日誌

押小日誌

部活動報告

本校HPのメニュー欄に、『体育文化後援会(野球・バスケ・金管)』があります。先日行われた、金管部の活動報告を載せましたので、ぜひご覧ください。

目指せ!アタックNo.1(5年体育)

体育館から「うわー!」「すごい20回いったぞ!」など、子どもの歓声や先生の雄叫びが聞こえてきます。

5年生の体育で「ソフトバレーボール」の授業でした。この時間は、ソフトバレーボールのはじめということで、グループに分かれてボールをパスし合って、どれだけ続けられるか練習です。バレーボールは初めてという子も多いようで、苦戦している姿も見られますが、一生懸命ボールに向かい合っています。「もう少し!」「おしいよ!」など、失敗しても励ましの声をかけて、すぐにボールに向かっています。

 

 

バレーボールはチームスポーツですので、なんと言ってもチームワークが重要です。互いに声をかけ合って一人一人が技術と心を成長させなければなりません。先生も、「いいぞ!」「失敗しても大丈夫!」と励ます一方、「だれでもミスはある。ミスを責めても意味はない。どうすればうまくいくかをみんなで考えて、チームが成長していくことが大切。」と心の成長を促します。

今後は、チーム対抗でゲームも始まるようです。どんなプレーが見られるか楽しみにしています。目指せ!優勝、目指せ!アタックNo.1!(「昭和」なもので、すみません)

学校区めぐり「まちたんけん」(2年生活科)

 たんけんたい、しゅっぱーつ!

先週、2年生が生活科の校外学習として、学校区を歩いて巡りました。「まちたんけん」の学習で、自分たちが住む地域の人と関わる活動を通して、地域の人が地域に寄せる思いに気付いたり、地域への親しみや愛着をもち、安全に生活しようとする態度を育てたりすることがねらいです。

 

この日は、学校を出発後、蒲須坂方面に歩き始めました。

途中、市の堀用水や線路アンダーにある表示板、オッケ堀などを見学。

 

 

続いて蒲須坂駐在所のおまわりさんから、地域を守るお仕事について、質問したりいろいろな道具を見せてもらったりしながら学びました。おまわりさんのお話を一生懸命にメモをしている様子は真剣そのものです。

 

 

 

次に、蒲須坂駅の様子を見学したり、駅周辺のお店を見たりしながらぐるっと蒲須坂地区を回りました。途中、学校応援団「まつのみパトロール」(安全ボランティア)の方にあいさつ。がんばって探検するようにエールをいただきました。

  

 

 

一度学校に戻り、休憩後、長久保方面に出発。長久保街道沿いの様子を見ながら探検しました。時間の関係で、途中で終了となりましたが、子どもたちは自分の住む地域以外の場所は歩いたことがほとんどないようで、いろいろなものに興味津々な様子でした。

 

自分の地域を知ることは、地域を愛する心を育むことの第一歩です。今後も、このような活動は大切にしていきたいと感じています。

 

駅伝競走大会に至るまで(5・6年生)

先日、開催されたさくら市小学校駅伝競走大会。さまざまな子どもたちの姿に感動をもらったことを先日のホームページでもお知らせしました。

今回は、大会に至るまでのエピソードをいくつかご紹介いたします。

「大会に向けての心づくり」 

校内持久走記録会(11月15日)を終え、この大会まで2週間、さまざまな準備・練習を行ってきました。

 

 練習に入る前に、5・6年生全員を集め、駅伝とはどのような競技なのかを、教務主任から子どもたちに伝えました。
 「練習は嘘をつかない・練習は裏切らない・練習が全てであること」
 「駅伝は次の走者が少しでも楽に・よい位置で走れるように・優勝できるようにと、たすきに思いや願いを込めて、1秒でもはやく仲間にたすきを渡すこと」
 「駅伝とは、たすきをつなぐ競技だが、本当は心をつなぐ競技であること」
 そして、「一人の1秒はチームの1秒」という昨年からのテーマを伝えました。
 このような「心づくり」を行って、練習に入りました。

「業間の練習」 

 練習は、業間休みに行います。短い時間ですが、集合が早く、すぐに練習に入ることができました。練習は、走り込んで体力をつけることの他、たすきの受け渡しのポイント(大声で呼ぶ、たすきをもらったらまず走る 他)など、駅伝ならではの練習を行いました。

  

 

 

「ある日の放課後に」

 この駅伝大会を次週にひかえた24日の放課後、何人かの子どもたちが、校庭の駅伝練習コースを走っていました。帰宅後、集まって自分たちで練習をしていたのです。業間の練習で教わった練習方法を忠実に行い、たすきの受け渡しのコツもしっかり行い、互いに「がんばれ!」と声をかけ合って練習しています。どのような気持ちが、子どもたちをこのような行動をさせるのでしょう。「絶対勝ちたい!」という強い気持ちかもしれません。「自分の1秒を削ってチームの1秒を生み出すんだ!」という思いかもしれません。もしかすると「納得いく走りをしたい」という願いかもしれません。誰に言われるでもなく、主体的に練習する、その「努力する姿」に、感動を覚えました。


 そう、あの日に学んだ「練習は嘘をつかない・練習は裏切らない・練習が全てであること」を実践し、そして彼らは現実のものにしたのです。子どもたちはうれしさと充実感(もしかすると安堵感かも)で一杯になったことと思います。これからの人生で大切なことも学んだのではないかとも感じています。

※以前にお伝えした、校内持久走記録会(11月15日)でも、ひたむきに努力している話を掲載しました。子どもたちのこんな姿に私は心が打たれる思いとともに幸せを感じています。