視聴覚センターブログ
市民パソコンセミナー『はがき作成入門』
6月5日(水)、6日(木)の2日間、視聴覚センターメディア研修室において『市民パソコンセミナー はがき作成入門』を実施しました。
本講座は、Word2019を使用して、午前中に、はがき宛名面用の「住所録」作成を行い、宛名面を印刷。午後に裏面の文面を作成し、印刷するまでを行う1日がかりの入門講座です。
まず、講座前半は、宛名面の作成です。1枚1枚に住所や宛名、差出人情報を入力するのは大変な作業となります。そこで、Wordに付属している『はがき宛名印刷ウィザード』を使って、差出人情報や宛名を入力して住所録を作成しました。1度つくっておけば、次回からは、そのまま使えるところがパソコンの利点です。差出人情報は、1度作れば、50枚でも100枚でも自動的に印字されます。手書きだと100枚あれば100回書かなければなりません。
後半は、文面の作成を行いました。文章を打ち込んだ後に、インターネット上にある著作権フリーのイラストから気に入ったイラスト素材を挿入したり、講座用に用意した写真素材から好みの写真素材を選んで挿入したりしながら文面を整えていきました。
イラストや写真は、挿入後に大きさを変えたり位置を移動したりできるので大変便利です。
最後に、はがき判の用紙に印刷しました。苦労して作ったハガキがカラーで印字されると、にっこり微笑む参加者の皆さん。とてもうれしそうでした。
参加された皆さんの作品を視聴覚センター3階のエレベーター前に展示しておりますので、ご来所の際には、ぜひ、ご覧いただければと思います。
11月には、年賀状作成を目的とした講座を実施予定です。詳しくは、広報かすかべをご参照いただき、是非ご応募いただければと思います。
【今後の募集予定セミナー(8月末までの実施分)】※2024.6.12現在
・インターネット活用入門(6/20)・・・まだ若干名余裕があります。
・ビデオ編集入門(6/22)・・・まだ若干名余裕があります。
・親子で楽しむ映画会(6/29)・・・6/11~募集中
・子どもTV番組制作体験(7/6)・・・6/4~募集中
・タブレットPC入門(7/9,10)・・・6/12~募集中
・スマホ入門(7/24,25)・・・7/11~募集予定
・走らせよう!プログラミングミニカー講座(7/21,8/17)・・・7/5~募集予定
・プログラミング入門(8/27,28)・・・8月の広報かすかべ参照
・親子で体験プログラミング(8/31)・・・8月の広報かすかべ参照
市民映像セミナー『デジカメ・スマホ写真加工入門』
5月30日(木)、視聴覚センターメディア研修室において『市民映像セミナー デジカメ・スマホ写真加工入門』を実施しました。
本講座は、デジカメやスマホで撮った写真をパソコンに取り込んで、加工編集し印刷するという内容です。
デジカメやスマホで撮られた写真は、画像編集ソフトを使うことで、明るさや色味を調整して雰囲気を変えたり、画質や画像の大きさを変えたり、トリミングして不要な部分をカットしたりすることができます。さらに、写真に文字やイラストを挿入してチラシやポストカードを作成したり、複数枚の写真を1枚に収めて印刷したりすることも可能となります。今回の講座では、Windows10付属ソフトの「フォト」や「ペイント」「ペイント3D」を用いて、簡単な写真加工体験していただきました。
まず、パソコンのディスクトップに写真を保存する新たなフォルダをつくる作業から始めました。その後、スマホとパソコンをUSBケーブルでつなぎ、スマホ内にある写真をコンピュータへ取り込む作業を行いました。スマホは様々な機種があり、画面の見え方や操作の仕方が異なるので戸惑う場面もありましたが、無事に全員がパソコンへ写真を取り込むことができました。(左クリックと右クリックの使い分けが難しいとの声)
次に取り込んだ写真を使って画像編集を体験していただきました。「フォト」では、写真のトリミングや回転、補正を体験。「ペイント」では画像サイズの変更を体験。「ペイント3D」では、写真に文字や吹き出しを入れる体験をしていただきました。写真に文字やイラストを入れる時間は、皆さん、集中して黙々とパソコンに向かっていました。写真に日付や撮影場所を入れたり、吹き出しをつくって言葉を入れたりしながら、写真加工を楽しんでいました。
最後に、加工した写真を印刷しました。「写真に文字や吹き出しを入れる作業は、意外と楽しい。今日来て良かった」と、うれしそうに話してくれた方もいました。
コンピュータを利用すれば、普段デジカメやスマホでとった写真を簡単に加工して楽しむことができます。今回の講座で学んだことを生かして、日々の生活を豊かにしていただければ幸いです。
次回の講座は、「はがき作成入門」です。Word2019を使って暑中見舞い葉書に挑戦します。まだ、参加者を募集しておりますので、興味のある方はご連絡ください。
市民パソコンセミナー「インターネット入門」
5月24日(金)、視聴覚センターメディア研修室において『市民パソコンセミナー インターネット入門』を開催しました。
今回は、インターネットの基本について学ぶ講座です。インターネットを介してWebサイトを閲覧するために必要となるブラウザソフトの種類を確認後、実際に検索や閲覧方法等を体験をしながら学んでいただきました。なお、今回はWindowsパソコンの標準ブラウザであるMicrosoft Edgeを使って講座を進めていきました。
まずは、ブラウザの起動方法やEdgeの画面構成などを確認していきました。その後、様々なホームページへアクセスするための検索窓やニュース、天気予報など、様々なコンテンツが掲載されているポータルサイトを使って、検索方法やコンテンツの利用方法などを確認していきました。
検索では、複数のキーワードを入力することで目的の情報が探しやすくなることや、お気に入りのサイトの登録方法などを実際に操作しながら学んでいただきました。
コンテンツの利用では、地図検索やルート検索、路線情報の利用等、生活の中で役立つ機能などを中心に紹介させていただきました。
GoogleMapを使ってストリートビュー体験をしていたときは、特に盛り上がり、参加者の方の中には、外国へ飛び出して行かれた方も。とても楽しそうでした。
また、便利な設定として、ブラウザを起動した際に表示されるトップページの設定方法について、実際に手順をゆっくり確認しながら設定していただきました。
インターネットを利用することで、様々な情報を瞬時に得ることができ、生活を豊かなものにしてくれます。その反面、世界中のネットワークとつながっているため、危険とも隣り合わせという影の部分もあります。
講座の最後には、危険から身を守るための知識やルール、マナーなども身に付けていく必要性があることを確認しました。時には、画面を消したくても消せないこともあるので、そのような時の対処法についても学んでいただきました。
視聴覚センターでは、インターネットに限らず、パソコン利用の入口となる基礎的な講座を多数実施しています。詳しくは、視聴覚センターホームページ内の「講座・イベント」をご覧ください。広報かすかべにも、毎月、講座情報が掲載されていますので、参考にしてください。皆様のご参加をお待ちしています。
市民パソコンセミナー『基本操作・パソコン入門』
5月8日(水)、視聴覚センター2階にあるメディア研修室にて『市民パソコンセミナー 基本操作・パソコン入門』を午前の部、午後の部の2回実施しました。
今回の講座は、パソコン本体の各部の名称、マウスの基本操作やウィンドウズ10の基本、またキーボードの基本操作を学び、最後には文書作成ソフト「Microsoft Word」を使って、本講座の修了証を作成・印刷をするという内容です。
まず、パソコンやキーボードの各名称やマウスの持ち方を確認し、その後、ウェブ上のマウス操作練習ソフトで、楽しみながらマウス操作の練習を行いました。受講者の方も、一方的に説明を聞くよりも、実際に操作することのほうが楽しいようで、笑顔で画面に向かってマウスをクリックしていました。
マウス操作では、「ドラッグ&ドロップ」がなかなか難しいようでしたが、講座の後半になると、画面をスクロールしたり、画像を拡大縮小したり、画像を移動したりと、思い通りに操作できるようになりました。
講座の後半では、Wordを立ち上げて、文字の書体や大きさ、文字の配置などを変更する操作を行いました。画像の挿入も体験しました。その後、ここまでに習ったことを使って、実際にご自身の「修了証」作成に挑戦していただきました。
修了証のひな形をもとに、文字の大きさや書体の変更、画像の挿入等の操作を行い、体裁を整える作業をしていただきました。
そして、完成した方から印刷をしていただきました。自分で作った修了証を手にとると、皆さん、笑顔になっていました。
「自分だけでは理解できない所を親切に教えていただき助かりました」「印刷された修了証を見てうれしくなりました」「今回の講座に参加して、今までの疑問点が解消されました」「楽しかったです。他の講座も申し込もうと思います」というご感想をいただきました。
視聴覚センターでは、入門者を対象としたパソコン講座を実施しております。講座の内容や日程等につきましては、視聴覚センターホームページの「講座・イベント情報」や「広報かすかべ」でご案内しております。ぜひ、ご覧いただき、ご興味のある講座がございましたら、どんどん申し込んでください。お待ちしております。
教職員対象 ホームページ作成研修会
4月19日(金)、視聴覚センターメディア研修室において「教職員対象 ホームページ作成研修会」を開催しました。今年度、新たに学校のホームページ作成担当になられた先生の支援になればと、年度当初の繁忙期ではありますが企画させていただきました。
市内の学校ホームページは「スキットコモンズ3」という学校ホームページ作成サービスを利用してつくられています。
今回の講座では、まず、「スキットコモンズ3」の基礎として、ホームページ作成を体験していただきました。
ログインの仕方からはじまり、ホームページの画面構成を確認後、プラグインの追加方法を学びました。
さらに、学校での主な更新作業である「教育活動の様子をブログとして掲載する方法」、「学校だよりを掲載する方法」などについて、各校の研修用のページを使い、具体的な作業を通して学んでいただきました。
講座の後半では、ご自身でテキストを参考にしながら、研修用ページに学校だよりを掲載していただきました。「学んだことをすぐやってみる」時間を多くとり、個別に対応したことで、日ごろ疑問に思っていたことを解決できた様子がうかがえました。
視聴覚センターでは、今年度も、授業や校務におけるICTの活用や、情報モラル教育などの内容を扱った教職員対象の研修会を予定しています。
また、市民向けのパソコンやビデオに関する講座も予定していますので、ぜひ、ご参加ください。
詳しくは、視聴覚センターホームページの『講座・イベントページ』や『広報かすかべ』をご覧ください。
市民パソコンセミナー「表計算入門」講座
2月7日(水)、8日(木)の2日間(9:30~、13:30~の2回ずつ)にわたり、市民パソコンセミナー「表計算入門」講座を開催しました。4回とも定員いっぱいとなる盛況ぶりで、表計算ソフトに対する市民の皆様の関心の高さがうかがえました。
今回は入門講座なので、起動や終了の手順、ファイルの保存の仕方、画面の各部分の名称や働き等々、表計算ソフトの基本的なところから講義が始まりました。
ワークシート内にある1つ1つの枠(=セル)に簡単な数式を入力してから「エンター」キーを押すと、瞬時に計算結果が表示されると感嘆の表情を浮かべている方が多く見られました。
表計算ソフトでは、たくさんの空白のページを印刷することになる可能性もあるので、印刷するときに範囲指定をすることの重要性も説明させていただきました。
後半は、用意されたサンプルファイルを使い、表を完成させる作業を行いました。セルに日本語や数字、数式、関数を入力したり、文字の色や太さを変えたり、セルに色を付けたりしながら表を完成させていきました。
数式をコピーしたり、関数を使うことが、作業を簡略化する体験をすることで、表計算ソフトの便利さを体感することができたようでした。
講座の最後に、金銭出納帳や会計報告書、月間家計簿、持ち物整理簿等のサンプルを提供させていただきました。
講座後のアンケートにも、「今日学んだことは、今後、役に立つと思う」「新しい発見があった。セル幅を調節するのに、カーソルを合わせてWクリックする方法があるとは!知りませんでした」「Excelの次の段階の講座を望む」「Excelを使っていて気になっていたことがあったが、解決できてよかった」等、プラスの感想を多くいただきました。
本講座で、令和5年度の市民パソコンセミナーが終了となりました。1年間、多くの市民の皆様にご参加いただき、大変ありがとうございました。令和6年度も、さらに充実した講座を提供できるよう全力を尽くしてまいりますので、どうぞ、よろしくお願いします。
ビデオ編集フォローアップ講座
2月3日(土)9:30~16:00、市民映像セミナー『ビデオ編集フォローアップ講座』を開催しました。
本講座は、これまでの映像セミナー受講生を対象に、より高度な編集技術を身に付けていただくために企画した講座です。参加された方は、日ごろ撮りためたご自身のデーターを持参して作品制作を行いました。
当日は、2人のビデオ特派員が講師となって講座が進められました。
まず、持参していただいたデーターをコンピューターに取り込むことから行いました。カメラをケーブルでつないだり、SDカードを差し込んだり、DVDディスクをコンピューターに入れたりして動画を取り込みました。
その後、編集ソフトで不要な部分をカットしたり、音楽やテロップ、画面効果等を挿入したりして1本の作品に仕上げていきました。
午後になると、仕上げの作業に入りました。
最後に、制作したビデオ作品を1人ずつ上映し、お互いの作品を鑑賞し合いました。
1日がかりの講座でしたが、参加者の皆さんに感想をきいてみると、「参加して良かった」「今まで自分がやってきた方法より簡単な方法がみつかった」など、プラスの感想を多くいただくことができました。講師の先生方、ご協力ありがとうございました。
令和5年度 春日部市ビデオフェスティバル
1月27日(土)、28日(日)の2日間にわたり、『令和5年度 春日部市ビデオフェスティバル』を開催いたしました。
27日の第一部では、春日部市内で活動するアマチュア映像作家の皆さんによる作品発表会を行いました。今回は、17本の作品を上映。制作者から作品に対する思い等をお聞きした後に作品を鑑賞したので、より味わい深い鑑賞となったようです。
28日の第二部では、北は北海道から西は三重、京都にいたる全国各地から34本の作品の応募があり、2度にわたる審査ののち9作品を上映しました。
終盤には、表彰式を実施しました。
主催者を代表して、鎌田教育長からあいさつを申し上げました。
その後、ご来賓として参観いただいた春日部市長 岩谷一弘 様、春日部市議会議長 荒木洋美 様からご挨拶をいただきました。
表彰は、市長賞、市議会議長賞、教育長賞・・・の順に行いました。市長賞は、岐阜県在住の方が受賞されました。
最後に、審査員長から受賞作品に対するご講評をいただきました。どれも素晴らしい作品だったとお褒めの言葉をいただきました。
なお、28日の第二部の様子は、J:comTVの番組で放映される予定です。
【期 日】 2月3日(土)~2月9日(金)11:00~、20:30~
【番組名】 「ジモト トピックス」
※「ど・ろーかる」というアプリをスマホやタブレットにインストールすると、だれでも、いつでも、どこでも見ることができるそうです。以下のQRコードをご参照ください。
市民パソコンセミナー「インターネット活用講座」
1月10日(水)、11日(木)視聴覚センターメディア研修室において、市民パソコンセミナー『インターネット活用講座』を行いました。6月に実施した講座と同じ内容ですが、多くの市民の皆様に参加していただきました。
インターネットは、分からないことを検索して調べるだけでなく、様々な活用ができます。インターネットを利用したコンテンツを上手に活用することで、暮らしを豊かなものにしてくれたり、生活をサポートしてくれたりします。本講座では、手軽に活用できるコンテンツを知っていただき、インターネットの活用の幅を広げていただくことを目的に実施いたしました。
講座のはじめには、調べたいことの検索だけでなく、ニュース、路線案内、レシピ情報など、様々なコンテンツがまとめられているポータルサイトの活用方法を確認していきました。合わせて、ブラウザソフトの機能についても触れさせていただき、よく閲覧するサイトの登録方法やその開き方、拡大表示の方法、開いているページを翻訳する方法なども確認していきました。英語で書かれたチラシの画像が、一瞬で日本語表記になったときには、驚きの声があがりました。
次に、インターネットで利用できる様々なサービスの体験として、動画や音楽、読書を楽しめるサイトの体験をしていただきました。Youtubeサイトを開き、「80年代の音楽」という言葉で検索すると懐かしい音楽のコンテンツがたくさん出てきました。ヘッドフォンをして自由に聴く時間をとると、思い思いの曲を聴き入っていました。
「青空文庫」のサイトでは、夏目漱石や田山花袋、川端康成などの作品を選んで読んでみる体験も行いました。文字を大きくして読みやすくできるのも電子図書の利点となっていました。「青空文庫」は、著作権が切れた作品や著作権が放棄された作品を見ることができますが、大半が、明治、大正、昭和初期の作品です。そこで、比較的新しい作品を見るサイトとして「かすかべ電子図書館」を紹介させていただきました。
最後に、今話題のAIチャットサービスの紹介などもさせていただきました。インターネット上の情報から解答をつくりだしてくるので、あたりさわりのない解答や誤答もあり、利用の仕方を考えるよい機会となったようです。
教養を深められるもの、暮らしを便利にしてくれるもの等、インターネットを利用したサービスが次々と登場しています。これらを上手に活用することで、生活を楽しく豊かなものにする便利なツールになると思います。
受講者の皆様、ぜひ色々と試していただきながら、インターネットを楽しんでいただきたいと思います。ご参加いただきありがとうございました。
教職員研修(プログラミング教育入門)
12月27日(水)13:30~15:30、市内小中学校教職員対象のプログラミング教育入門講座を開催しました。
初めに、プログラミング教育が学校教育に導入された背景や経緯、ねらい等について講義を行いました。
その後、視聴覚センターから市内小中学校へ貸し出しをしているプログラミング学習支援キットの体験を行いました。
1つ目のキットは、マイクロビットです。学校と同じ環境で使っていただくため、クロームブックに接続して体験を行っていただきました。
用意された簡単なプログラムを実際に作っていただき、マイクロビットに転送するという手順で行いました。思い通りにマイクロビットのLEDが点灯すると、参加された先生方も笑顔になりました。
2つ目のキットは、押ボタン式信号機キットです。6年生の理科の電気の単元で使うことができるキットです。
こちらは、実際にある押ボタン式信号機の赤と青の明かりのつき方を思い出していただき、その流れをブロック式のプログラミングアプリで組み立てていただきました。信号機に転送して思った通りにいかないと、作ったプログラムを点検。不具合箇所を見つけ出して修正。これを何度か繰り返し、ボタンを押した後に思った通りに信号の点灯や点滅が行われると「これは楽しい!」と声に出してくださった参加者も。
アンケートにも「初めてプログラミングを体験しましたが楽しく学習できました。」「実際にやってみると視野が広がることが分かりました。」「初めて学ぶプログラミングは、児童や生徒が学習していく上で、学びの枠を広げる大切な機能だと思います。参加してよかったです。」等の感想がありました。
今後も、多くの先生方に貸出用キットを体験してもらえるよう機会を設定したいと思います。
市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験講座(主催者版)
11月30日(木)、メディア研修室において『市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験講座(主催者版)』を開催しました。この日は、午前の部を9時30分~、午後の部を13時30分から実施し、主催者に焦点をあててオンラインミーティングを体験していただきました。
今回の講座は、中小企業のICTサポートや、ネットアドバイザーとして県内の小中学校でネットリテラシーの授業等を行っていらっしゃる吉田理子様を講師としてお招きして開催しました。
まず、オンラインミーティングツールのZoomについて、利用にあたっての基礎、実施する際に必要なものについてお話しいただきました。
その後、実際に家に戻ってから1人でできるように、ブラウザーを使ってZoomの検索、Zoomをダウンロードすることから体験していただきました。事前にアカウントを作成してきていただいたので、スムーズに進みました。
Zoomをインストール後は、主催者として、会議前に設定しておくべきこと、会議開催後の主催者としての操作等について、実際の画面を示しながら説明していただきました。説明の中では、共同ホストを設定しておくことや、マイクの設定を確認しておくこと、参加者の名前を会議に合わせた形で変更させておくこと等、主催者としてスムーズな進行を行うためのポイントについてもお話いただきました。
終盤には、3~4人1グループになり、順番に主催者体験をしていただきました。主催者役以外の参加者は、Zoomの参加者としての体験ができたので、繰り返し体験することで、Zoomの操作がより確かなものになっていったようです。
また、Zoomの利用にあたって、よくあるトラブルや、またその対処法等についてもお話いただき、実際に主催者として会議を開催した際に役立てられる有益な情報を数多く提供していただきました。
講座後、「丁寧な説明を聞けて、今後の参考になった」「さっそく、家でもやってみます」「また、このような講座があったら参加して、自分の知識を確かなものにしたい」等々、前向きの声を直接聞くことができ、開講してよかったと感じました。
講師の吉田様には、ご自身の体験をもとに失敗談やエピソード、オンラインミーティングを主催する際の細かなt留意点までお話いただき、参加者からも大変参考になったとの声を多く聞くことができました。ご多用の中、ご教授いただきありがとうございました。
市民パソコンセミナー『はがき作成入門講座』
11月15日(水)・16日(木)、視聴覚センターメディア研修室において『市民パソコンセミナー はがき作成入門講座』を開催しました。本講座は、文書作成ソフト「Word」を用いて、年賀状を作成する講座です。講座は、2日間ともにキャンセル待ちがでるほど人気がありました。
講座では、まず、宛名面の作成を行いました。テキストや講師の画面(左側のモニター)を見ていただきながら、差出人情報の入力、アドレス帳の作成、入力した各データの差し込み等を行っていきました。そして、文字の大きさや段落など体裁を整え、宛名面の印刷を行いました。
次に、文面の作成を行いました。こちらの作業では、まず用紙のサイズや余白の設定を行いました。その後、インターネットを活用して、文面に使用するイラスト(フリー素材)を検索し、挿入する作業を行いました。
来年は、辰年なので、辰のイラストを検索して見つけ、コピー&ペーストでワードの画面に貼り付けました。イラストが挿入できたら、Wordの「テキストボックス」や「ワードアート」の機能を使って、あいさつ文や日付、大きく太い文字で「謹賀新年」を追加していきました。
ここでは、テキストボックスの枠線や背景色をなくす方法、文字フォントや大きさの変更方法など、細かな設定についても学んでいただきました。右クリックや左クリックなどを多く使う場面もあったので、マウス操作を慣れていない方にとっては難しい場面だったようです。
文面完成後、宛名を印刷したはがきの裏面に、文面を印刷していきました。
苦労して作った年賀状が印刷されると、受講者の皆さんが嬉しそうな表情をしていたのが印象的でした。今回、受講者が作られた年賀状は、視聴覚センター(教育センター3階)通路に掲示しております。教育センターにお越しの際は、ぜひ、ご覧ください。
受講者の皆様、今回学んでいただいたことをご自宅でも実践していただき、素敵な年賀状を作成してください。
市民パソコンセミナー『文書処理入門』
11月8日(水)・9日(木)、視聴覚センターメディア研修室において、「市民パソコンセミナー『文書処理入門』」を実施しました。
本講座は、文書ソフト『Word』を使い、文書や図、表を入れて簡単なチラシを作成し、印刷する内容となっています。
講座の前半では『Word』の起動の仕方・終わらせ方、ファイルの読み込み方・保存の仕方、画面上のアイコンの説明等を行い、実際にその操作を体験しました。
「Word」ソフトの「基本的な説明を聞く→実際に操作する」を繰り返しながら、スモールステップで講座を進めました。説明の後に自由に操作する時間を多く設定したので、講師の説明を理解する助けになったようです。
講座の後半では、図やイラスト、表の挿入を体験し、文書全体を整えました。WordにExcelのような表が簡単につくれることに驚いていた方もいました。
最後に、出来上がった文書をプリンターで印刷しました。できあがったチラシをうれしそうに手にとる参加者の方を見て、こちらもうれしくなりました。
参加者からは、「初めてだったので、難しかったけど、よく教えていただき楽しくできた」「今まであやふやだった所が、今日受講して、分かるようになった」「テキストを見ながら、家でもやってみます!」「こういう講座がもっと増えるといい。また、受講したい」などの声が聞かれ、講座をリニューアルして良かったと感じました。
デジカメ・スマホ写真加工入門講座
10月24日(火)・25日(水)、視聴覚センターのメディア研修室において、『市民映像セミナー デジカメ・スマホ写真加工入門講座』を実施しました。
本講座は、デジカメやスマホで撮った写真を、パソコンに取り込んで加工編集し、印刷するという内容です。
デジカメやスマホで撮られた写真は、画像編集ソフトを使うことで、明るさや色味を調整して雰囲気を変えたり、画質や画像の大きさを変えたり、トリミングして不要な部分をカットしたりすることができます。さらに、写真に文字やイラストを挿入してチラシやポストカードを作成したり、複数枚の写真を1枚に収めて印刷したりすることも可能となります。今回の講座では、Windows付属ソフトの「フォト」や「ペイント」「3Dペイント」を用いて、簡単な写真加工を体験していただきました。
講座では、写真をコンピュータへ取り込むところからスタートしました。スマホは様々な機種があり、画面の見え方や操作の仕方が異なるので戸惑う場面もありましたが、無事に全員がパソコンへ写真を取り込むことができました。
次に取り込んだ写真を使って画像編集を体験していただきました。「フォト」では、写真のトリミングや回転、補正を体験。「ペイント」では画像サイズの変更を体験。「ペイント3D」では、写真に文字や吹き出しを入れる体験をしていただきました。写真に文字やイラストを入れる時間は、皆さん、集中して黙々とパソコンに向かっていました。旅行先で撮った集合写真を持参した方は、「旅行をした年月日や場所を入力することができ、いい記念の写真ができた」と、笑顔で話してくれました。
最後に、加工した写真を印刷しました。「はがきサイズにして加工したので年賀状に使えそう」と、笑顔で話してくれた参加者。「写真に文字や吹き出しが簡単に入れられるなんて、今日来て良かった」と、うれしそうに話してくれた参加者。このような声を聞くと講座を実施した甲斐があると感じます。
コンピュータを利用すれば、普段デジカメやスマホとった写真を簡単に加工して楽しむことができます。今回の講座で学んだことを生かして様々な写真加工を楽しんでいただければ幸いです。
ビデオ作品づくり体験講座
10月14日(土)、15日(日)の2日間、春日部市視聴覚センターにて市民映像セミナー「ビデオ作品づくり体験講座」を開催しました。今回の講座を開催するにあたり、日ごろ映像セミナーでお世話になっているビデオ特派員の方のご協力もいただきました。
1日目は、ビデオカメラを使って行う「撮影の基礎」に関する講義やビデオ撮影の演習をメディア研修室で行い、その後、粕壁宿の風景や建造物の撮影をしました。
最初に、匠大塚さんの協力を得て、屋上からの撮影が可能となりました。普段立ち入ることができない場所からの素晴らしい景色に、参加者一同、感動するとともに、撮影にも熱が入りました。
作品の素材を撮影する時には、三脚の使い方、カメラアングル、逆光やガラス窓からの撮影における対処方法など、具体的で丁寧な説明をビデオ特派員の方々からしていただきながら撮影することができました。受講者同士で撮影したものを確認するなど、とても良い雰囲気でした。講座の最後には、撮影した動画をパソコンに取り込み、1日目を終えました。
2日目は、前日に撮影した動画の編集、ビデオ作品の発表会を行いました。
始めに「ビデオ編集の基礎」について講義がありました。編集の目的やパソコンへの保存の仕方、トリミングやエフェクトなど、基本的なことについて学びました。その後、ビデオ編集ソフト(PowerDirector)を使って、ビデオ編集体験をしていただきました。前日に撮影した素材をパソコンに取り込み、ひと通りの編集過程を説明を聞きながら練習しました。そして、いよいよ自分が作りたいテーマに沿ってビデオ編集を行いました。
動画の配置やテロップの挿入、トランジション(つなぎ目の効果)の追加など、魅力ある作品に仕上げるために、編集作業を進めていきました。ここでも、ビデオ特派員の方が親身になって一人一人の疑問に答え、効果的な編集方法についても細かなところまでアドバイスしてくださいました。
2日目の最後には受講者の方に作品を発表していただきました。限られた時間での撮影・編集でしたが、どの作品も粕壁宿の魅力が伝わる素晴らしい作品に仕上がっていました。
ビデオ撮影やビデオ編集経験の有無にかかわらず、どの受講者の方も今回の講座でつくられたご自身の作品の出来栄えに満足した様子でした。作品発表後、特派員の方から講評をいただきました。良かったところや改善点を具体的にお話しいただき、参加者の皆様も、さらにいい作品をつくろうという意欲がわいてきたようでした。
受講者の方から「講師の方に具体的なアドバイスをいただきながら撮影の勉強ができてよかった」「他の参加者の作成動画が非常に参考になりました」と言っていただき、大変うれしく感じております。これもビデオ特派員の皆様のおかげです。今回の講座開催にあたり、様々なサポートをしていただきましたビデオ特派員の皆様、2日間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
オンラインミーティング体験講座(参加者)
10月3日(火)・4日(水)の2日間、春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、『市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験講座』を開催しました。
本講座は、近年、需要がますます高まっているオンラインミーティングを体験していただく講座です。今回の講座では、Zoomを用いたオンラインミーティングを『参加者側』として体験していただき、会議への入り方や会議中の基本操作を学んでいただきました。
講座の始めにオンラインミーティングやZoomについて基本的なことを学んでいただきました。ミーティングの入り方として、Zoomのインストールや、主催者が作成した会議室のミーティングID・ミーティングパスコードの入力が必要であることなどを体験しながら学んでいただきました。
今回は、17型のディスクトップパソコンにウェブカメラを接続して実施したので、画面が明るく大きく、左側のモニターには先生の画面が投影されていたので、とても分かりやすく楽しく学べたとの声を、多くお聞きすることができました。
会議に参加した後は、実際にオンラインミーティング機能を利用しながら講座を進めました。マイクのON・OFFの切り替えや、Zoomに用意されているチャットやリアクションなどの機能に触れていただき、会議中に必要となる基本操作を学んでいただきました。リアクション機能を使う際に「スマホと同じ機能ね」と親近感を感じながら体験されている方もいらしたようです。
ひととおりの講義が終わった後、講師の力を借りずに会議に参加できるか挑戦していただきました。Zoomの立ち上げから始めてもらいましたが、無事、全員の方が会議に参加することができました。参加した後は、参加者の方とオンラインミーティング上で、「マイブーム」をテーマにお話をしていただきました。
マイクをOFFにしておいても、話す時にスペースキーを押したままにしておけば、その時だけマイクがONになる機能があり、さっそくスペースキーを押しながらご自身のマイブームについて発表していただきました。
「とても分かりやすい講座で、楽しく学ぶことができました」「これで友達に招待されても、まごつかないで対応できると思うのでうれしい」「今度は、主催者として体験したい。講座は、いつですか」と、オンラインミーティングの楽しさや便利さを実感するとともに、さらなる学習意欲をかきたててくれたようです。
今回は、参加者としての体験講座でしたが、11月には講師を招き、主催者向けの講座を実施する予定です。詳しい内容や申込受付開始日等は、広報かすかべ11月号に掲載されますので、ご確認のうえご参加ください。
聴覚障がい者対象PC入門講座
9月9日(土)13:30~「聴覚障がい者対象PC入門講座」を実施しました。
春日部市社会福祉協議会から手話通訳の方にもご協力いただき、パワーポイントを使ったプレゼンテーション作成やテレビ会議システムを使った手話交流を体験していただきました。
講座の前半では、パワーポイントの基礎を学んでいただき、実際に自己紹介のプレゼンテーションを作っていただきました。
文字を打ったり、写真を貼ったり、画面切り替えやアニメーション効果を入れながら、4枚前後のスライドを作成し、実際にスライドショーを体験していただきました。画面がクリック1つでかわっていくのを興味深そうにご覧になっていました。
このような講座では、最後に作ったものを発表しますが、今回は、Zoomを使って発表を行いました。パソコンの画面にプレゼンテーション画面とご本人の画面を同時に投影し、手話で解説をしていただきながら、スライドショーを進めていきました。
講座終了後に、聴覚障がい者対象のテレビ会議システム体験講座やカレンダー作成講座等のご提案をいただきました。今後の講座企画の参考にさせていただこうと思います。
親子で楽しむプログラミング入門講座
9月2日(土)9:30~、および13:30~視聴覚センター内のメディア研修室において、市民パソコンセミナー『親子で楽しむプログラミング入門講座』を開催しました。
市民講師の吉田理子さんをお招きし、親子で楽しくプログラミングを学べる講座を実施していただきました。
はじめに、「プログラムって?」「プログラミングって?」「プログラミング的思考」などについてお話いただきました。運動会のプログラム、〇〇式の式次第もプログラム。つまり、プログラムは、やるべきことの手順を順序よく書いたもの。コンピュータを使うときは、コンピュータに分かる言葉で、コンピュータがするべき仕事の手順や内容をかいたものがプログラム。そのプログラムを作ることがプログラミング。今日は、そのプログラミングをしてロボット(今日は、保護者の方がロボット役)を動かしてみよう!ということで、早速、体験活動に入りました。
本日の目標は、ロボットに命令を出し「モフモフしたマスコットを机の左端から右端に移動させる」です。
人間であれば、「マスコットを机の右端まで運んで!」と言えば、やってくれそうな動作ですが、ロボットは思い通りに動いてくれません。「1歩前へ」「右腕を10度上げる」「手のひらをひらく」「つかむ」など、細かな指示を出してあげないときちんと動いてくれないのです。
子どもたちは、自分でマスコットを掴んだり運んだりする動作を細かく確認し、与えられた命令カードを順番に並べていきました。そして、ある程度のプログラムができたら、実際にロボットに動いてもらい、足りない命令があったり、命令を与える順番が違っていたりすると、修正し、より良いプログラムを作り上げていきました。親子で話し合いながらプログラミングするご家庭もありました。
マスコットを無事に運ばせることができたところで、考えたプログラムの発表を行いました。お題は同じはずなのに、それぞれのプログラムが少しずつ違っていました。ここで、子どもたちは、他の参加者の考えに触れ、自分のプログラムと比べながら、「あのやり方のほうが簡単だ!」、「こっちの方が正確にマスコットをつかめるかも!」などと考えを膨らませることができたように感じます。
コンピュータを使わないプログラミングの活動を通して、プログラミングの考え方を学んだところで、今度は、「Blockly Games」と「Scratch」というプログラミングツールを使って、ブロック型プログラミングを体験しました。
「Blockly Games」では、命令ブロックを組み合わせて、スタートからゴールまでたどり着くためのプログラムを作りながら、ブロックの組み立て方に慣れてもらいました。
「Scratch」では、「キャラクターに面白い動きをさせよう!」というテーマでプログラムをつくっていきました。
「瞬間移動する」、「色が変化しながら動く」、「壁にぶつかったら跳ね返る」といったプログラムを考えていました。親子で話し合いながら、納得のいく動作になるまで何度もプログラムを修正する姿が見られました。
講師の吉田さんから、小学校で学ぶプログラミング教育の目的や、家庭でもできるプログラミングなどのお話もいただきました。参加者の感想をみると、とても充実したプログラミング講座だったことが感じられました。
今回扱った「Blockly Games」や「Scratch」は、ご家庭のPCでもインターネット環境があれば、無料でご利用いただけます。ぜひ、今後も触れていただき、プログラミングについての興味を深めていただければ幸いです。
夏休み自由研究応援プログラム 「走らせよう!プログラミングミニカー講座」
8月19日(土)、春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、小学校4~6年生を対象に「夏休み自由研究応援プログラム 走らせよう!プログラミングミニカー講座」を実施しました。
講座の前半は、「プログラミングとは?→プログラムをつくること・・・」「では、プログラムとは?→やることを順番に書き出したもの・・・」という内容で講義を行いました。
参加した子どもたちは、自動販売機や手押し信号機、電子レンジ、クーラー等々、身近にある様々なものにプログラムが使われていることを再確認しました。
講義が終わると、早速、オゾボットを手にとり観察しました。裏側を見ると5つのセンサーを発見。このセンサーが線を読み取っていくのかと納得の表情。
オゾボットの電源を入れ、黒い線の上に置くと、線に沿って動き始めました。
黒い線の時と違って、緑の線上を走る時は緑色の光、赤い線上を走る時は赤い光になるので、子どもたちも興味津々。
次に「T」の字の線にオゾボットを置くと・・・
交差点で、右に行ったり左にいったり。そこで、青シールと赤シールを黒い線上に貼って、オゾボットに命令を出せることを教わり、「オゾコード一覧表」を参考にして、右へ、左へ、ゆっくり、速く等の命令をつくってオゾボットを動かしました。
休憩のあと、Chromebookを使って、実際にプログラミングを体験する時間になりました。子どもたちは、思考を働かせながら夢中でプログラムを組み立て、それをオゾボットに転送し地図の上を走らせました。思うように動かないとプログラムのどこがいけないのか検証し、修正を加え、実際に動かす。
どの子も、失敗を繰り返しながら、思い描いていた動きをつくりだすことに成功していました。
講師からアドバイスを参考にしながら、より良いプログラムを目指していました。
参加者のプログラムを互いに見合うことも、いい刺激になったようです。
課題の地図をクリアーしたあとは、自分でコースをつくって新しいプログラム作りに挑戦しました。
参加した子どもたちは、講師から言われた「ゴールを明確にし、そこにたどり着くまでの道のりを順序よく組み立てていきましょう。そして、大事なのは『失敗を繰り返し、より良くする』ことです」を常に念頭に置きながらプログラミングを楽しんでいました。
試行錯誤しながら、自分の考えで解決できる喜びを味わうことができたのではないでしょうか。
視聴覚センターでは、9月2日(土)に「親子で体験プログラミング講座」を開催する予定です。
興味のある方はぜひ親子でご参加ください。
夏休み自由研究応援プログラム 「走らせよう!プログラミングミニカー講座」
7月22日(土)、春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、小学校1~3年生対象「夏休み自由研究応援プログラム 走らせよう!プログラミングミニカー講座」を実施しました。
本講座は、プログラミング用教育ロボットである「オゾボット」を用いて体験しながらプログラミングについて知っていただく講座となっています。オゾボットは、紙に記した黒い線の上を走る小さなプログラミングカーで、黒い線の間に赤・緑・青の組み合わせで成り立つ命令を与えると左右に曲げたり、スピードを変化させたりすることができます。
講座の始めには、プログラミングやプログラムについて知っていただき、身近にはプログラミングされたものがたくさんあること、コンピューターで動くものには、必ずプログラムが使われていることなどを確認しました。
実際にオゾボットに電源を入れ、線の上を走る様子を見て、児童皆さんも保護者の方も驚いた様子でした。その後、交差点(線の分岐点)で曲がってほしい方向を、オゾコードというプログラムで指示することで、オゾボットを思い通りに走らせることが出来ることを確認しました。
講座の後半には、保護者の方にミッションを考えていただき、児童の皆さんには、ゴールを目指すためのプログラムを考えてもらいました。
小学校プログラミング教育では、問題を解決するために、どのような動きが必要であるか考え、それら1つ1つの動きをどのように組み合わせていけば良いか筋道を立て、論理的に考えていく力(プログラミング的思考)を身に付けていくことが求められています。
講座を通して、トライ&エラーを粘り強く繰り返し、ゴールを目指す子供たちの姿や、できた喜びを笑顔で表現する子供たちの姿をたくさん見ることができました。また、講座の後も粘り強く取り組んでいる児童の姿も印象的でした。
保護者の方からも「子供の集中する姿と笑顔が見られてうれしかった」「子供が自分で考えてコードを直したり、うまく走らせるにはどうしたらよいかと悩んだり、とても貴重な体験となりました。」と、うれしい感想もいただけました。
プログラミング的思考を働かせる楽しさや、自分の考えで解決できる喜びを味わってもらえたのではないでしょうか。