学校の様子

校長室より

食べエコ週間の取組(給食委員会)

 2月初めより、給食委員会主催で、「食べエコ」コンテストを行っています。日本では、食べられるのに廃棄されている食品が、年間500万トン~900万トンあると言われています。食べ物の大切さを改めて考えるということと、給食時の感染症対策への取組の充実を図るという意味でいつもとは違う食べエコの取組です。

 チェックしているのは、残菜残乳の量、身支度、手洗いうがいや無言で食事をとっているかなどです。マスクを外して食事をしているときが、最も感染しやすいときなので、給食委員が中心になってその予防としての取組をしてくれています!

 写真の上3枚と左下の写真は2-3の様子です。配膳担当の生徒の身支度はばっちりで、待っている人も無言で待っています。「いただきます」はマスクをして行い、その後は給食班が活躍。給食委員長の吉川さんが食器を返しやすいように裏返し、食缶を片側に寄せてお代わりしやすいようにしています。以前は先生がやっていたのですが、給食委員会の活動ができるようになってからはできることは自分たちでやっているということでした。その後、給食班のメンバーでお代わりしたい人に配付し、人気のあるものはじゃんけんです。他のクラスの1-7を見ると無言でじゃんけんをやっていました。また、食欲のある生徒に大盛りにしているクラスもありました。

 しかし、ここまで来るのは苦労があったようです。吉川さんによると、話をしてしまったり、食の細い人や食べられない人がいたりしたのですが、その都度解決をしてきたとのこと。「静かにしてください」と書いてあるプラカードを作成し、教室や廊下で呼びかけたり、食べられない人にはあらかじめ減らしていくことを周りの人に理解してもらったりと・・・。

 2-3の動きがよかったのは、自分たちで自主的に仕事を進めていたことです。吉川さんも「給食班のメンバーが、声をかけなくても仕事をやってくれて、ありがたいです。」と言っていました。まだ、「3年生の先輩は残菜などないのですが、どうしてもまだうまく食べ物を残さないように分けられていないクラスがあります。」ということです。話してしまう人に注意しなくてはいけないこともあるようですが、それも予防のため。仲間と頑張ってくれています! 

 エネルギッシュな給食委員会の動きを紹介しました。「生徒主体」で頑張っています!

保健体育、英語の授業の様子(1年)

 今日は3年生は中学校最後の到達度テスト1日目です。今週は茨城県と千葉県公立高校の出願もあり大変ですが、一つ一つ乗り越えられるよう、支援していきたいと思います。 

 今は知識を身に付けることで終わらず、自分たちでそれをどう生かすかが求められています。保健体育の1-3,4女子の授業(上3つの写真)では、女子はバレーボールを体育館でやっていました。授業で準備体操をする場面を見たところ、「自分たちで考えた準備体操を行いましょう。どんどん表現していこう。」と小林先生が声をかけスタートしました。グループ毎に考えた準備運動をしていて、お互いに声をかけたりもしていました。創作活動を取り入れた準備体操はやっていて、楽しそうでした。

 1-3,4男子の授業(下左)では、「異性の尊重と性情報への対処」について、「自分の感情とどう向き合っていけばよいか」という課題で、心と体が変わる思春期の向き合い方を生徒とともに考えていました。生徒達も真剣に反応していました。1-5英語の授業(下中)では英作文を行っていて、クリスティーナ先生が自分の好きなことをどう表現したらよいかを会話を通して生徒と考えていました。"Do you play inside or outside?"などと聞くと、"Inside." "What's the point?"と先生が訪ねると 「家は涼しい。」などと日本語で答え、先生が"How do you say 涼しい in English?" "Cool."などとスムーズなやりとりがありました。鈴木啓先生も英語の書く力をつけていきたいと考えています。最後の下右の写真は、日本ユネスコ協会副会長の野口昇先生に「職業人講話」で来ていただいた際に、学校に寄贈していただいた本で、図書室に置かせてもらっています。生徒にぜひ読んでもらいたいと思います。

授業の様子(1年、2年、2-7道徳)

 2月5日(金)は嬉しい場面がたくさんありました。その様子をお伝えしたいと思います。

 朝学校が始まる前に、中島先生が掃除をしてくれていました。気持ちの良い昇降口で子どもたちを迎えようという優しい思いから、いつもやってくれています。加わって一緒にほうきで掃いていたところ、1年生の生徒が「私たちも手伝っていいですか。」と声をかけてくれ、一緒に掃除をしてくれました。白山中学校には「ありがとうございます。」と言ってくれたり、手伝ってくれたりしてくれる素敵な生徒がいて、いつも感謝しています。

 授業が始まって見に行くと、1-1数学の授業(左上)では担任の太田先生が「統計資料の読み方」について具体的なデータを元に生徒に考える授業を行っていました。また1-2理科の授業(上中)では日暮先生が地震や津波などのしくみをファイルを使ってわかりやすく説明して、どちらの授業も生徒達は今まで当たり前に思ってきたことを違う見方で考える方法を学び真剣に聞いて、考えていました。

 1-4道徳(右上)の授業では、「国際理解するとはどういうことか」について考え、「今まで他の人のことだと考えてきたけれども、自分でできることはないかと考えるようになった。」という意見が出されたりして、考えが変わる機会になったようです。左下の写真は、生徒会で今、白山中キャラクターの「シロヤマさん」作者の後継者を探す取り組みをしていて、各階のところにちらしをおいているところです。生徒会も積極的にどんどん行動していってくれています!

 下中央、右下の写真は3-4理科の授業で「放射線とは何か」について、「放射線読本」や資料などを使って、みんなでどんどん調べてまとめていっていました。3年生の前向きさは素晴らしいです!

 また、2-3数学(左上)では、松川先生の授業で等積変形について考える課題が出され、皆で解決していっていました。2-5英語(上中)では「観光地を紹介しよう」という題で自分の気に入った場所を今まで習った表現を使い、鈴木啓先生やクリスティーナ先生に質問をしたり、お互いに聞きあったりして積極的に英文を作っていました。読んでいて、面白い内容ばかりでした!

 また、2-7道徳授業では、大澤先生が「命のバトン」という題で、生きていることの奇跡、命を繋ぐことの意味を考える授業を行いました。市教委の村越指導主事も参観にいらっしゃいました。最初、赤ちゃん人形を生徒達はなんとなく抱いているところからスタートしました。そして、授業の中で「コウノトリ」というドラマの最終話、お母さんの命と赤ちゃんの命の両方を救えるかという場面を視聴し、子どもを産むことの大変さや産まれることの喜びを感じました。その後、抱っこすると赤ちゃん人形への抱き方は変わってきました。生きている人のような大切さを感じながら・・・。最後に本物の赤ちゃんを抱いて先生が現れ、皆もっと感動を感じました。生きていることのうれしさ、喜びを分かち合う場面でもありました。命の大切さを肌で感じる授業で、子どもたちもきっと産んでくれた親に感謝したのではないでしょうか。授業後は、子どもたちは赤ちゃんの周りに集まり、「かわいい!」と抱っこしていました。とても感動を感じた授業でした。

職員「若手研修会」を行いました。

 2月3日(水)に、若手研リーダーの菊池先生の下、5年目以下の先生方を中心とする研修会を行いました。昨年は若手の先生たちが集まって、学級作りや授業などについて学習会を行っていましたが、今年は実施が難しく今回が2回目です。

 お題は「新年度に向けた学級活動の在り方」で、学級レクや保護者会の持ち方などについて、一人ずつ話し、最後にお互いに意見を交換しました。今は時間が限られていますが、生徒同士が楽しめる企画や保護者会をどのように進めるとよいかなどについて、保護者の立場の先生からやお互いの経験談を聞いて学びました。

 最後に担当の菊池先生から、「学級作りが、楽しい学校生活を実現するのにとても大切です。」という学び合いの継続の声かけがありました。また、「この電気も税金から払われています。学校の先生が普段意識しないことがある。時間や健康も同様でとても大切だ。健康あっての私たちの仕事なので意識していきましょう。」という声かけがありました。様々な学びがあった会となりました。本校では「学び続ける教師」ということを目標の一つにしています。授業でも、生徒同士の学び合いを大切にしていますが、私たちも大切にしていきたいと思います。

「十年後の私」のスピーチ・PART2(3-5にて)

 今日は3年5組で「十年後の私」のスピーチ発表を行っていました。一人一人の発表がすばらしく、ずっと教室で聞かせてもらいました。

 普段の授業で、3年5組は教え合いなどでよく声をかけあっています。今日はスピーチ発表。皆緊張しながらも自分の考えをしっかり伝えていました。仲間の主張を受け止めていたところも印象的でした。

 発表は、十年後の自分がどんなことをしているか。建築、介護、学校の先生、青年協力隊、イラストレーター、アミューズメントパークやアニメ関係の仕事等々、多岐にわたって、皆自分が何をやりたいかを持っていました。各自夢を持った経緯があって、「停電やエレベーターが止まるなどが当たり前の生活を海外で経験した。日本の安全な建物や設備を他国で実現したい。」「介護の仕事を体験して、人が足りないということから、自分が役に立とうと思う。」「好きなものに、関わっていく仕事がしたい。」「授業で教え合いをしていて、人に教えるのが楽しかった。先生になりたいと思った。」「ゲームは誰もが楽しめる。ゲームで人を幸せに出来たら嬉しい。」「家族の夢を自分が実現したい。」という話をしていました。

 国語科担当の石垣先生は、「自分の夢を自由に他の人に伝えよう。2年間一緒に過ごしてきた仲間だからこそ、お互いの夢を自由に語り合う場にしよう。」と最初に声かけをしたそうです。だからこそ、勇気を持って自分の夢を語ることができ、他の人の頑張って発表している姿を馬鹿にしている人は誰もいませんでした。素敵な時間を過ごしているひとときをご紹介しました。

授業の様子や廊下の掲示物について

 今日は節分で明日から立春。春が近くまで来ていると感じられる昼間の陽気でした。

 昨日は寒かったのですが、校庭で行っていた1年生体育の授業では生徒たちが元気に走ったり、縄跳びを跳んだりしていました。縄跳びでは二重跳びやハヤブサをビュンビュンと跳んでいて、できた種目の結果をカードに書き込んでいました。寒くないか聞いても、「走っているので温かいです。」と答えてくれ、こちらまで元気になりました。

 先日紹介した2年生の廊下掲示物ですが、今日見ると国語の「百人一首新聞」と理科のテストの結果表に変わっていました。国語科の中島先生によると、30年前の生徒が作った「和歌新聞」を子どもたちに紹介し、取り組んだそうです。出来映えの方はその頃の生徒と遜色ないそうです。昔は土曜日も学校があり、今は昔ほど時間が取れないですが、生徒たちは先輩たちのいい手本を見て、頑張りました。絵を描いたり色を付けて美しく味わいのある新聞になりました。

 また、理科は他クラスの作ったテストを解き、その結果が出されています。下の写真の6組は7組のテスト(30点満点)をやった結果で、生徒は「難しいな」と言っていたそうです。こうやってお互いに競い合うのも面白いことですね。

 2年2組と2年7組の教室では帰りの会を進めていて、中では学習委員が忘れ物調べをしていました。どちらも和気あいあいとしたムードで、3年生を送る会の練習後でしたが爽やかに進めていました。3年生を送る会の練習はダンス、背景、小道具や大道具、そして演技を進めていますが、生き生きと生徒が動いている姿が見られます。

 

「十年後の私」のスピーチ(3-3にて)

 今日は3年3組で、「十年後の私」のスピーチ発表を行っていました。3年生の最後のまとめ。みんな言葉がはっきりしていて聞き取りやすく、自信をもって発表しているのが印象的でした。3年間培ってきた文章力、表現力が発揮され、多くの生徒は原稿を見ずに自分の言葉で発表していました。

 内容に説得力があり、聞き入ってしまいました。10年後、25歳になったら、「世界大会に出たい。」とか、「スポーツトレーナーになりたい。」等の夢を語る人や「インターネットにつながる冷蔵庫など、役に立つものを作りたい。」など具体的な構想を話している人もいました。また、自分の夢を叶えるためにこれからこういう努力をしていきたいという現実的な話も出てきて、夢はすぐそこにあるという感じがしました。

 「見えないところで人の支えになれる人を目指したい。」「健康を大切にして、余暇を楽しめるようになりたい。」「部活動やこの3年間を通じて、『感謝すること』『努力すること』の大切さを学んだので、それをこれから生かしたい。」と自分の思いを自然な言葉で伝えている様子を見て、学級の仲間に本当の気持ちを伝えられる関係を、うらやましくも感じました。集中して聴く中でも、ユーモアたっぷりに伝えている人もいてみんなで笑いを共有する場面もありました。2年間の生活を通して、お互いを認め合っているのを感じました。

 国語科担当の鴨下先生は、「今までやってきたことを振り返って、これからこういう自分になるんだという決意を込めて、お互いによさを認め合い、学び合おう。」と最初に話したそうです。言葉の力のパワーを感じる授業でした。3年3組だけでなく、ほかの3年生のクラスも最後のスピーチに取り組んでいます。きっと、どのクラスでもお互い感動を分かち合っていることでしょう。

速報☆吹奏楽部が県コンクール入賞!県大会出場も決定。

 吹奏楽部が、千葉県吹奏楽個人コンクールで素晴らしい成果を上げました。今年はDVD審査で4組応募したところ、以下のような賞をいただきました。

〇トランペット部門 優秀賞【県大会出場】櫻井さん(2年)、伴奏・信田さん(2年)

〇フルート部門 優秀賞         北峰さん(1年)、伴奏・渡邊さん(2年)

〇ファゴット部門 優良賞        野口さん(2年)、伴奏・東さん(2年)

〇パーカッション部門 優良賞      杉田さん(1年)

 トランペット部門の櫻井さんと信田さんは3月21日(日)に千葉県教育会館で行われる県大会に出場します。これからも練習を積んで、さらに納得のいく発表になるようにしていってほしいと思います。吹奏楽部は音作り、仲間作りに力を入れています。やる気が音に出てきています。これからも努力を続け、コロナが収束して皆さんにお聞かせできる時が来たら、感動を呼び起こせるよう、表現力をつけていってほしいです。

【報告の続き】 県大会に出場する櫻井さんと信田さんが報告に来てくれ、これまでの練習や今の気持ちなどを聞きました。櫻井さんは「去年は演奏の機会が減ってしまいました。今回は上を目指すというより、より楽しんで演奏をしていこうと思っています。よろしくお願いします。」と、演奏できることの喜びを純粋に伝えてくれました。また、伴奏者の信田さんは「トランペットの演奏を支えられるよう、これからも練習を続けていきます。本番では、今までの練習を生かして、楽しんで来たいと思います。」と話してくれました。

 個人コンクールの練習は全体練習の合間に抜けてやっているそうです。よりよい音を出すためにきっと努力を積んでいくことでしょう。どうぞ、吹奏楽部の頑張りにも応援をお願いいたします。

寒い中ですが、頑張っています!(部活動)

 寒い日が続いていますが、昨日の雨(雪)が晴れ、今日は爽やかな空の下、各部活動が精一杯練習をしていました。

 陸上部(左上)では各競技に分かれて、トレーニングを目的意識を持って行っていました。気持ちのよいあいさつをしてくれ、部活動のまとまりを感じます。野球部(上中央)は緑川先生の指導の下、一つになって投げて、走ってを続けていました。お互いに声を掛け合っているいい姿が見られました。野球部は本当に気持ちのよいあいさつをしてくれます。テニス部(右上下)はコートの状態がよくないのとせっかくよくしてもらったコートを大切にするために、今日は体力作りです。気持ちのよい声を掛け合って、やる気を出していました。コートを大切にしているところがいいですね!

 サッカー部は西日が当たる中でしたが、とにかく集中してボールを追っていました。チームがしっかりできているのを感じました。その中、駅伝部の選手が自分のペースで走っていきます。目的意識を持って走っているのを感じます!

 部活動のことをお伝えするのは久しぶりでしたが、生徒は各部活動で頑張る姿を見せていました。来年に向けて力を付けていってほしいと思います。

広島派遣報告のリレー講座を布佐南小にて実施しました!

 1月29日(金)に、生徒会長の寺島さんと副会長信田さんが、布佐南小でのリレー講座にアシスタントとして参加しました。今年広島派遣で感じたことを参加者が伝えて、小学生に平和の大切さを考えてもらおうという企画で、市で毎年行っています。

 我孫子中、布佐中の生徒や過去広島派遣に参加したOBとともに、パワーポイントを使って説明。その後、「核兵器のない平和な世界になったら、どうなるか」を皆でワークショップ形式で考えました。なかなか話し合いが進まない班にも、信田さんが声をかけて考えるきっかけを与えていました。寺島さんも見守りながら、布佐南小の校長先生と一緒に声をかけていました。 

 最後にまとめの中で、「お互いの違いを認める強さを持とう。それが平和な世界に繋がる。」というメッセージが講師の先生から伝えられ、子どもたちもしっかり受け止めていました。代表の児童が「当たり前のことを当たり前だと思わないと言う言葉が心に残った。戦争だったら手に入らなかった食べ物や様々なものを大切にしていきたい。」と言っていました。

 このような機会を通じて、平和の架け橋をしている生徒の様子を見ていて、温かい気持ちになりました。

授業の様子(3年生・1年生・国語科)

 3年生はコロナ禍の中でも進路決定という目標に向け、助け合いながら学習を進めています。進路が決まった生徒も出ていますが、これからという生徒がほとんどで、皆精一杯取り組んでいます。そんな中、先日、仲間を思いやる嬉しい姿を見かけました。進路先が決定している生徒が公立入試の問題を解いていました。「やっぱり、やっておいた方がよいと思って。」と話していました。自分が受かったからと浮かれず、仲間と同じ気持ちでやっていて感心しました。

 さて、下の写真は、3年生の授業風景です。3年生は今、主に総復習を行っていて、説明を聞いたり、聞きあう活動を通して、課題解決を図っています。なのはな学級英語(左上)、英語(左下)の授業では真剣に取り組んでいます。理科(上中)、数学(右下)では、教え合いを行っています。理科の授業(下中)では「太陽の特徴」を学んでいます。右上写真は「卒業までの日数」を皆で書いて掲示しています。(3-7)

 1年生では、「一笑全進」を合言葉に、仲間と楽しい学校生活を目指し、頑張っています。

  理科(上中 1-3)では地震のメカニズムについて学習で、興味をもって参加していました。英語(1-1)ではWhy do you ~ ? Because ....の練習をしていました。「校長先生に聞いてみよう」と言われ、私も参加しました。生徒に "Do you like manga?"と聞くと、"Yes, I do."と。Why do you like it?- Because it's interesting.と答えが返ってきました。コミュニケーションが英語でとれました!

 下の左の写真は1-7音楽の授業で、お琴を順番に弾いていました。下中央は1-1・1-2男子体育の剣道の授業で、お面の下の手ぬぐいの付け方などを学習していました。右下は1-5家庭科でエコバッグを作っていました。

 次は国語の授業についてです。3年生で素敵な詩の朗読の授業がありました。3-5国語の授業で、島崎藤村の「初恋」を皆で声を合わせて読んでいました。生徒は「皆で音読するのは楽しい。ちょっと恥ずかしいと思っても、皆で読むと声を出して読める。」と言っていました。(左上)3-3では、暗唱に挑戦していて、ある生徒は「初恋のストーリーをイメージしながら、何度も読んでいると暗唱できました。」と爽やかに、努力についてさりげなく教えてくれました。(上中央)

 2年生は、太宰治の「走れメロス」を記事仕立てで紹介。皆脇目も振らず集中していました。(右上)しかし、毎時間、漢字テストは行い基礎力を付けています。(右下)「走れメロス」の中で出てきた疑問をノートに書き出し、付箋に聞きたい質問を書いていました。その後は他クラスの生徒がその質問に答えてくれるそうです。まるでメロスや他の登場人物が生きているかの様です。 

 今、写真編集を工夫して、ホームページを良くしようと試みています。今後改善して学校の様子をできるだけ早く、わかりやすく伝えていこうと思っていますので、引き続きホームページを見ていただけると幸いです。白山中学校の応援をよろしくお願いいたします!

 

理科の取り組み

 2年生の廊下に今は、「天気」の学習についてのまとめが掲示されています。「気団」や「前線」といった、「天気予報」でおなじみの言葉の意味の説明や日本の天気の特徴を、わかりやすくイラストや図を使って、各班で工夫して掲示物を作成しています。実際に書いてみることで、理解も進みます。

 また、今はテスト問題を作成する課題に各班で取り組み、自らポイントを確認したり、絵や図を使って出題の仕方を工夫したりして、主体的に取り組んでいます。理科ではコロナ禍で実験を行うことが難しい状況もありますが、子どもたちも楽しいと感じ、やりがいを感じています。生徒と共に、これからも工夫して授業を進めていきます。

国土緑化運動ポスター原画コンクールに入賞!(美術部)

 美術部では毎年「国土緑化運動ポスター原画コンクール」に出品し、今年も日頃の成果を発揮し、力作を出品しました。その中で、2年岡田さんが特別賞(緑化推進委員会理事長賞・下左作品)、2年益田さん(下右作品)が入選をいただきました!作品を載せますので、ご覧ください。両作品とも、豊かな色彩で、自然を美しく描いています。また、佳作を1年石栗さん、中村さん、2年安藤さん、植﨑さん、遠藤さん、才木さん、山内さん,3年中川原さん、董さんが受賞しました。美術部、快挙です!

 特別賞と入選作品は全作品を入選作品集に掲載されており、紹介できますが、佳作などの作品を紹介できないのが残念です。顧問の内田先生は、「どの作品が賞を取ってもおかしくない、すばらしい出来映えです。美術部の生徒たちの頑張りが発揮できてよかったです。」と話していました。返却されましたら、美術室前に掲示するとのことですので、保護者の皆様に保護者会の折などに見ていただければ、幸いです。

 

白山初!1-6で、一人一台タブレットのテスト使用を開始。

 国のGIGAスクール構想の一環で、白山中学校にタブレットが届きました。そこで、今回はルーターを使っての使用テストを、1月22日(金)に1年6組で行いました。白山中学校で初めてのテスト使用です。担任の岡田先生の指導で、インターネット閲覧をしたり、コラボノートを使って出席確認をしたり、文章を貼り付けしたりなど、使い勝手を試しました。生徒達も教え合いながら進め、学校HPも閲覧してくれました。

 生徒はすぐに使い方に慣れましたが、ルーターの速度が追いつかず、課題もありました。しかし、これから試行錯誤を重ねながら、ICT環境を整えていきたいと思います。パイオニア精神に満ちた、1年6組の生徒たちには経験を生かし、学校をリードしていってもらいたいです。

 

 

1/21 第3回教科別研修会行われる

 今月第3回目の校内研修会です。新学習指導要領実施に向けて、全教科で講師の先生方をお呼びして研修を行っており、今回は3回目最終日です。音楽科では柏五中の磯野先生、美術科では野田二中の石崎先生をお呼びしての研修です。お忙しい中ですが、様々な例を出して、授業の考え方、評価の仕方についてのご助言をいただきました。大変有意義な研修となりました。

 また、他の教科では来年の「年間指導計画」についての研修を進めました。英語科では3回に渡り、市教委指導課の齊藤指導主事にご助言いただきました。齊藤指導主事からは、「3回の研修会はどれも非常に有意義な時間でした。先生方の熱心で、主体的に取り組む態度に刺激を受けました。英語科の皆さんと一緒に悩み、議論したことでまさに「深い学び」ができました。」と言っていただきました。よりよい授業ができるよう、研鑽を積んでいます。

給食室を訪問しました。12/20

 12月20日は給食室を訪問しました。

 今日のメニューは「きなこ揚げパン、海藻サラダ、ポトフ、煮干し、干しプルーン」です。人気のメニューのきなこ揚げパンの調理しているところを見せていただきました。パンを揚げたてのうちに、きなこの入った食缶に入れていました。そうしないときなこがうまく付かないそうです。ベテランの調理員さんたちが手際よく、作っていました。

 次に隣の鍋を見ると、ポトフの肉が鍋でゆでられているところでした。肉を柔らかくするために特別にゆでていました。おいしいポトフの理由がここにありました。また、その隣では、海鮮サラダのキュウリとコーンが熱い鍋でやはりゆでられていました。安全を守るために、サラダの食材にも火を入れているそうです。ここまで気を遣ってくださっていることに感謝したいです。

 給食室の出口では、皿の数を一つずつ数えてくださっていました。一つでも違わないように、手で数えていたのです。おいしい給食を作るのにこれだけ、気を配って作ってくれていることに驚きました。毎日、おいしい給食を作ってくださる、「メフォス」の皆様に感謝したいです。

 栄養士の増田先生は「皆が気持ちよく、しっかり食べてくれると嬉しいです。寒さやコロナに負けないように、これからも食べてほしいです。」と言っていました。給食チーフも「いつもよく食べてくれるので、作りがいがあります。」と話してくれました。

 生徒に聞くと、「今日、学級全体で一つも残らず、完食でした。」「きなこ揚げパンがおいしかった。全部食べました。」と言っていました。給食委員がいつも取り組んでいますが、おいしい給食ですので、みんな満足でおいしく食べたようです。これからも給食を作ってくださっていることに感謝しながら、いただいていきたいと思います。

1年生の授業風景

 今日は平常の授業の様子をお伝えします。今年はコロナ感染対策で授業参観が出来ないため、少しでも様子を知っていただければ幸いです。

 1年生の様子です。だんだん中学校に慣れ、課題への取り組みがよくなり、反応もはっきりしてきました。自分の行動に自信が見られる生徒が多くなってきました。

 1年1組の美術の授業では、無言で集中。「くだもの・野菜が大変身」というテーマで、気に入ったものを選んでデザインし、好きな色を塗っていました。とにかく、色使いが美しい!才能豊かで脇目も振らずに取り組んでいる姿に、いつもより多く写真を撮っての紹介です。

 

 

 

 

  

 

 1年2組では数学です。円錐の展開図についての問題を解いていました。1年間で一番難しい所ということでしたが、生徒達は果敢に取り組み、頑張っていました。1年2組の掲示物は工夫が多く、窓の上に、かわいい色紙に一人一つずつ気に入った漢字を書いて飾っていました。

 

 

 

 

 

 

 1年3組では社会の授業で、「日本の位置を説明しよう」というテーマで緯度、経度など地図の見方の学習です。先生の質問に積極的に反応していました。1年3組は2班外清掃を担当していて、寒さの中も頑張り、今日はゴミの袋をまとめたり、壊れたほうきを捨てたりしてくれました。いつも助かっています。1年4組は道徳の授業で環境問題を考えていました。「出水のツル」が題材で、自分たちは生かされている。環境を生かしてツルの世話をしていくこと、これからも戦争など環境を壊すことはしない努力が大切などの意見が出ていました。掲示物が丁寧にラベリングされています。

  

 

 

 

 

 

 1年5組では国語の授業で、文法の「自立語」の学習でした。鴨下先生から、「形容詞」などの例を聞いて、意見を求められると沢山の生徒が反応していました。面白い意見を言う人がいて皆で笑ったりしながら、楽しく学習を進めていました!なのはな1組では理科の授業で生徒は一人でしたが、先生が説明すると積極的に知っていることを意見していました。

 

 

 

 

 

 

 1年6組では五島先生とALTのエリック先生の英語の授業でした。生徒達は練習の成果を生かして、堂々とダイアログを発表。実際に使えるように頑張って表現していました。1年7組は技術で展開図を描いて取り組んでいる授業とクラスのキャッチコピーを決める取り組みの両方の写真です。クラスのゆるキャラでもよいということで、なかなかの作品を作っている生徒が多くいました。どの作品が選べられるのか楽しみです。学級委員が自分でアンケート用紙を作ってアイディアを考えての取り組みだそうです。1年生も頑張っています。

1/13 第2回教科別研修会行われる

 1月13日はノー部活デイですが、研修部佐藤裕先生、鴨下先生をリーダーに、職員研修として、来年度に向けて教科別研修第2回(全3回)を行いました。全教科で講師をお呼びし、指導と評価について全職員が理解できるよう、計画的に研修を行っています。

 今回は、数学と技術科で講師の先生をお呼びしました。数学科では市教委阪路指導主事が、技術科では湖北台中の石塚教頭先生が、授業の持ち方、考え方を講義してくださりました。どちらの教科も質問や意見がたくさん出て、意義のある会となりました。英語科では毎回、市教委の齊藤指導主事が参加してくださり、「教科の目指すべき姿」について議論し、まとまってきました。

 この研修を通して、生徒が目標を持ち、課題があっても試行錯誤して乗り越えていく力をつけ、自らの思考力・表現力・判断力に繋げていくこと、そしてそのためには、知識を知識として終わりにすることなく、「何のために」「どう生かすか」を考えるようにしていくことの大切さを実感しています。来年度新しい教科書で興味を持って学び、力を付けていけるよう、学びを進めていきます。

 

1年生 職業人講話を実施しました。

 1月12日(火)に、1年生で最も大きな行事の「職業人講話」を行いました。

 これまで、「働くこと」の意味を、インタビュー、調べ学習、学級活動を通して、学んできました。そして、今回は実際に働いている方たちから直接お聞きする貴重な機会です。職業は様々で多岐に渡り、3部制でお話を聞きました。

 いらした講師の方は、

 日本 ユネスコ協会連盟・副会長の野口さん、美容師の鈴木さん、警視庁の芝さん、渡辺音楽出版の山田さん、生命保険会社の東海林さん、新聞社 国際部の柳沢さん、市教委 文化・スポーツ課の今野さん、手嶋さん、RIZAP の中嶋さん、そうま農園の相馬さんご夫妻、元プロ野球選手で生命保険会社の塚田さん の12名の方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「世界の平和を守ること、人種差別をしないことの大切さ」「人を美しくすることで感じる充実感」「逮捕すること、逮捕されたことで感謝された体験等」「音楽業界の日本や海外の現状等」「仕事を選ぶこと、生きることの意味」「アメリカ同時テロ後の事件について、記事の中のストーリーと記事づくりの意義」「会社の理念を見ていくこと、夢を実現することの楽しさ」「農作物を育てることの苦労と楽しさ」「野球を続けてきた経験と転職した経験」などのお話をお聞きしました。講師の皆さんは20分の中で、自己紹介、仕事を選んだ経緯、今の仕事の内容に加えて、上の内容を具体的に話してくださいました。全部皆さんにお伝えできないのが残念です。

 やはり、直接するお聞きする経験談は楽しく、時間があっという間でした。1年生の代表生徒は講師の先生のお迎え、会の進行を堂々と行い、参加者が興味を持って顔をあげて聞いている姿が印象的で、担当の鈴木先生も「とても充実した会になった。生徒が真剣に考えていたこと、先生たちも協力してくれ、講師の先生方が全員来てくださり、感謝しています。」と言っていました。コーディネーターの田中さんも「とてもよい会になった。」とおっしゃっていました。

 これからの生き方を考える上で大きな勉強ができました。お世話になった講師の先生方、講師の先生を送ってくださった会社の皆様、ご協力いただき、ありがとうございました。この会で教えていただいたことを、これからの生活に繋げていきます。

校内研修の様子

 年末年始にかけて研修を行い、不祥事防止や来年度からの新学習指導要領完全実施に向けての研究を進めています。その様子をお伝えします。

 まず、不祥事防止研修についてです。12月24日(木)には東葛飾教育事務所主席管理主事の熊澤光洋先生をお迎えし、研修会を行いました。教職を選んだ理由の共有から始まり、教員の「職務上、身分上の義務」について法的内容の確認、実際に起こった事件事故の事例について具体的に聞き、防止策を聞きながら考えていきました。自分ごととして捉え、不祥事のない職場にするために何をすべきかを深く考える機会となりました。今後、職員同士声をかけあって、明るい職員室の中で助け合い、不祥事根絶に取り組んでいこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 また、1月6日(水)は新学習指導要領の来年度からの実施に備えて、各教科で研修を行いました。1月は3週にわたり、「新しい評価方法についての講師要請研修」「教科の目指す姿の共有」「年間指導計画の作成」を行い、来年に向けて動きを始めました。国語、英語、理科、社会、家庭科、保健体育で、東葛飾教育事務所の桃井指導主事、金澤指導主事、高石指導主事、野田指導主事、出島指導主事、市教委より長田教育研究所補佐、齊藤指導主事からご指導を受けました。先生たちからは、

〇新しい学習指導要領の指導と評価について理解がすすんだ。

〇疑問点がさらに出てきたので、これからの研修で解決し、具体的な形にしていきたい。

などという感想が出ています。子どもたちだけでなく、私たちもよりよい授業を求めて学びつづけています。

 この研修を生かし、生徒が生き生きと仲間とともに学び、これからの時代に求められる力をつけられる授業になるよう研鑽を積んで参ります。