていましたので、その様子をお伝えします。

 放課後の1年生体験入部の様子です。

4月18日 今日の湖北中

 1時間目の2・3年生の教室や廊下の様子です。2年生は、林間学校のスローガンを決める話し合いを行っていました。

 3年生は、全国学力テストの真っ最中です。どの教室でも鉛筆を走らせる音しか聞こえないほど、みんな集中して問題に取り組んでいました。

4月17日 今日の湖北中

 2時間目に1年生が班対抗でオリエンテーリング大会を開催していましたので、その様子を少しだけ見学してきました。今日は朝から爽やかな陽気で気温も高かったので、汗をかきながら半袖で元気に駆け回っている生徒も大勢いました。

4月14日 今日の湖北中

 2時間目の3年生の教室です。来月に実施する修学旅行の「班別行動」の計画を立てています。

 生徒たちが手にしていた資料を見てみると、個人ごとに訪れたい場所とその理由を記載した希望票を、2年生のころにすでに作成していたようです。そして、新しい学級になり、その希望票を持ち寄って、グループとしてどこをどのように巡るのか、現在スケジュールを立てています。

 5時間目、3年生の学年レクの様子です。学級対抗で長縄跳びとドッヂボールを楽しんでいました。

 6時間目には、2年生が同じようにドッヂボールをしていました。楽しそうな歓声が絶えることなく聞こえてきました。

4月13日 今日の湖北中

 4時間目にひばり学級の各教室を覗いてきました。交流中で不在の生徒もいましたが、どの教室でも生徒たちが集中して熱心に課題に取り組んでいました。特に1年生は、入学してまだ3日目ですが、すでに担任や支援員と親しい関係を築くことができているようで、楽しそうに話をしている姿をたくさん見かけました。

 47都道府県すべての名称を順番に入力して回答する問題に、1分もかからず全問正解してしまう生徒(驚愕の技でした)。自分たちでオリジナルのカードゲームを開発している生徒たち。作文を書くにあたり、できるだけ漢字を使いたいと積極的に質問している生徒。車の絵を描くのが得意でそっと作品集を見せてくれた生徒。ひばり学級の生徒たちはみんな個性が豊かです。

 1年生のランチタイムです。昨日の「中学校で最初の給食」の様子を撮ることができませんでしたので、「中学校で2回目の給食」の様子です。

4月12日 今日の湖北中

 今朝の1年生の登校直後の様子です。いよいよ今日から、3年間の中学校生活が始まります。

 1時間目の2年生の各教室です。6月の林間学校に向けてタブレットPCで発表資料を作成しています。どの生徒もプレゼンテーションソフトを上手に使いこなしながら、自分が興味を抱いた場所や出来事について調べたことを熱心にまとめていました。

4月11日 第77回入学式

 本日、今年度の入学式を挙行し、新しい湖北中の仲間として144名の新1年生を迎えました。入学式前後の様子を紹介します。

 部活動で再登校した2・3年生と装飾係の生徒たちが、放課後に会場の後片付けを手伝ってくれました。また、今日の入学式は、すべて生徒会による運営で行われました。昨日までの事前準備から、今日の司会進行やアナウンスまで、様々な場面で大活躍してくれた生徒会の7名の生徒たちに感謝です。

 

4月10日 明日は入学式

 明日は新1年生を迎える入学式です。放課後、2・3年生の生徒たちが、会場の準備や校舎内外の清掃活動に尽力してくれました。

4月9日 野球部市内大会

 昨日と今日、市民体育館球場で野球部の市内大会が行われ、今日の試合を観戦してきました。試合開始当初から冷たい風が強く吹き荒れ、コンディションの維持が難しい状況の中、11人の選手が一丸となって全力で戦っていました。試合には惜しくも敗れてしまいましたが、随所に好プレーも見られ、また、昨日の試合も好ゲームだったと聞き、夏の葛南総体に向けて期待が膨らみました。

4月7日 入学式練習

 5時間目、体育館に2・3年生が集まり、来週の入学式の練習をしました。練習の進行から具体的な指示や説明まで、すべて生徒会の役員が担当し、教職員が口を挟むことは一切ありませんでした。また、新入生を歓迎する合唱曲の練習では、2・3年生の生徒たちの心が一つになった迫力ある歌声が館内に響き渡り、まさに「圧巻」でした。わずか40分ほどの練習時間でしたが、その間に、本校の学校目標である「主体的に判断・行動し、共によりよく生きる生徒」たちの姿を数多く見かけることができました。

4月6日 始業式・新学級発表

 1時間目、体育館で着任式を行い、私を含めて9名の新規職員が生徒たちと初めて顔を合わせました。各職員の自己紹介の言葉を、顔を上げ背中を伸ばして聞いてくれた生徒たちの素晴らしい姿にたいへん感心しました。

 始業式の様子です。3名の代表生徒がこの1年の抱負を発表しました。話の内容だけでなく、発表する姿もとても立派でした。式の後、3年生の生徒たちが、転入してきた新しい仲間を温かく迎い入れていました。

 各学年の担当職員を発表した後、3年生は体育館で、2年生は武道場で、それぞれ新しい学級が発表されました。

 武道場(天寿館)入口外の廊下に、2年生の生徒たちの上履きがきれいに並べられていました。心が整っているからこそ習慣として身についた行動だと思います。見ている我々も心が清々しくなる光景でした。

4月1日 着任のご挨拶

 こんにちは。前任の大島校長の後任として、4月1日付で校長として着任しました 速水敏之 と申します。

 市内でも指折りの長い歴史と伝統を誇る湖北中学校で勤務できることをたいへん光栄に思います。どうぞよろしくお願いいたします。

3/31 退任の挨拶

 3月31日付けで定年での退職となりました。校長として最後の2年間を湖北中で過ごすことができ、心より幸せに思います。素直で明るい生徒たち、生徒思いでパワフルな教職員、陰ながら学校を応援してくださった保護者や地域の皆様。すべての方に感謝申し上げます。

 この2年間はコロナ禍でしたが、それに負けず生徒・教職員は前向きに、たくさんの挑戦と工夫をして、学校生活や学校行事に取り組んできました。そのことを私は誇りに思います。ようやくコロナが収束しようとする今、学校を去ることは寂しさもありますが、今後の湖北中の活躍と発展を陰ながら応援させていただきます。これまで本当にお世話になり、ありがとうございました。 校長 大島 慎一

3/15(木)第76回卒業証書授与式

 137名の卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。みなさんが過ごした3年間は、想像もしなかったコロナ禍での中学校生活でした。6月の入学式、分散登校。多くの活動や行事が中止になるなど、次々とやってくる大きな荒波を、必死にオールを漕ぎ、前に進んできました。時に、そのオールにひびが入り、気持ちが折れそうになったこともあったでしょう。しかし、みなさんは仲間と支え合い乗り越えてきました。

 最上級生になってからの3年生の自覚やリーダーシップには本当に目を見張るものがありました。学校行事では「ここで頑張らないでどうする」「失敗してたまるか」といった心の底からの燃え上がるエネルギーを感じました。

 体育祭や合唱コンクールでは、全校を盛り上げ、最高学年の姿、存在感を示しました。「3年生を目標にできる学校」。それは校長として私の願いであり、それを実現した3年生を誇りに思います。

 卒業に際し、「一隅を照らす」という言葉を送ります。一隅とは、自分のいる場所を指します。この言葉には、「今、自分がいる場所で最善を尽くすこと、小さな光をともすことが、やがて大きな力になる」という意味があります。

 卒業生のみなさんが生きていくこれからの社会は、これまで以上にグローバルで多様な社会です。いろいろな考え方、価値観を持った人たちと共に学び、共に働き、共に生きていく社会です。

 新たな出会いを大切にし、そこで出会った人と信頼関係を築き、自分の幸せ、そして周りの人の幸せをために、自分を磨いていってください。そして、どんな状況におかれても、「今自分がいる場所で最善を尽くすこと」、「一隅を照らす」ことができるよう、一歩一歩自分の未来を切り拓いていってください。みなさんのこれからの活躍を願っています。

                                校長 大島 慎一

 

 

 

   

 

1/10(火) 3学期始業式

 明けましておめでとうござます。今年の干支はウサギです。ウサギは、「前足より後ろ足が長い」という特徴を生かして、上り坂をぐんぐん駆け上がります。自分の特徴を生かして、得意とするところで力を発揮できる一年にしてほしいと思います。

  3学期、心がけてほしいことが「自律」です。生活や学習を含めて、自分自身をコントロールすることが大切です。自律の第一歩は朝にあります。決めた時間に起きて、朝食をとる。余裕があれば、短い時間でも新聞やニュースを見て、世の中の動きを知る。または体を動かす。といった自分なりのルーティーンを実践していきましょう。

  3年生は入試が始まります。緊張や不安は誰にでもあります。支えになるのは仲間の存在です。声をかけ合い、勉強では教え合いを深め、全員で乗り切っていきましょう。そして新たな夢と決意を持って、3月の卒業式では最高の姿を見せてほしいと思います。

 

 

11/10(木) 車椅子寄付

  本校のJRC委員会では、1円玉募金活動を行っています。この度、集まった募金(3年分)で車椅子2台を購入し、地元の久遠苑(特別養護老人ホーム)に寄付しました。これからも、地域貢献を目指して活動を続けていきます。

 

 

9/22(木) 高校説明会

 公立、私立合わせて12校の高校の先生をお招きして、高校説明会を実施しました。3年生は進路希望を固める時期となり、真剣に話を聞き、メモを取っていました。半年後、全員の進路が無事決定することを願っています。

 

 

  

 

 

9/1 2学期始業式

 終業式ではリモートでしたが、今日は全校生徒揃って実施しました。3年生の部活動部長より、夏の大会・コンクールの結果報告とともに、仲間や後輩、顧問の先生への感謝の言葉が伝えられました。

 始業式では、周りの環境にも慣れ、仲間とともに、自らを高めていく学期にしようと話をしました。2学期は体育祭や合唱コンクールなど大きな行事が控えています。「自分たちの手で湖北中を創る」その気持ちを大切に、学習や生活に臨んでほしいと思います。

 

 

7/20 1学期終業式

 感染予防のため、オンラインで終業式を行いました。各学年や生徒会の代表者から、今学期の振り返りと2学期に向けての抱負が語られました。

 私からは、1学期の成果として、「各学年の校外学習を成功させ、たくさんの笑顔と学びがあった」「日々、授業や学習を大切にしている姿」「1年生の姿を通して、湖北中の伝統(清掃・歌声・学校向上プロジェクト)が継承されている」ことを話しました。

 夏休み、自分の立てた目標に向かって時間を有効に使い、またタブレットを積極的に学習に活用してほしいと思っています。

 

 

 

4/8 第76回入学式

  素晴らしい青空のもと、第76回入学式が行われ、115名の新入生たちを迎えました。真新しい制服、輝いたまなざしが印象的でした。担任の呼名にしっかりと返事をし、背筋を伸ばして規律する姿は大変立派でした。「新たな挑戦」と「新たな仲間」を大切に、有意義な中学校生活を送っていきましょう。

3/24 修了式、辞校式

 修了式では、1,2年生のこの1年間の成長について話をしました。特に、仲間を大切にしてきたこと、コロナ禍での学校生活の中で様々な対応力を身につけてきたことは素晴らしく思います。 

 辞校式では、8名の職員を送り出しました。これまで、本校のために力を尽くしてくれたことに感謝をするとともに、新たな赴任先での活躍を願っています。 

 

 

 

3/16 第75回卒業証書授与式

 135名の卒業生を送り出しました。常に1,2年生に目標とされる素晴らしい卒業生たちでした。これからの活躍を心より願っています。

 

1/7 始業式

 2022年 新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 前日の雪の影響で登校時間を遅らせました。自転車通学の生徒たちは長い距離を徒歩で登校、職員は朝から雪かきに追われるなど、大変でしたが気持ちの良い汗を流した1日となりました。今学期はとても短い学期ですが、3年生の入試や3年生を送る会、卒業式が予定されています。1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。

 

 

9/1 2学期始業式

 2学期が始まりました。新型コロナウイルスの感染状況がこれまで以上に厳しさを増す中ですが、感染対策を緩めず、生徒たちにとって充実した学校生活になるよう支援をしていきます。生徒には学校生活は受け身でなく、自分から楽しんだり工夫をすることを大切にしてほしいと思います。

         

7/20 1学期終業式

 1学期が終了しました。生徒たちは、コロナ対策に気をつけながらも、学習や部活動、学校生活に力を注いできました。オリ・パラの活躍から元気をもらい、有意義な夏休みを送ってほしいです。

   

6/18 生徒総会

 昨年に引き続き、オンラインでの生徒総会となりました。議長を務めた3年生が手際よく会を進行し、各委員会や部活動の代表者も立派な態度でした。議案に対する採決もその場で学級で行い、全校で臨んだ生徒総会でした。

5/27 全国学力・学習状況調査(3学年)

 3年生の全国学力・学習状況調査が行われました。国語及び数学の教科に関する調査と、学習意欲や学習環境等に関する質問紙調査です。結果は教科指導の充実や学習状況の改善等に役立てていきます。

 

5/3 吹奏楽部 スプリングコンサート

 5月3日(月)に「コホミン」で、スプリングコンサートが行われました。感染症対策をしっかりと行い、これまでの練習の成果を発揮しました。楽しそうに演奏する生徒たちの姿が印象的でした。

 

 

 

4/13(火) 新入生歓迎集会

 今回はリモートで、新入生歓迎集会を行いました。2,3年生による生徒会活動の紹介や部活動の紹介が行われ、1年生は教室でモニター越しに参加しました。本来なら、2,3年生の合唱を聞かせたかったですが、次に機会を楽しみにしたいと思います。

 

 

 

 

着任の挨拶

   4/1付けで着任しました、校長の大島慎一です。どうぞよろしくお願いします。
湖北中学校は、今年創立75周年を迎える、歴史と伝統のある学校です。これまで、数多くの卒業生を出し、実績を積み上げてきました。校長としての責任の重さを感じています。
 湖北地区の勤務は初めてですが、早く地域を知り、子どもたちを知り、教職員と力を合わせて、子どもたちの健やかな成長のために、力を尽くす所存です。どうぞよろしくお願いいたします。 
                                       

                         

湖北中とのお別れ!・転退職職員一覧

 24日(水)、修了式と学級活動に続いて30日(火)に実施予定であった辞校式の代替として、お別れの会を実施しました。
 最後の会となることから、リモートではなく体育館で感染拡大に留意しながら短い時間で行いました。卒業生についても、体育館外にたくさんの生徒が駆けつけてくれました。

 転退職職員については、本日発行した臨時学校だよりでもお知らせしましたが、下記をクリックしてご覧ください。なお、新しい勤務先学校等は報道発表があるまで公にはできませんのでご了承ください。

 残念ながら大変に多くの教職員が転退職します。校長・石井も定年により退職となりますが、新年度には、また新たな希望を胸に抱いた意欲溢れるメンバーが湖北中に勤務する予定となっています。

 どうか、これまで同様、これまで以上のご支援・連携をお願いすると同時に、学校へのここまでの温かいご理解・ご協力に感謝し、かんたんではありますが、御礼の挨拶とさせていただきます。
 本当にありがとうございました。

令和2年度末転退職職員一覧.tif

 

令和2年度終了・お世話になりました!

 本日(24日(水))をもって令和2年度の教育課程がすべて終了しました。
 ZOOMによるリモート修了式となったため、私からは生徒の表情は見えませんでしたが、1年間、学校目標である「自主」と「共生」に向けてよく頑張ってきたこと、「ペイ・フォワード」という実話を基に制作された映画から、善意の輪を広げる、誰かのために貢献することの大切さ、「共によりよく生きる」という言葉について考えさせる話、そして次年度に向けての湖北中生への期待について話しました。
 表彰、修了証書授与に続いた各学年、生徒会代表生徒の1年間を振り返っての話もとても素晴らしく、成果と課題をしっかりと分析し、次年度に大きな期待をもたせてくれる内容でした。各学級の様子をそれぞれの担任に聞いても、すべての生徒が真剣な面持ちで話を聞いていたということです。
 生徒たちは明日からの春休みでしっかりと進級に向けた助走を行い、4月6日(火)始業式には現1・2年生全員が元気、そして意欲に満ちた笑顔で、そして8日(木)には希望に胸を膨らませた新入生が顔をそろえ、新しい湖北中学校が順風満帆にスタートできることを心から願っています。
 令和2年度、保護者・地域の皆様には本当にお世話になりました。改めて御礼申し上げるとともに、新年度も湖北中学校をどうぞよろしくお願い致します。

飛翔!感動の卒業式

 16日(火)、第74回卒業証書授与式を、保護者のみなさんが見守る中、無事に挙行することができました。
 昨年度に引き続き、新型コロナウイルス対応で来賓の方々の参加は自粛、在校生の参列も見送り、式自体も時間を短縮しての実施ということで、卒業生には寂しい思いをさせてしまったと申しわけない気持ちもありましたが、約1時間30分の厳粛な中にも温かみのある式、卒業生たちの式に臨む姿勢や態度、表情は大変にすばらしく、感動の余韻がいつまでも残る素晴らしい式となりました。
 130名の卒業生たちは、証書授与のときの返事・別れの言葉・歌(遙かなる夢に・巣立ちの歌・大地讃頌)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現し、その一生懸命な姿・私が共に生活したこの2年間の成長した姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。
 卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまでに本当に保護者のみなさんはもちろん、多くの地域の方たちにも愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校、そして卒業生一人ひとりになり代わって御礼申し上げます。

 今後とも、地域の宝である巣立ちゆく子どもたちを温かく見守り、叱咤激励しながら共に育てていくことができたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

笑顔と感動溢れる温かい半日!3年生を送る会

 3月2日(火)、「3年生を送る会」を実施しました。残念ながらコロナ感染拡大防止のために保護者・地域のみなさんの参観はご遠慮いただいたのですが、学校運営協議会委員3名の方が生徒たちの頑張りを見守ってくださいました。生徒は、全校が一堂に会してとはいきませんでしたが、1・2年生の発表を3年生は体育館で、3年生の発表を1・2年生はズームを利用して教室で見ながら、笑顔と感動が溢れる温かい時間が「あっ」という間に過ぎ去っていきました。
 まず1年生の発表ですが、オリジナルの脚本で1年生らしくかわいらしい笑いあり、歌あり、ダンスありの発表でした。3年生への感謝の気持ちはもちろん、今後に向けて「未来は自分の力で切り拓こう」というメッセージがしっかりと込められており、3年生の心にも十分に伝わったのではないかと思います。
 続いて2年生、こちらもオリジナルの脚本でしたが、3年生にアンケートをとって創作した劇でした。3年生思い出の合唱曲も含め、やはり笑いあり、ダンスありの堂々とした発表で、3年生たちも懐かしさいっぱいに引き込まれ、自分たちがたどってきた数々のエピソードの中に3年間の成長を感じることができたのではないかと思います。
 そして、何よりも両学年ともに役者はもちろん、道具・背景・照明など、裏方も含め学年生徒全員で取り組んだ様子が感じられ、1年間を通して本当によく成長したと改めて思いました。そして、映像を通しての学年合唱の発表でしたが、コロナ禍で練習が例年通りにできない中、工夫しながら精一杯の歌声を披露しました。
 この送る会の目的は、お世話になった3年生に感謝の気持ちを伝えることですが、もう1つ、1・2年生はこの発表を何が何でも成功させて、新しい学年に進級するためのステップとすることです。そして1・2年生はその証を全校に向けて堂々と宣言したようにも感じる半日でした。
 最後の3年生の発表は、公立入試の真っ最中であり、やはりコロナ禍もあって、十分に練習する時間も取れない中でしたが、代表生徒の感謝の言葉や学年合唱での一人ひとりの真剣な表情には、この送る会だけではなく、ここまで15年間、お世話になった全ての人たちへの心を込めた感謝の発表であったように感じました。
 次は送る会を終え、いよいよ2週間後に迫った卒業式です。1・2年生の参列は叶いませんが、送る会以上の入念な準備で3年生の門出を祝う、そして3年生はさらなる感動と感謝の1日になるように、生徒たちのさらなる頑張りを大いに期待したいと思っています。

※ここに掲載している以外の写真は「生徒活動の様子」にアップしています。

R3年度林間学校スタート!火山の先生福島県から来校

 令和3年度6月2~4日、現1年生は進級して最大の学年行事である林間学校を、自然豊かな福島県裏磐梯を中心とした場所で実施する予定です。それに向けての第一歩、事前に行う自然学習がいよいよ2月9日(水)から始まりました。
 この自然学習を通して、自分が興味関心をもって学んだことを実際の林間学校で検証していくという取り組みですが、昨年、それまでの長野県から目的地を変更したのは、裏磐梯周辺に生徒に学ばせたい、体感させたい自然環境のすべてが素晴らしい状態で残されており、生徒の興味関心に応じて学習できるテーマがすべて設定可能だからです。
 そして、9日(水)は生徒に興味関心を強くもたせるための大切な導入の授業を行いました。この大切な授業に、湖北中は昨年度に続き、何と現地福島県から専門家の先生をお呼びしてお話をしていただくことができました。磐梯山噴火記念館の佐藤公先生という方で、かつてNHKテレビ「ブラタモリ」に出演されて案内役を務め、メディアを通して裏磐梯の雄大な自然について熱く語っていらっしゃったことが私の頭の中に鮮明な記憶として残っています。しかも、本来は1月22日(金)に実施予定であったのが臨時休校で中止になってしまったにも関わらず、子ども達のために私どもの再度の依頼を快く快諾してくださいました。
 私は実は前任校等でも何度か先生の授業を受けさせていただいています。全部は紹介できませんが、火山の噴火実験など、様々な道具を駆使して生徒と一緒に行いながら、映像を入れて大変にわかりやすく、かつ当たり前のように興味をもって惹きつけられていく授業であり、年々その内容が更新されパワーアップしている印象を受けています。導入がこんなに楽しく興味をそそられる授業ならば、生徒もスムーズに次の時間の学習に入っていけるだろうと感じているところです。
 今日のために、わざわざ福島からお出でいただいた佐藤先生に改めて感謝するとともに、このような取り組みの一つひとつが、生徒にとってより有意義な校外学習を実現することに繋がるということを再認識している次第です。

※上に掲載した以外の写真についても、「生徒活動の様子」にアップしています。

授業が変わる!1人1台タブレット端末導入

 コロナ禍のプラス面?の影響で、文部科学省が当初の計画より前倒しをして予算化した小中学校1人1台のタブレット端末所持、いわゆるGIGAスクール構想ですが、我孫子市、そして本校もその例に漏れず、現在1学年分の端末が配布されています。残り2学年分も3月中には納入され、来年度の夏までにはWi-Fiに接続するための校内環境整備が終わり、本格的に授業等で導入していく計画となっています。
現在は1学年分の端末を利用するために移動式ルーター3台を使ってWi-Fiに接続していますが、これを子どもたちのために上手に活用して学力を伸ばすと同時に、主体的に学習に取り組む意欲を育むためには、当然のことながら教職員のスキルを向上させていく必要があります。
4日(木)、本校を会場に1人1台の端末を活用した授業の実際を展開し、その後、PCソフト会社の方を講師として、教育委員会、各校のICT支援員を対象とした研修会が開かれました。今後、この研修の成果を基に市内各小中学校にもそのノウハウが伝達されていく予定です。
私も授業を参観し、まだまだ先のことだろうと思っていた授業改革が、もう目の前まで迫っていることを改めて感じた次第です。もちろん、授業の指導観や展開方法は今までと
同じく教職員の力量が問われると思いますが、子どもたちの学び方が大きく変わっていくことにはもう疑いの余地がありません。4月から国の教育の柱である学習指導要領が今までと大きく変わって新しくなることは、既に機会あるごとにお話ししている通りです。それに沿った新しい学力観、新しい学びの方法等、これまでにお配りした資料やマスコミ報道等をご覧になり、ご家庭でも関心をもってご理解いただけますよう、よろしくお願い致します。

本物に触れる!日本の伝統音楽

 2月2日(火)、3年生の音楽で特別授業を実施しました。「日本の伝統音楽を学ぶ」というテーマの学習で、今回、邦楽分野の第一人者で、薩摩琵琶のプロ奏者であり、地元我孫子市出身の久保田晶子様をお招きし、生徒の前で生の演奏を披露していただくことができました。
 実は、私は以前にも拝見させていただいていますが、3年生2クラスの授業で2時間、音楽室で、生徒たちの目の前で開かれるミニコンサートは本当に圧巻です。時間の経過を忘れる素晴らしさで、私もその圧倒的な迫力に今まで以上に言葉を失いました。生徒たちも音の美しさや語りの迫力を肌で感じとることができたのか、集中して1時間、真剣な表情で聴き入っていました。また、演奏の途中で薩摩琵琶の紹介や琵琶の演奏が何気なく使われている日頃耳にする音楽、自分が琵琶の世界に入って感じている勉強の大切さ等々の話をしてくださいました。生徒の記憶にも強く残ったのではないかと思います。また、「祇園精舎」「敦盛の最後」に続いた「杜子春」の語りでは、クラス代表1名ずつがプロの琵琶演奏とコラボするという貴重な体験もさせていただき、本当にあっという間に時が過ぎっていきました。
 まさに本物の伝統文化に触れ、本物を感じて、生徒たちの心も澄みきったのではないかと思います。音楽に限らず、このような有意義な取り組みをもっともっと学校教育に取り入れていけたら…と思った半日でした。

生徒の活動に→貴重な品を寄贈していただきました

 コロナ禍の真っ只中、部活動も思うように実施できない日が続いていますが、この度、本校の学校運営協議会委員・川口様の仲介で埼玉県にあるZ FUTSAL SPORT新三郷様より、生徒の部活動等の教育活動に役立ててほしいという主旨で組み立て式テニスネット1基、及び防球ネット4台を無償にて寄贈していただきました。
 下の写真が現物ですが、実際に購入するとなると、学校予算ではすぐには対応できない貴重な品物です。大切に使わせていただくことはもちろん、生徒のための有効活用を考えてご好意に報いたいと思います。
 ありがとうございました。

アビスタに展示!授業の成果(1年生・国語)

 最初に、緊急事態宣言によって部活動の大会や学校行事にも多くの制限がかけられ、なかなかこのホームページにも記載する記事がなく、更新が滞ってしまっていることをお詫び致します。
 さて、数ヶ月前、「コロナ禍の中、こんな授業をしています」という記事をアップしましたが、そこで紹介した1年生・国語での読書活動推進のための学校図書館を活用した授業「自分が推薦したい本のPOP作り」が我孫子市教育委員会からも優れた取り組みとして評価していただき、今回その作品を1月27日(水)~2月1日(月)の期間にアビスタにて展示されることが決定しました。
 今日(1/26)、図書委員の生徒たちが入念に準備をし、担当職員で放課後にアビスタに搬入をしています。コロナ禍でうれしいニュースが途絶えてしまった昨今ですが、本当に久し振りの朗報です。
 保護者、地域のみなさんも時間が許すようでしたら、ぜひアビスタに足を運んでご覧いただければと思います。よろしくお願い致します。

明けましておめでとうございます!令和3年もよろしくお願い致します。

 保護者・地域の皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年はコロナ禍に苦しめられた1年間であったとはいえ、皆様方からの温かいご支援を受け、湖北中生たちは様々な場面でもっている力を存分に発揮して頑張ることができました。改めて御礼申し上げます。
年が明けて学校に来ると、部活動で登校していた生徒から、明るい笑顔で「おめでとうございます」と挨拶をされました。久し振りに生徒に会えたうれしさもあったのでしょうが、この挨拶で2021年が湖北中としてはもちろん、私個人としてもコロナを吹き飛ばすよい1年となることを暗示しているように思えました。今年も職員・生徒一同、よりよい学校創り・地域創りに励んで参りたいと思いますので、保護者・地域の皆様には、昨年同様のご理解とご協力をお願い致します。

 さて、学校は今日(6日)始業式を実施し、年度を締めくくる3学期がスタートしました。3年生はいよいよ進路決定に向けての厳しい日々が始まります。130名全員が第1希望の進路を実現できればこのうえない喜びですが、そうもいかないのが世の常。すべてが順風満帆の人生を送れるわけではありません。「転んでもただでは起きないぞ!」ぐらいの強い気持ちをもっていれば、2度や3度のつまづきも、長い人生にとっては、逆によい転機ともなるはず。そんなことも考えながら目の前の壁に挑んでほしいと思っています。1・2年生には、3年生の懸命な姿から多くを学びとり、ぜひ来年、再来年に活かしてほしいものです。

 この冬休み中、元旦はニューイヤー駅伝から始まり、箱根駅伝、大学ラグビー、高校ラグビー、高校サッカーとスポーツ中継満載でテレビから目が離せない毎日でした。数々のエピソードや感動秘話が語られるこれらのイベントですが、こういった大会で活躍している選手たちの中学生時代はどうだったのだろうか?とついつい考えてしまいます。きっと大好きなスポーツを通して、大きな夢の実現に向けて毎日を精一杯努力していたのだろうと想像できます。

 年頭に当たり、湖北中の生徒たちにも夢(目標)をしっかりともち、その実現に向けた「日々の努力」を着実に積み重ねていってほしいと願い、ズームを利用したリモート始業式ではそれにまつわる話をしました。教職員一同、生徒たちのさらなる活躍と個々の成長、そして夢(目標)の実現に向けて力を尽くしてサポートしていく所存です。心配事等、何かありましたら遠慮なく学校までご連絡いただければと思います。

   

※放課後、換気、消毒、ソーシャルディスタンスなど感染対策を万全にしながら吹奏楽部が短

 い時間で全校を勇気づけるための演奏を披露してくれました。希望する生徒のみの鑑賞でし

 たが、立ち見がでるほど多くの生徒が集まって束の間の演奏に耳を傾け楽しんでいました。

                 

怒濤の2学期を終えて!地域のみなさんに感謝!

 令和2年度2学期の終業式を挙行し、併せて生徒たちの活躍・努力の成果である部活動や文化活動への表彰を行いました。体育館に全校が集うことはできず、各教室においてズームを使用した中継による式でしたが、夏・冬休みの短縮に加え、例年とは大きく異なる日々の連続、生徒たちも本当によく頑張って乗り切った、そして成果をあげることができた長い長い2学期であり、その分、より感慨深さもあったと思っています。
 長引くコロナとの戦いで、1学期から修学旅行や林間学校、2学期も体育祭を始めとした生徒にとっては2度と戻ってこない大切な1年の思い出が奪われてしまいました。でも、生徒たちはそのピンチをチャンスに変え、スポーツフェスティバルのように新しいものを創り出す、生徒総会のときのように今までになかった工夫を凝らして挑戦する、合唱コンクールのようにコロナから逃げることなく、できることを考えて実現する等々。例年通りではないことに誇りをもっていい貴重な学びをした2学期であったと思っています。
 休校中、生徒に向けてこんなメッセージをホームページに載せました。『君たちの世代
は歴史に名を残す世代となるでしょう。今年はそれほど歴史に残る特別な1年です。これ
から10年、20年後、「俺たち・私たちは2020世代。だから何があっても逆境に負けない
強さがあるのです」そう胸を張って言えるようになってほしいと思っています』逆境に負
けずに湖北中の歴史に今までにない新たな1ページを刻んだ生徒たちに拍手を送りたいと
思います。
 そして、2学期は多くの教育活動に、たくさんの地域のみなさんにご協力いただき、子どもたちを見守り、一緒に教え、育てていただき、「みんなで創る地域の学校」を掲げる湖北中にとって、そして子どもたちにとって本当に幸せな、絶大な教育効果をあげ、これを次年度以降にも繋げることができる確信をもてた学期となりました。ご協力いただいた関係各位のみなさんに心から御礼申し上げます。
 残念ながらコロナウイルスの猛威はとどまることを知らず、令和3年、そして3学期も様々な制限の中で教育活動の実施を余儀なくされることと思います。でも、この2学期で培ってきた経験を糧として、それこそ「先の見えない予測不能な時代」を考え、判断し、主体的に活動できる生徒の育成をめざして、教職員一同ますます励んでいく所存です。
 2学期、そして1年間大変お世話になりました。令和3年、そして3学期もどうぞよろしくお願い致します。

※下はリモートで挙行した終業式、表彰の様子です

1年生総合学習・自分たちで考えた地域貢献活動

 1年生の総合学習「地域の課題を知り中学生にできる地域貢献活動を考えよう!」で地域の各種団体のみなさんや地域在住の方々に11月20日(金)、生徒たちが学校を離れてインタビューしながら、いろいろな話しを伺ってきたことについて既にホームページ上でもお知らせしたところです。
 その後、到達度確認テストを挟んだ次の総合学習の時間、生徒たちは話しを聞いて学んだことを振り返り、改めて自分たちに何ができるかを考え、グループごと、学級ごとにまとめて発表し合いました。結果、公共施設の清掃、公園の清掃、通学路の清掃、地域行事への参加、地域での挨拶運動、農家の手伝い、地域の方々との会食、地域交流イベントの開催、ポスターやPR活動(地域の歴史や伝統、ボランティアの要請)などがあがりました。
 そして、これらの活動から実際にすぐに行動にうつせることを精査、必要なところには活動依頼や詳細な打ち合わせを生徒自身が行い、12月11日(金)午後、それぞれの活動グループに分かれて学校から地域に出かけていきました。下の写真はその様子ですが、どの生徒も指導してくださる方の話しを聞いてしっかりと学び、一生懸命に汗を流して活動し、一緒に活動していろいろと教えてくださったグリーンボランティアの方や農家の方に喜んでいただくことができました。たまたま通りかかった地域の人に「ご苦労様」「ありがとう」と声をかけられ、とてもうれしそうに、役に立てたという自己肯定感を高めた生徒もいたようです。
 この日は1時間半程度の短い時間しか取れませんでしたが、また来週18日(金)にも実施する予定です。そしてこの活動が、いつか学校の授業という枠を離れても持続可能なものとして根付いていくことを夢見ています。また、様々な体験活動は、必ず2年生で行う就職体験学習に繋がり、学校と地域が一体となって子どもたちを育てている仕組みが、より強固になると信じています。今回も生徒たちのために、たくさんの地域のみなさんにご協力をいただくことができました。改めて感謝申し上げる次第です。「本当にありがとうございました」

※上記以外の1年生で実施した総合学習の様子(写真)については、地域の方へのインタビュー

 や学級での振り返りの様子も含め、「生徒活動の様子」にアップしています。

地域の名人に学ぶ!書写の授業

 2学期もいよいよあと二週間と少しを残すのみとなりましたが、国語の授業・書写の一環として実施する書き初めに、昨年度に引き続き地域の書家の方をお招きし、生徒たちの豊かな学びを実現しています。既に8日(火)に2年生がお世話になり、15日(火)に3年生、  22日(火)に1年生が教えていただく予定となっています。
 実はこの方は、松尾先生と仰る今年度の学校運営協議会委員、そして湖北中の卒業生でもあり、過去にはいくつかの学校で教職も経験されていたと聞いています。そして、書家であるのですが、絵やデザインといった美術分野にも造詣が深く、そのお話しも聞いていて大変に興味深く、勉強になりました。さらに、今年度は学校運営にも大変なご協力をいただき、貴重なご意見等を頂戴したり、地域と学校を繋ぐコーディネーターとしても子どもたちのためにご尽力いただいています
 このような貴重な機会が、地域にお住まいの方のご好意で毎年のように実現し、学校と連携することによって生徒たちの成長に大きく寄与できることを本当にありがたく思います。そして、湖北・新木地区には、まだまだ多くの「その道の大家」がいらっしゃるようにも聞いています。
今後、そんな方々とも交流を深め、さらなる生徒たちの豊かな学びの実現に繋げていきたいと考えているところです。

関東駅伝、県新人卓球、福祉まつり等々、生徒大活躍の5日(土)

 12月5日(土)、この日は関東駅伝大会、県新人卓球大会を始めとした部活動の大会と湖北福祉まつりも重なって、本校の生徒たちがあちらこちらで躍動し頑張った1日となりました。
 関東駅伝大会は、茨城県ひたちなか市の笠松運動公園周回コースで、小雨まじりの寒いコンディションの中、午後1時に第1区がスタート。既にお知らせしてある通り、本校女子チームは、激戦の県大会を5位とわずか1秒差の大激戦で競り勝ち、4位で見事に大舞台への出場権を勝ち取っています。この日は居並ぶ関東の強豪校33校の中、精一杯走り抜き、20位という結果でゴールしました。走り終わった選手たちは安堵の表情とやり切ったという達成感が感じられる堂々とした姿でした。県内300近い中学校のうち、この晴れ舞台を走れるのはわずか4校です。頑張ってきた自分に誇りをもち、3年生は後輩たちに最高のプレゼントを残したことを自信に、1・2年生はそのプレゼントを胸にしまって、今回の貴重な経験を次に活かし、またそれぞれに次の目標、進路・大会で夢を実現することを願っています。
 卓球の県新人大会は成田市の中台運動公園で団体戦が行われました。これも既にお知らせしてある通り、本校の女子チームが葛南大会を優勝で飾り、晴れの舞台への出場権を手にしています。昨年度の葛南代表が県のベスト4であったことから、そのまま第3シードの位置に置かれた本校は、2回戦で酒々井中(印旛)に3-0で勝ち、3回戦は周西南中(君津)に接戦及ばす2-3で敗れベスト8目前での惜敗となりました。ただ、生徒たちはこの大会を通して、自分たちは県でも戦えるという自信を深め、悔しさとともに、次のリベンジへと決意を新たにしたようです。
 それ以外にも、県新人柔道大会(個人)が千葉市の天台スポーツセンターで行われ1名が体重別ベスト8に、葛南新人剣道大会(男女ともに団体3位)とサッカーU-13選手権が本校会場で行われ、それぞれに生徒たちは全力投球の気合いとプレーで頑張っていました。また、湖北福祉まつりがコホミンで開催され、今年度はコロナの影響から中学生ボランティアの参加は叶わなかったのですが、本校からは国語の授業で実施した俳句や書道の作品、美術の授業での作品、そして美術部の作品と展示に協力し、来場された保護者・地域の方々に見ていただきました。さらに、科学部が今年度取り組んだソーラークッキングを実演する予定でしたが、あいにくの天気で装置の展示と大会報告を行い、ここでもまた、本校の生徒たちが活躍することができました。

※上記以外の大会等の様子(写真)については、「生徒活動のページ」にアップします。

地域の達人に学ぶ!3年生俳句の授業

 3年生の国語の授業、俳句の単元で地域からお二人の講師の先生をお招きして授業をお願いしています。お二人とも湖北地区公民館で行われている市民講座を担当されているなど、社会教育にも貢献されている先生で、全体指導でのお話や個々の生徒への接し方も大変にお上手で本当に助けられています。
 26日(木)が最初の授業で、私も少しの時間参観させていただきましたが、本当に教え方が丁寧で、生徒たちも熱心に、初回とは思えないほど先生方にいろいろなことを聞きながら作品作りの第一段階を学習していました。テレビで人気のプレバトを見ている生徒も数名はいるようで、ちょっとした俳句ブームなのかもしれません。また、授業の合間には、生徒たちが提出した構想メモなどを一人ひとり細かく添削してくださっています。1クラス2時間ずつお願いしてありますが、作品の完成がとても楽しみです。
 生徒たちが創作した作品は短冊に清書し、12月5日(土)の湖北ふくしまつりに展示する予定です。時間が許すようでしたら、ぜひ中学生の作品を鑑賞に訪れてみてください。

コロナを乗り越え、学級の思いを全力で届けた合唱コンクール

 11月25日(水)、龍ケ崎市文化会館大ホールで令和2年度合唱コンクールを実施しました。コロナ禍の影響で保護者は各家庭で1人のみの学年入れ替え制、地域のみなさんにはご案内を差しあげることもできませんでしたが、生徒たちはここまでの努力の成果を遺憾なく発揮し、素晴らしい音楽会の1日とすることができました。
 コロナ禍の中、1学期の合唱コンクールは中止、歌声活動の再開もなかなかできずに練習開始は例年よりも遅れ、壁と向き合いながらのパート練習、フェイスシールドをつけながらの全体練習と苦心の連続ではありましたが、本当に、それぞれの学年・学級で、それぞれの特色を出した素晴らしい発表だったと思います。1日があっという間に過ぎていったという思いです。ステージ上でもソーシャルディスタンスを要求され、一人ひとりの間隔を空けた歌いづらい隊形に加え、マウスシールドをつけながらの発表をもろともせず、生徒たちの素晴らしい歌声がホールいっぱいに響き渡り、それに聴き入っていたら時間がとても短く感じました。
開会式で1年生には休校明けからの学級の団結を、2年生には昨年度のコンクールから大きく成長した姿を、3年生には中学校生活最後のコンクールにかける思い、数ヶ月後には一緒に卒業していく学級の仲間への思いが溢れる演奏を期待しているという話をしましたが、それぞれの学級の演奏と生徒たちの一生懸命に歌う表情から見事にそれが伝わってきました。湖北中の伝統である合唱とはいえ、どの学級にも歌声活動が嫌い、或いは苦手な生徒が何人かいるはずですが、誰1人としてそれを感じさせないステージで、入賞をした、しないはありますが、学級による差などほとんど感じさせない発表であったと思います。学級全員が心を一つにしてコンクールにかける思いを全力で表現し、そのメッセージが伝わったからこそ、歌の完成度云々に関わらず、聴く側の人たちも真剣な眼差しでステージ上の全ての学級の発表に魅せられていたのだと思います。
 また、今年度は残念ながら特設合唱団の活動ができなかったため、例年、その発表に充てていた時間は、審査員をお願いしたプロのソプラノ歌手・吉田真澄先生にステージをお引き受けいただき、生徒たちはその素晴らしい美声に心酔してか、微動だにせず目を輝かせて聴き入っている様子が微笑ましくもありました。
 次は3学期、学級を越えて3年生を送る会や卒業式での歌声、つまり学年や全校でのまとまりが問われることとなります。賞など関係ない日々の歌声活動にどう取り組めるかで湖北中生の真価が問われます。みんなのために心を合わせて人と繋がることの大切さを学んだこの合唱コンクールの経験を活かし、さらに聴く人の心に感動を与える歌声を自分たちの手でつくりあげていってほしいと願っています。
  会場を訪れて、生徒たちに温かい応援と拍手を送っていただいた全てのみなさんに改めて感謝いたします。ありがとうございました。

※上以外の合唱コンクールの様子(写真)と3年生の自由曲の動画を「生徒活動の様子」のペー

 ジにアツプしていますので、ご覧いただければと思います。

地域のみなさんから学び、中学生のできる地域貢献を考える1年生総合学習

 地域の中核を為す公立学校、そして本校の使命でもある「地域の未来を担う人材の育成」に向け、今年度から1年生の総合学習で「地域の課題を知り、自分たちにできる地域貢献活動を考えて行動しよう!」というテーマに取り組み始めました。
 13日(金)に事前のオリエンテーションを行い、学習の目的、概要と今後の流れについて理解を深め、20日(金)は生徒自身が地域に足を運び、地域の各種団体で活動されている方や地域にお住まいの方に直接お目にかかり、インタビューをしながらいろいろな話(それぞれの方がここまで地域にどんな貢献活動をしてきたか等)を伺ったり地域の課題を探求してくる学習を実施しました。
 地域の課題を知ることはもちろん、教員や自分の親以外の大人とコミュニケーションをとること自体が社会性を身につけるための大切な学習だと考えていますが、生徒はお会いする時間や場所を決めるための事前電話からかなりの緊張感をもって取り組んでいました。そして、何よりもこの学習の趣旨を理解し、ご協力いただけた方が25名もいることに感謝しています。
 いつも話していますが、「地域の宝である地域の子どもたちを学校・家庭・地域の3者が総ぐるみとなって育てていく」ことが子どもたちの健全な成長を促し、地域の未来にも繋がっていきます。昨年度の授業支援や過日の就職体験面接官に続き、今回ご協力いただいた25名のみなさんとともに、今後とも地域の子どもたち・地域の未来のために、保護者・地域のみなさんのさらなる本校教育活動への参画をよろしくお願いしたいと思っています。
 25名の地域のみなさん、本当にありがとうございました。

女子駅伝・接戦を制し夢の関東大会出場!

 7日(土)、柏の葉公園特設コースで県駅伝大会が開催されました。県内各地の予選を勝ち抜いた40校余りの学校が参加し、過日お知らせしたように、本校の女子駅伝部も葛南大会を2位で通過し、この日に向けて、日々厳しい練習を続けてきています。
 やや肌寒さも感じた10時45分、いよいよ女子の部かスタートしました。県内の実力者がそろう1区を見事に上位で襷を繋ぎ、2区で順位をあげながら、3区、4区と素晴らしい走りでこれを維持、終始安定した順位でアンカーに襷を繋ぎました。最終5区はスタートからゴールまで2位~5位が抜きつ抜かれつの大接戦。最後の最後で5位の学校を振り切り、見事に第4位でゴール。上位4校のみに与えられる関東大会の出場権を手にしました。
 ゴール後、選手たちは大粒の涙を流して抱き合い、心からの喜びを爆発させていました。きっとコロナ禍で練習できなかったあせりやここまでの厳しい練習に耐えて頑張ってきた、そんな日々が脳裏をよぎったのだと思います。
 関東大会は12月6日(日)、茨城県ひたちなか市での開催となります。夢の大舞台で思い切り疾走する生徒たちの姿が今から楽しみです。
 保護者・地域のみなさまも応援をよろしくお願いします。ガンバレ駅伝部!

有意義な1日!次に繋がる2年生校外学習

 5日(木)、中止となった2年生林間学校の代替行事として、筑波山への登山と観光農園での果物(柿)狩りを実施しました。朝からよく晴れて穏やかな小春日和の1日で、校外学習には最高の天候となりました。
 朝、集会では実行委員長から、「コロナ禍によって何もできずに落ち込んでいた私たちに、このような機会をくださったすべての人に感謝し、1日を楽しく、率先垂範の目標を達成して次に繋がる校外学習にしましょう」という話があり、意欲満々で出発しました。
 感染拡大防止のため、バスは1クラスで2台ということで、1台当たりの生徒数は少なかったのですが、どのクラスもレク担当が頑張り、あっという間に筑波山の麓に到着。学級写真を撮って、御幸ヶ原コースの登山道に向かいました。林間で予定していた磐梯山ほどではないとはいえ、全員が弱音を吐くことなく、むしろ想定していた時間よりも早くゴールまでたどりついたのは立派です。それを褒め称えるかのように、晴天の御幸ヶ原から眺める関東平野は壮大で、遠くにスカイツリーも確認することができました。
 筑波山を後にし、午後は柿狩りです。「柿では子どもたちはあまり好んで食べないのではないか?」という我々の心配をよそに、市場に出回っている物より大きく、シャキシャキして甘い柿は子どもたちに大好評で、夢中で食べている姿が印象的でした。農園のご主人からも「とても素直でいい生徒さんですね」とお褒めの言葉をいただきました。
 こうして瞬く間に1日が過ぎていったわけですが、1度だけ実行委員や先生方から注意を受けることがありました。それは昼食後に買い物をし、全体が集合する時間が10分近くも遅れてしまったことです。買い物客が大勢で列に並んでいて…というのが大半の生徒だったようですが、買い物の時間にはかなりの余裕があったはずなので、自分がどう行動し何を優先して判断するのかというという考えが不足していたようです。通常ですと林間学校で同じように何らかの失敗をして、それを活かして3年生の修学旅行では…と系統的に生徒たちが集団として成長していくことを考えると、今回、この校外学習を実施できたことには大きな意味があったと改めて思った瞬間でした。ただ、2年生は宿泊が伴う行事を経験しないまま修学旅行に臨むことになりますので、やはり未知の場面でも主体的に考え、判断して行動できる人材を育てていかなくてはいけないということも強く感じた有意義な1日となりました。

※上の3枚以外の写真は「生徒活動の様子」のページにアップします。

大成功!全力競技と笑顔のスポーツフェスティバル

 23日(金)と26日(月)(23日に降雨のため中断してしまった競技のみ)、体育祭の代替行事としてスポーツフェスティバルと題した新しい行事を実施としました。感染症対策もあり、保護者・地域のみなさんには公開できなかったことをお詫び致します。
 ほとんどの学校は密を避けた無難な種目で短縮形の体育祭を実施したようですが、本校は3年生の気持ちを優先、彼らにアンケートをとり、代表者の考えを聞いたうえで体育祭を実施しないことを決定しました。コロナ禍で世の中に多くの制限がかけられている今、学校だけではなく世の中全体が前例踏襲というわけにはいかず、新しいものを考え、工夫し、実行していく力が求められる。来年度もどうなるかわからない今の状況で、新しいものを創造した意義はとても大きく、次年度にも必ず繫がっていくという話を開閉会式でしました。
 競技の方は、最初に学級対抗の長縄跳びを行いましたが、一週間前から各学級で必死に練習していたこともあり、大いに盛り上がりました。生徒たちの必死な表情、制限時間を1秒たりとも無駄にしない真剣さが印象的でした。続いてのシスター対抗選抜リレーは、走っている選手が懸命なのはもちろんですが、応援している生徒たちの熱狂もすごく、学級対抗や体育祭での紅白のように2色対抗もいいけれど、本校のようにすべての学年の学級数が同じならシスター対抗もOKだということがよくわかりました。その後、学年ごとに生徒たちが選択した球技で学級対抗の戦いを繰り広げていましたが、どの生徒も楽しそうに、降雨による水入りこそ残念でしたが、思い出に残る2日間を過ごせたように想います。
 次はいよいよ湖北中の売りでもある伝統の合唱コンクールです。これもコロナの影響ですべてが例年通りというわけにはいきませんが、スポーツフェスティバルでの元気と笑顔そのままに、むしろ例年よりも素晴らしい音楽会、発表会となるよう生徒たちを支援していきたいと想います。
 保護者・地域のみなさんにも生徒たちへの応援と励ましをよろしくお願い致します。

※上記以外のスポーツフェスティバルの様子(写真)は「生徒活動の様子」にアップします。

地域の農園にて!ひばり学級の貴重な体験

 9日(金)と16日(金)、ひばり学級の生徒たちと地域の「おはよう農園」を訪問し、様々なことを学ぶとともに体験をさせていただきました。「おはよう農園」の恒川様には、1学期にも休校明けにひばり学級の畑を手伝っていただき、野菜のことをいろいろと教えてもらっている生徒たちです。
 9日は雨の降る肌寒い日でしたが、農園の畑やビニールハウスを案内していただきながら、改めて育てている野菜の特徴や苦労、ご自身の思いなどを話されるとともに、生徒からの質問にも一つひとつ丁寧に答えてくださいました。帰る際には、収穫したばかりのベビーキャロットを大量にいただきました(ありがとうございました)。
 16日は幸運に雨こそ降らなかったものの、やや肌寒さを感じる中、「おはよう農園」が経営するスタートしたばかりの鶏舎に放し飼いのひよこを見に行きました。米や野菜作りは他の学校でも行っていますが、養鶏に関わる学習ができることはほとんどないので、本校でも初めての大変に貴重な体験になったと思います。生徒たちはひよこのかわいらしさに目を奪われながら、恒川様の苦労話や今後の見通し、ひよこの話に耳を傾けて聴き入っていました。
 このように貴重な体験を通して得る学びや体験は、必ずや生徒の成長のエネルギーとなっていきます。学校だけでは絶対に叶わない貴重な場と有意義な時間を提供してくださった地域の「おはよう農園」に感謝申し上げるとともに、このホームページをご覧のみなさんにも、地域の大切な宝である本校の生徒たちの育成に、さらなるご支援・ご協力を賜りますようお願いする次第です。

次代の湖北中を託す!リモート開催の生徒会立会演説会・選挙

 16日(金)、生徒会役員立会演説会・投票が行われました。いよいよ湖北中のリーダー学年が2年生へと引き継がれ、1年生がそれをサポートしていく新体制がスタートします。今回は、コロナウイルスの影響で体育館に全校生徒を一斉に集めることが叶わないため、初めてIパッド(ズーム)を使用して会議室から全学級にテレビ中継という手法を試行しました。
 生徒会の新総務には、意欲に満ちた9名の生徒が立候補しましたが、どの生徒も大変にすばらしい演説内容でした。中学校の立会演説会だと、ややもすれば立候補の意欲とやる気を前面に出しただけの話であったり、取りあえずは「こんな学校にしたい」という目標を言って終わることがほとんどです。しかし、本校の立候補者の演説は、一人ひとりがそれぞれの視点で学校を向上させていくためのビジョンをもち、そのために「こんなことに取り組んでいく」といった具体的な提言が為されていました。校長としても大いに感心しました。
 生徒の演説を聞き、湖北中学校のこれからを託す新生徒会総務中心に、全校一丸となって「学校力」向上と生徒個々の成長をめざし、「地域に愛され、地域に貢献できる学校」にしていきたいと改めて考えさせられた次第です。
 また、生徒会長と副会長については競争選挙となったため、2人の候補が落選してしまうことになりますが、当選者も含め、「学校をよくしたい」と立ち上がってくれた勇気ある行動を讃えるとともに、その意欲を学年で、学級で、委員会で、それぞれに発揮して頑張ることで学校はもちろん、さらなる個々の成長も期待できると思っています。
 投票については、我孫子市選挙管理委員会より国政や自治体の選挙で使用する記載台・投票箱をお借りして、選管理委員長が選挙の仕方や選挙の大切さを指導し、国政選挙さながらの緊張感をもって実施しました。新しく決定した生徒会総務については、26日(月)の任命式終了後、新委員会委員長とともに生徒会活動のページでお知らせします。

生徒会役員選挙に向けて!ひばり学級から応援の襷を寄贈

 秋、2学期は学校の屋台骨となるリーダー学年が3年生から2年生に引き継がれます。コロナ禍で多くの生徒会・学校行事が中止や延期に追い込まれた今年度も例外ではなく、今月、16日(金)には新しい生徒会役員を選出するための立会演説会と投票が予定されています。
 立会演説会については後日、報告させていただくとして、この後、役員立候補者が選挙運動に使用するための襷を、応援の気持ちを込めてひばり学級の生徒が製作、寄贈してくれました。昨年度まで、候補者は急ごしらえの紙の襷をかけて運動をしていましたが、途中で紙が破れたりくしゃくしゃになったりと見栄えもあまり良くなかったのが一掃されそうです。
 今年度の立候補者の顔ぶれを見ると、どの生徒も生徒会役員にふさわしいしっかりとした人物ですが、いくつかの役職で複数の立候補者による競争選挙になることが決まっています。立候補した生徒たちは、きっとひばり学級から寄贈された襷をかけ、堂々とした選挙運動、演説を繰り広げてくれることと期待しています。
 ひばり学級のみなさん、ありがとうございました。

地域の協力を得て!社会を学ぶ就職体験

 今、2年生の総合学習の時間に「就職体験学習」に取り組んでいます。この学習は「職場体験」ではなく、「就職体験」です。つまり、ほとんどの学校は生徒を機械的に振り分けた事業所で体験活動をさせるのに対し、本校では、まず各事業所に「こんな生徒に来てもらいたい」という求人票を作成していただき、それを校内に掲示。それを見て、生徒は自分が希望する事業所に就職体験するためのエントリーシートを作成。校内ハローワークで審査し、それに合格した生徒から就職面接を行い、それを通過して初めて自分の希望する事業所で就職体験できるという、まさに社会の仕組みを学び、就職が叶うまでの苦労をそのまま体験するという目的で実施している営みであり、これを通過して希望の体験場所で働く生徒たちは、間違いなく真剣で一生懸命に有意義な体験をすることができます。
 そして今回、その面接に実際の体験場所である農園の責任者の方や地域、学校評議員の方にお手伝いいただき、よりリアルに、生徒にとってもより緊張感をもった状況での就職面接を実施することができました。生徒たちは、面接中はもちろん、廊下で待機しているときから真っ直ぐに背筋を伸ばして椅子に座り、手も小刻みに震え、あらかじめ考えていた想定問答を一生懸命に頭の中で確認している様子が伺えました。学年職員からも「臨場感をもって良い経験をさせることができた」「今日だけでなくもっと多くの生徒に体験させたい」等々、感謝の声があがっていました。 
 この就職体験だけでなく、学校・家庭・地域総ぐるみで地域の宝である子どもたちを育てる「みんなで創る地域の学校」を掲げている本校です。今回、改めて子どもたちを育てるためには、学校だけでなく多くの大人が関わることの大切さ、効果を実感することができました。
 協力いただいた関係者のみなさんに深く感謝申し上げるとともに、これからも同様の取り組みを推進していく本校へのご協力を保護者・地域のみなさんに改めてお願いしていきたいと思います。よろしくお願いします。

疾走!葛南駅伝→女子チーム県大会出場

 10月の声を聞いたばかりの1日(木)、柏の葉公園で葛南駅伝大会が行われました。コロナ禍で例年とは違い駅伝の部は1チームに限っての出場、ロードレースの部は駅伝に出場しない3年生と控え選手のエントリーとなりました。
結果は男子チームが8位、女子チームは準優勝で女子は11月7日(土)に開催される県大会への出場権を勝ち取りました。ロードレースの部でも精一杯の走りを見せ4位入賞を果した選手もいます。私はコースの途中で生徒たちの応援をしていましたが、どの生徒も全力を尽くして必死の形相で目の前を駆け抜けていきました。
 チーム全体の団結で成し遂げた今回の結果と女子の県大会出場。今年度は残念ながら東葛駅伝大会が中止ということで、生徒たちのモチベーションに若干の心配がありましたが、それを吹き飛ばす見事な走りであったと思います。関係職員の間では、葛南の代表チームが常に県のトップを走っている、それに恥じないレベルの高い大会であったという話もあり、この県下屈指の激戦区での今回の成績は(選手たちは満足していない表情でしたが)本当に立派だったと思います。毎年行っていた夏の合宿もできなかった今年度、ここまでの練習メニューを考え、本番に向けて調整していくのは例年以上に大変だったと思います。
 1ヶ月後、女子チームが出場する県大会では、目標としている関東大会出場が果たせるよう、さらに応援していきたいと思います。勝負ですから勝つこともあれば負けることもあるかもしれません。でも、本気で努力した者にしか味わえない「目標を達成したときの喜び、達成できなかったときの涙」を駅伝部の生徒たちは味わうにふさわしい努力をここまでしてきました。そんな生徒たちのさらなる成長を信じて楽しみに大会当日を待ちたいと思います。
 保護者・地域のみなさまも応援、よろしくお願い致します。

※上記以外の葛南駅伝大会の様子(写真)は、「生徒活動の様子」にアップしています。 

生徒の生徒による生徒のための生徒総会

 9月25日(金)、午後から生徒総会が実施されました。コロナ禍のため、本来なら1学期早々に行うべき大切な生徒会行事、さらに感染拡大防止のために体育館で一堂に会することを避けて放送での実施となりました。というような状況であるとはいえ、生徒会役員の努力もあり、長時間にわたる会を生徒たちはよく集中し、活発な意見も飛び交った素晴らしい生徒総会でした。
 初めての放送による会ということで不安や心配も多々ありましたが、本部を放送室の隣にあるコンピューター室におき、各階・各学年との連絡にトランシーバーを使用するなど、よく考え、工夫された運営でした。そして、何よりも提案者の説明や質問に対する答弁を集中して聴いていた生徒全員の落ち着いた雰囲気がよかったです。特に、1年生は小学校では経験したことのない生徒主導の総会、先輩たちの見事な進行ぶりにとても驚いている様子でした。
 リンカーン大統領ではありませんが、まさに、「生徒の、生徒による、生徒のための総会」であったとお世辞抜きで褒められる大人顔負けの総会でした。総会の後半では活動方針や予算案の承認に続き、生徒からの議題として「気持ちのよい挨拶をするための活動」について3つの学級から提案され、1つは残念ながら否決、もう2つは可決をされました。時間さえ許せば、否決されてしまった提案も修正意見を加えながら再検討するとさらに深まった総会になったと思います。
 今日の総会の承認・決定事項の実現に向けて、生徒全員で一丸となった「チーム湖北中」がますます学校で、そして地域でも活躍し、生徒一人ひとりもさらに成長していくことを願っています。
 臨機応変の対応で会を成功に導いた生徒会役員、議長等を務めた関係生徒全員に感謝したいと思います。

進路実現に向けて!3年生補習に頑張る

 コロナ禍による授業進度の遅れを取り戻すために、本校では1学期中は40分の7時間授業を実施し、体育祭を始めとして中止が決定している行事の、本来であれば練習や準備の時間も授業に充てながら回復に努めています。ただ、一貫して強調しているのは、遅れを取り戻すことだけに意識が集中し、子ども不在の授業を創らないこと。教員が一方的に喋るだけで何の工夫もしなければ、瞬く間に教科書は進んでいくけれど、それによって子どもたちが「授業がつまらない」と思ってしまったら本末転倒。学ぶことが嫌いな子どもを育ててしまったら学校の存在価値はなくなり、将来にわたって学び続ける人材の育成は不可能です。
 ただ、そうは言っても、例年と比較すれば授業が相対的に早足で進んでいたのは事実で、その補充のために、以前ホームページでも紹介したような夏休みの学習会(補習)を実施してきました。そして2学期がスタートし、特に受験を控えて待ったなしの3年生を対象に週に2日、数学に重点をおいて放課後の学習会(補習)を実施しています。希望者は全員が参加できますが、数学に苦手意識が強い生徒などには教員からも声をかけて参加を促しており、数学の教員はもちろん、ボランティアで教えに来てくれている先生も子どもたちのために頑張ってくれています。まだ始まったばかりで参加者も多くはないようですので、この機会を積極的に利用して学力の向上に役立て、進路実現にも繋げてほしいと願っています。3年生の保護者のみなさんからも、お子さんの背中を押していただけると幸いです。よろしくお願い致します。
 また、生徒たちの授業支援のため、新たに学習サポーターとして、将来教職を志している以下の3名(学生)が、実質学校職員の役割を担い、授業のTTや補習における個別支援を行っていますので、ご承知おきください。
 津田 萌花(社会、特別支援・吹奏楽部)  金曜日勤務
 森  千夏(保健体育・陸上部)      火、木、金曜日勤務
 福田 開斗(数学・ソフトテニス部)    木曜日勤務

学校生活向上を願って!朝の挨拶運動

 今月、25日(金)に延期されていた生徒総会をようやく開催する運びとなり、今、生徒会役員を中心にその準備を着々と進めているところです。
 その議題の一つに「気持ちの良い挨拶をするために…」というのがあるのですが、それが議題にあがったきっかけの一つとして、7月から生徒会総務が主体的に取り組んだ正門での朝の挨拶運動があるようです。ご承知のように、現在、部活動の朝練習はできない状態が続いていますので、ほとんどの生徒は7時45分を過ぎる頃から正門を通過し始めます。その時間帯、暑い日も雨の日も活動を継続していく中で、自分から挨拶をしない、声が小さい、相手の目をしっかりと見ていないなどの課題に危機感をもったようです。
 私も正門に立って生徒を迎えると、ほとんどの生徒はしっかりと挨拶を返してくれると感じているのですが、生徒会のリーダーたちの方が、より厳しい目でさらなる学校の向上を考えているということも言えるかもしれません。いずれにせよ、挨拶運動は現在も継続中で、運動を展開しながら、挨拶の仕方について詳細なデータも集めています。
 来月には生徒会役員の改選が行われ、学校の屋台骨は3年生から2年生へと引き継がれます。特に3年生には、この生徒総会を最後の大仕事として大成功に終わらせ、結果、挨拶を筆頭に学校生活が向上した実感をもって下級生にバトンが渡されることを願っています。「ガンバレ!生徒会総務」

学校運営協議会委員の訪問「みんなで創る地域の学校」に向けて!

 既に保護者会や学校だより、ホームページを通してお知らせしているところですが、学校・家庭・地域が三者総ぐるみで湖北の未来を担う大切な子どもたちを育てていく「みんなで創る地域の学校」を実現するための取り組み、数年後のコミュニティ・スクールの土台を築くための第一歩を本校は踏み出しています。
 そのために学校運営協議会委員(仮)のみなさんには、コロナ禍の中ですが、感染防止に十分な注意を払っていただいたうえで、日常の学校・生徒のそのままの姿、現状を参観してもらえるようにお願いをしているところです。
 そして、9日(水)には賛同していただいた委員の方が、2時間かけて全学級の授業を参観してくださいました。終わってから校長室でいろいろと感想やご意見を頂戴し、先生方が一生懸命に指導している、生徒が落ち着いているといったお褒めの言葉とともに、先生が喋りすぎる授業では生徒の集中力が落ちている、生徒が活動しているときに板書をしているのは?必要があれば模造紙等に書いて用意しておいた方がいいといったご指摘もいただきました。
 本来、9月には保護者・地域のみなさんに向けて自由参観の機会をもつところですが、残念ながらコロナの影響で中止せざるを得ない状況です。その状況にあって、このように学校運営にも携わっていく代表の方に学校の現状を正確に把握していただくことは、とても重要で必要不可欠なことだと思います。委員の方からいただいた貴重な声を今後の学校運営に反映させるべく、さらなる努力をしていく所存です。

科学部、ソーラークッキング大会に挑む!

 7月末に実施した部活動の市内大会壮行会で、科学部の生徒が「8月に大会があるので頑張ってきます」と全校の前で宣言したことが記憶に残っています。
 科学部はここまでペットボトルロケットを作って文化祭やバザーで披露したり、ちょっとした科学実験を地域のイベントで行ったりと活動を継続してきましたが、今回は宣言通り、30日(日)に川村学園女子大学で行われたソーラークッキング大会に参加をしてきました。
 野田市と流山市からそれぞれ中学校が1校参加している他は、高校生や一般の方が自分たちの工夫した道具を駆使し、炎天下の中、炊飯部門と湯沸かし部門で熱い戦い?が繰り広げられました。本校は炊飯部門に2グループ、湯沸かし部門に1グループがエントリーし、残念ながら入賞は逃しましたが、飯盒のご飯がしっかりと炊けていたり、お湯の温度が学校での記録を大きく上回るなど、楽しそうに一生懸命になって活動していました。
 このソーラークッキング大会は、11月には何と全国大会が開催され、再び本校科学部も参加する予定です。実は科学部の活動は、諸般の事情によって現2年生の活動終了をもって幕を閉じることになっています。そんな状況で、部員たち(特に3年生)は最後を飾るにふさわしい素晴らしい大会に参加し、他の団体と一生懸命に競ったことが思い出となり、自信となって自分自身の次への挑戦に活かしてくれればと願っています。

※上記以外の大会の様子(写真)は部活動の科学部のページをご覧ください。

 

平和を学ぶ!広島派遣中学生出発

 8月10日(月)、午前7時20分、被爆地・広島で原爆の惨禍と平和の尊さについて学ぶことを目的に市内中学校の代表派遣生徒9名がけやきプラザ前に集合、出発の会を行って我孫子駅を後にしました。本校からは生徒会役員である2年生の染谷さんが全体の副団長として参加しました。残念ながらコロナウイルスの影響で、例年のような平和記念式典への参加は叶わなかったのですが、それぞれがそれぞれの思いと目的を胸に、決意に満ちた表情で参加しているように感じられる朝のスタートでした。
 参加に当たっては、それぞれに今回の広島派遣に対する強い思いや学んできたいことについて担当者に話しがあったと聞いています。例年、本校でも表には出ないまでも参加希望者が数名はいると聞いていますが、染谷さんは選ばれて出発の日を迎えることができたのだと思っています。
 終戦から75年、戦争について語ってくれる地元の方たちとも触れ合いながら平和への思いをしっかりと実感し、12月の市の報告会はもちろん、校内の学習成果発表会や日々の学校生活、地域での諸活動に活かしていってくれれば…と願っています。
 また、生徒たちは15日(土)に手賀沼公園で行われる我孫子市平和記念式典にも参加する予定です。後日、その様子もアップさせていただきます。

→申しわけありません。急な用事で出席することが叶いませんでした。染谷さんにも申しわけ

 なかったです。

 

※広島派遣生徒・出発時の様子

学力向上に向けて!1年生夏休みの学習会

 短い夏休みも前半の10日が過ぎようとしています。3年生は部活動で最後の市内大会(部活動のページに写真掲載)を充実した表情で終え、ほとんどの生徒が次の目標である進路選択・実現に向けて舵を切りました。2年生は多くの部活で3年生からリーダー学年を引き継ぎ、新体制・新チームで暑い毎日を練習に励んでいます。
 そんな中、1年生では夏休みの課題や1学期の復習はもちろん、小学校でのつまづきを克服するために、希望者による学習会を実施しました。学年の職員はもちろん、ボランティアの先生にもご協力いただき、参加した生徒も、連日、学年の半数の60名を超える盛況で大変に有意義な時間となりました。午前中に部活動の練習を終えた後、弁当を持参して午後の学習会に参加する生徒、教室で立ったまま学習をしていたので「どうしたの?」と尋ねると「座っちゃうと眠くなって集中できないんです」と答える生徒など、本当に自らの学力向上に向けて頑張って勉強しようという意欲が感じられました。
 コロナウイルスによる休校で学力の心配をされている保護者の方も多いと思いますが、1学期に行った到達度確認テストに向けての補習やこの学習会など、学校としても可能な範囲で生徒たちの学力保障に努めていきたいと考えています。このような取り組みに、ぜひ積極的に参加するようお子さんの背中を押していただけましたら幸いです。よろしくお願い致します。

コロナ禍の学校、こんな授業をしています!

 1学期も終わろうとしていますが、本校では授業を実施するにあたり(コロナ禍による休校で進度に遅れが出ていることはご承知のことと思いますが)、教科書を終わらせることばかりに意識がいって生徒不在の授業を創らない。つまらない授業で勉強嫌いの生徒を作っては本末転倒であり、これからの時代が要請している資質・能力も育むことができないということを申し合わせています。従って、感染には十分に配慮しながらICT機器を活用したり、実験を行ったり、必要に応じてグループ活動も実施してきました。
 さて、既にお知らせはしてありますが、昨年度の全国学力・学習状況調査では、本校生徒の弱点として読解力の低さや読書習慣の不足が明確となりました。それを克服するために年度当初計画していた手立ては休校により実施できていないのですが、1学期の最終週、国語の授業では図書室を利用して本のPOP作りに取り組みました。自分が読んで気に入った本を仲間が手に取ってくれるように、一生懸命に紹介文やイラスト、レイアウトを考えて工夫して作製しています。
 こういった授業を保護者・地域のみなさんにぜひ見ていただきたいのですが、コロナの影響でそれができないことが残念でなりません。ただ、このようにして生徒たちは短くなった夏休みにがっかりすることなく、しっかりと学んでいますので、ご安心いただければと思っています。 

3年生へのエール!市内大会壮行会

 28日(火)、8月1日(土)から行われる部活動の市内大会に向けた壮行会を実施しました。この市内大会は、葛南・県大会などが相次いで中止とされている状況で、ここまで2年半頑張ってきた3年生のために、何とか最後の場を用意できないかということで思案され、様々な困難を乗り越えて実施に漕ぎつけたものです。
 感染を避け、密を避けるためにグラウンドでの実施、吹奏楽部にも発表の機会をということで間隔を十分にとっての演奏、そのため、雨模様の天気が気になるところでしたが、生徒たちも意識をしっかりともち、とても良い雰囲気で会が進行しました。ちなみに、ここには運動部だけでなく、ソーラークッキング大会に出場する科学部も参加し、立派に決意を述べていました。
 私からは、3ヶ月半に及ぶ休校期間、葛南大会の中止で意欲をなくしたり、目標を見失って途中でやめてしまった者がいなかったことへの賞賛、「努力は決して裏切らない」という言葉は目先の大会での勝敗のみを指しているのではなく2年半頑張ってきたことに何一つ無駄なことはないという話をして大会での健闘を激励しました。
 3年生には、この大会で精一杯全力を出して終わったという思いを胸に、部活動は後輩に後を託し、次の目標である進路選択・実現へと舵を切ってくれることを願い、私も最後の応援に駆けつけたいと思っています。

職員VS.ソフト部 市内大会壮行試合

 うんざりするような梅雨の長雨が止んだ束の間の時間、晴天とはいかずグラウンドコンディションも今一でしたが、2週間後に迫った市内大会への激励の意味も込め、急造の職員チームがソフトボール部に試合を挑みました。

 試合は序盤から接戦で、ソフト部が先制して職員チームが追いつくという展開で進みました。職員チームには時折珍プレーも飛び出しましたが、それをカバーする腕力で長打を放ち、一方、ソフト部はピッチャーを中心とした堅い守りで最終回までソフト部が1点リードし、後攻の職員チームが最後の攻撃を迎えました。

 …というところで、お互いの名誉のためにあえて結果は書きませんが、真剣な勝負の中にも笑顔あり、楽しさありというとても良い雰囲気で壮行試合が行われたことを報告しておきます。

 

 

 

七夕の笹飾りを見て…

 九州地方を中心とした豪雨による甚大な被害、新聞等で目にする犠牲になった方々の遺族のみなさんの話には、本当に心が痛む思いがします。心よりお見舞い申し上げたいと思います。
 一方で千葉県、我孫子市もすっきりしない梅雨空が続き、昨日(7/7(火))は七夕ということで、給食もそれにちなんだ献立で生徒たちは喜んでいましたが、残念ながら帰宅して天の川を眺めて織姫と彦星に思いを馳せるとはいかなかったようです。
 そんな中、学校では七夕祭りとはいきませんが、生徒が短冊に願いを書き、採ってきた竹に吊り下げて簡単な笹飾りを置いていました。短冊には「成績がよくなりますように」とか「部活で~ができますように」「ダイエットできますように」といった自身の願い事の他、「コロナ騒ぎが早く終わりますように」といった書き込みも何人か見られました。この窮屈な生活、行事等の中止に悲鳴をあげているのかな?とも想像できます。
 ちなみに、一刻でも早く通常の学校生活を取り戻したいことと、七夕の習わしは習わしとして、「願いを叶えるのは他力本願ではなく、自分の努力で道を切り拓けよ!」というのが私の願いです。ちょっと興ざめしてしまいますが…。

笑顔がはじけた1、2年生学年レク

 登校再開から1ヶ月、仕方がないこととはいえ、来る日も来る日も授業三昧、それも1日7時間、楽しみにしていた行事ものきなみ中止…なんてことを私がぼやいてはいけないのかもしれませんが、にも関わらず生徒たちの日々の活動への一生懸命さには本当に頭が下がる思いです。加えて、2年生は学級編成があり、1年生は当然新しい仲間たちで学級・学年を編成していますから、例年であれば仲間作りを目的として、みんなが仲良くなるための校外学習などを実施しているところです。
 そんな状況を鑑みて、昨日(7/3(金))、1、2年生が学年レクを実施しました。コロナ対策に万全を期すため、短い時間で密を避けて、そして事前事後の手洗い・消毒をしっかり行うということで、2年生はドッヂボールを、1年生は工夫を凝らし、学校の敷地と外周を使ったウオークラリーを行いました。
 残念ながら、私は出張のためにその様子を見ることはできなかったのですが、帰校してからそれぞれの学年職員に話を聞くと、ここまでたまっていた思い?をぶつけて全力で汗を流して笑顔で楽しんでいた、ウオークラリーでは仲間同士の協力が随所に見られ、こちらも笑顔で大盛り上がりであったなど、とても良い雰囲気で実施できたということです。
 また来週から生徒たちにとってはある意味窮屈な日々が始まりますが、昨日の様子はもちろん、3年生も含めて葛南大会がなくなったにも関わらず、全力で部活動にも打ち込めている生徒たちを見ていると、コロナウイルスで失った日々の大きさは計り知れませんが、湖北中はそれを十分に乗り越えて、さらに前に進んでいくことを実感できる気がする昨今です。

※学年レクの様子(写真)については下以外にも「生徒活動の様子」のページにアップしていま 

 すので、ご覧いただければと思います。

新生部活動スタート!1年生正式入部

 昨日(7/1(水))、部活動集会が行われ、1年生が正式入部となりました。どの部活動も部長・副部長が中心となって会を進行し、輪になって自己紹介を1分間スピーチで行っていた吹奏楽部など、大変に和やかな雰囲気で3学年そろった初めてのミーティングが行われていました。
 柔道部と現2年生の活動終了をもって部活動がなくなる科学部は、残念ながら1年生の入部はありませんでしたが、両部ともに2、3年生でしっかりと会を運営している様子が見られ安堵しています。(各部の部員数については下記をご覧ください)
 部活動集会が終わってから1時間程度しか時間が残されていませんでしたが、それぞれの部活動で練習に汗を流し、1年生の面倒を丁寧に見ている2、3年生の姿も印象的でした。3年生は基本的に残り1ヶ月、1年生は例年より2ヶ月以上遅くなった入部ということで、一緒に活動できる期間はわずかしかありませんが、3年生には1年生の記憶に残るような全力で活動に取り組んでいる先輩としての姿を、1年生には先輩の一生懸命な姿に学ぶ姿勢を期待したいと思います。
 そして、そのことが3年生の次の目標である進路選択・実現に、1、2年生の8月からの新チームでの充実した活動に、必ず繋がっていくと信じています。

※令和2年度 部活動部員数一覧(令和2年7月1日)

部活動名  男子            女子           総合計

     3年  2年  1年  合計  3年  2年  1年  合計
陸  上        6          5        12        23         4           6         7        17          40
サッカー        9        10          7        26                                                         26
野  球        2          4          7        13                                                         13
男バスケ        8          9          7        24                                                         24
女バスケ                                                       7            5         4        16         16
男テニス        8        14          6        28                                                         28
女テニス                                                       4          14         6        24         24
男子卓球      10        13        12        35                                                         35
女子卓球                                                       8            9         6        23         23
バ レ ー                                                         5            2       10        17         17
ソ フ ト                                                         6            4       10        20         20
剣  道        6          0        13        19          3           3         1        7         26
柔  道        2          4          0          6                                                           6
吹 奏 楽          2          0          6          8        10           4         8        22         30
美  術        0           0         4          4          9            6         6        21         25
科  学        5           7         0        12          0            1         0          1         13

修学旅行・林間学校の中止決定について(生徒への話)

 本日(6/30(火))、我孫子市教育委員会からの修学旅行・林間学校中止についての文書を生徒を通して配付しました。大変に残念なことであり、生徒、特に3年生の気持ちを考えると胸が張り裂ける思いもします。

 市や校長会としても何とか実施したい思いで、ぎりぎりまで検討を重ねてきましたが、準備期間を考えると、出発が早い学校は結論を出さなくてはならないタイムリミットでもあり、現状を鑑みて中止の判断に至ったことをご理解いただくと同時に、下記に今日、生徒たちに話した内容を原文のまま記載しましたので、配付した文書と一緒にお読みいただければと思います。

※帰りの会で生徒に向けて話した全文

 全校のみなさんにとても大切なお知らせがあり、帰りの会の時間をもらって私から話をすることとしましたのでよく聞いてください。
 内容は生徒のみなさんはもちろん、先生方にとっても大変に残念な、悔しい思いもある報告です。
 昨日、夕方、我孫子市教育委員会より通知があり(このプリントは私の話が終わった後に担任の先生から配られます)、今年度の修学旅行・林間学校の中止が決定しました。これはこの2つの行事に限らず、長距離の移動はもちろん、宿泊を伴う校外学習の中止という解釈をしていますので、1年生にも関わってくることがあるかもしれませんので1年生もみなさんも耳を傾けていてください。
 本校の先生方はもちろんですが、市内の全ての先生方、全小中学校の校長先生、教育委員会の先生方全員が、3年生の最後となる修学旅行、そして林間学校を実施させてあげたいという思いで、周辺の市・学校が早々と中止を決定する中、何とか実施できないかとぎりぎりまで検討を進めてきました。ここでいうぎりぎりというのは、市内で1番最初に出発する予定の学校の準備に要する時間等を考えた場合のぎりぎりということです。
 検討の結果、例え実施にこぎつけることができても多くの行動制限を伴うこと、万が一の場合は命にも関わる案件でもある以上、安全を最優先としてクリアしなくてはならないハードルがいくつもあり、それをすべて乗り越えることは不可能という判断に至りました。
 具体的には、感染が再び拡大してきた東京への公共交通機関を使った移動、新幹線車内やバス内での行動制限(マスク着用、対面座席の禁止、レク等の制限、会話の制限等々)、見学地での行動制限(混雑回避等)、今回、実際に林間学校で農業体験学習の受け入れが不可となってしまいましたが、予定されている体験学習などの実施に厳しい面(密になる場面等)もあること、宿舎での行動制限(食事の方法、集会の禁止等)や部屋・風呂で密になる状況と考えるときりがなくなってしまいます。
 また、例年、林間学校・修学旅行とも体調不良者・発熱者が必ず数名は出てしまうという現状があり、今年度の場合、万が一を考えて、そういった人たちを集団から離さなくてはいけない、その場合、その生徒を待機させる場所が、特に複数の生徒に発熱等の症状があった場合に一人ひとりを分けておく場所が確保できるのか?一人ひとりに付き添っていられる大人は確保できるのか?検査も含めた医療機関の対応は本当に大丈夫なのか?といった不安も次から次へと出てきます。そして、8月から9月に実施する予定であった学校には熱中症への心配と対応、具合が悪くなる生徒が倍増してしまう懸念もあり、そのような状況が発生したら、通常の修学旅行・林間学校はとても継続できる状況ではなくなってしまいます。
 また、本校でも数件ありましたが、特に実施予定日が近づいてくるにつれ、保護者の方からによる不安と問い合わせが増えてきているようです。保護者としての心配は当然のことだと思いますが、それによってクラスで、学年で何名かの仲間が参加を断念するという状況になったとき、行けない仲間を無視して実施できるのかという問題も出てきます。
 以上のような現実を直視し、本当に残念で生徒のみなさんには申し訳ない気持ちもありますが、本年度の修学旅行・林間学校・及び年内の宿泊を伴う校外学習については中止という結論に至りました。
 もう既に学年で集会を開いたり、少しずつ準備を進めようとしているみなさん、2年生は2月には林間学校の学習のスタートとして磐梯からブラタモリの先生をお招きしたりもしましたが、今の私からの話を受け止め、今はがっかりした気持ちや不満を隠す必要はないけれど、最後は冷静に、中学生として自分の気持ちに分別をつけた判断・対応をお願いしたいと思っています。
 人生で1番難しいこと、それは諦めることと赦すことだと言います。大人でも大変に苦しんでいるこのコロナウイルスという難題に、まだ中学生のみなさんが直面しなければならないことは先生としても心が痛むし、運命のいたずらというにはあまりにも残酷であると思います。
 ただ、私はみなさんが憧れている野球のイチロー選手やサッカーの三浦知良選手、それ以外でも一流のパフォーマーが泣き言を言っているのは見たことがありません。一流選手でもスランプに陥ったり試合に出られなかったり、三浦選手はワールドカップの代表メンバーから突然外されたこともありましたが…。けがをしてプレーできないことがあっても、それでも彼らは黙々と準備をして明日という日に備えています。常に前向き、それが一流の条件だと思います。もちろん、みなさんにそこまでは要求できません。だから今日は悔しがればいいし、不満をもてばいい。でも明日はぜひ別の日にして気持ちを切り換えてほしいのです。
 みなさんの世代はきっと後世に何らかの名前が残る世代になると思います。今年はそれほど歴史に残る1年なのです。10年後、20年後に胸を張って、「俺たちは(仮称)コロナ世代(言い方は?ですが…)だ、だから逆境に負けない強さがあるんだ」そんな風に言えるようになってくれるとうれしいです。
 天を恨まず、人をとがめず。とても大変なことで先生なんかはとてもその境地にはありません。でも、そんな大人になれたらとても素敵だとは思っています。
 終わりになります、この後配付されるプリントにも書いてありますが、もし世の中の状況が落ち着いてコロナウイルスが収束にむかえば、修学旅行・林間学校の代わりとはいかないまでも、年が明けて3学期、3年生はもちろん受験が終了してからになりますが、代替の行事を企画する余地があることを付け加えると同時に、体育祭については、今、何の競技ができて何ができないのか、それを見極めながら検討している最中であり、先生も3年生の考えを聞くために生徒会の人たちと話をさせてもらっているところだということを伝えて話を終わります。
 なお、この話の内容はホームページにもアップしますので、配付されたプリントだけでは詳細がわからないというお家の方がいたら、ホームページの方も見るようにみなさんから伝えてください。

溢れる笑顔!一斉登校開始

 昨日(22日(月))から一斉登校が始まり、先週までに増して校内に活気が戻ってきました。生徒たちも分散登校では顔を合わすことのできなかった仲間との久し振りの再開に笑顔が溢れています。
 ただ、休み時間など、どうしても今までよりも密な状況になることもあり、私たちも「ソーシャルディスタンス」を生徒との合言葉に、声をかけながら注意喚起をしています。また、ここでの油断が今後の学校生活に暗い影を落としかねないことを担任から改めて指導し、危機意識を高めるようにしています。
 授業中や給食中など、まだまだ制限が多く不自由な生活ですが、生徒たちはしっかりとマナーを守り、我慢すべきところは我慢して、今年度、初めて全校生徒がそろった学校生活の1日目を過ごしました。もう二度と後戻りすることがないよう、私たちも気を引き締めて、生徒とともに頑張っていこうと思います。
 また、今日(24日(火))から3ヶ月遅れで1年生の部活動見学・体験もスタートします。短い時間ではありますが、この期間にたくさんの部活動を見学・体験し、自分の興味関心が高い、自分の適性にあった部を選択・決定できるよう、1学年職員も個々にアドバイスをしていきたいと考えていますので、保護者のみなさんもお子様の話に耳を傾け、相談に乗っていただければと思います。
 部活動保護者会については、7月に入ってから各部活動ごとに開催をする予定でいます。後日、顧問を通して連絡を差し上げますので、よろしくお願い致します。それ以前でも、質問やご不明な点がありましたら、遠慮なく学校までお問い合わせください。

生徒への応援メッセージ!保護者と協働した除草作業

 13日(土)に雨のため延期となっていたPTA有志による除草作業を本日(21日(日))に実施しました。本校の川口学校支援コーディネーター、竹内PTA会長の呼びかけに応じ、突然の日程変更にも関わらず、しかも日曜日ということもあり翌日に仕事を控えている方もいらっしゃると思うのですが、休日返上で教職員も含めて何と50名に迫ろうかというみなさんにご協力いただくことができました(生徒や小さいお子さんにも手伝ってもらいました)。
 前日よりは多少涼しかったとはいえ、炎天下の中、2時間にもわたる作業でしたが、参加者全員が本当に一生懸命に、時間いっぱい汗を流して活動してくださいました。昨年度はこういった試みはできませんでしたが、たくさんの保護者の方に支えられている湖北中であることを改めて実感しています。
 先週から部活動が分散で再開され、明日からは一斉の活動となります。久し振りの部活動で子どもたちは活き活きと活動していたとはいえ、特に3年生は葛南・県大会やコンクールといった目標がなくなり、気落ちしている面も多かれ少なかれあると思います。そんな中、今回の保護者のみなさんのご協力は、「学校に関係している大人がみんな君たちのことを応援しているよ!」というメッセージを子どもたちに届けられるような気がしています。これを心の糧として、勇気をもらった生徒たちが、また明日から部活動を始めとした諸活動に全力で頑張ってくれることを願っています。
 ご協力いただいた保護者のみなさんに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

部活動が再開して…

 主に高校など県立学校の学校再開に向けての動向が新聞等のマスコミで報道されていますが、本校(我孫子市)もそれに沿って学校の通常化を目指していますので、一昨日(15日)から部活動も再開しました。
 とは言っても、約3ヶ月半のブランクがあり、まだ完全にコロナウイルスの収束とはいかない状況ですので、感染防止に十分な注意を払いながら、分散登校中ということもあり人数を減らして午後組のみの活動、時間も短縮して、まずは今週と来週で体力回復を図るメニューというように段階的に計画を立てて取り組んでいます。
 というように、少ない時間で少人数ではありますが、多くの生徒たちが待ちに待った部活動再開。どの生徒も笑顔で元気よく、思い切り動いて汗を流している姿に、なぜかホッとして感動している自分でした。

地域の教育支援、今年もスタート!

 13日(土)に予定されていた保護者の方有志による除草作業は、残念ながら降雨のために延期となってしまいました。参加を考えていただいていた保護者のみなさんには感謝申し上げると同時に、後日、川口学校支援コーディネーターから延期となった期日の連絡が入ると思いますので、お時間が許すようでしたら、引き続きご協力をお願いしたいと思います。
 さて、上記のように保護者による学校支援は延期となってしまいましたが、昨年度に引き続き、地域の方々による教育支援を、学校再開に伴って少しずつ実施できるようお願いしています。もちろんコロナウイルスの状況を考え、生徒にもボランティアの方にも感染防止の措置をとっていただきながら手探り状態でのスタートとなりましたが、「学校・保護者・地域が3者総ぐるみとなって地域の宝である子どもたちを育てていく」ための今年度の第一歩がようやく始まったという想いです。
 現在、本校を最後に退職された元教員の中野先生が昨年度に続き、数学を中心とした生徒の支援に加え、経験の浅い先生たちの補助を行ってくれている他、今年度からは地域で「おはよう農園」を開設、平飼いによる養鶏にも取り組まれる恒川先生がひばり学級の自立活動の支援をしてくださっています。12日(金)は初めての顔合わせで自己紹介をした後、学校内の畑で野菜を上手に育てるためのいろいろな知識を学ぶことができました。今後、先生所有の畑で作業をさせていただいたり、収穫、販売の実体験もしていく予定です。まさに、新しい学習指導要領の目玉の1つでもある「活きて働く知識・技能」を身につけ、生徒の成長にも繋がる絶好の機会と捉えています。
 このような地域の方との触れ合いを通し、生徒たちは社会性を身につけコミュニケーション力も高めていきます。コロナウイルスが収束したら、昨年度同様に家庭科での授業支援を始め、生徒たちの「学力向上」に資するための様々な取り組みも考えていきたい所存です。
 今後ともよろしくお願い致します。

安心してください!授業に集中する生徒たち

 学校再開から2週間が経とうとしていますが、子どもの安全はもちろん、多くの保護者のみなさんの心配は休校で遅れに遅れてしまった学習、授業の進度ではないかと思います。今、分散登校で午前・午後とも1単位時間を短縮して4時間ずつ実施し、22日(月)の通常登校からは同様に1日7時間で行う予定です。
 ただし、進度を気にするあまり生徒不在の授業、生徒の理解度を顧みず教員が一方的に話し続けるだけの授業や生徒を勉強嫌いにしてしまう授業は御法度です。密を避けるため、本来、本校がめざしているグループでの「学び合い」や仲間と協働する学習は控えざるを得ませんが、最低限、生徒の興味関心を惹きつけるために、各先生方が工夫を凝らしながら実践しているところです。
 そして、1クラス当たりの人数が少ないことや1単位時間が短いことが幸いしてか、生徒は大変に集中して授業に取り組んでいます。例えば、理科の実験などは一人で1実験という状況ですので、他を頼ることができずに自ずから緊張感をもって取り組む。数学は基本的に二人態勢で授業をしていますので、一人ひとりに目が行き届くといった感じです。
 生徒の学力向上を考えると、少人数で授業を行うのがいかに効果的かということを改めて考えさせられたこの2週間でした。近い将来、それが可能になるような1クラス当たりの標準人数の削減や教職員数の増加、実現してほしいとつくづく思っています。

給食も再開!少しずつスモールステップで

 まだ分散登校が2週間続く予定ですが、昨日(8日)から給食が再開され、朝に清掃の時間を設け、授業も午前4時間・午後4時間と少しずつステップを踏んで通常の学校生活に戻しつつあります。
 ただし、当分は新しい生活様式に則って、給食は手洗いを徹底して全員が前を向いての食事、体育の授業は熱中症予防の観点からマスクを外してはいるものの隣との距離を常に意識しながらの行動、音楽の授業では合唱やリコーダー演奏はできないので各自が好きなジヤンルの音楽を題材にして作製した新聞の鑑賞会、美術は屋外に出てスケッチ、教室ではエアコンをつけながら窓を開けて換気等々、挙げるときりがないほどの制約があります。
 それでも、久し振りの給食に笑顔で舌鼓を打つ生徒の表情や先週よりも一段と活気のある声を聞くにつれ、「やっと学校が学校らしくなった」と感慨深いものがあります。入学式の式辞でも話しましたが、「ようやく長かったトンネルに光が差し始め、暗く寂しい夜にも朝日が昇り始めました」。今は、二度と元の状態に戻らないことだけを信じ、生徒とともに令和2年度の教育活動を充実させていきたいと願うばかりです。