日誌

押小日誌

「生きているだけで百点満点」(5年生・健康教室)

助産師さんに協力いただき、5年生の健康教室を行いました。「生命の誕生」という学習で、生・性に関する大切な学習です。

 

みんなが生まれるまでの過程について学び、この世に生を受けることや赤ちゃんの育ちと誕生について学びました。折り紙の中の針の穴で卵子の大きさを確認したり、赤ちゃんの人形(3500g)を抱いたりする体験もしました。自分の誕生月ごとにいかにおうちの方が心配したり大変な思いをしたかもお話ししてくださいました。(写真で、目を閉じているのは、赤ちゃんが生まれたときの泣き声を聞いている場面です。)

 

 

 

 

 

助産師という、命を扱うお仕事をされているからこそ感じること…「寿命はそれぞれちがうけれど、命を大切にしてしっかり生きてほしい」、「みんなは、自分で選んで自分で生まれてきた、これってすごいことなんだよ」というお話をいただきました。

 

むすびに、助産師の先生から「生きているだけで百点満点」という言葉を教えていただきました。大変な確率で、おうちの方から喜ばれ、大切にされてきたみなさんの命、もうそれだけで・生きているだけで「百点満点」というメッセージです。子どもたちの心にしっかり刻まれたと思います。

たのしくうつして(2年・図工)

2年生が夢中になって紙を切ったり貼ったりしています。

図工の「たのしくうつして」という単元で、紙版画を楽しむ学習です。保護者のみなさんは、先日の授業参観で教室に掲示してあった作品をごらんになったかもしれません。作品になるまでの様子です。

 

 

  

版画にしたい絵を下書きします。そして、下絵に合わせて型紙を切って貼っていきます。型紙のでこぼこの特徴を生かすのもポイントのようです。また、紙だけでなく、毛糸など、紙以外の素材を使う子もいます。

  

版ができあがったら、いよいよインクをつけて刷ります。刷り上がりはどうかな…ちょっとドキドキです。それから、黒一色でなく、他の色をのせたりもします。多色になると雰囲気が変わります。

みんなの作品ができあがりました。どの作品も個性があってとてもいいです。大きく表現もできていていいです。

 

 

 

「なんだか、美術館みたいだね。」という子がいました。「じゃあ、『ミュージアムおしあげ』かな。」とその子に言うと、「看板をつくる!」と言ってさっそく看板ができあがりました。かわいらしい看板もいいですね。

書写指導、お世話になりました(3年書写)

6日(火)、今年度最後の書写指導(3年生)がありました。

地域の先生を招いての書写指導は、この日が最後です。最後は、これまで習った筆運びを使って「水玉」を書きました。

 

横画、縦画、止め、はらい、はね、点など、習ったことを総動員して書き上げます。昨年度まで、私も3年生の書写を教えていましたが、筆先の向きや筆の持ち方などを意識する、縦画と横画のバランスに注意する、そして1枚の紙に2文字の漢字を入れるのが、子どもたちにとってとても難しいです(「水」が大きくなってしまい、「玉」が小さくなったり紙に入らなかったりします)。どうかな…と見ていましたが、子どもたちの「水玉」は、2文字のバランスもなかなかよく仕上がっていました。先生の教え方に秘訣がありそうです。

 

 

 

先生、1年間、大変お世話になりました。引き続き、子どもたちのためにお力をいただければと思います。ありがとうございました。

認知症サポーター養成講座(4年生)

5日(月)、市役所高齢課の方をお招きして、認知症サポーター養成講座を行いました。

これは、認知症に関する正しい知識を身につけ、認知症の方やその家族が安心して暮らし続けることのできる地域づくりを目指した講座です。これからますます高齢化社会となり、認知症となる方が増える恐れがあり、小さいうちから認知症のことや、その支援の仕方を学ぶという目的で行われています。

 

 

はじめに、高齢化社会になっていることや脳のこと、そして認知症の特徴について学びました。

 

 

 

次に、高齢者の方や認知症かな…という方にどのように接するとよいか考えました。そして、担任が高齢者役になり、その場でどう行動したらよいかを実際にやってみました。子どもたちは、はじめ「どうしよう…」と少し戸惑っていたようでしたが、すぐに「大丈夫ですか?」「いっしょに帰りましょうか」などと声をかけ始めました。この「関わろうとすること」がとても大切だそうです。「見守ることも大切です」とも教わりました。 

これから、社会の担い手になる子どもたちです。ぜひ、学んだことをもとに、「サポーター」として地域社会を支える人になってほしいと願っています。

雪景色

昨日から降り出した雪は、夜に一度止んだようですが、朝方また少し降り出しました。でも、お昼前には雪も止み、なかなかできない雪遊びを子どもたちが楽しむ様子が見られました。

2時間遅れの登校でしたが、無事子どもたちが登校できてほっとしています。明日以降も道は凍っている場合もあるかもしれませんので十分注意いただくようご家庭でもお話しくださればと思います。

登校の様子から 

 

 

雪の日も並んで登校、寒いですが元気に挨拶ができています。

  

雪って集めたくなります。

  

雪の校庭から見える貨物列車

 

雪の日も勉学に励む金次郎像

 

子どもたちの雪遊びの様子から…雪だるまやかまくらづくり、雪合戦、中には寝転んで雪の感触を全身で味わっている子も。

 

 

 

 

1年生が「校長先生!」と言って見せてくれました。かわいらしい「雪うさぎ」です。

こちらは謎のオブジェ。正体不明の芸術家、バン〇シーが来ていたのでしょうか。

5年生特製雪だるま…なんとも言えないいやしの表情です。これはまさに「押上小の守り神」。子どもたちを見守っているようです。

 

こんなメニューを提案します!(6年家庭科)

6年生の家庭科では、食事に関して、栄養のバランスを考えて、献立を考える学習があります。先日は、その学習の一環で調理実習を行いました。野菜やキノコのベーコン巻きを作りました。私もお誘いを受けて、ベーコン巻き3種をちょうだいしました。とてもおいしかったです!ごちそうさまでした。ありがとうございました。

 

さて、その数日後、その続きで、給食の献立を基にしてメニューを考える学習を行いました。はじめに、本校に勤務する学校栄養士の先生から給食の献立をどのようにして考えて計画するのかお話を聞きました。

 

その後、個人個人でこんな献立はどうかな…というものを考えた後、グループで「私たちはこんな給食の献立を提案します!」としてメニューを話し合いました。用意された資料の情報を確かめながら、タブレット端末を使ってメニュー化していきます。

 

 

 

 

そして、翌日、自分たちのメニューを発表。栄養士の先生に教室に来てもらいプレゼンしました。なにやら栄養士の先生の目にとまった献立は3月の献立に採用されるかもしれないとのことでかなり子どもたちは「本気モード」。実現するとなると、やっぱり俄然やる気になるんですね。

 

 

自分の班の献立の「アピールポイント」もあって、「和食(洋食)に統一した」「栄養のバランスを考えつつ好きなメニューにした」「色合いをよくした」「揚げパンを入れるために主菜や副菜を工夫した」「みんなの好きそうなメニューにした(残しを減らすため)」など「なるほど・・・」と子どもたちの考えに感心しました。

6年生も卒業まであと2ヶ月を切りました。3月の給食献立が楽しみですね。さて、みんなの献立は採用されるでしょうか?

今日のお便りとメールでお知らせしましたとおり、降雪のため、明日の登校時刻は2時間遅らせ、10:05にいたします。気を付けて登校するようご家庭でもお子さんに伝えてくださいますようお願いいたします。

今日の6時間目、環境飼育委員会の子どもたちが昇降口前の雪かきをしてくれました。みんなのためにありがとう。

 

 

クラブ見学(3年生)

1月29日(月)のクラブ活動の時間に、3年生が見学をする「クラブ見学」が行われました。 

本校では4年生からクラブ活動が始まります。ですから、4年生になる前のこの時期、3年生がクラブの様子を見て回り、来年度の参考にします。

それぞれのクラブでは、事前に話し合い、3年生にどんな様子を見てもらおうか、体験をしてもらうかなど話し合ってきました。

 

科学クラブ(不思議な…「動き出す魚」)

 

創作クラブ(水族館モビールづくり)

 

パソコンクラブ(早押しクイズ大会)

 

屋外スポーツクラブ(ケイドロ)

 

屋内スポーツクラブ(ドッジボール)

  

3年生もワクワクしながら見学、体験をしていました。自分たちで時計を見ながらグループ行動もできました。クラブ活動の様子はイメージついたようですね。4年生になったら楽しみですね。

※クラブ活動の内容(〇〇クラブ)は、その年その年で変わることがあります。

お世話になりました(授業参観・学年末PTA)

本日2日(金)、授業参観ならびに学年末PTAを開催しました。

多くの保護者の皆様にお越しいただきました。ありがとうございました。

授業参観(5校時)…緊張の中にも、子どもたちとてもがんばっていました。いつも一生懸命でがんばっているのですが、授業参観ではいつも以上に本当に張り切ってがんばっていました。がんばれるっていいなと感じました。

1年 国語 読みの時間

 

 

2年 生活 明日へジャンプまとめ発表

 

 

3年 国語 音訓カルタ

  

 

4年 書写 夢に一歩、近づこう

  

 

5年 算数 変わり方を調べよう

 

 

6年 国語 言葉について考えよう

 

  

全体会(オンライン)…PTA会長さん、副会長さん、大変お世話になりました。

 

学年PTA…今年度の子どもたちの様子等を話し合ったり、来年度の役員などを決めていただいたりと大変お世話になりました。

 

 

 

あらためて、今年度、お世話になりました。引き続きよろしくお願いいたします。

※メジャーリーガー大谷選手のグローブも展示しました。お手にとっていただいた方も多かったかと思います。いかがでしたでしょうか。

心の鬼を追い出そう(1年教室)

1年生の教室入り口に、たくさんの「鬼」がいました。ちょっとどっきり。 

「心の鬼を追い出そう」と、1年生が、いろいろな「心の鬼」を飾っていたのでした。(恵方巻きもいいですね。)

 

 

 

 

 

「いたずら鬼」「わがまま鬼」「めんどう鬼」「はなしきかない鬼」「ねぼすけ鬼」「くいしんぼう鬼」「おこりんぼう鬼」「ぐずり鬼」「ゲームやめない鬼」といった心の鬼がいるようです。鬼らしい鬼もいますが、よく見てみると、かわいらしい鬼、ユーモアあふれる顔の鬼もいます。

明日、2月3日は「節分」です。この機会に、心の鬼退治、がんばってね。

読書の入り口「ブックトーク」(4年)

1日(木)、4年生対象に、朝の活動の時間に図書室で「ブックトーク」を実施しました。

図書事務員の先生が、本の紹介や選び方の他、いよいよ高学年の仲間入りを控えた4年生に、5年生の国語の教科書で出てくる教材文の図書などを紹介してもらいました。

また、少し敬遠されがちな文学作品に関しては、読んでみようかな…と思わせるような本についてもお話しがあり、子どもたちの目がキラッと輝いた気がしました。

 

 

1冊でも多く手に取って、読書に親しもうとする子が増えることを願っています。

 

漢字検定に挑戦

1月26日(金)の放課後、希望者による漢字検定を実施しました。

 

日本漢字検定協会による検定で、学校を会場として実施するものです。今回は、4級(中学校在籍レベル)~8級(小学校3年生修了レベル)に24人が挑戦しました。

開始時刻まであと少し。緊張感が漂います。教科書の漢字一覧を見たり、ドリルや問題集でおさらいをしたりしています。

 

いよいよ開始です。問題を見てみると、なかなかの難問もあります。私も悩む問題がちらほら…子どもたち、最後まであきらめずにがんばりました。

 

 

結果は1ヶ月後ぐらいに学校に届く予定です。合格を祈っています。

伝統工芸に触れる・体験する(4年社会科見学)

先日、4年生が社会科見学で那珂川町(小砂地区)を訪れました。

地域の伝統産業を学ぶ学習で、この地区の「小砂焼き」についての見学・実習です。

教室で、栃木県の伝統工芸の益子焼に関する学習をした子どもたちですが、同じ陶芸が盛んな小砂の小砂焼きを体験したり見学したりして学びます。

はじめに、さっそく陶芸体験(てびねり)です。係の方に作り方(コップ型とお皿型)を教えていただき、スタート。はじめは恐る恐る土を触っていた子どもたちもだんだん慣れてきて、途中からはすっかり「ミニ陶芸家」になっていました。

  

 

 

 

 

できあがった作品は、どれも個性的。その子ならではの特長もでているようです。焼いて完成までには2ヶ月ほどかかるそうで、できあがりが楽しみです。

 

 

 

 

その後は、土(粘土)作りの工場や、工房を見学しました。陶芸に向いた土が見つかったことや当時のお殿様(江戸末期の頃だそうです)が「作ろう」と決めて陶芸が盛んになったことなど、歴史なども教わり、子どもたちの関心も高まったようです。

 

 

 関係の皆様に感謝申し上げます。お世話になりました。

表彰朝会(第5回松の実賞表彰)

24日(水)の朝、表彰朝会を行いました。

はじめに各種表彰で、ミニバスケットボール(第13回スマイルカップ第3位)、県教委主催とちぎっ子体力向上チャレンジランキング(立ち幅跳びの部2年生トップ賞、1年生トップ賞、1年生エントリー賞)、書写書道展(県展)を表彰しました。

 

  

続いて、今年度5回目の松の実賞を表彰しました。今回は6年生4名、5年生3名、4年生3名、3年生3名、2年生5名、1年生1名、計19名の児童が受賞しました。

  

 

 

子どもたちががんばった成果、日頃の努力や積み重ねがこのようなすばらしい結果としてあらわれ、とてもうれしく思います。松の実賞も、その子の「キラリ」と光るよさを表彰できてうれしく思います。

おめでとう!

 

給食今昔物語その2(「学校給食週間」にちなんで 3)

先日の記事でご紹介しましたように、1月24日~30日は「全国学校給食週間」、本日が最終日です。

先日の記事に引き続き、給食に関する今昔物語の第2弾です。


以前、さくら市内の栄養教諭・学校栄養士の先生方とお仕事をしていたときに、「昔の献立表があったんです!」と、ある先生から献立表(コピー)をいただきました。それはなんと、昭和36年6月(これも古い!)の、押上小学校の献立表でした。ご紹介します。
(昔のいわゆる「わら半紙」のコピーと思われますので、不鮮明です。ご勘弁を…)

中身をよく見てみると…いろいろなことが発見できます。
・当時は土曜日も学校がありました。そして土曜日も給食が出ていたんですね。
・ご飯は当時はまだ給食では出されていなかったようです。(毎日パンだったんですね。私も小さい頃はそんな記憶が…)
・多くの日で「ミルク」が出されていました。「牛乳」と記載されていないところをみると「粉ミルク(脱脂粉乳)」だったと思われます。
・今と比べると、おかずが一品少ないようです。(現在は、おかずとして基本、主菜と副菜の2種類が出ます。)
・6月10日(土)「パンに納豆」そして「りんごジャム」です。どうやって食べていたのでしょう…
・6月6日(火)「鯨(クジラ)肉のフライ」、6月29日(木)「西洋風くじら煮込み」です。また、他の日にもお肉としてクジラ肉が使われていたようです。クジラがよく食べられていたのですね。時代を感じます。
・6月20日(火)「うどんケチャップあえ」気になります。スパゲティのような感じでうどんが使われていたのでしょうか。おいしそうな気がします。
・6月8日(木)イチゴが出ています。さすが「イチゴ王国」栃木県です。この頃もイチゴが出ています。
・大人気の「やきそば」も、この献立表にしっかり載っていました(6月5日(月))。パン・ミルク・マーガリン・やきそばのシンプルなメニューでした。この頃もやっぱり「やきそばパン」にして食べていたのでしょうか。

当時のことが偲ばれる、貴重な資料です。学校給食は、その時その時の時代をよく反映すると言われます。今は、郷土食や世界各国の料理など、献立が多種多様で、子どもたちが食べやすいように素材選びから調理・味付けの工夫など、本当に関係の先生方や調理員さんには感謝をしています。(2月には、栃木県人の「ソウルフード」である「しもつかれ」も出される予定です。)

給食を楽しみにしている子も本当に多く、もちろん私もその一人です。これからも、安心安全でおいしい給食を提供していくよう細心の注意を払いながら努めていきます。それにしても、何十年後には、今の給食を「こんなものを食べていたのか~」と言われるのでしょうか…不思議な感じもしますね。

「イチゴ王国」栃木県を実感。(「学校給食週間」にちなんで 2)

先日の記事でご紹介しましたように、1月24日~30日は「全国学校給食週間」、明日が最終日です。

先日26日には、JAさんからいただいたイチゴ(県産の「とちあいか」)が給食で出ました。

 

子どもたちはとてもおいしそうに、うれしそうに食べていました。イチゴをほおばり「あまい!!」と子どもたちはびっくり。私も、イチゴ(県産)を食べるたびに、栃木県っていいなと本当に感じます。

 

 

 

イチゴを食べてから牛乳を飲むと「イチゴミルク」の味わいに。

 

★いただいたイチゴ「とちあいか」は2018年に生まれた品種で、縦に切るとハート型になるかわいらしい形をしています(へたの部分がへこんでいるんですね)。甘さ際立つおいしさで、「とちあいか」は「栃木(とちぎ)の愛(あい)される果実(じつ)」という願いを込めて名付けられたそうです。栃木県にはその他に、「とちあおとめ」(甘さと酸味のバランスがよい)、「スカイベリー」(大きく甘くてジューシー)、「ミルキーベリー」(白い果実でミルクのようにまろやか)などがあります。

栃木県は冬の日照時間が長く、昼と夜の寒暖差が大きいことが、イチゴの生育に適していて、たくさん栽培されているそうです。「栃木県は、イチゴの生産量が55年連続日本一」。「イチゴ王国」に住んでいること、うれしいですね。

(JAグループ栃木からいただいた資料を参考にさせていただきました。あらためてJAさまに感謝申し上げます。)

お弁当の日4

先週23日(火)は、今年度4回目の「お弁当の日」でした。

高学年の教室から…

お弁当といえば「のり弁」。のりの下が気になります。

 

この子は「焼き鳥弁当」。「焼き鳥がここに入ってます!」(卵焼きの脇のスペースに焼き鳥が入っています)とうれしそうに紹介してくれました。

 

ガッツリ系「カツ丼」(わっぱのお弁当箱もいいですね)

 

かわいい「オムライス」(ケチャップの付け方もおしゃれ)

 

「うどん」を持ってきている子もいます。山菜も入って本格的です。

 

各教室でも、おいしそうにお弁当をほおばっていました。

  

 

 

保護者の皆様、お弁当の準備等、大変お世話になりました。

次回の「お弁当の日」は、2月20日(火)です。よろしくお願いいたします。

 

より安全な学校を目指して(不審者侵入を想定した訓練)

不審者が学校敷地内に侵入してきたという想定の対応訓練を行いました。蒲須坂駐在所の駐在さん、さくら警察署のスクールサポーターさんにご協力いただき、実施しました。

実施にあたり、大まかな実施計画はありましたが、実際に起きることを考え、不審者役のサポーターさんがどこからどのように侵入するかは我々も分かりませんでした。ですから、我々教職員も、この日は朝から緊張感をもち、もし…だったら…と考えていました。訓練というものは、マニュアルがありますが、実際にどのように対応するか、特に不審者ですから想定通りに動くとは限りません。きっとこの「いろいろ考えること」が大切なのだろうとも感じました。

 

  

訓練終了後、全児童が体育館に集まり、駐在さんとサポーターさんから不審者対応の大切なことをお話しいただきました。「お・か・し・も」と「いか・の・お・す・し」のキーワードも確認しました。(サポーターさんからは、子どもたちのあいさつや聞く態度のよさに関してお褒めの言葉をいただきました。)

 

放課後には、サポーターさんを交えて、訓練の振り返りを行い、不審者対応の基本を教えていただきました。反省点もでてきました。私自身も何点か反省することがありました。このことを生かし、今後一層安全な学校を目指し改善していきたいと考えています。

 

グローブの使い心地は?

先週紹介したメジャーリーガー大谷翔平選手からの寄贈の野球グローブですが、現在各クラスを巡回中です。

先日、昼休みに、6年生の子どもたちが大谷さんグローブでキャッチボールをしていました。

使い心地を聞いてみると、「結構やわらかいです」「軽いので使いやすい」「小さい子(低学年の児童)にもいいと思う」とのことでした。

 

 

大谷さんグローブで、すっかり気分は「メジャーリーガー」ですね。

今年初めての読み聞かせ(読み聞かせ8)

先週、今年2024(令和6)年初めての読み聞かせがありました。今年度通算では8回目です。

どの教室でも、読んでくださる方のお話を、子どもたちが夢中になって聴いています。おもしろいところ、怖いところ、不思議なところ、驚くところなど、お話の中にはいろいろな場面が出てきます。場面の様子が子どもたちの表情にもあらわれます。

 

 

 

 

 

 

読み聞かせのボランティアの皆様、今年も、子どもたちのために引き続きよろしくお願いいたします。

給食今昔物語(「学校給食週間」にちなんで 1)

本日1月24日から30日までの1週間は「全国学校給食週間」です。これは、戦争などによって中断されていた学校給食が再開されたことに伴い、学校給食による教育効果を促進する観点から、この1週間が「学校給食週間」となったそうです。この期間は、子どもたちが、給食についてあらためて関心をもつとともに、毎日の食事に対して、また作ってくださる方に対しての感謝の気持ちがもてるとよいと思っています。

 

先日、ランチルームに「給食アンケート」が掲示してありました。これは、給食委員会の子どもたちが給食のことや家庭での食生活についてアンケートをとって集計したものです。セレクトデザートにほしいものは何?」「揚げパンは何味が好き?」「毎日、朝ご飯を食べている?」など、興味深い内容です。

それを見ていて、「そういえば…」と思い出しました。今月の学校便り第14号(1月12日付け…ホームページの「各種たより」→「学校だより」からも見られます)でもご紹介しましたように、校長室に、昔のPTA広報紙「まつのみ」があるのですが、その第56号(昭和45年12月25日発行(…なんと、今から50年以上前!))に、給食アンケートの記事がありました。アンケート項目は「好きな献立」「嫌いな献立」の2つです。結果を見てみると、見出しにもあるとおり、その当時の押小の子どもたちは「麺類が好き」だったようです。

(結果から)
好きな献立 1位やきそば 2位スパゲティミートソース 3位かぼちゃ甘煮 4位みそラーメン 5位ワンタンスープ
嫌いな献立 1位鶏肉と野菜のうま煮 2位豚汁 3位豆腐と野菜の炒め煮 4位肉とひじきの炒め煮 5位炒り豆腐

文章にもありますが、特別目立った好き嫌いの傾向は見られないものの、当時の押小の子は比較的麺類を好み、肉や豆腐を使った料理は苦手だったようです。今の子どもたちはどうでしょう。当時の献立で、今は提供していないものもありますが、ちょっと知りたい気もします。
そして、「やきそば」は、昔も他を寄せ付けない好きな献立第1位でした。今の子どもたちも、焼きそばが好きという声がよく聞こえてきます。実は、私も、給食ではやきそばが一番好き。今も昔も変わらない、不動の人気メニューなんですね。

給食週間での一コマでした。

昔の暮らし(3年社会科)

3年生が社会科校外学習で、さくら市ミュージアムを訪れました。


「くらしのうつりかわり」という単元で、昔の暮らしの様子、道具類を調べるとともに、時代とともに生活がどう変わっていったかを学んでいきます。

この見学では、ミュージアムの敷地内にある長屋門などに保管してある昔の道具について、学芸員の方からお話しいただきました。100年前、70年ぐらい前の生活の様子や道具類を紹介してもらいました。

 

 

  

100年前では、電気や水道がなく、道具も、自然にあるものを使い、壊れても捨てずに直しながら使っていたこと、上手に使えば何十年も使えたので、当時の人たちはものをとても大切に使っていたことを教えていただきました。

 
囲炉裏やかまどのようす、羽釜やおひつ、炭を使ったアイロン、陶器の湯たんぽに子どもたちは目を丸くしていました。

場所を変え、もう少し時代が経ったころの道具を紹介していただきました。私には、なんとなくなつかしさを感じます…

 

 

 

この頃になると、電気や水道が通り、生活が便利になって時間が生まれ、テレビなどの娯楽のための道具も出てきたことも教わりました。氷を使った冷蔵庫、電気釜、電気掃除機(こういう形のありました)、テレビ(ダイヤル式でブラウン管)、また黒電話など、ちょっと私にもなじみのある道具の数々が。

 

最後は、道具体験ということで、天秤棒と背負いかごを実際に一人一人体験しました。体験では、中には何も入っていませんが実際には水や野菜類などが入って重かったそうです。これらは子どもたちの仕事だったことも教わった子どもたちは「えー!」と驚いていました。

今回の見学と体験をもとに、これから詳しく調べてまとめていく予定です。昔の暮らし、私も興味がわいています。

 

書写指導(書き初め)「正月」(3年生)

先週16日(火)今年初めての書写指導(3年生)でした。

今回は、書き初めで「正月」を書きます。地域の書道の先生からしっかりと指導をいただきました。

「少し右上がりで」「『月』が、太くならないように、一画目の場所が大切だよ」など、ポイントを教えていただきました。半紙の中に漢字を2文字入れるのは初めてです。「正」と「月」のバランスが難しいですが、子どもたちは真剣に半紙に向かい合っていました。

 

 

書いた後は先生に「どうですか?」と見せて、先生のコメントをいただきます。「お!バランスがとれていいんじゃないか」「『月』がもう少し細くなるともっといいね」などと評価いただき、子どもたちはさらにやる気を出して書いていました。

 

 

次回、2月で今年度の書写指導が終了となる予定です。先生、あと少しですが引き続きよろしくお願いいたします。

 

「どうなったかな?」(4年理科・もののあたたまり方)・・・その後

「校長先生!あの実験の結果なんですけど…」

1月16日のホームページ記事に掲載した理科の実験(予想を考えていた授業について)ですが、4年生の子が実験結果を教えに来てくれました。

私は、出張で実験を見に行けなかったので、何人かの4年生に「校長先生も予想したけれど、実験している授業を見に行けないから結果を教えてね。校長先生も気になるから。」とお願いしていました。

「校長先生!あの実験の結果なんですけど、実験したら、(金属の)板は端からぶわーっと広がりながら順々に温まっていきました。校長先生の『ぐるぐる』みたくはなりませんでした。」と教えてくれました。(私は「ぐるぐると円を描く様に温まっていく」という予想を子どもたちに伝えていました。)

「そうだったんだ~残念だな~」と話すと、その子は「校長先生の予想は、水を温めたときの温まり方だと思います。水を下から温めると、熱さが上に行って、そのあとぐるぐると…」とお話ししてくれました。私も、そのように水の温まり方と関係づけて考えていなかったので、とても驚いたとともに、とても感心しました。学習したことが身に付いて、しかもちがうことに関連付けて考えられる(そうじゃないかと考える)こと、なかなかできるものではありません。しかも、私が(予想が間違えて)残念な気持ちにならないような心遣いも感じ、うれしくもなりました。

子どもの力と可能性を感じ、うれしさを感じる一コマでした。(文章だけでうまく表現できずに申し訳ありません…)

能登半島地震災害義援金へのご協力のお礼

先日、能登半島地震災害義援金に関するご協力をお知らせしましたところ、お子さんや保護者の皆様から多大なるご協力をいただきました。感謝申し上げます。募金については内容を確認し、皆様の善意・願い・思いとともに、さくら市役所にお届けする予定です。ご協力本当にありがとうございました。

運動委員会による長なわとび大会

とても楽しい企画でした!おしピョンも思わずジャンプ!

17日(水)の昼休み、青空の下、運動委員会主催の長なわとび大会「おしピョン長なわ大会」が開催されました。

児童会の運動委員会の子どもたちが企画し、これまで、練習会なども実施してきました。

(練習会の様子)

 

 

 委員会の子どもたちの進行で開会式がスタート、委員長あいさつ、ルール説明、そして練習時間を取りました。ちょっと緊張感が漂います。

 

 

いよいよ本番。グループは、縦割りの「まつのみ班」(10班)で、競技時間の3分間、一生懸命にとびました。「いいよ!」「だいじょうぶ!」「ここでとぶといいよ」など、上級生の励ましやアドバイスが上手です。

  

 

 

 

 

3分が終了、とんだ数で競います。委員会の児童が集まって結果を確認し、いよいよ結果発表です。結果は…

  

3位 7班 高学年の励ましとみんなのあきらめない姿が光ってました。

 

2位 5班 1位の記録までもう少し。一生懸命で声をかけ合う姿、とてもよかったです。

 

1位 4班 ちなみに回数は112回。1分で37~38回、2秒に1回以上とんでいた計算です。すごい!

 

1位~3位のみなさんおめでとう。また、どの班もとてもがんばりました。みんなに私から拍手を贈ります。そして、運動委員会のみなさん、とても楽しい企画をありがとう。楽しい思い出がまた一つできましたね。

この時期ならではの光景です(2年生・かけ算九九)

「失礼します。2年の〇〇〇〇です。校長先生はいらっしゃいますか。」

校長室に、2年生がやってきました。

  

この時期、2年生は算数でかけ算を学習していて、かけ算九九を唱えて覚えます。そのかけ算九九検定をいろいろな先生にお願いして実施しています。担任や副担任の先生だけでなく、校長はじめ教頭先生や教務主任の先生など、いろいろな先生が検定します。どの小学校でもおそらく実施している、この時期ならではの光景です。

  

 

休み時間になると、職員室や校長室に2年生がやってきて九九を唱えます。一日一回のチャレンジで、「今日は3の段をお願いします。」と自分で決めて検定にチャレンジします。いつもとちがう場所なのでさぞ緊張するだろうな…と思いきや、すらすらと九九を唱えていてとても感心します。

  

 

まだまだ先は長いようですが、「全段コンプリート」を目指してみんながんばってね。

メジャーリーガー大谷選手からのプレゼント

メジャーリーガーの大谷翔平選手からすてきなプレゼントが届きました。

 

話題の「大谷グローブ」(右手用のグローブ2つと左手用のグローブ1つ、合計3つです。)です。グローブには、大谷選手のサインが入っていて、「野球しようぜ。」のメッセージが添えられていました。昨日の朝、ランチルームで全校児童にお披露目をしました。

 

 

今後は、全校児童が使うことができるように、各教室を廻っていく予定です。どんな様子かは、ホームページでも紹介していこうと思います。

 

また、大谷選手が目標を達成するために高校一年生の時に作成した「目標達成シート」を子どもたちに紹介しました。このシートは、目標(夢)を中心に置き、周囲のマスにそれを達成するための8つの目標を、そしてさらに細分化した8×8=64の目標を書き込んだものです。

 

大谷選手が中心に書いた夢は「8球団からのドラフト1位指名」でした。それを達成させるために、細かな(具体的な)目標を立てて努力したそうです。よく見てみると、野球の技術的なことだけでなく、「礼儀」「あいさつ」「思いやり」「道具を大切にする」また「ゴミ拾い」など、生活面や心のもちようなどに関する目標もあります。毎日の小さな積み重ねや、相手のこと・道具を大切にする心・態度が大きな夢につながるのだなと感じています。子どもたちにも、小さな努力を積み重ね、続け、目標達成に向けて伸びてほしいと思っています。(休み時間、興味深そうに子どもたちが見に来ていました。「『運』っていうのもあるんだ!」などと新たな発見をしていました。)

あらためて、大谷選手に感謝いたします。

※グローブとメッセージカードは2月2日(金)の期末PTA・授業参観の際にも展示したいと考えています。お越しの際にはぜひ、ご覧ください。

「どうなるのかな?」(4年理科・もののあたたまり方)

先週のある日の4年生の教室でのことのです。

「金属の棒の端を熱したら、どんな風に熱が広がっていくと思う?」「じゃあ、金属の板だったらどうかな?」

先生の問いに、子どもたちは一生懸命考えて、ノートに書いています。

 

4年生理科「もののあたたまり方」の単元で、金属を熱すると、熱がどのように伝わるかを調べる学習です。今回は、金属の棒と板の端を熱してどのように熱が伝わるかという実験をします。子どもたちはその予想をしていたのでした。

 

 

子どもたちの予想を書いたノートを見ながら、つぶやきを聞いてみました。

Aさん「端を熱しても、あまり熱は広がらないんじゃないかな。」 私「何でそう思うの?」 Aさん「前に、お線香に火をつけたことがあって、その時お線香はすぐに燃えていかなかったから。」

またある子は、

Bさん「もし棒を傾けたら、この場合だと端に熱が伝わるけど、この場合だと…」 私「なるほど~おもしろいね。」Bさん「だって、空気は温まると上に行くって勉強したから、この場合も同じだと思って。」

Aさんのように、今までの経験や、学習したことを基に予想を立てていることはとても大切なことです。理科の学習では、実験結果を予想する際に「根拠をもとに予想する」ということが重要だとされています。(もちろん「なんとなくそう思う」という「根拠」もOKだと私は思っています。)

それからBさんのように「もし…だったら」と「発展的に考える」ことも大切です。学習したことが広がったり、今までの学習や経験などが結びついたりする大切な考え方です。

その後、子どもたちはグループになって予想を伝え合います。そして、クラス全体でも予想を共有しました。

 

 

 

自分の予想・考えを伝えようとがんばっている、理解しようと聴いているのがよく分かります。同じ予想もあれば、ちょっと違う予想をしている子もいて興味深く聴き合っていました。実験を早くやって確かめたい気持ちも高まったようです。

さて、次の時間はいよいよ実験だそうです。この時間、私も子どもたちに「校長先生の予想」を伝えました。実験結果はどうだったでしょうね。私も気になっているところです。

能登半島地震災害義援金について(お願い)

 本日、お子様を通じて、能登半島地震災害義援金に関するお願いをいたしました。

 各種報道でご承知のことと存じますが、元日に発生した能登半島地震では、多くの方がお亡くなりになり、また行方が分からない方も多くいらっしゃる状況に加え、避難所で不自由な生活を強いられている方々が膨大な数に上るなど、被害状況も甚大なものになっています。
 そのような中、各地で、本災害への支援も始まり、さくら市でも、支援物資を送るとともに、「令和6年能登半島地震災害義援金」の受付が始まりました。
 本校としても災害支援に何か協力したいと考え、この義援金の送付に参加することといたしました。本校職員にも義援金の協力を呼びかけているところですが、どうぞ、保護者の皆様にもご理解とご協力をいただければ幸いに存じます。
 ご協力いただいた義援金は、さくら市、そして日本赤十字社を通じて能登半島地震災害で被害を受けられた方への支援として役立てられます。わずかな金額でも結構です。子どもたちにもこのことを伝え、自分ごとととらえ、みんなで一緒になって、苦しんでいる多くの方々を少しでも支えていくようにしたいと思います。ご協力をよろしくお願い申しあげます。

1 義援金受付期間
  令和6年1月16日(火)~1月19日(金)

2 義援金のご協力について
  次のいずれかでお願いいたします。
 ・お子様に持たせていただき、担任に提出いただく。
 ・保護者の方が学校へ直接持ってきていただく。(職員室にお声がけください。)

どうぞよろしくお願いいたします。

たこたこあがれ(2年生・生活科)

先日の5時間目、2年生が何かを持って一目散に校庭に出てきました。

 

生活科の昔遊びの活動で、自分たちでたこ(凧)を作って、これからとばすとのこと。さあ、無事にあがるでしょうか…

などという心配もいらないくらい、この日は風もよく吹いて、絶好の「たこ日和」。子どもたちのたこはぐんぐんあがり、真っ青な空に吸い込まれていきました。

 

 

 

中には見えなくなるぐらい高くあがっている子も。「引っ張られて(自分が)飛んでっちゃいそう」と、風の力を体感している声も聞かれます。

   

たこあげは初めてという子もいるようです。夢中になって楽しそうに遊んでいる様子を見ていると、子どもたちにとっては「昔遊び」ではなく、立派な「今遊び」になっているのかもしれませんね。

1月あいさつ巡回活動(市青少年センター活動)

1月10日(水)朝、新年1回目となる1月のあいさつ巡回活動を実施しました。今年度は4月から数えると5回目のあいさつ運動で、市青少年センター、市教委、民生児童委員の皆さん、本校の学校運営協議会の皆さんにお越しいただき、本校の子どもたちのあいさつ向上にお力をいただきました。

 

 

これまでは6年生があいさつ運動に加わり盛り上げていましたが、今回は、5年生が初登場。6年生と一緒にあいさつを盛り上げました。遠くからでも元気に「おはようございます!」とあいさつする6年生の子どもたちの「リーダーシップ」と「やる気」を引き継ぎ、来年度に向けて5年生もがんばりました。5年生6年生ともに本当に素晴らしいです。

 

 

参加いただいた皆様お世話になりました。次回は3月6日(水)、いよいよ今年度最後のあいさつ巡回活動です(もう最後とは…はやい!)。どうぞよろしくお願いいたします。

子どものもっている力・可能性

12月のことです。3・4年生で、休み時間に竹馬がちょっとしたブームになっていました。3年生が体育の時間に竹馬をやっていたこともあって、業間休みや昼休み、子どもたちが竹馬を練習していました。

 (1)この子(右端の子)は、はじめ竹馬に乗るとどうしても後ろに下がってしまっていました。(重心が後ろに行ってしまうせいですね)「竹馬を前に押し出す感じで…」と伝えました。何度も何度もタイヤのところで練習です。

すると、3日ぐらい経った頃でしょうか。業間休みに外へ出てみると「校長先生!前に歩けるようになりました!」とその子はうれしそうに竹馬にチャレンジしています。見てみると、2~3歩ですが、前に歩いています。そして、一週間後には足場を高くして、かなり安定して乗れるようになっていました。

(2)この子は、はじめバランスがとれず、乗ってもすぐに落ちてしまっていました。でも、何度もチャレンジします。私もちょっとだけお手伝いして、竹馬を押さえたり、「その場で足踏みをしてごらん」などアドバイスしたりしながら様子を見ていました。すると、1歩だけですが前に進むようになり、「竹馬がんばろう!」と俄然やる気を出していました。次の日も次の日も休み時間、その子は竹馬にチャレンジしていました。

やはり3日ぐらい経った頃でしょうか。「校長先生!けっこう歩けるようになりました!見てください!」と笑顔で教えてくれました。見てみると、バランスをよくとりながら3~4歩竹馬で歩いています。

(3)3年生の子どもたちの様子です。

 

以前、体育で竹馬をやっているところ、私もちょっとお手伝い。子どもたちは、少しずつ少しずつ、乗れるようになってきます。はじめふらふらだった子も一時間の間に、前に1歩、2歩と進めるようになる子もいます。「1歩、歩けた!」という子に「よし!1歩できたら、2歩いけるぞ!」などと声をかけるとさらにやる気を出してがんばります。すると、数日後、この写真のようにとことこと歩けるようになっています。みるみるうちに多くの子が上達していく様子に驚きでした。

 

こんな子どもたちの姿をとおして、子どもの力や可能性は無限大で想像を超えるものがあるとあらためて感じました。子どもたちの「もうちょっとでできそうだ」という気持ちが、「がんばってみよう」のエネルギーになって、目標達成に近づき「できた!」「分かった!」の達成感と充実感につながります。我々大人はその手助け、お手伝いをする必要があると思っています。

新年が始まりました。今年も、子どもたちの力と可能性を信じて伸ばし、充実感や達成感を味わわせ、やる気や本気を育てていくことを大切に、教育活動を進めていきたいと思います。

部活動報告

本校HPのメニュー欄に、『体育文化後援会(野球・バスケ・金管)』があります。先日行われた、バスケ部の活動報告を載せましたので、ぜひご覧ください。

新年初日を迎えました

令和6年(2024年)がスタート、冬休み明け初日を迎えました。子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。「おはようございます!」に加えて「あけましておめでとうございます!」「今年もよろしくお願いします!」と新年のあいさつする子も。寒い日が続きますが、本当に子どもたちは元気です。元気な子どもたちを見ているだけでこちらも元気が出ます。

 新年初日の授業の様子です。

1年生:昔遊びにチャレンジ(生活)

 

2年生:自分の体の長さを調べてみよう(算数)

 

3年生:漢字の意味(国語)、事故や事件から人々を守る(社会)

 

4年生:漢字テスト&ものの温まり方(理科)

 

5年生:お正月の遊び(福笑い)(英語)&もののとけ方(理科)

 

6年生:冬の訪れ・お世話になった人に手紙を書こう(国語)

 

どの学年も、一年のよいスタートが切れているようです。あるときは真剣に、あるときは楽しそうに授業に臨んでいてとてもいいですね。

「いいね!」

※まだまだ、インフルエンザ等の感染症は予断を許さない状況です。ご家庭でもお気をつけください。

令和6年(2024年)今年もよろしくお願いいたします

校庭のハクモクレンの花芽(「冬芽」と言うそうです。)も少しずつ膨らんでいます。あたたかい毛に覆われた花芽はゆっくりと大きくなり、春(3~4月)にきれいな花を咲かせ、目を楽しませてくれます。

 

年が明け、新年、令和6年(2024年)がスタートしました。

保護者の皆様、地域の皆様には、昨年は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

おしピョンのうさぎ年から辰年にバトンタッチです。昇り龍のように子どもたちの力がぐんぐんと上昇していくことを願っています。

昨年はお世話になりました。辰年の今年も押上小をよろしくお願いします。おしピョン

部活動報告

本校HPのメニュー欄に、『体育文化後援会(野球・バスケ・金管)』があります。先日行われた、バスケ部の活動報告を載せましたので、ぜひご覧ください。

明日から冬休み(2学期前半最終日・冬休み前集会(表彰朝会)・サンタさんからのプレゼント・今年最後の授業)

今日で、2学期前半が終了です。

本日朝の時間に「冬休み前集会(表彰朝会)」を行いました。

はじめに、この秋に行われた各種書道展や口腔衛生作文、ミュージアム絵画展、市駅伝大会などの表彰を行いました。

 

 

 

 

  

※この2枚は、16日(土)喜連川公民館で行われたミュージアム絵画展表彰式の様子です。

 

 

また、私からは、持久走記録会や市駅伝大会を振り返るとともに、明日からの冬休み、気を付けて過ごすことをお話ししました。子どもたちの真剣に聴く姿勢、すばらしいと感じました。

  

 

それから、今日の給食にはセレクトデザートが出ました。チョコケーキ、ロールケーキ、イチゴプリンの3種類です。そして、なんと!教室やランチルームに、サンタさんたちがデザートを届けてくれましたね。あのサンタさんたちは一体誰だったのかな・・・

5時間目の様子です。今年2023年、最後の授業です。これまでの振り返りや整理整頓、冬休みの過ごし方、冬休み中の学習などを確認していました。

     

明日から14日間(2週間)の冬休みです。年末年始を挟みます。事故や病気・けがには十分気を付けて、充実した冬休みとなることを願っております。みなさま、よいお年をお迎えください。大変お世話になりました。

 

※冬休みは1月8日(月・祝)までです。児童のみなさん、1月9日(火)元気に会いましょう。

まつのみ班の自由遊び

本校には「まつのみ班」という縦割り班があります。これは、1~6年生の縦割り(異学年)でひと班10~11人の活動班です。全部で10班あります。この班で、これまで、グリーンタイム(緑化活動)を行ってきました。

20日は、昼休みに自由遊びを行いました。はじめにあらためて自己紹介で顔と名前を紹介し合いました。

 

6年生を中心に遊び開始です。「だるまさんが転んだ」「へびおに」「長縄跳び」などで遊びました。

 

 

 

 

 

 

見ていると、高学年は自分より下の学年の子たちをリードします。下の学年の子たちは、お兄さんお姉さんの言うことを聞きながら一緒に遊びます。リーダーシップやフォロワーシップを育てる意味でも大切な班活動です。

 

どの班も楽しく充実した時間を過ごしていたようです。先生もいっしょになって遊んでいるのもいいですね。

 

ある班では、最後に6年生が班員に聞いていました。「これで終わりにします。楽しかったですか。」すると、みんなが「はあい!」と返事。その6年生は「ああ、よかったあ。」と、とてもホッとしていました。みんなが楽しんでいたことにとても安心したようです。こんな経験が成長に結びつくんだろうなと感じました。

 

来月は、この班で縄跳び大会が行われる予定です。楽しみですね。

そうそう、私が小学生の頃には、近所の子どもたちが学年関係なく集まってよく遊んでいました。「ザ・昭和」かもしれませんが、今はなかなかないのかも。ちょっと寂しい感じもします・・・

クリスマスが近づいてきました

クリスマスが近づいてきました。

1年教室の入り口にすてきな掲示物がありました。

サンタさんへのお願いが一人一人書いてあります。子どもらしいいろいろなお願い事です。読んでいて目を細めてしまいます。

 

 

 

 

  

 

あっ! サンタさんにお願い事をしていたら、6年教室にサンタさんが現れました!

この日は、英語の先生がサンタさんに大変身。子どもたちも阿吽の呼吸(!?)で授業を盛り上げていました。しっかり「サーチワードゲーム」(単語見つけゲーム)などに取り組みました。 

  

おや?よく見ると、3人ほど「ミニサンタさん」がいますね。

 

Merry Christmas!

 

 

那須の大地を見学(4年社会科見学)&お弁当の日

4年生が社会科見学で那須を訪れました。

 

はじめに、那須野が原博物館です。「郷土の発展に尽くした人たち」という社会科の学習で、那須野が原の開拓(那須疎水)に関する見学と体験を博物館で行いました。

 

もっこ担ぎ体験 おっとっと。なかなか難しそうです。昔の人は石や土をこんな風に運んだんですね。

 

 

館内でVTR視聴、展示見学

 

 

 

再度外に出て水くみ体験 「うわ!重い!」「おっとっと」・・・説明の方の「昔は子どもが水を運ばなくてはならなかった。4kmぐらいあったかな。」というお話を聞いてみんな驚いていました。と同時に、昔の人(子ども)の苦労も実感したようでした。

 

  

午後は、西岩崎頭首工へ移動し、那須疎水の取水口を見学

 

 

一日かけての見学で、子どもたちもとても楽しみに、また、一生懸命話を聴いたりメモをしたりしていました。説明の方が「十何年説明ボランティアをしています。これまでたくさんの子どもたちが見学しに来ましたが、(わらじなどの材料や防風林の木の種類をたずねたとき)『わら』や『スギ』と答えられたのはみなさんが初めてです。」と思いがけないお褒めの言葉をいただきました。子どもたちの経験や大人の関わりが大切ですともおっしゃっていました。ちょっとうれしくなった見学になりました。

また、この日は今年度3回目のお弁当の日でした。4年生の子どもたちもお弁当です。とてもうれしそうに、大事そうに食べていて微笑ましくもありました。

 

 

全学年の保護者の皆様、19日のお弁当の日、大変お世話になりました。次回は、来年1月23日(火)(「1・2・3」の日です)です。よろしくお願いいたします。

今年最後のクラブ活動&3年書写指導

18日(月)の6時間目はクラブ活動を実施しました。4月から数えて8回目の活動で、今年最後のクラブです。とっても寒い一日でしたが、子どもたちは元気に活動をしていました。

 

 

 

1月には3年生のクラブ活動見学が控えているので、何を見せようか、3年生にも何か体験してもらおうかなど、見学会の内容を話し合っているクラブもありました。

 

また、19日(火)は、地域の先生をお招きしての書写指導がありました。こちらも今年最後の書写指導です。

 

 

 

今回は「丸み」の筆づかいで、漢字ではなく、丸みのある平仮名を書きます。文字は「つり」です。丸みのある平仮名の特徴を筆であらわします。文字自体は簡単ですが、丸みを意識するのはけっこう難しいですが、子どもたちは真剣に半紙に向かっていました。先生、また来年もよろしくお願いいたします。

「夢中」になって「熱中」して、「集中」して(読み聞かせ7)

 

 

先週、今年度7回目の読み聞かせを実施しました。

子どもたちの目が輝いています。朝のよいスイッチが入っています(不思議と後ろから見ていてもよく分かります)。「夢中」になって「熱中」して、「集中」してお話を聴いて、本を見ています。

 

 

 

 

 

 

師走の、なんとなく忙しく落ち着かない時期ですが、こういうときだからこそ、落ち着く朝の読書は大切です。あと少しで冬休みに入りますが、冬休みも子どもたちが本に親しめるとよいなと思います。読み聞かせボランティアの皆様お世話になりました。

ある日の昼休み

年末に向け、寒い日が続きます。みなさま、健康管理には十分注意いただきますようお願いいたします。

 

ある日の昼休みの様子です。寒くても、やはり「子どもは風の子」で、楽しそうに校庭で遊んでいます。

竹馬、一輪車、長縄、鬼ごっこ、ドッジボール、バレーボール、サッカーなどに興じています。この日、クラス遊びの学級もあったようで、みんなで楽しそうに遊んでいる姿がたくさん見られました。

 

  

高学年の子が、低学年の長縄跳びの縄回しを手伝ったり、上手に跳ぶコツを教えたりしているシーンもありました。すてきな光景です。

子どもは、遊びからいろいろなことを学びます。体や心の成長、人間関係づくりなど、子どもの成長にはとても大切な時間です。冬も子どもたちには元気に駈け回り夢中で遊んでほしいなと思っています。

※この前の昼休み、子どもたちと遊んでいて、「子どもの力・可能性ってすごいな…」と思うことがありました。詳しくは、後日、ホームページでお知らせいたします。

心を込めて「ありがとうございます」(感謝の集い)

先週、児童会による「感謝の集い」を実施しました。

日頃から、学習・生活や学校行事等でお世話になっている方々をお招きして、子供たちが感謝の気持ちを表す大切な行事です。

◆児童による司会進行

 

◆児童代表の感謝の言葉

◆学年ブロックごとにダンスの披露

1・2年生

 

3・4年生

 

5・6年生

 

◆感謝のお手紙の贈呈

 

私からは、お越しいただいた方々に、日頃からお世話になっていることに対するお礼を伝え、子供たちには、次のような「『ありがとう』は魔法の言葉」というお話をしました。

 

  「ありがとう」という5文字は「魔法の言葉」です。どんな魔法かというと、「言われた人がうれしくなる魔法」そして、「言われた人が『次もがんばろう』とやる気が出る魔法」です。「ありがとう」と言われていやな気持ちになる人はいません。
 ですから、感謝をあらわす「ありがとう」という言葉は「人を幸せにする魔法の言葉」と言えますね。
 押上小には「ありがとう」を言っている子もたくさんいます。これからも、いつでも、どこでも、感謝の気持ちをもって、「ありがとう」「ありがとうございます」という言葉が言える、そんな押小っ子がどんどん増えていくといいなと思います。そうすると、みんながうれしくなって「幸せ」を感じるクラス、「幸せ」を感じる学校、になっていくと思います。これからもみんなで仲よく、感謝の気持ちをもって、「ありがとう」の魔法の言葉をたくさん使っていってほしいと思います。

 この「『ありがとう』は魔法の言葉」というキーワードは、以前に勤めていた学校で、地域の方が子どもたちにお話しされていたもので、とても大切にしたいことだなと思っていたことでした。

 子供たちにはこのような話をしたわけですが、果たして自分は「ありがとう」を言っているだろうかと考えてしまいました。年末になり、忙しい日々が続くからこそ、自分を振り返り、周りを見渡し、感謝することを忘れずにしていきたいと思いました。

 改めて、地域の皆様、ボランティアの皆様、ありがとうございます。これからも子供たちのためにどうぞよろしくお願いいたします。

"please." "Thank you."(1年英語活動)

クリスマスが近づいてきました。1年教室の入り口にあるクリスマスのかわいい飾り付けが目を引きます。

  

先日は、クリスマスに関する英語を学んだ1年生の子どもたちが、お店屋さんになって、クリスマスカードをもらう・渡すやりとりを楽しみました。もらうとき・頼むときは"please."をつける、もらったら"Thank you."を伝えるという英語の表現を学び実践します。楽しそうにやりとりをしていて見ているこちらも楽しい気分になります。

  

 

 

もらったカードは色を塗って、おうちに持ち帰るとのこと。おうちの方にクリスマスプレゼントかな?

目指せ!アタックNo.1 その後(5年体育)

先日、紹介しました5年生体育のソフトバレー。いよいよリーグ戦が始まり、盛り上がりを見せています。

パス練習や試合が始まった頃と比べると、かなりラリーが続くようになり、グンと上達した感じがします。試合前のあいさつや、円陣を組んでの気合い出しも、声が出て「本気モード」がうかがえます。ラリーが続くということは、チームワークが向上し、声も掛け合えている、また、失敗しても、めげずに・責めずに、次の一球に集中している様子がよく分かります。笑いも起きますし、励ましの声も聞こえてきます。

 

 

 

3チームでの総当たりで、試合のないチームは練習です。練習でも、声を出し、パスが続くようにがんばっています。かなり、アンダーハンドパスやオーバーハンドパスが上手になってきました。

  

どのチームが優勝を勝ち取るのでしょう。結果が楽しみであるのと同時に、子どもたちの技術と心の成長も感じられうれしく感じています。

「さくら隊」の皆様に感謝(クリーン週間)

「年末」と言えば「大掃除」。11日からの今週1週間は、「クリーン週間」で、お掃除をいつも以上にしっかり行うことにしています。ふだんなかなかできないところをきれいにしたり、特定の場所をピカピカに仕上げたりします。

 

 

 

また、この期間には、お掃除ボランティアの「さくら隊」の方がいらっしゃって、子どもたちと一緒にお掃除をしてくださいます。今回は、窓のサッシの掃除をしてくださいました。子どもだけではなかなか手が回らないところです。本当にありがたいです。

 

 

さくら隊のみなさんのご協力により、1年の締めくくり、きれいな学校、きれいな環境になって、新しい年を迎えられることうれしく思います。ありがとうございます。

タブレットを活用して(4年図工・作品鑑賞)

4年教室で子どもたちがタブレットに何か書き込んでいます。

 

この時間は図工で先日作った作品を鑑賞する学習でした。ICTアドバイザーの先生からタブレット端末を活用するといいですよの助言をいただき、タブレットのアプリ「Padlet(パドレット)」を使って鑑賞をしているのでした。

   

 

「Padlet(パドレット)」は、Webブラウザで使えるオンライン掲示板のアプリです。文章や画像、音声、動画、手書きなど、いろいろなものを投稿して、みんなで閲覧したりコメントしたりできます。子どもたちは、自分作品を撮影し、それを投稿します。そして、お互いの作品を見て、コメントを入力(投稿)します。


子どもたちは、たくさんの友だちの作品を見てコメントを投稿していました。ときたま実物作品を見たり、その子に質問したりするなど「アナログ」の部分も。画面だけではなく、実際に見る・聞くことも重要です。

 いろいろなコメントが自分の作品にも集まり、子どもたちは読むのもきっと楽しみでしょう。タブレットの新たな使い方に私もとても感心しました。

力試し(1~6年 市学力調査)

がんばりましたね。

12日(火)、さくら市学力調査が行われました。日頃の学習の成果を確認する「力試し」です。

全学年、国語と算数が調査教科です。2・3校時の時間に実施しました。子どもたちの様子を見に行ってみると、校舎内がシーンと静まりかえり、ひたすら鉛筆が用紙の上を走る音と、「よしできた!」「うーん…」という心の中の声だけ(!?)が聞こえてきました。めあてのように「全力」で取り組んだと思います。

 

 

 

 

 

 

結果は、年明け2月頃に届く予定です。お子さんを通じてご家庭に結果表が届きますのでご確認くださればと思います。