「学校は今」

学校は今

内牧


 
世界のトビラ 今年度本校では、埼玉県国際交流協会の「世界へのトビラ~グローバル人材育成の基盤づくり事業」の募集に応募しました。今日
 は6年生が、交流協会より派遣していただいた2人の講師の先生から、ロシアとウガンダの2つの国の様子やそれぞれの文化について学びま
 した。子ども達は二人のお話しから、日本との違いを感じながら、それでもお互いに理解しあい、受け入れていくことの大切さを教わりました。 

豊野小 学力向上に向けての研修

 豊野小学校は今年度、「自分の考えを深め、主体的な学びに向かう児童の育成 ~学ぶことの嬉しさを実感できる授業の創造~」を研究主題として、研修を進めています。
 6月24日(金)5時間目、5年2組の国語の授業「きいて、きいて、きいてみよう」では、「話を深める質問をして、友達の新たな一面を引き出すインタビューをしよう」を学習課題とした授業が展開されました。
 話し手、聞き手、記録者、カメラマン(タブレットを使用しての動画撮影)の役割に分かれて行ったインタビューでは、子供達一人一人が真剣に臨むとともに、生き生きとした表情で受け答えする様子がとても印象的でした。インタビューの後、聞き手が話し手の言葉をうまく受けたり(レシーブ)、引き出したり(トス)したことなどについて、4人で伝え合うことで学びを深めました。
 この単元で学んだことは、林間学校のバスレクにおいてクイズやスピーチといった形で生かされていくので、子供達の学習意欲はさらに高まったようです。


【インタビューの内容で、大事な言葉をメモしています。】   【先生達も授業を振り返り、学び合いをしました。】

若手教員の育成

 モンシロチョウが成虫になるまで大切に世話をするというチャンスが、学級に
めぐってきました。そこで担任の先生は、児童の「豊かな心」をはぐくむため、
道徳資料「ひきがえるとろば」を用いて、優しく語りかけました。
 授業は、資料提示の工夫や板書計画の工夫、話し合う時間の確保など丁寧
に進められました。

【読み聞かせの時間が大好きな子供たち】
 
【自分の考え・思いを伝える】                【子供の気持ちに寄り添う】

【挿絵や紙芝居は学校の共有財産】

東部地区道徳授業研修会

 6月23日(木)、春日部市立緑中学校において、「東部地区道徳授業研修会」が
行われました。緑中では、授業展開の研究から、校内環境の整備まで十分な準備
をしていただきました。授業提案していただいた資料は、中学3年「二通の手紙」、
中学2年「喜蔵堤」でした。



工夫された展開で、豊かな心がはぐくまれたと感じました。

平成28年熊本地震に係る長期派遣教員

平成28年6月22日、平成28年熊本地震に係る長期派遣教員として県から辞令を受けた、上沖小学校 養護教諭の元岡 絵梨(もとおか えり)教諭と、桜川小学校 養護教諭の小穴 佐和子(おあな さわこ)教諭が、市長を表敬訪問しました。
この派遣は、甚大な被害を受けた熊本地震の被災地の状況を踏まえ、「全国都道府県教育委員会連合会」「指定都市教育委員・教育長協議会」「文部科学省初等中等教育局」からの依頼を受けた埼玉県から要請のあったもので、今回の派遣教員は埼玉県でこの2人だけです。
石川(いしかわ)市長は、「つらい思いをしている子どもたちの力になりたいとの思いによる2人の行動は、春日部の誇りです。健康に留意して大いに活躍してください」と激励しました。また、植竹(うえたけ)教育長は、「2人の思いやりある行動に多くの人が感動しています。困ったことがあったら、いつでも春日部の学校の仲間を頼ってください」と温かな言葉を送りました。
激励を受けて、元岡教諭は「熊本の子どもたちにも、かすかべっこの笑顔を伝えたい」、小穴教諭は「熊本の子どもたちの笑顔を取り戻すために全力を尽くしたい」とそれぞれ決意を述べました。また、2人とも、「今回の経験を春日部の学校のために生かしたい」と春日部への思いを話してくれました。
2人には、市長から市の特産品である「押絵羽子板」に、それぞれ現職の学校でなじみ深い「頑張れ!顔晴れ!」(上沖小学校)、「桜っ子魂!」(桜川小学校)のメッセージを添えた記念品が贈られました。
派遣期間は平成28年7月1日~平成29年3月31日の9カ月間で、元岡教諭は熊本県御船町立七滝中央小学校へ、小穴教諭は同町立木倉小学校へ派遣され、被災した児童の心のケアに関する業務などを支援します。

写真:市長、教育長の前で決意表明する小穴教諭

写真:激励の言葉を贈る市長