校長先生から今日のお話

校長先生から今日のお話

5月23日(金)保護者の皆様へ

 これまでの経験常識では通用しない問題が増えています

 子育ての不安、友人関係のトラブル、いじめや不登校などで悩みを抱えたときに、配偶者や親・兄弟・友人などに相談することが基本的にはよいのですが、それだけでは解決できないこともあります。社会の急速な変化家庭環境の多様化やから、これまでの経験だけでは適切な助言が難しい問題も多くなってきているからです。そんな時には、迷わず専門家専門機関に相談しましょう。学校の教員、スクールカウンセラー、市役所こども相談課、市や県の教育センター、警察の生活安全課や青少年相談窓口、児童相談所、民生・児童委員など様々な相談機関があります。それぞれの特色を知り、相談内容にふさわしい機関を選び、勇気を出して相談してみましょう。

     保護者の生き方が、子供への最高の教育になる

 これまでは、勤勉で従順な人が社会から求められましたが、これからは問題を解決するために自分で考え、工夫し、新しい発想で行動する、勇気ある社会人が求められます。

 自分にかかる損得だけでなく、地域そして社会全体にまで目を配り、積極的に社会やその問題に関われる人に育てるために、まず親自身が新たな社会に順応し、新たな価値観のもとで、子供の前で手本となり、堂々と胸を張り行動できるよう努力や挑戦をすることが大切です。

5月22日(木)道

 道 

 道はいつもひらかれている
 道はすべての人の前にひらかれている
 学び、知ろうとする意欲
 考えようとする意欲
 向上し、がんばろうとする意欲
 少し意欲を持ちさえすれば
 自分の歩く道が少しずつ見えてくる 
 道はいつもひらかれている

 今日は生徒諸君に「道」という詩を送ります。先日の修学旅行で3年5組が茶道体験をしたときの先生の言葉にも通じるものがあります。不平不満、愚痴や弱音もたまにはいいだろう。でもね、どんなに辛くても、少しずつ、一歩ずつでも進まなければ、“なりたい自分になる”というゴールにはたどり着けない。自分でしっかりと考え、行動することしかないのである。大沼中の生徒たちのがんばりに期待します。

 

5月21日(水)楽しいイベントには支えてくれている裏方がいる

 今日は午前中、体育祭の予行を行いました。最後の講評でも述べましたが、体育祭の競技はまだまだこれから数日間で伸びます。みんなで知恵を出し、声を出し、汗をかけばレベルアップします。

 また、体育祭や修学旅行など楽しいイベントには、そのでみんなを支えてくれている人達がいることを忘れてはいけません。体育祭でいえば、観察係、決勝審判、そして放送を担当する放送委員会、得点を集計する図書委員会、その他様々な役割を担う担当者がいます。イベントを支える、なくてはならな役割を持った人達です。そういった役割を担った人は、誇りを持って役割を全うしてください。そして周りのみんなは、そういった役割の人の存在に気付き、感謝する気持ちを持ちましょうね。当日もよろしくお願いします。

5月20日(火)自立と自律

 君達の学校生活の最終的なゴールは、“自立”できる人になることです。自立とは何かというと、自分の力で責任を持って生きて行くということです。では、どうすれば自分の力で生きて行くことができるのでしょうか?それには“自律”した人間になることが必要です。自律とは何かというと、字のごとく自分を律するということです。簡単に言えば、自分をコントロールすることができるということです。例えば、君達の年齢を考えると、保護者のひと言ひと言をうるさく感じたりしませんか…。親から「はやく勉強しなさい!」と言われて、「うるさいなぁ」と思うことはある意味正常です。しかしそう思った後、よく考えもせず「うるさいなぁ!分かってるよ!」と言ってしまうのは、自分をコントロールすることができていない人です。親の言うことに「うるさいなぁ」と思っても、「でも確かに親の言っていることは正しいことだ。それに自分の事を大切に思い、心配して言ってくれているからこそなんだ」と考えられる人は、自分をコントロールできる人であり、そういう人を“自律している人”といいます。

 中学生として、やるべきことを誘惑に負けずに自分を律して実践している人って素晴らしいですよね!校長先生も人間ですから弱い面もずるい面も、また自分が嫌になるような醜い面もあります。でも人としてより良く生きようという思いもあります。人が与えられた条件や環境の中で、より良く生きるためには、よく考えることが必要です。哲学者・科学者であるパスカルは「人間は考える葦(あし)である」という名言を残しています。考えることこそが人間の人間らしいところなのです。生徒諸君!中学生としてよく考えて生きよう!

5月19日(月)君はどのタイプ…?②

 先週、このタイトル“君はどのタイプ…?①”で、ドラえもんのキャラクター、のび太、ジャイアン、スネ夫に登場してもらい、人はみな違う、みんな違っていいんだ。それぞれの個性を認め合い、力を合わせて良いクラス、良い人間関係を作っていこう!という話をしました。今日は再びドラえもんのキャラクターに登場してもらい、違う話をします。今回登場するキャラクターは、のび太、ジャイアン、しずかちゃんです。

 皆さんは、「アサーション」という言葉を知っていますか?分かりやすい言葉で簡単に言うと、「自分も相手も大切にする爽やかな自己表現」です。そのような態度をとれる人を「アサーティブな人」と言います。そこで今日は、ドラえもんのキャラクター3人に登場してもらい、アサーティブな人になれるように勉強しましょう。

ジャイアン…自分の感情をすぐに爆発させてしまい、言葉や暴力で相手の心や体を攻撃してしまう。

のび太…自分の本当の気持ちをなかなか主張できない。嫌なことを言われたり、やられたりしても「いやだ」「やめて」と言えなかったり、人に何かを頼むことも苦手。

しずかちゃん…自分の考えを相手に伝えることが上手。何かを頼んだり、断ったり。でもその時に相手を攻撃して傷つけることはしない

 自分の思いや考えを相手にきちんと伝えることは自分を大切にすること。そして、上手な伝え方で相手のことも大切にしてあげられることも大切なこと。今日の話、「アサーティブな人」はまさに、このしずかちゃんタイプの人ですね。みなさんも、このしずかちゃんタイプのアサーティブな人になれるように意識していきましょう。意識をして、失敗も重ねながら成長していけば、必ずアサーティブな人になれますよ。まずは身近な人で誰がアサーティブな人かを考えてみましょう。そして、その人の良さをまねてみることから始めましょう。

 

 

5月16日(金)茶道体験で学んだこと

 修学旅行から戻ってきました。大きなけがや病気になる者が出ず、参加192名全員が楽しく学ぶことの多い3日間になりました。保護者の皆様をはじめ、修学旅行に携わっていただいたすべての方々に感謝申し上げます。さて、私は3日目のクラス別行動で、5組と行動を共にしました(その様子はログインして学校行事のページをご覧ください)。宇治の平等院鳳凰堂の拝観と茶道体験でした。その茶道体験でお世話になった17代店主の方のお話がとても素晴らしく、自分の心にも響き、刻まれたので、ぜひ5組以外の生徒、そして1・2年生諸君にも紹介します(本来、「話」というものは、話す人と直接対峙して、その人の持つ全身のオーラなどすべてを受け止めなければ本当のことは伝わらないものですが)。

人生は自分の「心」次第で花が咲く

 12歳を過ぎればもう自分の人生は自分で考え、努力し責任を負うこと。勉強のできる人、スポーツで一流の選手になる人、そして社会人として認められ成功する人は、人の話をよく聴き、すぐに生かすことができる人。お茶のいれ方を説明しても言われたことをすぐに実行できる人とそうでない人がいる。よく集中し、目と耳と心でしっかりと受け止めるようにすること。「ありがとうございます」「いただきます」と頭を下げて言える人になろう

 いま、君たちは親や先生に叱られることが多いと思う。叱られて反抗心を持つことは悪いことではない。しかし、その反抗心を、自分を変え、至らなさを改めることで、見返せれば人として成長できる。他人が悪い、社会が悪いと言っているうちは、決して立派な人にはなれない。幸せな人生を送れるかどうかはすべて自分の考え、努力、そして心次第である。茶道というのは心のあり方、人としてのあり方を学ぶことである。

 いま、この文書を書いていて、情けないほど伝える力が不足していると反省しています。茶道の先生を見習い、校長先生ももっともっと努力しなければと思っています。1、2年生も修学旅行で貴重な体験をしてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

5月12日(月)君はどのタイプ…?①

 人はみなそれぞれ違うものです。顔も体格も、得意な教科も、好きな本や音楽もみんなそれぞれ。当たり前とも言えますが…。よく考えてみてください。みんな同じ見た目や性格だったらどうですか?ちっとも面白くありませんよね。みんな違ってみんないいんですよね。みなさんはドラえもんのキャラクター、のび太、ジャイアン、スネ夫、この3人のキャラクターを知っていますか。この3人は全然違う性格で、けんかばかりしていて仲良しという感じはしませんね。でも校長先生はこの3人は本当はものすごく仲が良くて支え合っているのではないかと思っています。だから、いざという場面やピンチの場面では3人が力を合わせて困難なことを解決したり、敵に立ち向かったりすることができるのだと思います。性格も考え方も体つきもまったく違うけれど、「困ったときには力を合わせたり、助け合える」そんな良い関係なんだと思います。皆さんのクラスにも色々な友達がいますよね。みんなで協力して助け合える、そんな良い仲間づくりをしてほしいと思います。 つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

5月9日(金)学習について考える

 いま学校では連日、24日の体育祭や来週からの修学旅行に向けて急ピッチで準備が進められています。そこで、だからこそ大切な話を今日はします。それは学習についてです。君たちの学校生活のメインは授業、学習です。

 君達は、学校では授業という形で勉強を教わっている訳ですが、こういう形式での学習は、内容はよく精選されているし、教え方もよく研究されているので、学ぶ側が集中して行えば、かなり効率の良いものです。しかし、それだけで本当の学習をしているとはいえません。

【学習は一生続けるもの】

 学習は学校だけでやるものではありません。変化の激しい現代社会では、仕事に就いてからも、学校以上に学習しなければならないものです。しかもその学習は、“授業形式”ではないのです。すべて自分で学習しなければならないのです。その時になって「誰も教えてくれないから学習できません」では通用しません。自ら学ぶ能力が身に付いていないといけないのです。

【自学自習ができるのは学力がついている証拠】

 幼稚園や小学校の低学年の子供に「自分で勉強しなさい」と言ってもそれは無理なことです。何を勉強しなければいけないのかが分からないからです。自分の学習すべきことが分かることや、どういう方法で学習すればよいのかが分かることも1つの学力です。

【できるだけ早くはじめよう】

 テストに向けての学習というのは、その時期に近づけば近づくほどみんな懸命にやり始めます。しかし、テストのためだけの一夜漬け的な学習は、はっきり言って効果は期待できませんし、本筋からずれているような気がします。やはり学習は目標を持って、一歩一歩着実に積み重ねてゆくものです。そのためにもできるだけ早く始め、長期に渡って実践して行きましょう。

 

 

 

 

5月8日(木)その向こうにあるもの…

その向こうにあるもの

 かつて、地球がまだ平らだと考えられていたころ、イスパニア(今のスペイン)は、可能性を求めて海洋探検に乗り出しました。その時のイスパニアの金貨に書かれていた文字は、『プラス・アルトラ』(「その向こうに、まだある」)という言葉だったそうです。大海原を風を頼りに、はるか彼方の水平線を見つめ、「あの向こうにもまだきっと何かがあるんだ」と信じて海を渡る人達の瞳には、海よりも彼方の未来が見えていたのではないでしょうか…。君達の心には『プラス・アルトラ』という言葉が響いているだろうか…?「このくらいでいいや」「もう無理」「どうせやってもできないし」…etc。がんばることの先には、一流のがんばりというものがあり、さらにその先には超一流のがんばりというものが必ずあるものです。勉強でも部活動でも「もっとできるはずだ」「まだがんばれるはずだ」「この努力の向こうには新しい何かがあるはずだ」とプラス思考でがんばってほしい。
 

 

 

 

 

 

 

5月7日(水)連休も終わり…そこで

散歩のついでに富士山に登る者はいない

  連休も終わりましたね。そこで今日からは、真剣に毎日の生活について考えてもらいたい。生徒のみなさんは散歩をすることはありますか?校長先生は、休日の朝に散歩(ウォーキング)をします。散歩といえば、時間がある時に季節を感じながらなんとなく街を歩くことですよね。さてここで、散歩をしていて気がついたら富士山の頂上だった、なんてことは絶対にありえませんよね。日本一の山に登る時は、靴や荷物を準備したり、その日の天候をチェックしたりと心構えをしっかりするものです。つまり、ただなんとなく…では目的は達成できないということです。みんなの生活にもこれは当てはまるよね。目標を持たずにただなんとなく生活をしていては、「なりたい自分」にはなれません。勉強も課題を意識し、実行してはじめて身につくものです。部活動も同様で、ただなんとなく「うまくなれたらいいなあ」ではうまくなる訳がありません。例えば、具体的に、「毎日1時間自分で計画した予習や復習をしよう」とか「毎晩、腹筋、背筋、ストレッチをしよう」など目標を細かく決めることで“富士山に登る”的な生活ができるのだと思います。新しいクラスでの生活にしても、「楽しいクラスになれたらいいなぁ」ではなく、「楽しいクラス、過ごしやすいクラスにするには自分が何をしたらいいのか」を考え、行動することが大切なのですよ。

 次に人間関係。みなさんは、仲間の様子を見ていますか?誰ががんばって掃除をしていますか?誰ががんばって授業に取り組んでいますか?誰か困っている人はいませんか?誰かつらい思いをしている人はいませんか…?少し意識をすれば見えてきますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

5月2日(金)いい仲間だ!

 3年生は本日、体育館にて合同帰りの会を行いました。内容は、昨年、一昨年に続き、今年もニュージーランドから短期で大沼中学校に体験学習に来ていたムタ・イッセイさんとのお別れ会でした。最後は3年生全員で花道を作り、彼を送り出しました。来年はお互いに高校生になりますね。またいつかどこかで会えることでしょう。今後も大沼中学校の仲間としてお互いにがんばりましょう!3年生、本当に良い集団ですね。

 

 

 

 

5月2日(金)明日から4連休ですね!そこで…

心の安全点検

 F1レーサーは、時速300㎞を超えるスピードでサーキットを疾走します。かつて日本人初のF1レーサーとして世界中を転戦した中島 悟という人がいます。彼はある時、インタビューでこんな質問をされました。「300㎞以上の速さで走るために一番大切なマシンの条件は何ですか?」と。質問をした記者達は、当然エンジンの馬力、タイヤ、エアロパーツなどの答えを予想したことでしょう。ところが彼の答えは、「F1マシンにとって最も大切な条件は、安全に停止できるブレーキです」というものでした。走ることを支えているのは、止まることだったのです。車ではブレーキと言いますが、人の場合はそれを“自制心”といいます。自分がされて嫌なことは、人にも絶対にしないということを改めてしっかりと考え、心のブレーキの点検をしてください。また、明日から連休に入ります。気分も、お財布のひもも、そして心も緩みがちになるときです。勉強、部活、そして家族と楽しく過ごすなど充実した連休にして欲しいです。そのためには、心のブレーキである自制心も必要です。連休後、元気でさわやかな笑顔でまた会いましょうね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月1日(木)内科検診、3年生修学旅行しおり読み合わせ集会

5月になりました。新緑がきれいで本当にさわやかな季節になりましたね。

君達はどんな場面で春の季節を感じるのかな…? 新緑タケノコ?それとも薫る

感性は人それぞれ。素敵な感性を持った人になって下さいね。

※3年生の修学旅行しおり読み合わせ集会は、IDとパスワードでログインして「修学旅行」のページをご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

  

4月30日(水)生徒朝会、学校運営協議会、掲額式

生徒のみなさんへ

 4月も今日で終わりですね。新しい学校、新しいクラス、そして新しい友達や先生と過ごしたこの1ヶ月はどうでしたか…?はじめの数日は緊張もしたことでしょうね。また、新しいクラスメイトや担任の先生と少しぎこちない人間関係でなかなか自分らしさを発揮できなかった人もいたことでしょうね。それが4月というものなんですね。今日で4月も終わります。明日からは5月。5月は、自分らしさをどんどん発揮し、そして仲間の良さに気付いてあげる…。そんな自分たちにとって過ごしやすい居場所づくりをする月にしてくださいね。

 

保護者の皆様へ

 本日は学校運営協議会という会を開催させていただきました。この会は、法律に基づき、すべての学校に設置するもので、学校の教育活動の方針等について、保護者の代表、地域の代表、学校教育における学識経験者等に委員を委嘱し、ご意見や指導・助言を賜り、今後の教育活動に生かすことを目的としています。本日は、今年度の学校経営方針を説明し、この1ヶ月の様子を報告しました。その後授業参観給食の試食をしていただき、大沼中学校の教育活動についてのご意見やご指導・ご助言をいただきました。委員の方々は、大沼中学校の生徒たちのことを日頃からよく見ておられます。学習や部活動をがんばっていることもよくご存じでいらっしゃいました。本日いただいたご意見、ご指導・ご助言を真摯に受け止め、今後の本校の教育活動に生かしてまいります。

 

掲額式

 本校の第16代校長として令和3年4月1日から令和7年3月31日までの4年間お勤めいただきました、金丸 敦先生の掲額式が校長室にて行われました。金丸校長先生がお創りになられた大沼中学校の良き伝統を引き継ぎ、教職員一同で力を合わせて、益々良い学校にしてまいります。4年間本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

4月28日(月)保護者の皆様へ

保護者の皆様へ ~ 子供たちの一番の願い、それはなんだと思いますか…~

「あなたの家庭に最も望むことは何ですか」と子供たちに聞いたアンケート結果では、どの年代の子どもも一番多かった答えは、「家族のみんなが楽しく過ごす」だったそうです。そんな当たり前とも思えることを子供たちが願わざるを得ない現実を、親として真剣に受けとめたいものです。
 必要なお金や物さえ与えていれば子供は育つ、と思えた時代も遠い昔にはありましたが、家族みんながそれぞれ忙しい現代社会。今や楽しい家庭は、家族が意識的に協力し合わなければなかなか得られません。家族みんながそろって食事をしたり、団らんの時間を過ごしたのはいつですか…。連休を機にご家庭が子供にとって心安らぐ居場所になっているかどうか、家庭を見つめ直してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月25日(金)授業参観、部活動保護者会、制服等バザー

保護者の皆様へ

 本日は午前中の授業参観制服等のリサイクル販売、午後の部活動保護者会のために、万障繰り合わせの上ご来校いただきましたことに感謝申し上げます。本当にたくさんの保護者の皆様にご来校いただいたことに、改めて本校教育活動への関心の高さと期待の大きさを実感し、教職員全員で襟を正し、益々生徒たちのためにがんばろうという気運が高まりました。ご意見・ご感想をお持ちの方は、担任、顧問、そして校長、教頭までご意見をお寄せください。

生徒のみなさんへ ~校長先生から今日のお話 ゴールデンウイークはどう過ごす?~

 一週間お疲れさまでした。日々、笑顔で登校し、真剣に授業を受け、休み時間は友と語り合い、放課後は部活動に打ち込み、笑顔で下校する君たちを見て、校長先生は目を細め、君たちの益々の成長を願っています。いよいよゴールデンウイークが始まります。連休は「よく学び、よく遊べ」と言いたいです。

よく学ぶこと…中学生として自分で考え、計画を立て、自分に必要な学習をしましょう。

よく遊ぶこと…友達や家族と楽しい時を過ごせるといいですね。また部活動に打ち込むことも良いですね。もちろん疲れている人はゆっくり休むことも大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

4月24日(木)埼玉県学力学習状況調査

 今日は、埼玉県学力学習状況調査が行われました。生徒諸君、大変お疲れ様でした。この学力調査は前年度までの学習内容がどれだけ身についているのか、各個人に焦点を当て、昨年度からどれだけがんばって学力を高められたかを調べるためのテストです。先日も書きましたが、入学試験以外のテストはすべて、自分の過去のがんばりと現在の位置を知るために行うものです。今日のテストをやってみて、苦手な単元や得意な単元も分かったと思います。ぜひ、今後の自分の学習に生かしていってください。

 

4月23日(水)歯科健診(1、2年生)放課後諸活動なし

自ら考え、実行する人になろう

 の朝です。昨日、このサイトの掲示板で私は、「明日は朝から雨の予報です。1年生の生徒諸君、雨の日はどんな対策をして登校しますか。また交通安全はどんなことに注意したらよいですか…中学生として考えて登校しましょう。」と載せました。私はあえて、答えを出さずに投げかけておきました。雨の朝のひと場面でのことですが、何かを考え行動できましたか…。朝、雨の中を登校するということは、雨の強さにもよりますが、靴そして靴下が濡れてしまうかもしれません。かばんや体が濡れてしまうかもしれません。そこで、替えの靴下を持っていくとか、濡れた体や持ち物を拭くタオルを1枚余計に持っていくとか、濡れた靴下やタオルを入れるビニール袋を持っていくとか、絶対に濡らしてはならない大切なものや提出プリントなどはクリアケースに入れ、ビニール袋に包むとか、、、。そういったことを、保護者や先生に言われなくても、「自分で考え、実行できる人」になりたいものですね。

 今日は1、2年生の歯科健診があります。歯の健康と学力には相関関係があるといわれています。歯磨きをしっかりしたら学力が上がる…わけではありませんよね。もしそうならば、そういった関係を「因果関係」があると言います。そうではなく、「相関関係」とは、歯磨きをしっかりすることのできる、つまり基本的な生活習慣が身についている者は、勉強もしっかりと取り組むことができる。すなわち、歯の健康と学力は相関関係があるということです。歯磨きも奥が深く、ただボーっと歯を磨くのではなく、磨き残しがないようにしっかりと磨こうと自ら考え、実行することが大切なのですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月21日(月)C日課、放課後諸活動なし

目と耳と心で聴きましょう

 授業が本格的に始まっています。また、クラスの中での役割も決まり、学級という生き物が動き出しました。そこで、今日、皆さんに話したいことは、先生やクラスの人の話を「聞く」のか「聴く」のかという話です。「聞く」というのは、ただ人の話や音楽などの音が耳に入ってくるようなイメージなのですが、「聴く」というのは、その漢字をよく見てみると分かりますが、目と耳と心を使って受け止めるということです。先生の話、係や委員会などの生徒の話は「聞く」ではなく「聴く」ことが大切です。人の話を聴くことができれば、勉強も分かるようになるし、仲間の思いも分かり、良い関係が築けることにつながります。よい天気が続き本当に気持ちの良い季節ですね。今週もがんばりましょう!