10月10日(金)校長面接
校長面接
毎年恒例、2学期の後半は、3年生全員を対象に校長面接を実施します。今年度も先日からいよいよスタートしました。面接をしながら、生徒の素晴らしい受け答えに校長先生が感無量の気持ちになり、涙が出そうになることもあれば、「後日再面接!」と言い渡された生徒もいます。今の2年生たちからは、県公立高校では面接試験が全員対象に課せられます。今年の3年生たちは、一部の県公立高校と一部の私立高校の受験の型により面接が実施となります。
校長面接では、中学校生活のこと、その高校を志望した理由、高校でがんばりたいこと、高校卒業後のこと、自分自身のことなど15分間、多岐にわたり質問をします。校長先生は30年以上のキャリアがありますので、質問を想定し、受け答えの練習をしっかりしてきた生徒とそうでない生徒とを一瞬で見抜きます。学活の時間に紙に書いただけで、言う練習をしていない生徒もすぐに分かります。将来のことを訊いても、安易に「まだはっきり決まっていません」という生徒がいます。中学生が自分の将来について明確なビジョンを見い出せないことは普通です。しかし、悩んで悩んで悩み抜くことが大切なのです。悩んだ結果、方向性だけでも何となく見えてくる者もいます。また一方で、しっかりと自分の適性を考えたり、身近な人の生き様から将来の生き方を考えたりして、それを言える人もいます。今、この小さな違いも、将来まで延長したらどれほどの差ができてしまうのか…。
校長面接、3年生200人以上の生徒一人一人と私も真剣に向き合います。よろしくお願いします。
今日は中間テスト2日目です。みんな精一杯力を出し切ろうとがんばっていました。