10月17日(金)生徒会役員改選選挙 ~立会演説会、投票~
生徒会役員改選選挙 ~立会演説会、投票~ 校長あいさつ
はじめに時間を頂戴し、先日行われました、市内駅伝競走大会について少しだけお話しさせていただきます。昨年度の大沼中は、新たな伝統を築く、歴史的ながんばりを見せてくれました。今年度はその伝統を引き継ぎ、力の限りの力走を見せてくれました。何よりも立派で感動した点は、試合に出た者、残念ながら出られなかった者もいたわけですが、1つのチームとして、試合に出られなかった生徒が、自分がチームの一員として何ができるかを考え、選手をよく支えてくれたこと、そして試合に出る選手は、試合に出られずに悔しい思いをしながらも、自分達選手を支えてくれているということを感じ、その人たちの分までがんばろうとして、力走していたことがあげられます。開会式や閉会式の態度も立派でした。来年は、今の1、2年生がチームの中心的な立場となる2、3年生になります。先輩方を越えることで、先輩に恩返しをし、さらに良い活動となることを期待します。関わったすべての生徒のみなさんと先生方、お疲れさまでした。
さて、本日はこれから、令和7年度の生徒会本部役員の改選選挙に係る、「立ち合い演説会及び投票」が行われます。生徒諸君の自治活動である生徒会活動の役員を決める大切な場にお招きいただいたことに感謝を申し上げます。生徒会活動は、学級活動とともに、学校で行う教育活動の中では、「特別活動」という重要な活動の1つに位置付けられています。私は、これまで市内外の多くの中学校を見る機会がありましたが、この特別活動が盛んな学校は、活気があり、生徒が生き生きとしていました。とりわけ、生徒会活動がしっかりしている学校は、学校全体に規律と潤い、そして彩りが見られ、生徒と先生方が良い関係を築き、PTAや地域の方々と一緒になって、学校を盛り上げている素晴らしい学校が多いものです。本日、みなさんには、是非、一人一人の候補者と応援者の主張、心意気を真剣に聴いて、公正な投票をお願いします。そして、選ばれた新役員さんたちに協力して、この大沼中学校を大いに盛り上げてもらいたいと思います。
立候補した生徒たちは、みなさん大沼中を良くしようという高い志や情熱を持った人ばかりだと思います。今回、本部役員の定数に比べ若干ですが定数より多くの立候補があったのは、それだけ本校を良くしていこうという志を持った人がいるということで、校長はじめ、先生方は喜ばしいことだと思っています。大沼中を良くしようと思い、立候補した生徒のみなさんの思い、そして勇気に心からの拍手を贈りたいと思います。
また、生徒会の選挙やその後の生徒会活動を通し、生徒諸君には「有権者」といいますが、選挙権を持ち、政治や自治活動に参加することへの意識を持つきっかけにしてほしいと思っています。君たちが有権者となる年齢は18歳です。自らの意思を政治に反映させる日は、そう遠い先の話ではないのです。それまでに政治に参加する意識が備わっていなければなりません。そのため、民主主義の基本である選挙を正しく理解できるよう、学校の生徒会役員選挙を、実際の一般社会で行われている選挙に近い形で進めてきました。具体的には、選挙の告示をはじめ、公正、円滑に選挙を進めるための選挙管理委員会の立ち上げと活動、立候補者や応援者の朝の選挙運動やポスターの掲示などの選挙活動を行うことなどです。
これからの世の中は、技術の進歩や国境を越え様々な国の人たちの考えや価値観を地球規模で考えていく、グローバル化が益々進む社会となります。社会科の授業はもとより、新聞やニュースなどで様々な情報を自らキャッチし、しっかりとした自分の意思が持てるようになってほしいと思います。今回の生徒会選挙が有権者としての心がけを作るきっかけになることを願っています。
それでは、立候補者のマニュフェストをよく聴いて、しっかりと判断をして生徒会の一員としての責任を果たしてください。
令和7年10月17日 春日部市立大沼中学校長
最後の選挙活動に熱が入ります。
7、8、9組 自立活動
3年生 国語
3年生 英語
2年生 社会
2年生 国語
2年生 英語
2年生 理科 消化
1年生 数学
1年生 理科
1年生 音楽
3年生 保健体育
立会演説会、選挙管理委員会委員長の言葉
立候補者と応援者のスピーチ
聴く態度も素晴らしかったです。
今日は学校運営協議会が行われ、協議会委員の皆様にも立会演説会を参観していただきました。
立会演説会後はクラスに戻り、タブレットにより投票が行われました。