視聴覚センターブログ
市民PCセミナー タブレットPC入門編
7月11日(火)・12日(水)に春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、「市民PCセミナー タブレットPC入門編」が開催されました。
本講座では、Windowsタブレットの基礎的な使い方や、生活に生かせるような活用法を、タブレットを操作しながら、学んでいただくことを目的としています。
講座の始めには、タブレットPCとノートパソコンの違いを知り、それぞれの良さがあること、タブレットPCは大きく分けて3種類のOSがあり特性が異なることなどを確認しました。
その後、視聴覚センターにあるWindowsタブレットを使って、実際に操作の体験をしていただきました。
タブレットの電源の起動・終了の仕方から始まり、タッチキーボードの操作、文書編集ソフトを使った文字の入力、カメラアプリでの写真や動画の撮影、カレンダーアプリの利用、インターネットを使った電車の乗換案内や電子書籍の利用、動画視聴の方法などを紹介しながら、体験していただきました。
講座の終盤には、今話題のAIチャットについて紹介した後、実際にAIチャットを体験していただきました。AIチャットとは、AIが入力した内容を認識し、質問に答えたり、会話をしたりすることができるロボットのようなものです。AIチャットの活用法と併せて、「個人情報や機密情報を入力しない」「出力された回答(情報)は、必ずしも正しいとは限らない」などの注意点も確認しました。
タブレットPCなどの情報端末は、気軽にインターネットにアクセス出来て便利な反面、危険と隣り合わせであり、インターネット利用上のルールやマナーを身に付ける必要性があります。
ルールやマナーを守り、正しく情報端末を活用していただき、生活をより豊かにしていただければ幸いです。
受講生の皆様、ご参加いただきありがとうございました。
親子で楽しむ映画会
7月1日(土)10時より、視聴覚センターの視聴覚ホールにおいて、春日部市立中央図書館との共催による『親子で楽しむ映画会』を開催しました。
この映画会は、今の子どもたちにとってはあまり馴染みのない16ミリフィルムの映像作品を味わっていただくこと、また、それと同時に映像作品の内容に関連する本の紹介や読み聞かせ、工作体験などを通して、図書にも関心を持っていただこうと、毎年開催しているものです。
今回の映画は、小学校1年生の国語の教科書にも登場する「おむすびころりん」と、7月のイベントである七夕を題材とした「七夕ものがたり」を上映しました。映写機から映し出される16ミリフィルムの見慣れない少しノイズが入った映像に注視する子どもたちの姿が印象的でした。
16ミリフィルムは、現在のDVDとは違い、フィルムのセットや上映後のフィルムの巻き取りなどの行程があるため、準備に時間がかかります。その準備の合間を使い、図書館の職員による、読み聞かせが行われました。一般的な本の何倍の大きさもある本を使った読み聞かせでしたが、職員から出されるクイズなどに子どもたちが嬉しそうに答えるなど、盛り上がりました。
映画会の最後は、工作を行いました。今回は、上映した「七夕ものがたり」に関連した工作として、七夕のリース飾りを作りました。細かい部品もあり、苦戦している子どもたちもいましたが、親子で協力しながら素敵なリース飾りに仕上げることができました。
次の映画会は、8月5日(土)です。7月14日(金)から申込受付開始となります。「たぬきの糸車」と「おばけうんどうかい」の2本を上映予定です。たくさんのご参加をお待ちしております。
市民映像セミナー ビデオ編集入門講座
6月18日(日)、視聴覚センターのメディア研修室において『市民映像セミナー ビデオ編集入門講座』を実施しました。
本講座は、ビデオカメラやスマートフォンで撮影した動画をコンピュータを使って編集し、映像作品に仕上げることを目的に開催いたしました。
まずは、動画編集をする際に必要となるもの、動画編集でできること等を確認しました。その後、持参いただいた映像データのコンピュータへの取り込み方法を確認していきました。
データの取り込みが済んだら、動画編集ソフトを使い、余分なシーンの削除、カットのつなぎと並び替え、特殊効果の追加、タイトルやテロップの追加、BGMの追加等、受講者の皆さんと一緒にやり方を確認しながら編集作業を進めていきました。
一通り編集が済んだところで、編集データを1つの動画として出力し、DVDに記録する作業を行いました。初めて編集ソフトを使う方もいらっしゃいましたが、受講者の方全員が1つの映像作品に仕上げることができました。
動画編集と聞くと、ハードルが高く感じますが、今では、Web上で作業できるものや、直感的に操作できるソフトもたくさんあります。ブログをご覧の皆さんも簡単な動画編集から始めてみてはいかがでしょうか。
最後に、講座を進めるにあたりご協力いただきました視聴覚センタービデオ特派員の皆様、ありがとうございました。
市民映像セミナー 16ミリ映写機簡易講習会
6月24日(土)、視聴覚センター内の視聴覚研修室において、市民映像セミナー『16ミリ映写機簡易講習会』を実施しました。
本講習会は、16ミリフィルムを映写するための知識と簡易的な技術について習得いただくことを目的とした講習会です。
まずは、16ミリフィルムを再生するために必要な映写機の扱い方や、DVDやビデオテープとは違い、扱いが難しく、高価である16ミリフィルムの正しい装着方法など、上映するために必要な知識を身に付けていただきました。
上映までの準備や手順の確認後、実物を使った演習を行いました。テキストを見返しながら、一つ一つの手順を確認し、上映までの操作について何度も繰り返して練習するなど、真剣な表情で演習に臨んでいる受講者の姿が印象的でした。
講義・演習が終わり、閉講式では、新規に本研修会を受講された皆様に、修了証を交付させていただきました。個人でのご利用はできませんが、団体登録をすることで、皆さんの所属するサークルや職場等で、春日部市視聴覚センター所管の16ミリ映写機及び周辺機器、所蔵の16ミリフィルムを利用することができます。ぜひ、映画会等を開催していただき、講習会の成果を発揮していただきたいと思います。利用に関する詳しい内容につきましては、視聴覚センターホームページでご確認ください。
市民パソコンセミナー インターネット活用講座
6月22日(木)、視聴覚センターのメディア研修室において、市民パソコンセミナー『インターネット活用講座』を行いました。
インターネットは、わからないことを検索して調べるだけでなく、様々な活用ができます。インターネットを利用したコンテンツを上手に活用することで、暮らしを豊かなものにしてくれたり、生活をサポートしてくれたりします。本講座では、手軽に活用できるコンテンツを知っていただき、インターネットの活用の幅を広げていただくことを目的に実施いたしました。
講座の始めには、検索だけでなく、ニュース、路線案内やレシピ情報など、様々なコンテンツがまとめられているポータルサイトの活用方法を確認していきました。合わせて、ブラウザソフトの機能についても触れさせていただき、よく閲覧するサイトの登録方法や、拡大表示の方法、開いているページを翻訳する方法なども確認していきました。
次に、インターネットで利用できる様々なサービスの体験として、動画や音楽、読書を楽しめるサイトの体験、オンラインミーティングの体験などをしていただきました。今話題のAIチャットサービスの紹介などもさせていただきました。
教養を深められるもの、暮らしを便利にしてくれるもの等、インターネットを利用したサービスが次々と登場しています。これらを上手に活用することで、生活を楽しく豊かなものにする便利なツールになると思います。
受講者の皆様、ぜひ色々と試していただきながら、インターネットを楽しんでいただきたいと思います。ご参加いただきありがとうございました。
市民映像セミナー デジカメ・スマホ写真加工入門講座
6月1日(木)、視聴覚センターのメディア研修室において、『市民映像セミナー デジカメ・スマホ写真加工入門講座』を実施しました。
本講座は、デジカメとスマホで撮った写真をパソコンに取り込み、加工編集をするという内容です。
デジカメやスマートフォンで撮られた写真は、画像編集ソフトを使うことで、明るさや色味を調整したり、写真に文字やイラストを挿入したりして加工することができます。写真を加工することで、チラシやポストカード、プレゼンテーションの資料など活用の幅が広がります。今回の講座では、Windows10付属ソフトの「フォト」や「ペイント」、「3Dペイント」を用いて、簡単な写真加工を学んでいただきました。
講座の前半では、コンピュータへ写真の取り込みを行っていただきました。スマホは様々な機種があり、画面の見え方や操作の仕方が異なりましたが、無事に全員が取り込むことができました。
講座の後半には、「フォト」を使って色合いや明るさの調整、「ペイント」を使って画像サイズをはがきサイズに編集する体験していただきました。最後には、「3Dペイント」を使って、吹き出しやテキストを追加するなどの加工し、印刷するところまでやっていただきました。
受講者の方からは、「Win10フォトはじめて使いました。さっそく利用します。」「フォトやその他のソフトで写真加工の技術(操作)を学べ、非常に有意義であった。」と講師としてもうれしい感想をいただきました。
今回の講座で学んだことを振り返りながら、様々な写真加工を楽しんでいただければ幸いです。
教職員対象 情報モラル教育研修会
5月19日(金)視聴覚センターのメディア研修室において、『教職員対象 情報モラル教育研修会』を開催しました。
学校現場におかれては、GIGAスクール構想によりタブレットが導入されたことや、スマートフォン所有の低年齢化等により、情報モラル教育の必要性が挙げられています。そこで、市内の先生方に情報モラル教育の理解を深め、実践につなげていただこうと本研修会を開催しました。
これまで行われてきた情報モラル教育の多くは、危険だから〇〇を使ってはいけないなどの禁止事項を並べたり、トラブル事例を紹介して啓発をしたりして、利用を制限するような指導でした。しかし、これからの時代においては、ICT機器やネットの利用抜きには成り立たず、積極的にそれらを活用することを前提に、より良い行動が取れるような力を身に付けさせる必要があります。ご参加いただいた先生方には、まず、「どうしたらリスクを減らして上手にICTを活用できるか」という活用を意識した情報モラル教育を推進していく必要性があることを確認していただきました。
次に、指導のポイントとして、自分と他人の感じ方や考え方のズレを認識させ自覚を促すことや、場面に応じた自分の行動を考えさせ「自分ごと」として捉えさせること、行動に対する「リスクの程度」を考えさせることが大切であることなどを確認しました。確認後、演習としてカード型教材や動画教材を体験していただき、実際の指導場面をイメージしていただきました。
演習を通して、活発な話し合いや先生方の情報交換もでき、有意義な研修会になったように感じます。ご参加いただいた先生方、ありがとうございました。
市民パソコンセミナー インターネット入門講座
5月17日(水)視聴覚センターのメディア研修室において、『市民パソコンセミナー インターネット入門講座』を開催しました。
今回の講座では、インターネットを介してWebサイトをパソコンで閲覧するために必要となるブラウザソフトの便利な設定、検索や閲覧方法等を学んでいただきました。なお、今回はWindowsパソコンの標準ブラウザであるMicrosoft Edgeを使って講座を進めていきました。
まずは、ブラウザの起動方法やEdgeの画面構成などを確認していきました。また、便利な設定として、ブラウザを起動した際に表示されるトップページの設定方法や、ボタンのクリックでいつでも特定のページに移動できるホームボタンの設定方法などを紹介し、実際に設定していただきました。
次に、Webページへアクセスするための検索エンジンや、ニュースや天気予報などの様々なコンテンツが掲載されているWebサイトであるポータルサイトを使って、検索方法やコンテンツの利用方法などを確認していきました。検索では、複数のキーワードを入力することで目的の情報が探しやすくなることや、お気に入りサイトの登録方法などを実際に操作しながら確認していただきました。コンテンツの利用では、地図検索やルート検索、路線情報の利用等、生活の中で役立つ機能などを中心に紹介させていただきました。
インターネットを利用することで、様々な情報を瞬時に得ることができ、生活を豊かなものにしてくれます。その反面、世界中のネットワークとつながっているため、危険とも隣り合わせという影の部分もあります。講座の最後には、危険から身を守るための知識やルール、マナーなども身に付けていく必要性があることを確認しました。
視聴覚センターでは、インターネットに限らず、パソコン利用の入口となる基礎的な講座を多数実施しています。詳しくは、視聴覚センターホームページ内の「講座・イベント」をご覧ください。皆様のご参加をお待ちしています。
市民映像セミナー ビデオ撮影入門講座
5月12日(金)に視聴覚センターにおいて、『市民映像セミナー ビデオ撮影入門講座』を行いました。
本講座は、ビデオを撮影した後に「見る」「見てもらう」ことを前提としたポイントを知っていただき、実際に視聴覚センター周辺で撮影実習を行うという内容です。
講座の前半に、センター内のメディア研修室において、ビデオカメラの構え方やピントの調節等の基本操作や、ショットサイズ、カメラポジション、アングル、カメラワーク等、実演しながら撮影するための基礎的な知識や技法を学びました。
撮影基礎を学んだところで、ご持参いただいたビデオカメラを持って、東八幡神社や公園橋、道標などを巡りました。実習の後半は、ご自身の撮影したい場所に分かれて、学んだことを活かして撮影を行いました。
今回の講座を開催するにあたり、ご協力いただいたビデオ特派員さんのアドバイスを受けながら、作品の素材を撮影していきました。巡る最中も、三脚の重要性や被写体の効果的な撮り方等、細かなところまでご教授いただきました。
素材が集まったところで、メディア研修室へ戻り、撮った映像をパソコンに取り込み、各素材をつなぎ合わせ、発表会を行いました。実際の映像を見て、特派員さんから一人一人アドバイスをいただき、最後には一緒に撮影した特派員さんの映像も見せていただきました。
参加者の方からは、「写真・動画の撮影は不得意なので、参考になる分かりやすい説明でした」「セミナー室でカメラ操作しながらの実習を体験することで理解が深まりました。また参加したいです。」との感想もいただきました。
講座参加者とビデオ特派員さんとの交流もでき、とても有意義な講座となりました。
ご協力いただいた、特派員の皆様本当にありがとうございました。
教職員対象 ホームページ作成入門研修会
4月14日(金)、視聴覚センターのメディア研修室において、「教職員対象ホームページ作成入門研修会」を開催しました。
市内の学校ホームページは、「スキットコモンズ3」という学校ホームページ作成サービスを利用して作成されています。
今回の講座では、スキットコモンズ3の基礎として、学校での主な更新作業である、「教育活動の様子をブログとして掲載する方法」、「学校だよりを掲載する方法」「新たなコンテンツの追加方法」などについて、各校の研修用のページを使い、体験を通して学んでいただきました。講座の後半では、ご自身でテキストを参考にしながら、研修用ページに学校だよりを掲載していただきました。
今年度も、授業や校務におけるICTの活用や、情報モラル教育などの内容を扱った教職員対象の研修会を予定しています。また、市民向けのパソコンやビデオに関する講座も予定していますので、ぜひご参加ください。
詳しくは、視聴覚センターホームページの講座・イベントページや、広報かすかべをご覧ください。