校長先生から今日のお話
10月20日(月)今日の大沼中
2年生 保健体育
3年生 美術
7、8、9組
3年生 社会 公民 選挙について
3年生 英語
3年生 国語 故郷
2年生 数学 一次関数
2年生 英語
2年生 音楽
1年生 数学 比例反比例
1年生 国語
1年生 社会 地理 韓国
1年生 英語
1年生 理科 光の屈折
10月17日(金)生徒会役員改選選挙 ~立会演説会、投票~
生徒会役員改選選挙 ~立会演説会、投票~ 校長あいさつ
はじめに時間を頂戴し、先日行われました、市内駅伝競走大会について少しだけお話しさせていただきます。昨年度の大沼中は、新たな伝統を築く、歴史的ながんばりを見せてくれました。今年度はその伝統を引き継ぎ、力の限りの力走を見せてくれました。何よりも立派で感動した点は、試合に出た者、残念ながら出られなかった者もいたわけですが、1つのチームとして、試合に出られなかった生徒が、自分がチームの一員として何ができるかを考え、選手をよく支えてくれたこと、そして試合に出る選手は、試合に出られずに悔しい思いをしながらも、自分達選手を支えてくれているということを感じ、その人たちの分までがんばろうとして、力走していたことがあげられます。開会式や閉会式の態度も立派でした。来年は、今の1、2年生がチームの中心的な立場となる2、3年生になります。先輩方を越えることで、先輩に恩返しをし、さらに良い活動となることを期待します。関わったすべての生徒のみなさんと先生方、お疲れさまでした。
さて、本日はこれから、令和7年度の生徒会本部役員の改選選挙に係る、「立ち合い演説会及び投票」が行われます。生徒諸君の自治活動である生徒会活動の役員を決める大切な場にお招きいただいたことに感謝を申し上げます。生徒会活動は、学級活動とともに、学校で行う教育活動の中では、「特別活動」という重要な活動の1つに位置付けられています。私は、これまで市内外の多くの中学校を見る機会がありましたが、この特別活動が盛んな学校は、活気があり、生徒が生き生きとしていました。とりわけ、生徒会活動がしっかりしている学校は、学校全体に規律と潤い、そして彩りが見られ、生徒と先生方が良い関係を築き、PTAや地域の方々と一緒になって、学校を盛り上げている素晴らしい学校が多いものです。本日、みなさんには、是非、一人一人の候補者と応援者の主張、心意気を真剣に聴いて、公正な投票をお願いします。そして、選ばれた新役員さんたちに協力して、この大沼中学校を大いに盛り上げてもらいたいと思います。
立候補した生徒たちは、みなさん大沼中を良くしようという高い志や情熱を持った人ばかりだと思います。今回、本部役員の定数に比べ若干ですが定数より多くの立候補があったのは、それだけ本校を良くしていこうという志を持った人がいるということで、校長はじめ、先生方は喜ばしいことだと思っています。大沼中を良くしようと思い、立候補した生徒のみなさんの思い、そして勇気に心からの拍手を贈りたいと思います。
また、生徒会の選挙やその後の生徒会活動を通し、生徒諸君には「有権者」といいますが、選挙権を持ち、政治や自治活動に参加することへの意識を持つきっかけにしてほしいと思っています。君たちが有権者となる年齢は18歳です。自らの意思を政治に反映させる日は、そう遠い先の話ではないのです。それまでに政治に参加する意識が備わっていなければなりません。そのため、民主主義の基本である選挙を正しく理解できるよう、学校の生徒会役員選挙を、実際の一般社会で行われている選挙に近い形で進めてきました。具体的には、選挙の告示をはじめ、公正、円滑に選挙を進めるための選挙管理委員会の立ち上げと活動、立候補者や応援者の朝の選挙運動やポスターの掲示などの選挙活動を行うことなどです。
これからの世の中は、技術の進歩や国境を越え様々な国の人たちの考えや価値観を地球規模で考えていく、グローバル化が益々進む社会となります。社会科の授業はもとより、新聞やニュースなどで様々な情報を自らキャッチし、しっかりとした自分の意思が持てるようになってほしいと思います。今回の生徒会選挙が有権者としての心がけを作るきっかけになることを願っています。
それでは、立候補者のマニュフェストをよく聴いて、しっかりと判断をして生徒会の一員としての責任を果たしてください。
令和7年10月17日 春日部市立大沼中学校長
最後の選挙活動に熱が入ります。
7、8、9組 自立活動
3年生 国語
3年生 英語
2年生 社会
2年生 国語
2年生 英語
2年生 理科 消化
1年生 数学
1年生 理科
1年生 音楽
3年生 保健体育
立会演説会、選挙管理委員会委員長の言葉
立候補者と応援者のスピーチ
聴く態度も素晴らしかったです。
今日は学校運営協議会が行われ、協議会委員の皆様にも立会演説会を参観していただきました。
立会演説会後はクラスに戻り、タブレットにより投票が行われました。
10月16日(木)選挙を通じて民主主義を学ぼう
選挙を通じて民主主義を学ぼう
明日は本校の生徒会本部役員改選選挙の投票日です。朝の昇降口付近は、「〇〇です、よろしくお願いします」と大きな声で投票をお願いする立候補者と応援者の生徒たちであふれかえっています。投票方式はタブレットを使ったもので、これは実際の国、県、市の先を行く選挙の投票方式が取り入れられていて感心させられます。以前は、市の選挙管理委員会から実際の選挙で使用する銀色の大きな投票箱や投票用紙に記入するための投票記載台をお借りして実際の社会勉強をさせていたものですが、逆転してしまいましたね。
さて、詳しくは3年生の社会科の公民分野で学習しますが、政治や自治を行う仕組みで、話し合いを通じて決定するやり方を民主主義といいます。この「話し合いを通じて政治や自治を行う」やり方にも、大きく2つの方法があります。2つの方法があるということは、どちらかが絶対的に正しかったり、優れていたりというわけではなく、どちらのやり方にも長所と短所があります。その2つとは、間接民主制と直接民主制です。
間接民主制とは、選挙で選ばれた代表者が、議会で話し合って政治を決める仕組みです。別名、議会制民主主義とも呼ばれます。例えば、日本では国民(県民、市民)が選挙で国会議員(県議会議員、市議会議員)を選び、国会議員が国会(議会)で話し合いをして、法律や予算など様々な事を決めますよね。これが間接民主制です。つまり、みんなが選んだ代表者がみんなのためを考えて政治を行う仕組みのことを間接民主制といいます。間接民主制の特徴をあげると、多数決で選ばれた代表者が、多数決で物事を決めるため、どうしても採用されない意見が出てきてしまいます。少数派の意見が軽視されてしまう危険性がありますので、そういうことがないように注意をする必要があります。
次に、直接民主制とは、国民が直接政治に参加する仕組みです。国民全員が議論に参加するので、国民の意思が直接反映されることになります。ただ、現代社会はたくさんの人口がいますよね。国民全員が集まって議論をするのは大変ですし、結論が出るまでにどれだけ時間がかかるかもわかりません。よって、大きな組織では、間接民主制が採用されていることが多いのです。これは日本に限った話ではなく、世界の多くの国で間接民主制が主流になっています。
民主主義は、国や県、市の政治に限ったことではありません。みなさんの所属する、学校も生徒会という自治組織(自分たちで運営する組織)があり、会長以下、その役員は選挙によって決まります。みなさんの声を聞いたり、活動報告をしたりするために、毎年1学期に生徒総会を行っていますね。みなさんの学校生活を楽しく充実したものにするために、みなさんの代表を決める生徒会選挙に真剣に向き合い考えていきましょう。(校長)
今日は春日部市の中央公民館にて「令和7年度市民アカデミー」が開催され、1年生の白浦晴さんが人権作文を発表しました。素晴らしい内容でした。また人権ポスターの優秀作品も掲示されていました。
1年生 山口奈椿乃さん
2年生 中村 恩さん
10月15日(水)大沼中ここにあり!
大沼中ここにあり! 大活躍の男女入賞! ~伝統という襷(たすき)を後輩たちにつなぎました~
埼玉県駅伝競走大会市内予選会が、飯沼中学校を発着地とし、周辺地域を周回コースとして、今年度も熱いレースが展開されました。本校の生徒たちや関係の先生方を熱いまなざしでこれまで見守ってきました。大沼中にとっての市内駅伝大会とは、学年や部活動の枠を越えて、本校のスポーツマンたちが集い、全力で走り、襷(たすき)をつなぐ、体育祭と並ぶスポーツの一大イベントです。普段はそれぞれ違う競技に携わっている生徒たちが、学校の代表として結束を高め襷をつなぐ駅伝は、本当に心が熱くなるものを感じます。昨年度大躍進を遂げた伝統という名の襷を、今年度の生徒達も見事に受け継ぎ、素晴らしい走りを見せてくれました。男女とも一枚岩となったチームであったことがまず胸を打ちました。走る直前まで体を冷やさないように選手の着ていたものをサポート役の生徒がそばにいて受け取ってあげたり、飲み物やタオルを持ってあげたりなど、自分がチームの一員としてすべきことをしっかりと自覚して行動していたことが素晴らしかった。そして、選手一人一人の力走も素晴らしかった。特に男女ともに第一区の走者はトップで帰ってきました。最後の曲がり角を曲がってきた選手が、蛍光ピンクのユニフォームだったことは衝撃的でした。まさに大沼中ここにあり!でした。
この素晴らしい取り組みと結果を「お疲れさまでした」で終わりにしてはならない。大沼中学校の良き伝統として、来年度に引き継ぎ、さらに発展させなければなりません。その襷は確実に3年生から1、2年生に引き継がれたのです。明日からまた一日一日を大切にがんばっていきましょう。関係の生徒諸君、先生方本当にお疲れ様でした。みなさんは大沼中学校の誇りです。(校長)
結 果 男子21チーム出場 大沼A:4位入賞、大沼B:10位
女子20チーム出場 大沼A:5位入賞、大沼B:17位
区間賞 男子 1区:1位 並木寛人、2区:6位 西川晴人、4区:3位 阿部真大、5区:6位 森田裕貴
区間賞 女子 1区:1位 秋本双葉、2区:3位 村越裕愛、5区 6位 柳本栞那
昨年度優勝校(女子は大沼中)から優勝杯の返還
一方、学校では合唱祭に向けて盛り上がっています
10月14日(火)明日は市内駅伝
明日は市内駅伝
明日は、埼玉県駅伝競走大会市内予選会が飯沼中学校を会場に行われます。本校では1学期の後半から意識付けを行い、9月から本格的な練習が始まりました。校長先生は毎日、早朝の校庭を走る姿を見続けてきました。これまで厳しい練習に耐え、明日を迎える選手の皆さんの努力を心から称えます。
「襷(たすき)」は、単なる布のひもではなく、「仲間との絆」「これまでの努力」「歴代の大沼中生の思い」「学校全体の思い」が詰まった重みのあるものです。駅伝はチーム全員で力を出し合うところに、最大の魅力があります。勝負はやってみなければわかりません。最後まで粘り抜き、走り抜くことが大切です。選手の全員がそれぞれの区間で全力を尽くし、「チーム大沼中」として、魂のこもった走りと、心のこもった応援を見せてくれることを期待しています!
皆さんが流した汗や、苦しい時に互いに励まし合った思い出が襷(たすき)には詰まっています。その時その場で、走っているのは自分一人ですが、たすきの向こうには、応援する仲間、指導した先生、見守る保護者、学校全体の思いが繋がっています。選手だけでなく、応援やサポートを含む全員がチームの一員であることを忘れてはなりません。応援やサポートの生徒たちの声援が、走っている選手の苦しさを吹き飛ばし、力を与えてくれます。最高の応援で選手を支えてください。明日、一人一人の力走に期待しています。(校長)
10月14日(火)自信こそが成功第一の秘訣 ~努力に裏付けられた『自信』は強い!~
自信こそが成功第一の秘訣 ~努力に裏付けられた『自信』は強い!~
3連休はどうでしたか…?今週もがんばりましょうね!今週も校長面接を毎日10人以上行います。3年生諸君の勉強のピッチも上がってきていることでしょう…。3年生たちはみな日々明るく振る舞っていても、心のどこかに不安を隠せないというのが今の状況ではないでしょうか…。それでは、自信をつけるためにはどうすればよいのでしょうか?『自信は努力から生まれる』という言葉があります。ジャンルに限らず成功した人の話を聴くと、どこかで努力した話が必ず出てきます。つまり、コツコツと積み重ねた努力に裏付けられた自信は、ここ一番で大きな力を発揮するということですね。これは勉強にもいえること。自分のやれる事を精一杯やって試験に臨むこと、そしていざ、試験の場では、「自分はあれだけがんばったんだ。自分が解けない問題は周りの人だって出来るはずがない」というくらいの気持ち、つまり自信を持って試験を受けることが成功の秘訣と言えるのです。これまでの部活や学校行事での経験を生かして、自信が持てるまでとことんやってみることが大切です。長い人生の中では、何度かは、やりたい事をすべて我慢して“勉強漬けの日々”を送ることも必要です。そして、“悔いのない取り組みが出来た”という自信が、成功や奇跡を呼ぶのです。「あいつは頭がいいから…」などと言っている人は、その人が君の知らないところで、君が自分自身に負けて怠けているときに、どれだけ努力しているか想像してごらんなさい。1、2年生も先を見て、今日から何事も目標を立て、目標に向けてがんばるのです。努力は裏切りません、みなさんのがんばりに期待しています。(校長)
駅伝の朝練習も今日が最後です。明日の市内駅伝がんばれ大沼中!
1年生 家庭科 被服 ミシン
7、8、9組 音楽 合唱
1年生 合唱練習
7、8、9組 自立活動
3年生 英語
3年生 数学
2年生 社会 日本地理
2年生 理科
2年生 英語
10月13日(月)スポーツの日
スポーツの日
10月の第2月曜日は、スポーツの日で国民の祝日の1つです。1964年(昭和39年)、東京オリンピックの開会式が10月10日に行われたのを記念して、10月10日を体育の日として国民の祝日に制定しました。その後、異動祝日制度(ハッピーマンデー)などを経て、2020年(令和2年)からは、10月の第2月曜日をスポーツの日と改めて定めました。
スポーツの秋という言葉もありますね。今日は国民みんなでスポーツに親しみ、爽やかな汗をかきましょう。さらに、健康で安全な生活を送ることを改めて考えてみましょう。
そして、また明日から学校生活を元気にがんばりましょう。(校長)
10月12日(日)武里地区体育祭
今日、校長先生は武里地区体育祭に招待され、地区のみなさんの応援に行きました。すると、「校長先生、おはようございます!」と元気のいい中学生の声がしました。見ると本校の生徒たちがボランティアで競技役員をしていました。爽やかな秋空の下、役員の仕事をする生徒たちの姿はとても輝いていました。校長として、とても誇らしい気持ちになりました。ボランティアで参加してくれた大沼中の生徒のみなさん、お疲れさまでした。(校長)
10月10日(金)校長面接
校長面接
毎年恒例、2学期の後半は、3年生全員を対象に校長面接を実施します。今年度も先日からいよいよスタートしました。面接をしながら、生徒の素晴らしい受け答えに校長先生が感無量の気持ちになり、涙が出そうになることもあれば、「後日再面接!」と言い渡された生徒もいます。今の2年生たちからは、県公立高校では面接試験が全員対象に課せられます。今年の3年生たちは、一部の県公立高校と一部の私立高校の受験の型により面接が実施となります。
校長面接では、中学校生活のこと、その高校を志望した理由、高校でがんばりたいこと、高校卒業後のこと、自分自身のことなど15分間、多岐にわたり質問をします。校長先生は30年以上のキャリアがありますので、質問を想定し、受け答えの練習をしっかりしてきた生徒とそうでない生徒とを一瞬で見抜きます。学活の時間に紙に書いただけで、言う練習をしていない生徒もすぐに分かります。将来のことを訊いても、安易に「まだはっきり決まっていません」という生徒がいます。中学生が自分の将来について明確なビジョンを見い出せないことは普通です。しかし、悩んで悩んで悩み抜くことが大切なのです。悩んだ結果、方向性だけでも何となく見えてくる者もいます。また一方で、しっかりと自分の適性を考えたり、身近な人の生き様から将来の生き方を考えたりして、それを言える人もいます。今、この小さな違いも、将来まで延長したらどれほどの差ができてしまうのか…。
校長面接、3年生200人以上の生徒一人一人と私も真剣に向き合います。よろしくお願いします。
今日は中間テスト2日目です。みんな精一杯力を出し切ろうとがんばっていました。
10月9日(木)うさぎと亀
うさぎと亀
♪もしもし、亀よ、亀さんよ~ で始まる歌や昔話。幼い子供たちに、ひたむきに一生懸命努力すれば最後に夢はかなうということを教えている話ですね。今日は歌詞をよく考えてみましょう。
まずはうさぎ、うさぎの敗因は、相手を見ながら行動していたところにあります。競走中に自分が相手よりリードしていたからといって、昼寝をしてしまう。自分と相手との差だけを見て行動しているのです。さらに、相手との実力差を慢心(いい気になり、おごり高ぶること)や油断に変えてしまっている。この心情は「♪どうしてそんなにのろいのかぁ~」の部分に表れていますね。謙虚さがなくなった時、勝負はおのずとついてしまうのです。
次に亀は、コツコツと努力を続けたことが何よりも大きな勝因です。自分のゴールが何であるのかを常に見つめながら行動していたのです。亀の目標は、うさぎに勝つことではなく、自分の出せる力を精一杯出して、レースのゴール地点まで一生懸命に進むことでした。
さて、今の君はうさぎと亀のどちらだと思いますか…。今日は2学期の中間テストでしたが、テストをはじめ勉強の成績について、平均点や集団内における順位ばかりに目を奪われていないでしょうか…。来年度はすべての教科で平均点の公表をやめようと思っています。勉強の成績を人と比べることに意味はないからです。中学校時代という限られた時間の中で、何を目標にしてがんばるのか…を考えてもらいたい。この秋、じっくりと勉強や部活動などにおける、自分の目標を決めて、目標達成に向けてがんばってもらいたい。(校長)
10月8日(水)稽古
稽古
大相撲で史上最多の優勝45回を誇る第69代横綱の白鵬が先日、テレビの対談番組に出ていました。15歳で相撲部屋に入門し、通算1187勝、優勝45回、横綱の在位は約14年に渡る84場所で、いずれも史上最多を記録した大横綱です。引退会見のVTRで、「若い世代へのメッセージやエールは」との質問に、「基本を大事にして、まずは型をつくって、その型ができた時に型を破る、まさに『型をもって、型にこだわらない』これができれば、必ず強くなっていくんじゃないかなと思います。相撲人生の中で、たくさんの技を持っている人はひとつも怖くなかったです。型をもっている人が怖かったです」と語っていました。力強さはもちろん、卓越した技を兼ね備えた白鵬だからこそ、相撲道の神髄を「基本」と「型」をもって言い表したように思えました。
芸事や武道の練習を「稽古(けいこ)」と言いますね。生徒諸君は漢字の意味を考えたことはありますか。古(いにしえ)を稽(かんがえる)ということなんですね。古くからのものは、歴史を経て出来上がった1つの完成形という価値観であり、歴代の名人や達人を手本に、先人の道に倣い(ならい)、一歩でも近づくよう努力を重ねることが稽古するということなんです。難しい技は、きちんとした基礎や基本があってこそ身につけられるのであり、まず、基礎・基本を身につけたうえで創意工夫を加えていくのです。いかなる時代にも忘れてはならないことなのだと思います。私も校長室に掲額されている歴代の校長先生方の写真を毎日見て、改めて思いを学ばせてもらおうと日々思っています。
さて、君達「中学生」の稽古とは、誰から何を学ぶことなのでしょうか…。(校長)
2年生、今日は合唱の中間発表会です
今月15日(水)の駅伝大会が楽しみです!
10月7日(火)中学生が恋をすること、そして失恋をどうとらえればいいのか
中学生が恋をすること、そして失恋をどうとらえればいいのか
今日はちょっとドキッとするタイトルの話をしますね。校長先生は、このような内容をタブー視して目をそらし、話をすることから逃げたりは決してしません。
人は誰でも生きている限り、相手の性別や年齢に関わらず、魅力を感じた人を好きになるものです。その人のことをもっとよく知りたい、もっと話してみたい、一緒にいたいと思うものです。中学生である君達ならば、人を好きになることはよくあることです。いわゆるお付き合いをする中学生もいますよね。電話で話したり、SNSでコミュニケーションをとったり、放課後一緒に帰ったり…その人のことを考えると気持ちがときめきますよね、その気持ちよく分かります。でもね…、普通に考えたら、恋のほとんどは失恋(恋が終わること)で終わります。運命の人と中学校で出会い、結婚し、死が2人を分かつまで一緒という人はほとんどいませんよね。しかし、失恋で終わることが圧倒的に多いからといって、恋をすることに憶病になる必要はありません。失恋は、傷つく痛みより、得るものの方が絶対に多いからです(後々になって分かることですが)。いつか本当に愛し合える人と巡り会い、幸せになるために必要な人生勉強の機会だと考えてください。人を好きになったことを後悔する必要なんてありません。
また、誰でも心の中に忘れられない人の1人や2人はいるものです。たとえ今、幸せな結婚をしている人でも、みんなそうです。忘れる必要などないのです。自分の心のアルバムにしまっておけばいいのです。そして別の人と出会い、その人と新しい幸せを築いていけばいいのです。人生で好きになった人はたった1人なんて淋しいではありませんか!たくさんの人と出会い、恋をし、別れた方が経験豊かになって楽しいでしょ!学ぶことも多いはずです。失恋して一時は傷ついて…そういうことを繰り返し経験して、やがてパートナーといい関係が築けるようになるのです。そのためにも失恋は必要なことなんです。みんなどんどん人を好きになって、どんどん失恋すればいいのです。
ただし、ただしです!そのことで勉強の成績が下がったり、部活動に打ち込めなくなったりするようならば、付き合い方を考え直さなければなりませんよ。お互いの存在がお互いを高め合える良い関係でいられないようならば、付き合う意味も価値もありません。また、もし恋のライバルがいても、その人の悪口を陰で言ったり、嫌がらせをしたりなど心のみにくいことは決してしてはいけません。学校はそれをいじめと判断しますが、それ以前に、人として恥ずべき行為をするなと言いたい。
今日は恋と失恋の話をしました。青春っていいな…。(校長)
10月6日(月)地域と共に生きる
地域と共に生きる
昨日、春日部中学校の校庭を会場に、粕壁地区体育祭が行われました。本校の学区からも、大池地区、立沼地区、内谷地区の方々が参加をし、徒競走、二人三脚、玉入れ等々の競技を楽しく行い、爽やかな汗を流していました。校長先生も招待され、みなさんの応援に行きました。参加していた方々の年齢層は、お年寄り、みなさんの保護者、そして小中学生と広いものでした。生徒諸君は、春日部市という地域社会に住み、その地域社会に育てられ、成長していくのです。今後も地域の清掃活動、体育祭、祭り、防災訓練等々の行事には積極的に参加してほしいと思います。そしていつの日か、諸君も地域社会を中心となって支える存在となってほしいとも思います。「地域社会」とは、人、物、文化などを次の世代へバトンを渡していくものなのです。大沼中学校の学校教育目標、「心身ともに健康で社会に有為な人づくり」は、ここにもつながっているのです。(校長)
10月5日(日)粕壁地区体育祭、本校の生徒も出場していました
10月6日(月)今週も元気にがんばりましょう! 駅伝練習も盛り上がってます!
1年生 保健体育 選択
1年生 音楽 合唱
1年生 英語
2年生 保健体育 選択
2年生 美術 篆刻
2年生 数学 一次関数のグラフ
2年生 理科 消化
3年生 理科 塩化銅の電気分解
3年生 社会 公民 政治と民主主義
3年生 数学 二次関数
3年生 英語 リスニング
7、8、9組 自立活動
10月3日(金)堂々と違っていなさい
堂々と違っていなさい
世界的に有名なファッションデザイナーであるココ・シャネルがこんな言葉を残しています。「かけがえのない存在になるためには、常に他人と違っていなければならない」と。シャネルが言いたかったことは、和を乱す自分勝手な行動をしなさいということではなく、それぞれの人間には個性というものがあり、その個性が結果として他人との違いを生む。だから「堂々と違っていなさい」と言っているのだろうと校長先生は思っています。現在、来年度に向けて校則を見直そうという動きが1学期の生徒総会だけではなく、教員の中からも出てきています。生徒諸君には集団生活を送る上でのルールやマナーと自分の持っている“キラリと輝く良い個性”というものを見つめ、見極めて行動するという、中学生として高度な判断力や実践力が求められます。中学生として自分の個性を磨きなさい。(校長)
今日は、本校を会場に南ブロック特別支援学級交流会が行われ、武里中、春日部南中、大増中、大沼中の4校で楽しく汗を流し、仲間づくりができました。
2年生 技術 木材加工
2年生 英語
2年生 国語 平家物語 暗唱テスト
1年生 英語
1年生 数学 方程式
1年生 国語
10月2日(木)次への一歩を踏み出そう
次への一歩を踏み出そう
人は生まれてくるとき、母親の何倍もの苦しみの中でがんばり抜いて生まれてくるのだそうです。苦しみの世の中に、苦しい思いをして生まれてきたからこそ、友情の嬉しさを知り、思いやりの温かさを感じ、愛の気高さを知るのです。
新人戦の地区予選がおおむね終わりました。3年生は東部地区テストが返却され、先週末は北辰テストがありましたね。中間テストも来週ですね。ここで沼中生諸君に言いたいことは、試合や試験の結果も大事なことだけど、それよりも、どれだけがんばって練習したか、どれだけがんばって勉強をしたのか、努力や挑戦をし続けたのかの方が人間の一生の財産になるということ。県大会出場を決めた部は益々がんばりなさい。懸命に戦ったけど負けてしまった部は、顔を上げ胸を張りなさい。そしてまた立ち上がり、次への一歩を踏み出そう。(校長)
2年生廊下の掲示
駅伝練習
生徒会役員選挙の選挙運動が始まりました。
3年生 美術 敷き詰めパズル
3年生 音楽
3年生 理科
3年生 数学 二次関数
3年生 国語 漢語、外来語
1年生 理科 物質の融点と沸点 ワインを加熱しています
2年生 英語 スピーチプラクティス
2年生 理科 消化
2年生 数学 一次関数
2年生 国語 平家物語 暗唱
1年生 国語
1年生 保健体育 選択
7、8、9組 数学
10月1日(水)保護者の皆様へ ~手伝いをさせましょう~
保護者の皆様へ ~手伝いをさせましょう~
「日本の母親は召使いのように子供に仕える」と、ある著名なアメリカ人がテレビで言っていました。「アメリカの母親は召使いのように子供を使う」とも。“召使い”という表現は適切ではないと思いますが、日本の母親は、子供のニーズを先回りして、あれこれと手を焼き、子供の機嫌を損なわないように気を遣い、自分のことは後回しにします。子供の世話をして、子供に家事などの仕事をさせないことを親の愛情の1つと思っている方もいます。しかし、それは子供のペット化です。自分で食べ物を獲得せず、与えられたものを食べ、身の周りのことを全てやってもらっているペットは、たくましく自分で生活する力を失い、依存し、わがままになります。もしそのペットが飼い主を失ったら自分で生きていくことはできるでしょうか…。
子供を成長させるためには、力を発揮させる機会を与えなければなりません。掃除をしたり、洗濯物を干したり、料理をしたりするときは、幼い頃から子供をそばに置いて話しながら少しずつ見習わせることが大切です。そうして子供に任せられる仕事を1つ1つと増やしていき、それを認め、ほめ、感謝することで子供は自信を持った生活力のある人間に成長していくのです。このような機会の少ない子は、何でも親がしてくれると勘違いしています。自分は学校生活と習い事さえしていればよいと…。学校生活などで困難やトラブルにぶつかっても、それを自分の力で解決しようとはせず、周囲の人間や環境のせいにして逃避することも少なくありません。また、そのような場面に接した親も、決して我が子のいたらなさを指摘したり、叱咤激励したりせず、周囲の人間や環境のせいにするなど外部批判をします。そうならないためにも、子供だけではなく、「家事は家族みんなで分担してすることが当たり前」という生活を送りたいものです。家庭での生活を通し、たくましく生きていくためのスキルと精神の両方を養いたいものです。(校長)
9月30日(火)読書の秋
読書の秋
9月もいよいよ最終日ですね。さて、読書の秋という言葉があります。何をするにも過ごしやすく、落ち着いて取り組める季節であるため、〇〇の秋という言葉がよく使われますね。そこで、みなさんにはこれまで何度も言ってきたことですが、読書の楽しみを知ってほしいと思います。最近、読書離れが進み、電車の中でも読書よりもスマートフォンをいじっている人が圧倒的に多く見られます。確かにスマートフォンでゲームをしたり、SNSで人とつながったりすることは楽しいですが…。また、読書は頭や心の栄養になるとか、国語の読解力を高めるなどとよく言われますが、そんなことのために本を読むのは少しさみしい気がします。それよりも楽しいから読むであってほしいのです。「読書尚友(どくしょしょうゆう)」という言葉があるように、本を読むことによって、作者、そして本によっては過去の偉大な人物とも友達のように会話を楽しむことができます。本を読み想像力をはたらかせることの楽しみをぜひ生徒諸君にも知ってほしいのです。どこでも簡単、手軽にできる読書、学校の朝読書の時間に限らず、少しでも生活の中に読書を取り入れ、楽しんでくれることを願います。
保護者の皆様へ。私は幼少の頃、父親から「本ならいくらでも買ってあげる」と言われていました。その意図を当時は分かりませんでしたが、大人になり、読書の楽しみや自分を成長させてくれるということが分かりました。自分が父親になってからは、自宅の前が本屋さんであったこともあり、息子を連れてよく本屋さんに行きました。息子には、「父さんや母さんからおすすめの本を1冊買ってあげる。もう1冊はどんな本でもいいから好きな本を買ってあげる」と言って2冊息子に本を買ってやりました。今、お子様は、テレビやゲーム、動画視聴などが中心で本を読んでいないのではないでしょうか…。賢く心豊かな人を育てるためにも家族で読書に取り組んでみてはどうでしょうか…。(校長)
9月29日(月)職場体験学習まとめ
職場体験学習まとめ
みなさんにも将来の夢、将来の希望があると思います。その夢や希望は多くの場合、仕事と結びついているのではないでしょうか…。どんな仕事に就くにしても、大事なことは、やりがいがあるということではないでしょうか。仕事がつまらない、仕事をするのが嫌だというのでは毎日の生活も楽しくありませんよね。仕事が好き、やりがいがある、自分の仕事を喜んでくれる人がいる、そのような仕事に就くことができれば、毎日の生活も充実することでしょう。
さて、校長先生は自分を含め、人生の先輩、友人、後輩、そしてたくさんの教え子たちの生きざまを見ていて、「人は誰でも、何か役割をもって生まれてきている。働くということは、その役割を果たすことだ」と思うのです。そしてこれは、毎日の生活の中にもあるのです。みなさんにはみなさんの役割が、今の生活の中にも必ずあります。一生懸命に勉強をしたり、部活動に打ち込んだりすることで、その役割に気づくことができるかもしれません。毎日の生活の中で、そのようなことを意識しながら過ごすことで将来の仕事を決める時にも役立つと思います。今週も元気で一生懸命に学校生活を送りましょう。(校長)
朝の駅伝練習、新人戦が終わり、新たに練習に合流する者が増え、校庭は活気に満ちています。
今日から養護教諭(保健室の先生)の教育実習が始まります。
県立大学の吉田 瑶(よしだ よう)先生です。よろしくお願いします。
9月26日(金)職場体験学習 2日目
職場体験学習 2日目
昨日に引き続き、特別支援学級生徒の職場体験学習が庄和地区のみどりスーパーにて行われました。新人戦の応援で東奔西走し、時間ギリギリにみどりスーパーに着きました。本校の生徒たちは、昨日の緊張も解け、校長の顔を見ると笑顔で寄ってきて、自分の家を案内するかのように慣れた雰囲気を醸し出し、私に色々と説明してくれました。それでも話を聴いてみると、「働くって大変」、「疲れた」と本音も出ていました。朝、春日部駅から電車に乗って職場体験をするのですから疲れたことと思います。みどりスーパーの皆様には2日間大変お世話になりました。日頃できない経験や学びをさせていただきましたことに本校教職員を代表してお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。(校長)
校長先生も夜のおかずを買いました
9月25日(木)職場体験学習
職場体験学習
少し前までは、春日部市内の中学1年生、当時約2200人を対象に、毎年市内一斉で社会体験チャレンジ事業、通称3Daysチャレンジという職場体験学習を行っていました。コロナ禍でなくなってしまいましたが、校長先生はぜひ復活したいと考える教育活動の1つです。働くことの意義を学び、実際に社会の現場で働くことの大変さや喜びを実感するという、中学生にとってとても大切な体験学習であると思うのです。働くことの意義とは、①生活費を得る、②自己実現をする、③社会貢献をする、この3つがあります。①は当たり前として、②の自己実現について、自分の夢を叶えたり、やり甲斐や生き甲斐を感じるなど、仕事を通して生きる喜びを感じられる人はとても幸せな人です。③の社会貢献について、全ての仕事は何らかの社会貢献、つまり世のため人のためになっているということ。仕事で社会貢献するためには、自分の適性、すなわち得意なことや個性に合った仕事に就くことが大切ですね。みなさんは、自分が何者なのか?何が得意で、どんな事をすることに喜びを感じるのか?ということを常に考え、悩み続けてください。それが青春というものなのです。今日と明日の2日間、特別支援学級の生徒たちが庄和地区にあるみどりスーパー様の御厚意で貴重な学びをさせていただきます。本校生徒がお世話になります。ありがとうございます。