学校の様子

学校の様子

造形教育大会が開催され、本校3年生が流山をPRしました!

千葉県教育研究会 造形部会 流山大会 が行われました。

本校おおぐろ中は、中学校美術の授業会場でした。

千葉県教育研究会とは?

千葉県の教員が、それぞれの部会に分かれて教育の研究・研修活動を行い専門性を高めて、教育実践力をつけていこうというものです。

簡単に言うと、全県規模の図工美術の先生方の研修会です。

その大会が流山市で行われ、市外(遠方では成田市や市原市など)からの先生や、千葉大学の先生など60名以上の方が授業の参観にお見えになりました。

流山大会のテーマは

育て!アートの卵 ~  森のまち流山から 未来にはばたく子どもたちを ~ 
です。

おおぐろ中は中学校美術の授業を行う会場となるため、市内の生徒の絵画作品(「アートの卵展」)や本校生徒の作品、市内中学校の授業実践パネルなどの展示も行いました。

 

 

 

授業は、飯塚由香子先生が担当し、3年1組の生徒が

「流山をPRする和菓子を作ろう」の商品発表会を行いました。

生徒達は今日まで和菓子について以下のように学びを深めてきました。

①和菓子の魅力とは?

②流山和菓子職人「藤屋・志賀さん」の講演、実演会

③流山をPRする和菓子のコンセプトを考える。

➃商品会議をする。

⑤和菓子を樹脂粘土で制作する。

そして、今日がいよいよ流山をPRする商品発表会の日です!

今日は、友達や市外から来場されている先生方に、流山の良さを色や形で表した和菓子について

制作への思いを伝えます。

 

和菓子の説明を効果的にするために、多目的ホールで大型スクリーンにプレゼンテーションソフトを映し出して発表を行います。

生徒達は、企業の新商品発表会さながらの環境で、友達のみならず多くの大人に向かって堂々とプレゼンを進めていきました。

「皆さんは、流山のキャラクターを知っていますか、そうナガレ~です!」

「流山のキャッチフレーズは『母になるなら流山』です。ゆりかごと赤ちゃんをモチーフにしています!」

「井崎市長が温かく包み込んでくれているように餡を包み込みました。」

などなど、おもいっきり流山をアピールする姿が見られました。

 

 

授業の最後には、formsのアンケート機能を使って、生徒と参観された先生方がそれぞれの発表の感想を書き込みました。

他市の先生方から、

「参観させていただき流山のことがよくわかりました。」

「愛校心や郷土愛が感じられるとても素晴らしい和菓子が考案されていました。」

「効果的にICTを使い、プレゼンテーション力の高さに感心しました。」

などなど、たくさんのお褒めの言葉をたくさんいただきました。

 

生徒達は、自分たちの制作した和菓子や発表についての反応が即座に目に見える形で返ってきたので、真剣な面持ちでそのリフレクションに向き合っていました。

 

このような生徒達の様子から、

イメージを色や形で表現する事、それを言葉で伝える事、その反応を得る事を通して

造形(アート)を介した表現力、コミュニケーション能力が養われたのではないかと感じています。

 

本日来場された千葉大学の先生方、千葉県指導主事の方々、流山市内外の先生方には、授業の参観そしてアンケートへの回答をしていただき、心より感謝しております。皆様のおかげで、生徒達は貴重な経験や学びができました。

本当にありがとうございました。

 

そして、たくさんの大人の前で堂々と流山をPRした3年1組の皆さんは、普段はめったにできない貴重な経験ができたと思います。

市外の方々に、私たちの住む流山の良さを伝えられてよかったですね、

お疲れさまでした!