学校の様子

校長室より

「3年生を送る会」行われる!

 3月2日(木)に「3年生を送る会」が体育館で行われました。1、2年生は、先輩たちに喜んでもらおうと、1月末から準備をしてきた力作を3年生に披露しました。

 生徒会によるプロローグからスタート。映像や音響を駆使した楽しい内容に、3年生は「去年よりレベルアップして驚いた。」との感想を聞かせてくれました。「3年生を送る会がとても楽しみだった。」と話してくれた3年生の期待を裏切らない、生徒会の劇でした。

 1年生は「降るような星空」という劇を発表しました。ロンリーとシホが、出会った飛行士と一緒に、世界から星を奪った空の魔女を倒し、美しい星を取り戻します。仲間との絆、家族を思う心、他の人のために戦う勇気・・・愛する心の強さ、コロナを乗り越え、白山中を引っ張ってきた先輩への感謝やこれからへのエールが込められた、素敵なお話でした。

 1年の発表を見た3年生からは「劇を見て、今はコロナを乗り越えられてよかったと改めて思った。1年生と一緒に学校生活ができてよかったとも思った。」名前を呼ばれた応援団長は「びっくりしたけれども、嬉しかった。とても短い期間であれだけできて、すごいと思った。合唱のメドレーがよくて、感動した。」と言っていました。他には、「ダンスがそろっていて、衣装や背景が本格的ですごかった。」という声も聞かれ、3年生は感動していました。

 2年生の発表は「オズの魔法使い」でした。ドロシー、トトが夢を叶えてくれる魔法使いオズがいるエメラルドシティに、かかし、ブリキの木こり、ライオンと一緒に旅をする話です。仲間の大切さ、そして夢を叶えるのは自分自身で、答えは自分で持っているというメッセージ、又、これからそれぞれの旅路に出る先輩たちへのエールが送られました。

 2年生の発表に、3年生は「話も壮大で劇も良かった。最後の合唱に感動した。」「ダンスがキレキレだった。ストーリーがちゃんとしていて、技術力がすごかった。」「モザイク写真がうまい。ライトがよかった。自分たちの時に直前で歌がなくなったことが本当に残念だった。」「6年生を送る会をやってもらえなかったので、今回初めて後輩にやってもらって嬉しかった。」という感想を聞かせてくれました。2年生の発表も3年生のハートを射貫いていました。

 その後、3年生の思い出ビデオで懐かしい時間を過ごしました。最後に元生徒会長古閑さんからお礼の言葉があり、感動の中、会は閉会。集まった旧生徒会本部のメンバーは「今年の発表は昨年より、パワーアップしていました。本当にすごかった。後輩が自分たちのために頑張ってくれて嬉しかった。」と話してくれました。生徒会は企画から運営まで頑張ってくれているので、その大変さがよりわかるのだと思います。

 先輩をもうならせた、すばらしい会となりました。1、2年生にバトンが渡され、もうスタートしています。頑張れ、白山!

「おすすめの一冊」の紹介スピーチ

 先日、2年生の国語授業でのスピーチについて紹介しましたが、1年生でも「おすすめの一冊」というテーマで、自分の薦めたい本をスピーチで紹介しています。本は多岐に渡り、サスペンスや探偵もの、有名な文学等様々です。1年6組でなるほどと思うスピーチに行き合ったので紹介します。

~おすすめの一冊~1年6組小久保さん

 皆さんは日々、沢山の選択をしながら生活していると思います。そんな生活を送っている中で、一ミリたりとも迷いが生じたことがないという人はいますか?ーそうですよね。では、迷いが生じたとき皆さんならどうしますか?友達に聞いたり、親に聞いたりと対処する人が多数だと思います。ですが、私はこの本を読んでそれに対する考え方ががらりと変わりました。

 私が紹介する本は、昨年のFIFA W杯日本代表として私たちに感動を与えてくれた一人である遠藤航選手が書いた「楽しいから強くなれる」という本です。この本は遠藤選手の幼少期の性格から大人になるまでのたくさんの教訓、考え方などの移り変わりが書かれています。その考えの一つに「サッカー選手になることだけが人生の全てじゃない。途中から別の道を選んで成功する人もいる。大事なのは、覚悟を決めるのも決断するのも自分だ」という言葉があります。

 この本を読んだとき、深く納得しました。「自分で覚悟を決め、決断する」というのはサッカーに限らず大事なことだと思います。私はこの本に「自分のことは自分で決断する」ということの大切さを気づかされました。それがこの本を好きになった理由の一つでもあります。他にもたくさんの考え方が載っていて、とても勉強になりました。この人は、小学校、中学校と、学校の部活動でサッカーをやっていたそうです。あまり強くはなかったそうでしたが、その中で、どうするか、どうすれば強豪チームに勝てるのか、考えてきたそうです。このような考え方にもとても魅力があります。ぜひ、読んでみてください。

 

 国語担当の先生は「話の導入の始め方から、興味を引く工夫があり、聞いていて自分も読みたくなりました。様々な人の経験した話を聞くことができることも、読書の良さの一つですね。」と言っていました。覚悟を決めるということはとても大切なことで、人の大きなエネルギーを生んでくれると思います。こういう考え方を持っていると人生の分岐点で、逃げずに決断できると思います。

 

3年生が奉仕作業をしてくれました!

 昨日、今日は千葉県公立入試が実施されており、たくさんの生徒たちが受検に臨んでいます。ぜひ、今までの努力の成果を発揮してほしいと祈っています。

 受験が終わった生徒たちは、奉仕作業を行ってくれました。今まで使った校舎や校庭、後輩たちのために、きれいにしてくれました。一生懸命にきれいにしてくれる姿を見て、後輩への想いを感じ、ありがたいと思いました。また、3年生の廊下には「思い出ROAD」というタイトルで、美しい掲示物が貼られています。今までの想い出や後輩へのメッセージが詰まっています。

学級訪問2-7

 2年生の美術の授業では、今「つながる模様」をテーマに手作りのハンコでオリジナルの模様を作っています。2年7組はオリジナリティーあふれるデザインを作っている生徒がたくさんいます。2-7教室を訪問すると、「2022年を振り返って漢字であらわすと?」というテーマで、素敵な掲示物が作られていました。担任の先生の発案で、クラスでオリジナルで作ったそうです。いいですね。

 2年7組の雰囲気を聞いたところ、折戸さんは「何事もポジティブで、明るいところが良いところです。」と教えてくれました。賑やかになり、けじめがつかないこともあるそうですが、学級委員の松本さんは「元気で、ギャグセンスがあり、面白い人がたくさんいます。歌声交歓会のときは皆で同じマスクを付けたくらい、仲がいいです。みんないい人で、とても好きなクラスです。」と話してくれました。もう一人の学級委員の松崎さんにこれからの学級の取組を聞いたところ、「メリハリをつけていきたいと思います。明るくて元気なクラスという良い点は残していきたいです。」と言っていました。

 訪問したときは清掃の時間前でしたが、誰かの呼びかけがなくとも自分たちで机を運んで、時間を見ながら皆が行動していました。当たり前のことが当たり前にできているのがいいですね。これからも仲の良さを大切にして、いいクラスを作っていってほしいと思います。

「これがわが白山中学校の自慢です!」

 2年国語授業では、来年の新入生に向けて、白山中についての紹介スピーチに取り組んでいます。2年2組では、生徒各自の視点を持った、面白く、内容の濃い発表がされていました。

 発表の中で、タブレットを使った学習について、独自の観点で発表している生徒がいたので、紹介したいと思います。

 ~これがわが白山中学校の自慢です!~2年2組佐藤さん

 僕が白山中学校で自慢できることは、タブレット学習等、学習環境が整っていることです。

 白山中ではタブレット学習が盛んで、EライブラリやKahootなど、様々な学習用サイトを駆使して、学んでいます。特にKahootなんかでは、みんなでクイズをし、ランキングなどもあるので、クラスで盛り上がることができたり、少し息抜きしながら勉強というのもできます。他にも調べ学習をしたり、プレゼンをしたりなど、様々な学習をしているので、あらゆる知識を蓄えることができて、とてもすばらしいと僕は思います。

 ですが、タブレット学習では、注意しなければいけないことだってあります。先生の目を盗んでゲームができてしまったり、教育などにあまり適していないものを調べて流すことだってできます。ですが、自分たちで注意しあえたり、情報の取捨選択をしっかりすれば、タブレットはとても有意義に使えると思います。白山中にはすばらしい先生がいたりし、学習法もとてもいいもので、とてもよい学習環境だと思います。みなさんも白山中で学びましょう。 

 国語の担当教諭は「授業では、3年生として自分の学校のよいところを新入生に知らせようという趣旨でテーマを設定しました。今まで2年間タブレットを使った学習をやってきてこそ、タブレットの扱い方に考えが及ぶようになったのだと思います。すばらしいことです。」と話していました。

 本校でもタブレットを使った学習が広まってきていることを生徒の発表からも伝わってきます。何事も積み重ねが大事だとしみじみ思います。