校長室

1年の計は3学期始業式にあり&避難訓練

 保護者・地域のみなさん、明けましておめでとうございます。「校長室から」の更新が遅くなってしまい申しわけありませんでした。今年もこのページに限らず、布佐中学校ホームページは、随時最新のものに更新していきますので、ご愛読よろしくお願いします。

 さて、9日()は3学期の始業式でしたが、私からは平成30年を迎えるに当たって、身近にある例をあげながら、自分の「志」について考えてほしいこと。自分を変えるために、自分の未来の可能性や好ましい未来像を頭に描き、それに向かって具体的な行動目標を立て、一歩ずつ成功体験を積み重ねていってほしいこと。「意識が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人間そのものも変わっていく」ということについて話しました。そして、話の終わりには全校を代表して生徒会長に「今年初詣に行って神様の前で宣言した具体的行動目標」について聞いてみましたが、見事に自分の決意を述べることができ、体育館いっぱいの拍手が起こりました。その後、各学年代表の生徒から「3学期の決意」が発表されましたが、どの生徒も意欲に溢れ、特にさすが3年生、式が終わった後に思わず駆け寄って「先生の代わりの始業式式辞でも大丈夫、素晴らしい発表だったね」と生徒を褒めました。入試のため出席できなかった生徒、体調を崩して欠席した生徒もいましたが、2週間ぶりに全校生徒のしっかりした様子を見て、平成30年も布佐中学校は安泰でたくさんの教育活動に全力で邁進できることを強く確信しました。

 始業式終了後、避難訓練が予定されており、今回は訓練終了後に本校コーディネーターであり、東日本大震災当時に「ふさの風まちづくり協議会会長」を務め、震災避難・復興の陣頭指揮をとられた村田正敏さんにお話をもらいました。村田さんからは、震災当時の映像を交えながら、地震に限らず自然災害から自分の命を守るために日頃から備えておかなくてはいけない心構え、いざ自然災害が発生したときに地域が中学生に期待している役割等について、生徒のインタビューに答える形で教えていただきました。いつもの避難訓練とはちょっと違った雰囲気の中、生徒たちは村田さんの話から多くを学んで心に留めことができたようです。村田さん、ありがとうございました。