校長先生から今日のお話

9月1日(月)学校で勉強することは役に立つのか

学校で勉強することは役に立つのか

 なぜ教科の勉強をやらなければならないのだろうか…。この勉強が将来なんの役に立つのだろうか。そんなことを思ったことはありませんか…。今日から2学期の“授業”が始まります。よって、改めて学習について考えてほしい。
 テーブルに水の入ったコップが置いてあるのを想像してください。もし君が算数・数学を学ばなかったら、水が何ml入っているのか、食塩水だとしたら何%なのかを考えもしない。もし君が理科を学ばなかったら、その液体が水素(H)と酸素(O)の化合物だとは思わない。もし君が社会を学ばなかったら、その水がどのようにきれいにされて水道から出てくるのか、また世界にはそのきれいな水を飲むことのできない人がたくさんいることも考えない。もし君が美術を学ばなかったら、コップの水に太陽の光が当たりきれいな反射光を作ることを知らない。もし君が音楽を学ばなかったら水の量によりコップをたたいた時の音が変化することを知らない。もし君が技術を学ばなかったら、コップがどのように作られるのか人の英知を知ることはない。もし君が家庭科や保健体育を学ばなかったら、この水が体にとってどれほど大切なものなのかを知らない。もし君が道徳を学ばなかったら、この水を誰かと分け合うことの大切さや、思いやりの心を知ることはない。もし君が国語を学ばなかったらこの文章の意味を読み解くことができない。もし君が英語を学ばなかったら、世界の多くの人と思いや意見を交流することはできない。
 もし君が何も学ばなかったら、コップの水をただ眺めて終わる…。この世界をただ見ているだけの人生で終わらせないために、今日からまた新たな学びをしようじゃないか!(校長)

転入性を迎えた3組

3年生、学年集会にて2学期の抱負を作文発表する学級委員

2年生の学年集会は先生方から夏休みの思い出と2学期みんなに期待することの話がありました。

1年生の学年集会では、生徒の作文発表と先生からの話がありました。