校長室

駅伝部大激走・県大会出場へ!!

 24日()、冷たい風が吹きすさぶ中、葛南新人駅伝大会が柏の葉競技場で実施されました。残念ながら前々日の降雪の影響で周回コースが使用できなくなり、競技場の外周を走って各区間選手のタイムを合計して順位を出すという競技方法となってしまいました。そのような状況ではありますが、14()の銚子駅伝大会で素晴らしい好成績を収め、幸先良いスタートを切った本校の生徒たちは、新チームとして万全を期して県大会出場を目標にこの日を迎えました。

 駅伝大会は陸上・駅伝部だけではなく、学校をあげて学校の代表として選手たちは走りますので、バスケ部やバレー部、クラブサッカーの生徒たちも加わっているのですが、インフルエンザや体調不良の生徒もおり、Bチームの部は棄権せざるを得ないという状況で、小規模校の現実は如何ともしがたく、本当にぎりぎりのメンバーで戦ってきました。

 ロードレースが終わり、午後から、まずは女子と男子1年生の部がスタート、最後に男子の部のスタートという日程でした。県大会出場の枠が3校と例年より厳しい状況でしたが、特に男子はその可能性が十分であり、自然と応援にも熱が入って寒さもいつの間にか吹き飛んでいました。結果男子Aチームが準優勝、選手はすべての区間のレースで大いに見せ場をつくり、見事に県大会への切符を手にしました。1年生の部と女子の部は選手がインフルエンザでそろわなかったり、練習が十分にできていないで状況でしたが、ロードレースも含め、出場した全員が最後まであきらめることなく、今できる自分の力を出し切ることができました。

 閉会式後のミーティングでは、男子チームのこの結果は一緒に競い合い、励まし合ってお互いを伸ばし続けた「チーム布佐中駅伝」としての全員の成果であり、県大会上位校とも十分に競い合える力をつけてきたことを確認し、今後のさらなる躍進を誓い合いました。

 生徒たちは、爽やかな笑顔と自分たちのあげた結果に実感が湧いてないような複雑な表情をしていましたが、きっと「まだまだできる」「満足していない」という気持ちの裏返しがそうさせたのだと思います。規模の小さい生徒数の少ない布佐中が、いわば「小国が大国に挑む」ようなものですが、よくここまで成長できたと思います。厳しい練習に耐えて頑張った生徒たちを讃えるとともに、ここまで生徒たちを伸ばしてくれた先生方に改めて感謝です。

 そして、県の新人駅伝大会は同じ柏の葉で2月10日()、今度こそ周回コースで行われる予定です。晴れの舞台に立つ生徒たちの活躍に期待して、応援をよろしくお願いします。

 

※大会の様子は「生徒の活動」のページにアップしましたのでご覧く
 ださい。