大沼中ブログ

2021年7月の記事一覧

県大会優勝(女子剣道)

女子剣道部が、本日上尾市の埼玉県立武道館で行われた県大会の女子剣道団体戦に臨みました。

本校は、第1シードなので2回戦が初戦でした。準々決勝まで危なげない勝ち方で勝ち上がりました。ところが、準決勝は、副将戦を前にして、1-2とリードされ、後がなくなるピンチになりました。しかし、後がない中でも本校の副将が踏ん張り、一本返して、大将戦へつなぎました。大将戦はとったほうが勝ちという手に汗握る戦いで、延長でも決着がつかず、代表戦にもつれ込みました。両校ともに大将が代表戦に臨みました。代表戦も延長にもつれ込みましたが、本校の大将が一本とり激戦の準決勝を制し決勝進出しました。

決勝では先鋒が二本をとり、チームに勢いをつけてくれました。次鋒もその勢いに続いて二本を奪取しました。中堅が足の負傷を抱えながらも二本奪取し、副将戦、大将戦を待たずに決着をつけ、県大会優勝の栄冠に輝きました。

誰かが一本取られても、他のメンバーが取り返す、試合に出ていないメンバーも陰で支え、チームワークと絆でつかんだ全国大会への切符です。おめでとうございます。全国大会、関東大会での活躍を期待しています。

県大会(男子剣道)

本日、男子剣道部が上尾市の埼玉県立武道館で行われた県大会男子団体戦に臨みました。本校はシード校なので、2回戦からの登場です。初戦となる2回戦は危なげなく突破しました。しかし、2回戦で先鋒の選手がけがをするという突然のアクシデントがあり、3回戦開始直前に急遽、メンバー変更になりました。突然のアクシデントでメンバー全員がアクシデントをはね返そうと必死で戦いましたが、僅差で敗れてしまいました。突然のアクシデントをメンバー全員ではね返そうとする姿からはメンバーたちの絆を感じました。

県大会(陸上競技)

本日、本校の陸上競技部の1年生男子が熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われた県大会(男子1年1500m走)に臨みました。本生徒は水泳でも1500m自由形で各大会に臨んでおり、疲れがたまっていたのか、今回の大会はベストタイムを更新することができませんでした。悔しい思いをしていると思いますが、今回の経験を次に活かしましょう。応援しています。

 

県大会(男子バレーボール)

本日、男子バレーボール部が、本庄総合公園体育館(シルクドーム)で行われた県大会に臨みました。

相手はさいたま市の守備力が非常に高いチームで競り合いましたが、惜しくも敗れました。本校男子バレーボール部の窮地に立たされても、決してあきらめないプレーは、心を打つプレーばかりでした。胸を張って沼中に戻ってきてください。

 

非常にいいお話し(追記あり)

本日、地域の方から「校長先生か教頭先生をお願いします。」とお電話をいただきましたので、本校の教頭先生が対応しました。

内容は

『昨日、その地域の方のご両親が病院に行くために、2人で一緒に出かけたとのこと。ご両親とも普段なら携帯電話を持って出かけていたのだが、昨日は家に忘れて行ってしまった。ご両親は昨日の炎天下の中、病院までの道がわからなくなってしまった。通りがかった数人の大人に、道を尋ねても丁寧に対応してもらえずに、病院に行くことができずに困っていた。

そこに、本校3年生女子生徒が通りかかった。ご両親が病院までの道を尋ねると、その病院を知らなかったその生徒は、わざわざ、走って自宅まで携帯電話を取りに行き、走ってご両親のところまで戻ってきてくれた。その生徒は携帯電話を使って、病院までの道を調べて、ご両親を連れて、病院まで一緒に案内をしてくれた。

もし、本校3年生女子が通りかからなかったら、ご両親は昨日の炎天下の中、ずっとさまよっていたのではないかとのこと。熱中症にかかって命を落としていたかもしれない。その生徒には本当に感謝しています。』

と泣きながら話していたそうです。その電話でお話しを伺っていた教頭先生も涙が出そうになったとのことです。

私は、いや私だけでなく大沼中学校の教職員全員が、大沼中の生徒を誇りに思っています。

ありがとうございます。

【追記】

先ほど、昨日、善行を行った生徒とじかにお話しをしました。

本人は「喜んでもらって、うれしかったです。(地域の方のご両親に)」と昨日の思いを語ってくれました。このコメントもとても素敵ですね。流石です。