校長先生から今日のお話

校長先生から今日のお話

10月8日(水)稽古

稽古

 大相撲で史上最多の優勝45回を誇る第69代横綱の白鵬が先日、テレビの対談番組に出ていました。15歳で相撲部屋に入門し、通算1187勝、優勝45回、横綱の在位は約14年に渡る84場所で、いずれも史上最多を記録した大横綱です。引退会見のVTRで、「若い世代へのメッセージやエールは」との質問に、「基本を大事にして、まずはをつくって、その型ができた時に型を破る、まさに『型をもって、型にこだわらない』これができれば、必ず強くなっていくんじゃないかなと思います。相撲人生の中で、たくさんの技を持っている人はひとつも怖くなかったです。型をもっている人が怖かったです」と語っていました。力強さはもちろん、卓越した技を兼ね備えた白鵬だからこそ、相撲道の神髄を「基本」と「型」をもって言い表したように思えました。
 芸事や武道の練習を「稽古(けいこ)」と言いますね。生徒諸君は漢字の意味を考えたことはありますか。古(いにしえ)を稽(かんがえる)ということなんですね。古くからのものは、歴史を経て出来上がった1つの完成形という価値観であり、歴代の名人や達人を手本に、先人の道に倣い(ならい)、一歩でも近づくよう努力を重ねることが稽古するということなんです。難しい技は、きちんとした基礎基本があってこそ身につけられるのであり、まず、基礎・基本を身につけたうえで創意工夫を加えていくのです。いかなる時代にも忘れてはならないことなのだと思います。私も校長室に掲額されている歴代の校長先生方の写真を毎日見て、改めて思いを学ばせてもらおうと日々思っています。
 さて、君達「中学生」の稽古とは、誰から何を学ぶことなのでしょうか…。(校長)

2年生、今日は合唱の中間発表会です

今月15日(水)の駅伝大会が楽しみです!

 

10月7日(火)中学生が恋をすること、そして失恋をどうとらえればいいのか

中学生が恋をすること、そして失恋をどうとらえればいいのか

 今日はちょっとドキッとするタイトルの話をしますね。校長先生は、このような内容をタブー視して目をそらし、話をすることから逃げたりは決してしません。
 人は誰でも生きている限り、相手の性別や年齢に関わらず、魅力を感じた人を好きになるものです。その人のことをもっとよく知りたい、もっと話してみたい、一緒にいたいと思うものです。中学生である君達ならば、人を好きになることはよくあることです。いわゆるお付き合いをする中学生もいますよね。電話で話したり、SNSでコミュニケーションをとったり、放課後一緒に帰ったり…その人のことを考えると気持ちがときめきますよね、その気持ちよく分かります。でもね…、普通に考えたら、恋のほとんどは失恋(恋が終わること)で終わります。運命の人と中学校で出会い、結婚し、死が2人を分かつまで一緒という人はほとんどいませんよね。しかし、失恋で終わることが圧倒的に多いからといって、恋をすることに憶病になる必要はありません。失恋は、傷つく痛みより、得るものの方が絶対に多いからです(後々になって分かることですが)。いつか本当に愛し合える人と巡り会い、幸せになるために必要な人生勉強の機会だと考えてください。人を好きになったことを後悔する必要なんてありません。
 また、誰でも心の中に忘れられない人の1人や2人はいるものです。たとえ今、幸せな結婚をしている人でも、みんなそうです。忘れる必要などないのです。自分の心のアルバムにしまっておけばいいのです。そして別の人と出会い、その人と新しい幸せを築いていけばいいのです。人生で好きになった人はたった1人なんて淋しいではありませんか!たくさんの人と出会い、恋をし、別れた方が経験豊かになって楽しいでしょ!学ぶことも多いはずです。失恋して一時は傷ついて…そういうことを繰り返し経験して、やがてパートナーといい関係が築けるようになるのです。そのためにも失恋は必要なことなんです。みんなどんどん人を好きになって、どんどん失恋すればいいのです。
 ただし、ただしです!そのことで勉強の成績が下がったり、部活動に打ち込めなくなったりするようならば、付き合い方を考え直さなければなりませんよ。お互いの存在がお互いを高め合える良い関係でいられないようならば、付き合う意味も価値もありません。また、もし恋のライバルがいても、その人の悪口を陰で言ったり、嫌がらせをしたりなど心のみにくいことは決してしてはいけません。学校はそれをいじめと判断しますが、それ以前に、人として恥ずべき行為をするなと言いたい。
 今日は恋と失恋の話をしました。青春っていいな…。(校長)

10月6日(月)地域と共に生きる

地域と共に生きる

 昨日、春日部中学校の校庭を会場に、粕壁地区体育祭が行われました。本校の学区からも、大池地区、立沼地区、内谷地区の方々が参加をし、徒競走、二人三脚、玉入れ等々の競技を楽しく行い、爽やかな汗を流していました。校長先生も招待され、みなさんの応援に行きました。参加していた方々の年齢層は、お年寄り、みなさんの保護者、そして小中学生と広いものでした。生徒諸君は、春日部市という地域社会に住み、その地域社会に育てられ、成長していくのです。今後も地域の清掃活動、体育祭、祭り、防災訓練等々の行事には積極的に参加してほしいと思います。そしていつの日か、諸君も地域社会を中心となって支える存在となってほしいとも思います。「地域社会」とは、人、物、文化などを次の世代へバトンを渡していくものなのです。大沼中学校の学校教育目標、「心身ともに健康で社会に有為な人づくり」は、ここにもつながっているのです。(校長)

10月5日(日)粕壁地区体育祭、本校の生徒も出場していました

10月6日(月)今週も元気にがんばりましょう! 駅伝練習も盛り上がってます!

1年生 保健体育 選択

1年生 音楽 合唱

1年生 英語 

2年生 保健体育 選択

2年生 美術 篆刻

2年生 数学 一次関数のグラフ

2年生 理科 消化

3年生 理科 塩化銅の電気分解

3年生 社会 公民 政治と民主主義

3年生 数学 二次関数

3年生 英語 リスニング

7、8、9組 自立活動

 

 

10月3日(金)堂々と違っていなさい

 

堂々と違っていなさい

 世界的に有名なファッションデザイナーであるココ・シャネルがこんな言葉を残しています。「かけがえのない存在になるためには、常に他人と違っていなければならない」と。シャネルが言いたかったことは、和を乱す自分勝手な行動をしなさいということではなく、それぞれの人間には個性というものがあり、その個性が結果として他人との違いを生む。だから「堂々と違っていなさい」と言っているのだろうと校長先生は思っています。現在、来年度に向けて校則を見直そうという動きが1学期の生徒総会だけではなく、教員の中からも出てきています。生徒諸君には集団生活を送る上でのルールマナーと自分の持っている“キラリと輝く良い個性”というものを見つめ、見極めて行動するという、中学生として高度な判断力実践力が求められます。中学生として自分の個性を磨きなさい。(校長)

今日は、本校を会場に南ブロック特別支援学級交流会が行われ、武里中、春日部南中、大増中、大沼中の4校で楽しく汗を流し、仲間づくりができました。

2年生 技術 木材加工

2年生 英語

2年生 国語 平家物語 暗唱テスト

1年生 英語

1年生 数学 方程式

1年生 国語

 

10月2日(木)次への一歩を踏み出そう

次への一歩を踏み出そう

 人は生まれてくるとき、母親の何倍もの苦しみの中でがんばり抜いて生まれてくるのだそうです。苦しみの世の中に、苦しい思いをして生まれてきたからこそ、友情の嬉しさを知り、思いやりの温かさを感じ、愛の気高さを知るのです。
 新人戦の地区予選がおおむね終わりました。3年生は東部地区テストが返却され、先週末は北辰テストがありましたね。中間テストも来週ですね。ここで沼中生諸君に言いたいことは、試合や試験の結果も大事なことだけど、それよりも、どれだけがんばって練習したか、どれだけがんばって勉強をしたのか、努力や挑戦をし続けたのかの方が人間の一生の財産になるということ。県大会出場を決めた部は益々がんばりなさい。懸命に戦ったけど負けてしまった部は、顔を上げ胸を張りなさい。そしてまた立ち上がり、次への一歩を踏み出そう。(校長)

2年生廊下の掲示

駅伝練習

生徒会役員選挙の選挙運動が始まりました。

3年生 美術 敷き詰めパズル

3年生 音楽

3年生 理科

3年生 数学 二次関数

3年生 国語 漢語、外来語

1年生 理科 物質の融点と沸点 ワインを加熱しています

2年生 英語 スピーチプラクティス

2年生 理科 消化

2年生 数学 一次関数

2年生 国語 平家物語 暗唱

1年生 国語

1年生 国語

1年生 保健体育 選択

7、8、9組 数学

 

 

 

 

 

10月1日(水)保護者の皆様へ ~手伝いをさせましょう~

保護者の皆様へ  ~手伝いをさせましょう~

 「日本の母親は召使いのように子供に仕える」と、ある著名なアメリカ人がテレビで言っていました。「アメリカの母親は召使いのように子供を使う」とも。“召使い”という表現は適切ではないと思いますが、日本の母親は、子供のニーズを先回りして、あれこれと手を焼き、子供の機嫌を損なわないように気を遣い、自分のことは後回しにします。子供の世話をして、子供に家事などの仕事をさせないことを親の愛情の1つと思っている方もいます。しかし、それは子供のペット化です。自分で食べ物を獲得せず、与えられたものを食べ、身の周りのことを全てやってもらっているペットは、たくましく自分で生活する力を失い、依存し、わがままになります。もしそのペットが飼い主を失ったら自分で生きていくことはできるでしょうか…。
 子供を成長させるためには、力を発揮させる機会を与えなければなりません。掃除をしたり、洗濯物を干したり、料理をしたりするときは、幼い頃から子供をそばに置いて話しながら少しずつ見習わせることが大切です。そうして子供に任せられる仕事を1つ1つと増やしていき、それを認め、ほめ、感謝することで子供は自信を持った生活力のある人間に成長していくのです。このような機会の少ない子は、何でも親がしてくれると勘違いしています。自分は学校生活と習い事さえしていればよいと…。学校生活などで困難やトラブルにぶつかっても、それを自分の力で解決しようとはせず、周囲の人間や環境のせいにして逃避することも少なくありません。また、そのような場面に接した親も、決して我が子のいたらなさを指摘したり、叱咤激励したりせず、周囲の人間や環境のせいにするなど外部批判をします。そうならないためにも、子供だけではなく、「家事は家族みんなで分担してすることが当たり前」という生活を送りたいものです。家庭での生活を通し、たくましく生きていくためのスキル精神の両方を養いたいものです。(校長)

9月30日(火)読書の秋

読書の秋

 9月もいよいよ最終日ですね。さて、読書の秋という言葉があります。何をするにも過ごしやすく、落ち着いて取り組める季節であるため、〇〇の秋という言葉がよく使われますね。そこで、みなさんにはこれまで何度も言ってきたことですが、読書の楽しみを知ってほしいと思います。最近、読書離れが進み、電車の中でも読書よりもスマートフォンをいじっている人が圧倒的に多く見られます。確かにスマートフォンでゲームをしたり、SNSで人とつながったりすることは楽しいですが…。また、読書は頭や心の栄養になるとか、国語の読解力を高めるなどとよく言われますが、そんなことのために本を読むのは少しさみしい気がします。それよりも楽しいから読むであってほしいのです。「読書尚友(どくしょしょうゆう)」という言葉があるように、本を読むことによって、作者、そして本によっては過去の偉大な人物とも友達のように会話を楽しむことができます。本を読み想像力をはたらかせることの楽しみをぜひ生徒諸君にも知ってほしいのです。どこでも簡単、手軽にできる読書、学校の朝読書の時間に限らず、少しでも生活の中に読書を取り入れ、楽しんでくれることを願います。
 保護者の皆様へ。私は幼少の頃、父親から「本ならいくらでも買ってあげる」と言われていました。その意図を当時は分かりませんでしたが、大人になり、読書の楽しみや自分を成長させてくれるということが分かりました。自分が父親になってからは、自宅の前が本屋さんであったこともあり、息子を連れてよく本屋さんに行きました。息子には、「父さんや母さんからおすすめの本を1冊買ってあげる。もう1冊はどんな本でもいいから好きな本を買ってあげる」と言って2冊息子に本を買ってやりました。今、お子様は、テレビやゲーム、動画視聴などが中心で本を読んでいないのではないでしょうか…。賢く心豊かな人を育てるためにも家族で読書に取り組んでみてはどうでしょうか…。(校長)

9月29日(月)職場体験学習まとめ

職場体験学習まとめ

 みなさんにも将来の、将来の希望があると思います。その夢や希望は多くの場合、仕事と結びついているのではないでしょうか…。どんな仕事に就くにしても、大事なことは、やりがいがあるということではないでしょうか。仕事がつまらない、仕事をするのが嫌だというのでは毎日の生活も楽しくありませんよね。仕事が好き、やりがいがある、自分の仕事を喜んでくれる人がいる、そのような仕事に就くことができれば、毎日の生活も充実することでしょう。
 さて、校長先生は自分を含め、人生の先輩、友人、後輩、そしてたくさんの教え子たちの生きざまを見ていて、「人は誰でも、何か役割をもって生まれてきている。働くということは、その役割を果たすことだ」と思うのです。そしてこれは、毎日の生活の中にもあるのです。みなさんにはみなさんの役割が、今の生活の中にも必ずあります。一生懸命に勉強をしたり、部活動に打ち込んだりすることで、その役割に気づくことができるかもしれません。毎日の生活の中で、そのようなことを意識しながら過ごすことで将来の仕事を決める時にも役立つと思います。今週も元気で一生懸命に学校生活を送りましょう。(校長)

朝の駅伝練習、新人戦が終わり、新たに練習に合流する者が増え、校庭は活気に満ちています。

今日から養護教諭(保健室の先生)の教育実習が始まります。
県立大学の吉田 瑶(よしだ よう)先生です。よろしくお願いします。

 

9月26日(金)職場体験学習 2日目

職場体験学習 2日目

 昨日に引き続き、特別支援学級生徒の職場体験学習が庄和地区のみどりスーパーにて行われました。新人戦の応援で東奔西走し、時間ギリギリにみどりスーパーに着きました。本校の生徒たちは、昨日の緊張も解け、校長の顔を見ると笑顔で寄ってきて、自分の家を案内するかのように慣れた雰囲気を醸し出し、私に色々と説明してくれました。それでも話を聴いてみると、「働くって大変」、「疲れた」と本音も出ていました。朝、春日部駅から電車に乗って職場体験をするのですから疲れたことと思います。みどりスーパーの皆様には2日間大変お世話になりました。日頃できない経験や学びをさせていただきましたことに本校教職員を代表してお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。(校長)

校長先生も夜のおかずを買いました

9月25日(木)職場体験学習

職場体験学習

 少し前までは、春日部市内の中学1年生、当時約2200人を対象に、毎年市内一斉で社会体験チャレンジ事業、通称3Daysチャレンジという職場体験学習を行っていました。コロナ禍でなくなってしまいましたが、校長先生はぜひ復活したいと考える教育活動の1つです。働くことの意義を学び、実際に社会の現場で働くことの大変さ喜びを実感するという、中学生にとってとても大切な体験学習であると思うのです。働くことの意義とは、①生活費を得る②自己実現をする、③社会貢献をする、この3つがあります。①は当たり前として、②の自己実現について、自分の夢を叶えたり、やり甲斐や生き甲斐を感じるなど、仕事を通して生きる喜びを感じられる人はとても幸せな人です。③の社会貢献について、全ての仕事は何らかの社会貢献、つまり世のため人のためになっているということ。仕事で社会貢献するためには、自分の適性、すなわち得意なことや個性に合った仕事に就くことが大切ですね。みなさんは、自分が何者なのか?何が得意で、どんな事をすることに喜びを感じるのか?ということを常に考え、悩み続けてください。それが青春というものなのです。今日と明日の2日間、特別支援学級の生徒たちが庄和地区にあるみどりスーパー様の御厚意で貴重な学びをさせていただきます。本校生徒がお世話になります。ありがとうございます。

 

9月24日(水)新人戦に向けて ~力を合わせること~

新人戦に向けて ~力を合わせること~

 ものごと全てそうですが、自分だけで何もかもやろうとしてもうまくはいきませんよね。それは一人でオーケストラの楽器を全部演奏しようとすることと同じです。自分が得意な楽器を担当し、他の楽器は人に任せればいいのです。
 今日から新人戦集中日が始まります。自分がチームの一員として、何ができるのかを考えなさい。一人一人が自分の得意な分野で力を発揮することが何よりも大切です。試合に出る者は試合に出られない者の分まで自分のポジションを精一杯努めること。試合に出られない者は、悔しい気持ちに整理をつけ、チームの勝利というを選手に託して応援することでチームを支えよう。これは補欠道というものでとても大事な経験だ。生徒、保護者、教員の総力が一番大きかったチームが優勝するのです。新人戦で君たちの青春をしっかり見届けたいと思います。がんばれ大沼中!(校長)

3年生の廊下には自学自習できるプリントが置いてあります。積極的に利用しましょう!

 

9月23日(火)秋分の日

秋分の日

 今日は国民の祝日の1つである秋分の日です。秋分の日は1年間を24等分にした二十四節気(にじゅうしせっき)の1つです。秋分の日は太陽が真東から昇り、真西へ沈み、昼と夜の長さが同じになる日です。また、秋分の日を含めた前後7日間を彼岸(ひがん)といいます。彼岸は春と秋の2回あります。春と秋の彼岸にはお墓参りなどを行い、ご先祖様を敬い、感謝して過ごします。また、「ぼたもち」や「おはぎ」などを食べます。国民の祝日の日は、学校が休みになりますが、普段の土曜日や日曜日とは違い、祝日の意味や歴史などを調べ、ふさわしく過ごしましょう。また、現代社会はスーパーに行けば一年中なんでも売っていて食べることができますが、季節にふさわしい旬なものを食すこともとても大切なことです。例えば、秋の食べ物といえば何が思い浮かびますか…さんま、さつまいも、栗、柿などでしょうか…。秋分の日、秋にふさわしい過ごし方をしましょう。(校長)

9月22日(月)新人戦壮行会 校長あいさつ

新人戦壮行会 校長あいさつ (9月19日(金)生徒会朝会)

 おはようございます。いよいよ、部活動の新人戦が始まりますね。心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。先ほど、各部の代表生徒の力強い決意発表を見て、校長先生も新人戦が楽しみになりました。
 3年生の先輩たちからバトンを受け取り、1、2年生、特に2年生の皆さんが主役となる初めての大きな大会ですね。まずは、皆さんが今日まで真剣に練習に励んできたことに、心から拍手を送りたいと思います。
 新人戦は、単に勝つことだけが目標ではありません。もちろん、勝利を目指すことはとても大切です。勝利への強い思いが、みなさんの技術を高め、チームの結束をも固める原動力となります。しかし、それ以上に大切なことがあります。それは、挑戦すること、そして成長することなのです。勝っても負けても、皆さんがこの大会で経験することは、今後の人生において大きな財産となります。試合で味わう緊張感、仲間と声を掛け合いプレーをしたり、応援をしたりする一体感、そして全力を出し切った後の達成感。これらは、日々の練習や練習試合では得られない、特別なものです。 この新人戦では、うまくいかないこともあるかもしれません。ミスをしてしまうこともあるかもしれません。しかし、そこでどう立ち向かうかが、皆さんの真価が問われる瞬間です。失敗を恐れず、最後の一瞬まで、自分たちの力を信じてプレーしてください。皆さんの後ろには、応援してくれる家族先生方、そして3年生の先輩方がいます。感謝の気持ちを胸に、正々堂々と戦い抜いてください。この新人戦で、皆さんがどれだけ成長したのか、見せてくれることを楽しみにしています。最後まで諦めず、全力でプレーする皆さんの姿を、心から応援しています。
 最後に文化部の生徒諸君も新体制となり、がんばっているようで嬉しい限りです。文化部の活動は、身近な目標を立てると良いと思います。来月の演奏会とか来月の作品展など近くに迫った活動に目標を立て、技術の向上や仲間との協力を意識して取り組めば、大きな成長が期待できます。
 大沼中学校の部活動が一層盛んな活動となり、君たちを大きく成長させることを期待しています。1、2年生のみなさん、がんばってください!

19日(金)新人戦壮行会、各部の新部長から決意表明

生徒会長からのエール

校長先生のお話

壮行会後に行われた合唱祭実行委員の生徒たちからの合唱祭盛り上げ宣言

19日(金) 松伏町で行われた埼葛英語スピーチコンテスト

3年生 瀧野 心晴さんの素晴らしいスピーチ

22日(月)爽やかな秋晴れの朝、今日も元気に登校する沼中生

 

昨夜、春日部市は雨だったようで校庭が使えず体育館にて駅伝練習をしました

7、8、9組 英語 I can~

3年生 保健体育 選択

3年生 社会 公民 社会権

3年生 英語

3年生 数学 二次方程式

2年生 国語 「クマゼミの増加の原因を探る」

2年生 数学 一次関数

2年生 美術 篆刻

2年生 理科 消化

2年生 英語

1年生 音楽

1年生 家庭科 汚れに応じた洗い方

1年生 英語

1年生 国語

1年生 理科 物質の融点、沸点

9月19日(金)3年生すっげぇーぞ!

3年生すっげぇーぞ!

 昨日の5校時、3年生学年合唱の練習をするというのでワクワクして体育館に足を運びました。10月の合唱祭の学年合唱曲である「春に」の練習をしていました。学年で集まっての練習は初めてということで、“まだ荒いのだろうな…”と思っていました。確かに荒い、でもそれ以上に強く思ったのは、“すごいなこの学年”ということ。何がすごいと感じたのか…、2つあります。1つは、3年の先生方全員が合唱指導にあたっていたということ。3年生の先生方は3年生の生徒たちのために日々様々なことに労を惜しまず取り組んでくれています(もちろん1、2年生の先生方もそうです)。最上級生である3年生には特に、生徒たちの手で素晴らしい合唱に仕上げることで、いつまでも記憶に残る貴重な経験をさせたいと思っていることが校長先生には伝わってきました。2つ目は、3年生の生徒たちの姿!日頃の音楽の授業で学んだこと、過去の先輩方の勇姿に憧れたこと、そして自分たちが築いてきた学校生活、それらすべてを合唱に乗せて歌い上げるという強い気持ちが伝わってくる取り組みでした。合唱部の歌とは違う“合唱祭”“学年合唱”らしい力強さを感じました。まだ荒い面もありますが、あと1カ月後にはさらに素晴らしい合唱に仕上がっていることでしょう。1、2年生の生徒諸君も3年生を見習い、クラス合唱や学年合唱をがんばってくださいね。

9月18日(木)随筆

随筆

 先日、教育実習生が2年生の国語の授業を行っているのを参観に行きました。生徒一人一人が書いた随筆を仲間同士で鑑賞するという授業でした。随筆といえば、吉田兼好の徒然草が有名ですね。
 花は盛りに月は隈(くま)なきをのみ見るものかは  『徒然草』第137段
(桜の花は満開の時だけ、月は満月の時だけに見るものだろうか…?いやそうではない)
 花の盛りや満月ばかりが美なのではなく、雨のために見えない月を思うこと、散った花びらがしおれて散らばった庭にも別の美があると訴える兼好。
 男女の恋もそれに似て、恋の終わった辛さや、守られない約束を嘆くこと、長い夜に遠くにいる恋人を思うことこそ恋の情緒だと言うのです。逢ってべったり二人で過ごすだけが恋ではないと…(笑)
 私たちにもなんとなく理解はできますよね。兼好の凄さは、皆がどこかでぼんやりと感じていたことをあえて文字に明確に記したところではないでしょうか…。
 みなさんも授業を受けていて素朴に思ったこと、仲間の考えや解き方がすごいなと思ったこと、先生の言ったことに疑問を持った時には、自分の中に閉じ込めておかずに言葉に表してみてくださいね。(校長)

朝の駅伝練習

3年生 理科

 

3年生 音楽

3年生 美術

7、8、9組 英語

3年生 国語

3年生 社会 公民 基本的人権

2年生 理科 天気

2年生 理科 天気

2年生 国語

2年生 数学 一次関数 変化の割合

2年生 理科 呼吸

2年生 英語

2年生 英語

1年生 社会 

1年生 国語

1年生 保健体育

 

 

9月17日(水)大人になれなかった弟たちに

大人になれなかった弟たちに

 先日、いつものように教室の様子を観て回っていると、1年生の国語の授業で、「大人になれなかった弟たちに」という作品を学習していました。作者は俳優であり文筆家でもあり、私が子供の頃に焼肉のたれのCMに出ていた、米倉 斉加年(よねくら まさかね)さんという人です。内容は、戦争中の作者自身の体験を書いたものです。作者が国民学校(現在の小学校)4年生だったときに弟が生まれ、父は戦争に行き不在であった。戦争が激しくなり空襲を受け、防空壕で毎晩暮らす生活の中で食料が不足し、母は自分が食べる分を少年であった作者に与えていたが、満足に食べないために母は母乳が出なくなった。乳児である弟は乳を飲むしかないにも関わらず、時々にしか配給されない弟の為のミルクを、甘いものが欲しい作者は盗み飲みしてしまう。そんな作者を母は叱ることはなかった。さらに空襲がひどくなり母は疎開を決心する。疎開先でも食べるものと交換に持っていた着物を出さねばならず、やがて着物も無くなり、そして弟は栄養失調で亡くなる。母は弟が死んだ際にも気丈に振る舞い、涙を見せなかったが、弟を小さな棺(ひつぎ)に入れるとき、棺が小さすぎて弟の亡骸が納まらなかった。母は弟がほとんど乳を飲むことができなかったにも関わらず、「大きくなっていたんだね」と言い、それまで決して涙を見せなかった母が初めて泣いた。終戦の約半月前のことだった…、という内容である。2、3年生も国語の授業で学習したことを覚えているだろう。この作品を国語の授業とは違う観点で私は君達に考えてもらいたいと思う。生きたくても生きることのできなかった小さな弟、戦争で食べるものがなく、お腹をすかし、ミルクを盗み飲んでしまった幼少の作者を、母親は責めることなどできなかったであろうこと。そして、子を思う悲しいまでの親の愛。私たちは平和で豊かな時代に生まれ育ったことを噛みしめ、命ある限り感謝の心を忘れずに精一杯生きなければならないということを強く言いたい。現代の日本を生きる私たちにできることは、「知ること」なのです。戦争がどれだけおそろしいもので、戦争がどれだけ人々を不幸にするのか。そのことを「知って」そして「忘れないこと」。このことが、平和を守っていくためにはとても大切なんだと思います。
 沼中生はみな賢くて優しい、いい子たちばかりだ。たまには失敗もするけれど、失敗を糧にまたより良く成長していってほしい。重い話になってしまいました…、元気出していきましょう。(校長)

今日も元気にスタートしました

3年生 理科 運動エネルギー

3年生 音楽

3年生 数学 二次関数の応用

3年生 社会 公民 平和主義

3年生 国語 和語・漢語・外来語

2年生 数学 一次関数

2年生 国語 「クマゼミ増加の原因を探る」

2年生 英語

2年生 英語

2年生 社会 地理 中国・四国地方

2年生 理科 呼吸について

1年生 数学 方程式

1年生 国語

1年生 保健体育 選択

7、8、9組 ローマ字の学習

放課後部活動

 

 

 

 

9月16日(火)開校記念日

開校記念日

 今日は大沼中学校の49回目の開校記念日です。開校記念日は、単に学校ができた日をお祝いする日ではありません。この学校を愛し、守り、発展させてきた多くの人たちの思いを胸に刻み、感謝する日です。
 今、この大沼中にいる私たちには、そのバトンをしっかりと受け継ぎ、次の世代に渡していく責任があります。そのために、皆さんには毎日を大切にし、以下のようなことを心がけてほしいと思います。

【朝も笑顔、帰りも笑顔、心通い合う学校】
・学びを深め大切にすること…授業を真剣に聴き、新しい知識や考え方を積極的に学びましょう。
・友達を大切にし共に高め合うこと… 困っている人がいたら助け合い、お互いを尊重し共にがんばる心を持ちましょう。
・挑戦すること…失敗を恐れずに、新しいことにチャレンジする勇気を持ちましょう。
 皆さんが、この学校でたくさんのことを学び、かけがえのない友達をつくり、大きく成長していくことを心から願っています。この素晴らしい学校の歴史を、私たち皆でさらに素晴らしいものにしていきましょう。(校長)

【大沼中学校の歴史】

昭和52年4月1日開校。開校当時の生徒数は675名(16クラス+特別支援学級1クラス、教職員30名)
昭和57年度に生徒数1525名(35クラス+特別支援学級1クラス、教職員61名)で本校最大規模となる
昭和58年緑中学校、昭和59年大増中学校が新設され分離し、現在の学区となる
令和7年9月16日現在、生徒数617名(16クラス+特別支援学級3クラス)、校長は第17代である。
(9月16日付 教職員日報より一部抜粋)

連休明け早朝から駅伝練習、頭が下がります。がんばれ大沼中!

教育実習生からのメッセージ

1年生の美術作品が展示されています。

1年生家庭科 裁縫

1年生社会 大化の改新

1年生 美術

1年生 音楽

2年生 数学 一次関数

2年生 英語

2年生 社会 地理 中国地方

2年生 理科 呼吸について

2年生 技術 本棚づくり

2年生 保健体育

3年生 理科 運動エネルギー

3年生 国語

3年生 社会 日本国憲法

3年生 数学 二次関数の応用

3年生 英語

7、8、9組 来年のカレンダーづくり

9月15日(月)敬老の日

敬老の日

 9月の第3月曜日は、国民の祝日の1つである敬老の日です。敬老の日は、みなさんにとって身近なおじいさん、おばあさんはもちろん、すべてのお年寄りの皆様を敬い感謝を伝える大切な日です。
 みなさんが生まれるずっと前からこの社会を支え、家族を大切にしてきてくれたのです。私たちが今、毎日学校で勉強したり、友達と楽しく遊んだりできるのも、おじいさん、おばあさんたちが大変な時代を乗り越え、一生懸命働き、平和な社会を築いてくれたおかげなのです。
 敬老の日はそんなおじいさん、おばあさんのこれまでに対して感謝を伝える日なのです。では、みなさんはその感謝をどのように伝えますか…。「いつもありがとう」と恥ずかしがらずに声に出して言えますか…?校長先生もそうでしたが、中学生の君たちにとってはなかなか恥ずかしくて勇気のいる行動ですよね。言葉にできなくても、手紙を書くとか、肩を叩いてあげるとか、お手伝いをしてあげたりすることも感謝の気持ちを表す立派な行いです。校長先生からのおすすめは、おじいさんやおばあさんの話をニコニコと笑顔で聴いてあげることです。今日をきっかけにおじいさんやおばあさんとたくさんお話をしてください。これからも元気でいてくれるように心を込めてね。(校長)

9月12日(金)心と体をケアする

心と体をケアする

 ケアってなんでしょう…。ケア (care)とは、「世話や配慮、気配り、手入れ、メンテナンスなどをすること」とあります。部活動で日々使っている道具の手入れをしていますか…。道具は自分の体の一部と思って大切に扱いましょうね。さて、手入れやメンテナンスが大切なのは道具だけではありません。そうです!心と体のメンテナンスもとても大切なことです。2学期が始まり半月が経とうとしています。今年は残暑が厳しいこともあり、色々と疲れがたまっていませんか…。明日からはちょうど良いタイミングで3連休がありますね。疲れがたまっているなと思ったら、シャワーではなく、ぬるめのお風呂にゆっくりと入ったり、家族や友達とおしゃべりして心の疲れを癒したり、好きな音楽を聴いたり、好きな本を読んだり、好きなものを食べたり…etc。なかでも「話す」ことはとても大切で、友達や家族に自分の気持ちをありのままに話すことで実は悩みは半分以上解決すると言われています。「話す」ことは「離す」ことにつながるのだそうです。疲れは早いうちに取らないとひどくなってからでは回復が遅くなります。貴重な3連休、過ごし方を考えておきましょうね。

今日は教育実習最終日の研究授業でした。とても良い授業でした。2週間お疲れさまでした。

たくさんの先生方にも見守っていただきました。

 

9月11日(木)心のレベルを上げる

自分の心のレベルを上げる

 私の経験では、自分が生徒の時も担任をしていた時も、必ず合唱祭の練習でクラスがもめます!「男子、遊んでないでちゃんと並んでよ!」的なことが主な原因でしょうか…(笑)
 合唱に限らず、人と人とが同じ時間と場所で過ごしていれば、誰かと意見が合わなかったり、けんかになりそうになったりすることは普通によくありますよね。そんな時は、自分の心のレベルを少し上げましょう。同じ高さの道路を走っているから自動車や自転車はぶつかるのです。空を飛ぶ飛行機と道路を走る車はぶつかりませんよね。人との付き合い方や心のあり方も同じで、相手の心のレベルより自分の心のレベルを高くすればぶつかることはありません。小さな子供や小さなペットと接する時を思い起こせば分かりやすいですよね。自分の心のレベルを上げるには、日頃から人の話をよく聴いたり、本を読んだりして、ものごとをよく考えて生活することが大切です。
 中学校3年間で身につけてほしいことは、そんなことも1つあると思います。(校長)

早朝から本校のスポーツマンたちが集まり、10月の駅伝大会に向けて練習しています。

発明創意工夫展審査の様子

9月10日(水)合唱っていいな

合唱っていいな

 本校では、1学期に体育祭、2学期に合唱祭を実施します。合唱祭に向けた各クラスの取り組みも本格的に始まりましたね。さて、体育祭と合唱祭の違いは何でしょうか?体育祭は大縄跳びの回数やリレーの速さなど、誰が見ても順位をつけられる種目ばかりです。しかし合唱は違います。皆さんが感じた評価と、学校の先生方、保護者の方々、そして審査員の先生方が感じた評価それぞれ異なるものだからです。ですから私は、審査員の先生からの講評は貴重なご指導だと考えますが、は要らないと考えています(今年はこれまで通り実施します)。本校には合唱部はありませんが、合唱部のコンクールとは違い、クラス合唱はクラスのみんなが心を1つにして取り組むものです。本番では、会場で聴いている人たちに、“私たちは学級という場で日々共に過ごす素晴らしい仲間です”ということが態度で伝わればそれで十分だと私は思っています。それができれば、聴いている者は感動し、クラスの仲間と担任の先生とで最高の充実感を分かち合えるのです。そして、この経験を通して生まれた仲間とのが、これからの学校生活をより素晴らしいものにしてくれます。それこそがクラス合唱の目的なのです。
 合唱祭の取り組みが始まったばかりですが、一番大切なことを諸君に話しておきます。

 

9月9日(火)置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい

 この言葉を聞いたことはありますか…。これは渡辺和子さんという方の書いた本のタイトルです。他人や自分の置かれた場所に不平不満を言うのではなく、その場所で前向きに考えて積極的に生きること、自分の花を咲かせることが大切ということです。
 学校の2学期は、本当に様々な活動が展開されます。先週は生徒会役員の改選選挙の公示があり、また英語スピーチコンテストもあり、素晴らしいスピーチを披露してくれました。今週からは10月の駅伝大会に向け、陸上部を中心に、本校のスポーツマン達が集い練習し、大沼中学校の看板を背負いがんばって走ります。合唱祭に向けた各クラスでの取り組みも始まりましたね。
 さてここで、人にはそれぞれ得意なものや不得意なものがありますよね。自分には特に得意なものなんてない…なんて考えている人はいませんか…。そう考えている人はきっと控えめで、謙虚で、優しい心を持っている素晴らしい人なのだと思います。そんな人たちこそが温かなクラスを作っているのだと思います。自信をもってそのままの君でいてくださいね。さて上記の本の中で作者の渡辺さんは次の2つの詩を載せています。

「ぞうきん」
困ったときに思い出され
用がすめばすぐに忘れられる
ぞうきん
台所や洗面所のすみに小さくなり
むくいを知らず
朝も夜もよろこんで仕える
ぞうきんになりたい

 人は境遇を選ぶことはできないが、生き方考え方を選ぶことはできる。一人一人が置かれた場所で、一日一日を精一杯生き、ぞうきんのように自分の役割をしっかり果たすことが大切であるということが伝わってきますね。

「使命」
まっ黒いぞうきんで顔は拭けない
まっ白いハンカチで床は拭けない
用途が違うだけ
使命の尊さに変わりはない
ハンカチよ、おごり高ぶるな
ぞうきんよ、ひくつになるな、顔を上げろ

 ぞうきんにもハンカチにもそれぞれ、なくてはならない大切な使命があります。置かれた場所で自分の使命を考え、幸せを見つけて笑顔で心豊かに生きることが大切だということが伝わってきますね。
 大沼中学校の生徒一人一人が置かれた場所で自分の花をきれいに咲かせることを願っています。(校長)

 

9月8日(月)駅伝練習始まる

駅伝練習始まる

 毎年恒例の埼玉県駅伝競走大会。その市内予選が10月15日(水)に飯沼中学校を発着地とし、周辺地域を周回コースとして、今年度も熱いレースが行われます。そのための練習が本日から朝練習という形で始まりました。大沼中にとっての駅伝競走大会とは、学年や部活動の枠を越えて、本校のスポーツマンたちが自らの意思で集まり、全力で走り襷(たすき)をつなぐ、体育祭と並ぶスポーツの一大イベントです。普段はそれぞれ違う競技に携わっている生徒たちが、学校の代表として結束を高め、をつなぐ駅伝は、本当に心が熱くなるものを感じます。また、駅伝は出場する選手だけでは到底成り立ちません。選手に付き添いサポートをする生徒、応援する生徒など、まさにチームが一枚岩となることが必要です。昨年度大躍進を遂げた伝統という名の襷を、今年度の生徒達が受け継ぎ、素晴らしい走りを見せてくれることを期待します。(校長)

士気を高める選手たちと本校体育科

朝の教室では生徒の登校前に担任からメッセージが書かれます

今週も元気に登校する沼中生

難しい計算をしながらのカードゲーム

 

 

 

9月5日(金)市内英語スピーチコンテスト

市内英語スピーチコンテスト

 今日は台風15号が接近し、朝から雨が降っていました。濡れた体やカバン等を拭くタオルは用意できましたか?替えの靴下は持ってきましたか?教科書やノートを濡らさないためにビニールに包んできましたか?これらのことを自分で考え判断し、実行できるようになったら立派な中学生ですね。
 さて、今日は市内の中学校と義務教育学校、計12校の代表生徒による英語スピーチコンテストが春日部市教育センターにて行われました。本校からは2年生の左東レイラさん、吉田大空さん、3年生の瀧野心晴さんが出場しました。本校の3名の生徒はもちろん、市内中学校の生徒たちはみな、本当に流暢な英語を話し、身振り手振りも含め表現力豊かな素晴らしいスピーチで感心しました。今の時代、仕事はもちろん私生活でも海外の人とやり取りをすることが当たり前になっています。生徒諸君が大人になる頃にはさらに国際化が進むことでしょう。将来、自分が海外の人たちと生き生きと交流する姿を想像し、英語の学習を益々がんばっていきましょう!大沼中からコンテストに参加した3名の生徒たち、素晴らしいスピーチをありがとう。(校長)

3年生、瀧野心晴さん 1位、埼葛大会へ

2年生、左東レイラさん 6位

学校でも真剣な授業が展開されていました

 

 

9月4日(木)生徒会役員選挙

生徒会役員選挙

 昨日9月3日に生徒会役員の改選選挙の公示がありました。2年生から生徒会長を、また1、2年生から副会長以下本部役員を選出します。生徒会役員の選挙は、生徒の代表をみなさんの投票で選び、これからの大沼中学校の未来を決める大切な選挙です。1、2年生の生徒の中には立候補することを不安に思い、悩んでいたりする者もいることでしょうね。そんな君にアドバイス。あなたの人生をハッピーなものにするためには、ものごとを前向きに考えること(「プラス思考」といいます)が必要です。「立候補しようかな…」、「自分にできるかな…」、「選挙に落ちたらいやだなぁ…」その気持ちとってもよく分かりますよ。でもね、「やろうかな…」って思った時点で、もう君はプラス思考なのです。君の人生の成功の扉は目の前にあるのです。大沼中に必要な人材なのです!あとは勇気を持って手を挙げるだけです。自分にできるかな…自分一人でやるのではなく、生徒会の仲間や先生方と一緒に活動するのです。選挙に落ちたらいやだな…立候補する人数はまだ分かりません。でも、これまでにがんばったけど選挙に落ちてしまった学校の仲間をバカにするようなことはありましたか?当選するかどうかは誰にもわかりませんが、勇気を持って行動したことは、必ずその人を大きく成長させる経験になるのです。
 生徒諸君にとって今回の選挙が、成長の機会となるよう、そして大沼中がもっともっと居心地の良い輝かしい場所となるきっかけとなることを期待します。(校長)

789組

3年生 数学 二次方程式

3年生 社会

2年生 理科

2年生 理科

2年生 国語

2年生 理科

2年生 英語

1年生 国語

1年生 国語 各地の方言で桃太郎を聞く

2年生 技術

2年生 国語

3年生 社会 日本国憲法

3年生 英語

3年生 理科 定滑車と動滑車

9月3日(水)今日は何の日?

今日は何の日?

 今日9月3日は、ドラえもんの誕生日なんだそうです。そこで今日は「のび太の結婚前夜」という映画の話をしますね。
 のび太は将来、しずかちゃんと結婚するのですが、本当に結婚できるかどうか心配になり、ドラえもんのタイムマシンに乗って、結婚前夜の未来に出かけます。結婚式前夜、結婚生活を不安に思っているしずかちゃんに、しずかちゃんのお父さんがこう話をします。「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。人間にとってそれが一番大事なことだからね。彼なら間違いなく君を幸せにしてくれると私は信じているよ」と。
 のび太は勉強をはじめ、色々なことがよくできる子ではないのですが、相手のが分かり、自分のことのように一緒になって喜んだり悲しんだりしてあげられるという、とても素晴らしい心を持っていますよね。その心のおかげで、しずかちゃんは結婚相手としてのび太を選んだのです。
 2学期、日々の学習や合唱祭をはじめ様々な活動を通して、仲間と力を合わせてたくさんのことをやり遂げてください。そして、のび太のように、「人のが分かる」素晴らしいを育ててほしいと思っています。(校長)

2年生、学年の廊下に大きく掲示された熱い思い

GTECテスト(英語)

GTECテスト(英語)

GTECテスト(英語)

9月2日(火)3年生諸君へ ~東部地区テストから~

3年生諸君へ ~東部地区テストから~

 3年生の生徒諸君、東部地区テストお疲れさまでした。どうでしたか…、夏休みの努力の成果を実感できましたか…。まだ受験勉強のスイッチが入っていない者はそれでいいですか…?卒業まではあと半年ですが、受験校を決定するまではあと3ヶ月ですよ。以前このサイトで、「“やれ”でやるのではなく、“やる”でやりなさい」と校長先生は言いましたね。心のスイッチを自分で入れなさい。
 校長先生は昨日、各学年の学年集会に顔を出して、皆さんの様子を見ていました。3年生の学級委員が作文で次のようなことを言っていました。「私たちは受験ではライバルでもありますが、同時に、共に戦う仲間でもあるのです…」と。私はこの言葉を聞いて、「3年生、大丈夫だな。この2年半よくがんばって成長してきたんだな」と思いました。辛く苦しい期間ではありますが、これからも共に励まし合いながら乗り切っていこう。そして卒業式はではなく、最高の笑顔で卒業しよう!(校長)

9月1日(月)教育実習がはじまります

 本日より教育実習が始まります。府瀬川 恋花(ふせがわ こはる)先生です。埼玉大学の学生で国語の先生の卵です。2年生の川野先生が国語を指導し、学級指導は2年5組の伊藤先生が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。

2年生の学年集会にて自己紹介をする府瀬川先生

9月1日(月)学校で勉強することは役に立つのか

学校で勉強することは役に立つのか

 なぜ教科の勉強をやらなければならないのだろうか…。この勉強が将来なんの役に立つのだろうか。そんなことを思ったことはありませんか…。今日から2学期の“授業”が始まります。よって、改めて学習について考えてほしい。
 テーブルに水の入ったコップが置いてあるのを想像してください。もし君が算数・数学を学ばなかったら、水が何ml入っているのか、食塩水だとしたら何%なのかを考えもしない。もし君が理科を学ばなかったら、その液体が水素(H)と酸素(O)の化合物だとは思わない。もし君が社会を学ばなかったら、その水がどのようにきれいにされて水道から出てくるのか、また世界にはそのきれいな水を飲むことのできない人がたくさんいることも考えない。もし君が美術を学ばなかったら、コップの水に太陽の光が当たりきれいな反射光を作ることを知らない。もし君が音楽を学ばなかったら水の量によりコップをたたいた時の音が変化することを知らない。もし君が技術を学ばなかったら、コップがどのように作られるのか人の英知を知ることはない。もし君が家庭科や保健体育を学ばなかったら、この水が体にとってどれほど大切なものなのかを知らない。もし君が道徳を学ばなかったら、この水を誰かと分け合うことの大切さや、思いやりの心を知ることはない。もし君が国語を学ばなかったらこの文章の意味を読み解くことができない。もし君が英語を学ばなかったら、世界の多くの人と思いや意見を交流することはできない。
 もし君が何も学ばなかったら、コップの水をただ眺めて終わる…。この世界をただ見ているだけの人生で終わらせないために、今日からまた新たな学びをしようじゃないか!(校長)

転入性を迎えた3組

3年生、学年集会にて2学期の抱負を作文発表する学級委員

2年生の学年集会は先生方から夏休みの思い出と2学期みんなに期待することの話がありました。

1年生の学年集会では、生徒の作文発表と先生からの話がありました。

 

8月29日(金)沼中生、元気に登校しました

沼中生、元気に登校しました

 いよいよ今日から2学期が始まりました。本日は始業式と学活を行いました。朝、正門であいさつをしながら、生徒たちの登校の様子を観察したところ、どの生徒たちもみな、明るい表情や少し日に焼けてキリっとした表情で元気に登校しました。体育館での始業式も全校生徒みんなが良い姿勢で顔が上がり、ステージに向いていました。2学期、良いスタートが切れ安心しました。今日、明日、明後日と心と体の準備をし、学校生活のモードに切り替え、9月1日(月)から元気に学校生活を送りましょう。(校長)

R7 2学期始業式 式辞(8月29日).pdf

各学年代表生徒による2学期の抱負

校長式辞

表彰

関東大会報告

剣道部男子

剣道部女子

水泳

 

 

8月28日(木)明日から2学期が始まります

明日から2学期が始まります

 まだまだ残暑が厳しい日が続きそうですが、いよいよ明日から2学期が始まります。学校では様々なことを学びます。一方、学校を卒業し社会に出ると、教科別の授業や通知表などはありません。ですから、国語や数学、音楽や体育がいくらできても社会人としての勝負はできません。社会人には複数の教科が複合的に絡み合った総合問題が突きつけられます。それらの問題の多くは、学校でやるテストとは違い、「これ」という正解はないことが多いのです。つまり、様々な条件を総合的に考え、よりベターな答えを考え、決断していくことが多いものなのです。ここで、ベストに近いよりベターな答えを導くためには、その判断材料となる“いま学校で教科の学習をはじめとする様々な学び”が生きて役立つのです。明日からの2学期の学校生活では、授業をはじめ様々なことをたくさん学び、成長してくださいね。

野球部 

陸上部

ソフトボール部

女子バスケ部

男子バスケ部

 

8月27日(水)学校へ行くことが不安、つらい君へ

学校へ行くことが不安、つらい君へ

 2学期が間もなく始まります。ワクワクな気分の生徒もいることでしょう。一方、「あーぁ、始まっちゃうなぁ…かったるいなぁ」なんて思う生徒もいることでしょうね。いて当然です、いていいんです。校長先生だってそうですし、大沼中の先生方だってそっちのタイプの人が多いと思いますよ。今日はね、この2つのどちらでもない生徒へのメッセージです。多くの生徒の皆さんには、まだなかなか理解することが難しいことなんだろうけど、世の中には、学校や職場などたくさんの人と一緒の空間で生活することが苦手だったり、辛かったりする人もいるんですよね。人とのコミュニケーションが苦手であったり、気をつかい過ぎて疲れちゃうとか…。また、決してあってはならないことだけど、いじめられているとかね。そういう人が大沼中の大切な生徒の中にいたら、無理して学校に来なくてもいいんだよ。保護者や担任の先生、相談員さんに思いを全部伝えてほしい。学校の先生方には、そういうケースについて丁寧に対応するように指導してあります。昔と違い、今は相談室で学習したり、家でリモート学習したりすることもOKなんです。君は世界にたった一人しかいない大切な存在なんです。そんな君が安心して過ごせる場所を先生方も一緒に考えますからね。
 だいじょうぶ、だいじょうぶだよ…。

8月25日(月)心と体の準備を

心と体の準備を

 いよいよ今週金曜日から2学期がスタートします。夏休みはどうでしたか…。きっと楽しく充実した夏休みだったことでしょう。そこで…夏休みの疲れは溜まっていませんか。遊び疲れ、勉強疲れなど、自分の体とよく対話してみないと気が付かないうちに疲れがたまってしまうことがあります。また、この種の体の疲れはダラダラと寝て過ごしても疲れは取れません。むしろ、適度に体を動かして体を学校モードにすることでリセットされます。一方、心の準備とは何でしょうか…。それは2学期に向けて明確な目標を持つことです。2学期は学習にどう取り組むのか、部活動にどう取り組むのか、学校行事にはどう取り組むのか…etc。どんなことでがんばり、自分を成長させるのかを静かに自分の心と相談しましょう。金曜日、ひと回り成長した君たちに会うことを楽しみにしています。(校長)

女子バレー部

男子バレー部

8月22日(金)ラジオ体操

ラジオ体操

 校長先生が小学生だった時、夏休みの朝の恒例は、近所の公園に集まってのラジオ体操でした。高学年の児童が前に出て見本を見せ、体操が終わるとカードにスタンプを押してもらい嬉しかったものです。最近は年間を通して、地域にお住いの大人の方々が朝の公園に集まり、ラジオ体操を行っている風景をよく見かけます。
 今日は夏休みに本校の生徒たちが朝のラジオ体操を地域の方々と共に行っているとの情報を受け、取材に行ってきました。夏休みということもあり、小学生と本校生徒が何人かいました。そして地域の方々がたくさん集まり、朝の気持ち良い活動を行っているところを見ることができました。大沼中の生徒たちが地域の方々と共に活動し、地域を元気にしてくれている…そのことがなんだかとても嬉しく、清々しい気持ちになりました。

8月21日(木)チャレンジ精神

チャレンジ精神

 新しいことにチャレンジすることは気持ちがワクワクしますね。この夏休みに思い切って何か新しいことに挑戦しましたか?大げさなことでなくていいのです。新しいジャンルの本を読んでみる、初めてのレシピに挑戦してみる、新しい問題集をやってみる、部活動の新体制にどう取り組むかもその1つですね。何かに熱中することで生活が楽しく充実したものになります。夏休みは新たなことにチャレンジするのによい期間です。夏休みも残りわずかとなりました。やり残したことはありませんか…。

明日のTBSコンクールがんばってください!!

男バド

女バレ

野球部

女テニは春日部中との練習試合がんばっていました

8月20日(水)ニンバス

ニンバス

 と言ってもハリーポッターの空飛ぶほうきではありません。新型コロナウィルス最新の変異株の名前です。これまでオミクロン株という名のウィルスでしたが、その進化形がニンバスだそうです。インフルエンザウィルスと違い、コロナは季節を問わず感染力が強く、夏でも感染が広がり、分散登校に至った記憶が甦ります。4、5年前の休校、分散登校、行事の中止などは嫌ですよね。時と場に応じてマスクをしたり、うがいや手洗い、換気をきちんとしたりすることでコロナの感染を予防することができることを私たちは経験上知っていますよね。なお、ニンバスの主な症状はのどの痛みだそうです。あれ?おかしいな…と思ったらすぐに医師の診断を受けましょう。

8月19日(火)素直な人は成長する

素直な人は成長する

 人は自分の力や考えだけで成長することはできません。自分の考えに固まってしまい、人の話や忠告を受け入れない人は成長が止まってしまいます。ものごとはあらゆる角度から多面的に見たり、考えたりすることが大切です。
 指を2本立ててピースサインを作ってみてください。普通に見たり考えたりしたら2本の指が立っていますよね。でもね、真横から見てみてください。2本の指が重なって1本に見えることだってあるのです。自分の見方や考え方がこの1本に見える角度で、他の見方をしなかったら…指が2本立っていることにずっと気が付かないということです。
 これからは自分と違った見方や考え方、そして意見を積極的に聴き、自分のものと比較、検討する素直さ柔軟さを持った人になってください。素直な人は成長し、伸びます。

22日、TBSコンクールがんばってくださいね!

女バド

男バド

男テニ

女テニ

サッカー部

ソフトボール部

男バスは大増中と練習試合がんばっていました!!

男子バレーボール部は豊野中と練習試合を行いました

8月18日(月)何か1点に集中する

何か1点に集中する

 板に穴をあけるキリを使ったことはありますか…。硬い板になぜ穴をあけることができるのでしょうか…。それは1点に力を集中するからなのです。私たちの生活や人生においても、意識を何か1つに集中することで、目標を達成しやすくなります。もちろんそれには、それなりの必要感や他を犠牲にする覚悟がいることですが…。何か本当に達成したいことがあるときには、その1点に集中して取り組むことも1つの方法だということです。(校長)

8月15日(金)終戦記念日

終戦記念日

 私達が生きている今日、それは誰かが命をかけて守ろうとした未来
 今の一時代を預かっている私達には、誰もが幸せな社会を作り、未来の人たちに引き渡す義務がある

 

 8月15日は、何の日か知っていますね、終戦記念日です。今年もテレビや新聞で特集が組まれていますが、生徒諸君は戦争について何かを考えたことはありますか…。今日も世界のあちこちで戦争が行われ、兵隊さんをはじめ、小さな子供をも含めた一般市民のかけがえのない命がたくさん失われています。
 今から80年前の夏、日本は太平洋戦争(第二次世界大戦ともいいます)をし、そして敗戦となりました。詳しい歴史的な事実については、社会科の歴史で学びます。また小・中学校の国語や道徳でも戦争を取り扱った教材があり、作品を読み、胸が締めつけられるような悲しい気持ちや戦争が怖いという気持ちになったことをみなさんも覚えていると思います。
 今、そして未来を生きる生徒諸君に、改めて心に刻んでもらいたいことは、「何があろうとも、決して戦争をしてはならない」ということ。このことは、戦争という大きな事についてだけではありません。身の周りの生活の中で、ものごとの解決のための手段として暴力を使ってはならないということが出発点なのです。どんな理由があっても、相手に暴力を行うことは決して許されないことだということを心に刻んでください。そして、これからも8月15日の終戦記念日は、国の為、故郷の為、そして愛する家族や愛する人の為に命を落とされた兵隊さんをはじめ、戦争で命を失ったすべての方々のご冥福を心からお祈りするとともに、私達がいま、安心して過ごすことのできる豊かで平和な暮らしを作り、守り抜いてくださった当時の人達と戦後の復興にご尽力いただいた方々へ感謝をする日でありたいものです。さらに、今そして未来を生きる私達は、二度と戦争を起こさないことを誓い、次の世代にもこのことを伝える義務があることを再認識するとともに、命を大切に精一杯生きることを誓う日にしたいものです。
 私は毎年この時期に妻と二人で(子供が小さい時には子供も連れて)靖国神社や桶川市にある飛行学校平和祈念館に足を運び、教育者として、そして一人の人間として、上記の思いを改めて誓う日にしています。(校長)

8月14日(木)凧は向かい風で上がる

凧は向かい風で上がる

 最近はメールやSNSで人と簡単に連絡が取れるため、年賀状を出す人が減っていると聞きます。夏にも手紙やはがきで連絡を取ることがある時は、季節のあいさつとして、立秋前には、「暑中お見舞い申し上げます」、立秋後には、「残暑お見舞い申し上げます」などの慣用句を用いて相手の健康に気をつかいます。覚えておきましょう。
 さて、 みなさんは(たこ)を上げたことはありますか…。お正月などに広い場所で遊んだことのある人もいるでしょう。凧は向かい風を受けることで上がるものです。私たちは保護者や先生、職場の上司などにを持ってもらい、向かい風という自分に与えられた課題や試練を受けながら成長し、高く上がっていくのです。人生で向かい風が吹いてきたと思ったら、それは自分が成長し、さらに高く上がる時なのだと考えてみましょう。向かい風に立ち向かう勇気が湧いてきますよ。(校長)

8月13日(水)凡事徹底

凡事徹底

 凡事徹底(ぼんじてってい)とは、「平凡なこと」、別の言葉で言えば、「当たり前のこと」を手を抜かずにきちんと丁寧にしっかりと行うことを言います。例えば、君たち中学生ならば、挨拶をする、時間を守る、家庭学習や読書を決められた時間行うなどでしょうか…。スポーツでいえば、体力づくりやストレッチ、基礎練習を毎日手を抜かずにしっかりやるということです。
 凡事を徹底することとは、誰にでもできることを誰にもできないくらい真面目に続けることとも言えますね。歴史上の偉人や一流のスポーツ選手は必ず凡事徹底をした人です。みなさんも凡事を徹底して行いましょう。やがて君の人生に大輪の花が咲きますよ!(校長)

8月12日(火)紙1枚の努力の積み重ね

紙1枚の努力の積み重ね

 一枚の紙は簡単に破ることができますよね。ではその紙を30枚重ねたらどうでしょうか?そこそこの力が必要ですよね。やったことのない人は、先日話した「直接体験」をしてみてください。不要になった新聞などを30枚重ねて破くことができるかやってみてください。中学生ならできるでしょうね…。では365枚重ねたらどうでしょうか?厚い本や辞書くらいのボリュームになります。どうですか、一気に破くことはできますか…?できないでしょうね。賢い沼中生なら今日の校長先生の話が何かもう分かるよね。毎日、1枚の紙の厚さほどの地道な努力も、それを積み重ねていいくと、1ヶ月、1年、…いつしか強い実力になるということです。勉強や部活動、読書など色々な面でこの例を自分のこととして考えてみてください。(校長)

8月11日(月) 「やれ」でやるのではなく、「やる」でやる!

「やれ」でやるのではなく「やる」でやる!

 勉強でも部活動でも日々の生活習慣でもそうですが、保護者や先生から「やれ」と指示されてやるのか、自分の意志でやるのかで、結果もそうですが、結果の受け止め方や人としての成長も違ってくるのではないでしょうか…。例えば部活動、いつも先生やコーチから「やれ」と言われて練習をしていたとして、勝って心から嬉しいですか?負けて心から悔しいですか?学校の部活動はプロの世界と違い、負けたからといってクビになり生活ができなくなることはありませんよね。自分でやりがいや喜びを見つけ、目標を立てて努力するからこそ、勝っても負けても人として成長するのです。勉強はどうですか。本当の勉強は、社会人となり、一流の職業人になるために、その職のより専門的な内容を自らの意志で学ぶことです。お盆休みですね、勉強でも部屋の掃除でも家事でも、「やれ」と言われなくても自ら進んで「やる」といいですね。(校長)

8月8日(金)秋

 昨日は立秋でしたね。立春、立夏、立秋、立冬の前日を節分と言います。中でも立春は昔のお正月でしたから、年の初めということでめでたく、無病息災を祈り、盛大にお祝いをしました。このことが豆まきなどで今の時代にも受け継がれているのです。さて、立秋を過ぎたということは、暦の上ではもうということです。校長先生は一年を通して、毎朝4時半に起きて、決められた家事をこなし、早めに出勤して朝の静かな職員室(校長室)でひと仕事するという生活を30年以上続けていますが、日の出の時刻や日の入りの時刻は明らかに6月後半や7月とは違ってきています。間もなく日中は暑くても朝晩は涼しくなります。空に浮かぶ雲もモコモコの厚い雲(入道雲、積乱雲)から薄い雲(うろこ雲、いわし雲)に変わっていきます。涼しく過ごしやすくなるので、何をするにも絶好の季節となります。ですから、読書の秋、スポーツの秋などと言われるのですね。
 さて、これからお盆休みに入ります。家族と過ごす時間もこれまで以上に増えることと思われます。ぜひ、楽しく思い出に残る過ごし方をしてくださいね。そしてお盆休みが終わったら、いよいよ2学期の準備をしましょう。体調、志(こころざし)、学習と様々なことに対して2学期の準備をしましょう。2学期は学習が深まり、新人戦や駅伝大会、文化部のコンクールなどがあり、合唱祭などの文化的行事もあります。3年生は進路の決定が迫られる時期となります。夏休み後半をのんびり過ごしていると、2学期のスタートで出遅れてしまいますよ!健康に気をつけて夏休みの後半戦を一日一日大切に過ごしましょう。(校長)

毎朝、陸上部の長距離班は駅伝を見据えての練習をしています

サッカー部は練習試合をしていました

男女バドミントン部

8月6日(水)君は成長しているか…

君は成長しているか…

 学校の正門を入ってすぐ左に掲示板があります。今日みんなに改めて自分ごととして振り返ってもらいたい言葉があります。猛暑の夏休み、沼中生は部活動や受験勉強をがんばっていると思います。いま君たちは苦しい日々ですか、やめたいと思う日々ですか…。苦しい、やめたいと思うのは、今までの自分を越えようとがんばっている証拠成長するためには避けて通れない道なのです。心や体を壊してまでがんばる必要はありませんが、中学生として夏休みの楽しさと同じくらい苦しさを味わわなければ心も体も強く、たくましく、そして賢くはなれません。3年生も勉強がんばれ!高校に進んでも、大学に行っても、社会人になっても勉強は続くのです!学ぶということに終わりはありません…。
 中学生の夏、遠い昔の思い出…

剣道部、週末の関東大会に向け最終調整

女子バレー部 新体制で始動

市内小中学校 図工・美術担当者研修会

8月5日(火)間接体験より直接体験

間接体験より直接体験

 とにかく暑い日が続いていますね。体調管理や雷にも注意して過ごしてくださいね。さて、1年生の先生方はスキー教室の企画、準備を始めています。1年生の生徒諸君はスキーをしたことはありますか?最近は人から話を聞いたりすることだけでなく、仮想空間疑似体験をしたり、動画でスキーの滑り方などの解説を観たりすることができる時代となりました。しかし、どんなに仮想空間での体験をたくさんしてみたり、滑り方の解説動画や本を読んでみても、それだけでは上手にスキーが滑れるようにはなりません。実際にスキーのブーツをはき、板をつけて雪の上を滑るあの感覚…。それは直接に体験しなければ分かりませんよね。夏休みにはぜひ、直接体験する機会をたくさん持ってほしいと思います。例えば、キャンプに行って直接火を起こして食事を作る体験、海や山で満天の星空を見る体験、博物館や音楽ホールなどで本物の文化や芸術に触れる体験など、夏休みにしかできない体験にぜひ挑戦してみてください。直接体験したことは身に付き、人に語るときには瞳や唇が輝くものです。夏休みを楽しみましょう!(校長)

7月30日(水)人生に無駄なことはない

人生に無駄なことはない ~起きたことはすべてそれでよしと思おう~

 夏休み真っ最中ですね。いよいよ7月も今日を入れてあと2日、夏休みも暑さも、そして勉強や部活動もまさに夏本番!という感じですね。学校総合体育大会も県大会が連日行われ、悲喜こもごもの結果となっています。そこで…、運動部(一部文化部もそうですが)の大会は、試合ですから勝ち負け、上位何位などの結果が出ます。部活動の本来の目的は別のところにあるとは思いますが、目標は勝つことですよね…。しかし、優勝する者以外は、すべてどこかで負けるわけです。本校の部活動も全国優勝をしない限り、どこかで必ず負けるわけです。人は勝負に負けたり、病気けがをしたり、何か困難なことにぶつかると、気持ちがうつむきがちになるものです。でもね、何事も受け止め方次第であり、その後の人生でプラスにするのかマイナスにするのかは自分次第なのです。自分に起きた出来ごとを静かに振り返り、すべてのことは自分を成長させるために起きたことなのだと思うようにしてみてください。いつの日か、あの時の辛く、悔しい経験を乗り越えたから今の自分がある…と思える日がきっと来ます。県大会で負けてしまった諸君、体勢を立て直し、次に向けて新たな一歩を踏み出そう!

 

陸上部の長距離班は、秋の駅伝大会に向けて早朝からがんばっていますよ!

7月28日(月)アンテナの感度は良好ですか

相手の立場や心を読み取るアンテナの感度は良好ですか…?

 三者面談の日程も後半となります。沼中生諸君、夏休みはしっかりと生活できていますか…。早いもので今週から8月となりますね。さて、三者面談では担任の先生や保護者の方とどんな話をしましたか…。三者面談をきっかけにして、これから益々、担任の先生や保護者の方と生活学習進路のことで話す機会が増えるといいですね。その時のアドバイスを今日は話しますね。担任の先生や保護者の方には、それぞれの立場というものがあります。テレビやラジオの電波の周波数(チャンネル)を合わせるのと同じように、先生、保護者、友達などの心の周波数を自分が相手に合わせなければ、相手のメッセージを正しく受け取ることはできません。また相手と話すときには、いきなり反論や意見を言うのではなく、まず「いいね」で受け止め、次に「もっと良くするためにはこうしよう」と言うと、相手を認めたうえで自分の意見も爽やかに主張することができますよ。自分も相手も大切にするこういった態度をアサーティブと言います。アサーティブな人間になるには、練習をするしかありません。これから人と話すときには、アサーティブな態度になっているか意識しましょう。

7月24日(木)こんな時なんて言う…?

こんな時なんて言う…?

 夏休みですが、大沼中学校は連日、三者面談部活動で活発に動いています。今日、部活動や三者面談の様子を見て回っていると、三者面談で保護者と生徒が学校で待ち合わせをしたのでしょうか…、おそらく保護者の方は職場から来たのでしょう、時間ギリギリか、少し遅れてしまったのかもしれない状況で生徒と落ち合ったところに出くわしました。すると生徒は、「何やってんだよ、~時~分って言ったじゃん!」と、少しきつい言い方をしていました。このような時、「仕事が忙しいのに来てくれてありがとう。大変だったね」って言えたら、少し遅れてしまったけど子供のために急いで来てくれた保護者の方は気持ちが救われますよね。この先の人生でも、友達や彼氏・彼女と遊ぶ待ち合わせなどをしたとして、遅れるとの連絡が入ったときに、「ふざけんな、早く来いよ!」ではなく、「OK、気をつけてね」と言える優しい人になりたいものですね。その一言が良い人間関係を作るのですよ。

8月4日(月)演奏会 楽しみにしています