学校の様子
2025 第4回合唱コンクール♬
昨日はけやき祭で大いに盛り上がりましたが、その熱はまだ冷めやらず、本日もビッグイベントの一つである合唱コンクールが行われました!
生徒たちは朝早くから登校し、最後の歌練習に励んでいました。
美しい歌声がおおぐろの校舎に響きわたり、これから始まる合唱コンクールへの期待がますます高まりました。
今年は審査員として流山市立江戸川台小学校 音楽専科 吹奏楽部顧問 大野伸子先生 をお招きしました。
大野先生は吹奏楽部の顧問として、日本管楽合奏コンテスト全国大会審査員特別賞最優秀賞、東日本学校吹奏楽大会金賞など、音楽界で数々の功績を残されており、より専門的な立場から審査をしていただきました。
学年ごとの発表の様子
まずは元気いっぱいの 1年生 の発表です。
続いて、昨年よりさらに進化した 2年生 の発表です。
そして、集大成として臨んだ 3年生 の発表です。
結果発表
1学年 金賞:3組✨ 銀賞:1組✨
2学年 金賞:2組✨ 銀賞:6組✨
3学年 金賞:1組✨ 銀賞:4組✨
受賞したクラスの皆さん、おめでとうございます。
賞の有無にかかわらず、どの学年・どのクラスも、本気で合唱に取り組み、より良い合唱を目指して努力してきた姿が心に深く伝わってきました。
審査員の大野先生からの講評
学年が上がるごとに歌声の完成度が高まっていること、また 退場の最後まで拍手を送る姿勢が素晴らしいとお褒めの言葉をいただきました。
合唱で最も大切なのはハーモニーであり、旋律・リズム・ハーモニーの中でも、言葉がリズムに奪われないよう心がけることが重要とご指導がありました。
発声については、
・顎を軽く引き「ア」の形で息を吸う
・目を大きく開け、眉を上げる
・鼻の奥を開くイメージで歌う
といった具体的なアドバイスをいただきました。
弱い声で歌う場面は、誰かに優しく語りかけるように歌うと良いとのことでした。
また指揮については、楽譜に書かれた情報を先読みしながら音楽をつくること、指揮者・伴奏者・歌い手がコミュニケーションを取りながら良い時間を生み出すことの大切さを示されました。
ピアノ伴奏も「とても上手でした」と評価をいただいています。
さらに校歌指導では、歌詞の意味をしっかり理解し、情景(例:差し込む光、優しい光)を音に乗せること、そして流れを止めないためにブレスを入れない歌い方を心がけるよう助言がありました。
普段から音楽の授業で指導されている内容も、大野先生からの言葉によって改めて意識が高まったようです。
合唱委員長からは、「どのクラスもそれぞれの色や思いが込められた合唱で、クラスとして取り組む中で一人ひとりが大切な存在であることに気付けたことが、合唱コンクールの良さだと思う。」との言葉がありました。また、「毎年さらにレベルアップしている」との感想も述べられました。
校長先生からは、「嬉しい・悲しい・悔しいなど、さまざまな感情を経験することが成長につながる。そして目標に向かって努力してきた“過程”こそが大切である。」とのお話がありました。
限られた練習時間の中でしたが、全クラス素晴らしい発表で、大成功に終わった合唱コンクールでした。しかし、全国的なインフルエンザの流行に伴い、参加できなかった生徒やクラスがあったことは非常に残念です。
YouTubeでのアーカイブ配信もありますので、ご家庭でもぜひお楽しみください。
本日ご来場いただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。
日頃より本校の教育活動に御理解・御協力を賜り、心より感謝申し上げます。
今後とも、温かい御支援の程、よろしくお願いいたします。