校長室

疾走!東葛駅伝大会

 21日()、第71回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が松戸スタート、野田ゴールの32.2㎞を10区間の選手が襷をつないで行われました。東葛地区の71校がすべて参加し、交通規制をして実施する、全国でも例を見ない大規模で伝統のある大会です。71回目の大会ということで、実は布佐中も昨年に70周年を迎えた学校ですから、まさに東葛駅伝の歴史は布佐中の開校以来の歩みと同じ伝統があるということになります。

 本校の選手は夏の合宿を始めとした辛く厳しい練習を乗り越えて、サポートの選手を含めた一人ひとりが自分の力を出し切り、見事に38位という好成績を収めました。これは目標として掲げた20位以内に届かなかったとはいえ、本校規模(生徒数)の学校としては本当にすばらしい順位です。3日()に行われた葛南駅伝大会では、今一歩不完全燃焼であったこともあり、選手たちの表情も、とても晴れ晴れとしていました。

 今回の結果に自信をもち、生徒たちにはさらに次の目標に向かって前進してほしいと願っていますが、結果云々に関わらず、また、選手として走った生徒も走れなかった生徒も、ここまで途中で挫折することなく厳しい練習をやり抜いたことが、それぞれの大きな成長に結びついているはずです。今後、いろいろな場面で失敗することやうまくいかないことがあっても、駅伝チームで頑張った生徒たちは、それを乗り越える財産や心の支えを手に入れたと思っています。彼らのこれからの学校生活、特に3年生はそれぞれの進路に向け、今回の結果に誇りをもって精一杯頑張ってくれることを期待しています。

 選手の引率、並びに応援、激励に足を運んでいただいた保護者・卒業生のみなさん、本当にありがとうございました。

 

※東葛駅伝大会(含壮行会)の様子は、後日「生徒の活動」
 のページにアップします。